- 更新日 2024.08.29
- カテゴリー オウンドメディア
記事作成の費用相場を解説|外注先の選び方やおすすめの記事代行会社も紹介
自社サイトのコンテンツを充実させるために、記事作成を外注したいと考えている企業も多いはず。しかし依頼にかかる費用がわからない、自社に最適な依頼先がわからないなどの理由で手を出せていないケースもあるでしょう。
本記事では、記事作成の費用相場を徹底解説し、外注先の選び方やおすすめの業者も紹介します。
なお、記事作成代行会社の探し方・選び方がわからない!という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
【種類別】ライターに依頼した場合の記事作成費用相場
記事作成をライターへ依頼する場合の費用は、依頼する記事の種類によっても異なります。ここからは、記事の種類ごとの費用相場を紹介します。
SEO記事
SEO記事とは特定のキーワードで検索をかけたとき、検索上位に表示されることを狙う記事のことです。相場は、1文字あたり3~6円程度。3,000文字の記事であれば9,000~18,000円程度の費用がかかります。
SEO記事は、文字単価ではなく月額料金での依頼をするケースもあり、平均の月額料金は30万円程度です。ただしSEO記事の費用は、SEOに関するノウハウだけでなくクオリティや専門知識の必要性などにより変動します。
インタビュー・取材記事
取材・インタビュー記事では、執筆だけでなく取材やインタビュー、音源の文字起こしなどさまざまな工程が必要になります。
そのため、一般的にはSEO記事より単価が高くなりやすいです。平均費用は10~25円/文字で、1記事2,000文字程度であれば2~5万円が相場です。
コラム記事
コラム記事は、特定のテーマに対し事実・根拠を示しながら説明する記事です。読者が興味を抱きやすいテーマに対し独自の意見が展開されるため、ファン獲得を期待できます。
コラムの作成費用は、文字単価1~3円程度。高度な専門知識が必要だったり依頼するライターが有名なコラムニストであったりする場合は、費用が高額になる可能性があります。
レビュー記事
レビュー記事は、商品やサービスを体験して実際の感想を伝える記事です。商品・サービスの基本情報に加え、良かった点や悪かった点をまとめます。そのため、読者が商品やサービス購入を判断する際の良い検討材料になります。
相場は、1文字あたり1~3円程度です。
専門記事
専門記事とは、法律や医療、金融などの専門知識が必要な分野に関する記事です。
正確なデータをもとに専門的な知識を読者へわかりやすく伝える必要があるため、有資格者や該当分野での実務経験がある方へ依頼するのが一般的です。
依頼費用は1文字あたり5~15円と高めな設定となっており、2,000文字の専門記事を依頼した場合は1~3万円程度が相場となります。
記事作成依頼時にかかる執筆以外の費用
記事作成にかかる費用は、執筆料だけではありません。以下のように、依頼する工程ごとに費用が発生します。
- キーワード選定費用
- 企画・構成費用
- ディレクション費用
- 打ち合わせ費用
- 取材費用
- 校正・校閲費用
- 入稿費用
- イラスト・画像などの作成費用
- 修正費用
- 専門書やオンライン資料の購入費用
- 監修費用
上記の費用について、順番に詳しく解説します。
キーワード選定費用
キーワード選定費用は、SEO記事を執筆する際のキーワード選定にかかる費用のことです。
思いついたテーマで記事を書いているのでは、検索上位は獲得できません。検索上位を獲得するには、どのキーワードで記事を作成するか考える必要があります。
キーワード選定を依頼すれば、実際にユーザーが検索をかけているキーワードを洗い出したうえで、結果を出すために書くべき記事を提案してもらえます。
キーワード選定にかかる費用は、1.5~10万円程度です。ただし、場合によっては50万円前後まで高くなるケースもあります。どのキーワードで記事を作成すべきか検討がつかない場合は、予算を超えない範囲でキーワード選定を依頼してみるのがおすすめです。
企画・構成費用
企画・構成も、記事作成において大事な工程です。企画・構成が不十分な状態で作成を進めてしまうと、読者に刺さる記事が作成できないでしょう。
検索上位を狙いたい、成約に繋げたいなど結果につながる記事を作成したいのであれば、企画・構成は十分に練ることが大切です。
企画・構成費用は記事の難易度や工数により異なりますが、3,000円~1万円程度が相場とされています。企画・構成の作り方がわからない、自社に担当できる人材が不足しているという場合は外注してみるとよいでしょう。
ディレクション費用
ディレクションは、大まかにいうとライターとやり取りをする仕事です。ライターが作成した記事の編集や進捗管理、採用業務などが該当します。
ディレクションを外注すれば、各ライターと直接やりとりする手間を省けます。ディレクションを依頼した場合にかかる費用は、1記事あたり5,000円~5万円です。
打ち合わせ費用
ライターとの打ち合わせにかかる費用です。直接会って打ち合わせを行う場合は打ち合わせに使用するスペースの利用代、オンラインミーティングなら通信費が該当します。
打ち合わせ費用の相場は、上限が2,000円程度です。ただし、30分未満という短時間の打ち合わせであれば支払いが発生しないケースも多いです。
依頼前にライターの人柄をチェックしたい、業務について顔を合わせながら説明したい場合は事前に打ち合わせ費用について確認しておくとよいでしょう。
取材費用
取材費用は、ライターに取材やインタビュー依頼するときにかかる費用です。相場は、1記事あたり1~3万円程度とされています。
校正・校閲費用
校正・校閲は、記事の品質を保つために重要な工程です。校正とは誤字脱字・文法をチェックし正しい文章に整える作業のこと。校閲は、記事の内容が事実と異なっていないかチェックすることを指します。
校正・校閲にかかる費用は、文字単価1~3円程度が相場です。ただし文章量が多い記事や専門性が高い記事などの校正・校閲では、相場よりも高い費用がかかる可能性があります。
入稿費用
Webサイト上への掲載作業にかかる費用で、1,500~3,000円が相場です。ただし、リンクの紐づけや画像のアップロード、テキスト調整など工数の多さによって料金は変動します。
イラスト・画像などの作成費用
イラスト・画像作成費用の相場は以下の通りです。
- イラスト・図解作成:3,000~1万円程度
- 写真選定:500~1,000円程度
- 写真の加工:1,500~5,000円程度
- 写真撮影:500~5,000円程度
イラスト・画像のクオリティは、依頼先によって差があります。クオリティの高さを求める場合は、プロのカメラマンやイラストレーター、デザイナーに依頼するのがおすすめです。ただし、プロに依頼する場合は相場よりも高額な費用がかかる可能性が高いため注意してください。
修正費用
修正費用は、ライターから納品された記事に対し修正依頼をかけるときに発生する費用のことで、1,000~5,000円が相場とされています。ただし、契約時に伝えた範囲内での修正であれば費用はかかりません。
費用が発生するのは、より良い記事となるように見出しを増やしたり、図解や表の作成をお願いしたりするなどの追加作業を依頼する場合です。
事前に説明したマニュアルが守られていない、表記が統一されていないなどの理由では修正費用は発生しません。
専門書やオンライン資料の購入費用
記事を書くために専門書や資料の購入が必要な場合、購入代金は依頼者側の負担となるケースが多いです。
ただし、インターネット上で情報収集ができるレベルでよい場合、ライターが購入した専門書や資料の購入費用は対象外となります。
資料や専門書の購入費用は、あくまでも専門書やオンライン資料の閲覧を依頼者側が求める場合に発生する費用であることを覚えておきましょう。
監修費用
監修費用とは、有資格者や専門家に記事の校閲や校正を依頼する際にかかる費用のことです。監修がつけると記事に対する信頼性が高まり、検索順位を決めているGoogleからの評価が良くなります。
監修費は依頼する相手や依頼方法によって異なりますが、一般的に1~5万円程度とされています。
ライティング費用が決まる4つのポイント
記事のライティング費用は、依頼する記事の難易度や文字数、依頼先などにより異なります。ここでは、ライティング費用が決まる4つのポイントを紹介します。
記事の種類や難易度
1つ目は、記事の種類や難易度です。専門的な知識や資格が必要だったり、完成までに必要な工数が多かったりするほど費用は高くなります。
ここで、SEO記事と取材記事の依頼費用の差をみていきましょう。
記事の種類 |
費用(2,000文字の場合) |
SEO記事 |
6,000~12,000円程度/記事 |
取材記事 |
20,000~50,000円程度/記事 |
上記を見てわかる通り、SEO記事よりも取材やインタビューなど工数のかかる取材記事のほうが単価は高くなります。記事の種類が同じであっても、専門性の高さなどによって費用には差が出てくるので注意してください。
記事の文字数
記事作成費用は、文字単価であるケースが多いです。そのため、依頼費用は1記事あたりの文字数によっても大きく変動します。
たとえば文字単価2円の場合、2,000文字では4,000円/記事ですが、6,000文字になると12,000円になります。
文字数は依頼費用に大きく影響するため、ライターへの依頼時には文字数を明示して、ライター側だけでなく自社でも費用感が明確にわかる形にするのがおすすめです。
依頼先
記事作成費用は、どこに依頼するかによっても異なります。記事作成の依頼先には、主にフリーランスのライター、制作会社、クラウドソーシングの3種類があります。
個人やクラウドソーシングで募集するライターは、一般的に制作会社よりも安価で依頼しやすい傾向があります。しかし、個人・フリーランスのライターに依頼する場合でも、過去の経験やスキル、実績などにより費用には幅があるのでよく確認しましょう。
納期
依頼から納品までの期間も、依頼費用を左右する重要なポイントです。通常、納期は依頼から3日~1週間程度が平均とされています。
翌日納品希望など短い納期で依頼する場合、ライター側に大きな負担がかかります。そのため、最短での納品を求める場合は相場よりも依頼費用が高額になるケースが多いです。依頼費用をできる限り抑えたいのであれば、余裕のある納期を設定するとよいでしょう。
記事作成を依頼できる主な3つの外注先
記事作成を依頼できる外注先には、主に以下3つがあります。
- フリーライター
- クラウドソーシング
- Web制作会社
上記に挙げた外注先について、順に詳しく解説します。
フリーライター
フリーライターは、個人で活動しているライターのこと。会社のような運営費用がかからないため、リーズナブルな料金で請け負ってくれるケースが多いです。
ただし、ライターによって得意分野や対応範囲、経験年数などが異なります。また、個人で活動しているため、基本的に月間50本などの大量な記事依頼は難しいケースが多いです。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、仕事を受注したい方と依頼したい方をつなげるサービスです。
クラウドソーシングで記事作成の募集を出すと、ライターからの応募があるので、自社に合う人材を見つけやすいです。
しかしクラウドソーシングは匿名利用ができる仕組みのため、なかには音信不通になるライターもいます。クラウドソーシングでライターを探す際には、信頼できる人かどうか見極めることが大切です。
Web制作会社
Web制作会社には複数のライターが在籍しており、企画・取材・執筆・校正・校閲・入稿など記事作成に必要な工程をまとめて依頼できます。
ライターの人数が多いため、大量の記事発注が可能であることも魅力。一部のライターがトラブルで対応できなくなった場合にも、別のライターに依頼するなどスケジュールに支障のないようWeb制作会社側で解決してくれます。
しかし、費用面はフリーライターやクラウドソーシングよりも高くなる傾向があります。
記事作成の外注先を選ぶときのポイント
記事作成の依頼先は、費用面だけで選ぶのはおすすめできません。依頼先は、以下4つのポイントを見て決めることが大切です。
- ライターの実績・評価はどうか
- 十分な記事作成体制が整っているか
- 依頼費用は予算内に収まるか
- 自社の要望に対し柔軟に対応してくれるか
ここからは、各ポイントについて順に詳しく解説します。
ライターの実績・評価はどうか
まず、ライターの実績・評価を確認しましょう。依頼前に候補となるライターから、実際に執筆した記事を提示してもらうと、実力を判断しやすくなります。
成果の出る記事作成を求めるのであれば、過去に執筆した記事の検索順位やPV数を具体的に確認するとよいでしょう。ただし、記事は編集によってブラッシュアップされるものです。提示された実績が必ずしも品質を保証するものではない点に注意してください。
余裕があればテストライティングを実施し、記事の品質やコミュニケーションの円滑さなどを確認しましょう。実績だけでなく他クライアントからの客観的評価も確認すると、ライターの信頼度やコミュニケーション能力をより判断しやすくなります。
十分な記事作成の体制が整っているか
依頼先を選ぶときには、在籍しているライターの人数が豊富かどうかも重要です。記事作成の体制が整っていないと、依頼してからスケジュールに影響が出る可能性があるためです。
依頼を考えているライターには、依頼したい記事数を提示したうえで十分なリソースを確保できているのかよく確認しましょう。
また、ライター側だけでなく自社側の発注体制を確認するのも重要です。メディアのガイドラインや記事作成のガイドライン作成は完了しているか、自社で対応する工程の人員は十分に確保できているのかよく確認しましょう。自社側・ライター側それぞれに十分な記事作成体制を確保できていれば、公開までスムーズに進行できます。
依頼費用は予算内に収まるか
依頼費用が自社の予算内に収まるかどうか確認するのも大切なポイントです。記事作成は執筆だけでなく企画・構成、取材・インタビュー、画像作成などさまざまな工程があり、各工程ごとに費用が発生します。
さらに、基本料金に加えて追加料金が発生するケースもあります。契約前には依頼したい範囲での費用はどのくらいか、追加料金が発生するのはどのようなときか確認しておくと安心です。
自社の要望に対し柔軟に対応してくれるか
自社の要望に対して、柔軟に対応してくれるかどうかも大切なポイントです。サイト運営を行うなかでは、方針変更や依頼業務の追加が発生する可能性もあるでしょう。状況が変化してきたときに「契約時と話が違う」などと断られてしまうと、計画通りに進められなくなってしまいます。
契約前には、柔軟に対応してもらえるか確認することも忘れずに行いましょう。
おすすめの記事作成代行会社5選
ここからは、おすすめの記事作成代行会社を5つ紹介します。依頼先がなかなか決められない方は、以下の中で合う業者がないか確認してみてください。
バクヤスAI記事代行
画像引用:バクヤスAI記事代行
バクヤスAI記事代行は、AI×人間による記事作成で高いパフォーマンスを実現している記事代行会社です。導入社数は70社を突破しており、6か月間でPV数を約4倍にしたという確かな実績も持っています。
AI搭載の独自システムで作成した記事をライターがチェックする形で、高品質な記事を毎月50本以上納品できる仕組みを構築しています。作業にかかる時間も短く、最短3日で記事を用意することが可能。1記事8,000円からと良心的な価格設定であるため、気軽に利用しやすい会社です。
株式会社Hub Works
画像引用:株式会社Hub Works
株式会社Hub Worksは、リーズナブルな価格でSEO記事・コンテンツ制作代行サービスを提供している会社です。SEOだけでなくリライト、インタビュー・イベントレポートなど幅広い種類の記事に対応しています。
記事制作に必要な工程をマニュアル化し、専属の制作チームを構築。100名以上の提携クリエイター・ライターが在籍しており、工場のように大量のコンテンツ生成を可能としています。
大手の広告代理店出身メンバーが在籍しておりマーケティングの視点も加わるため、より成果の出る記事作成を期待できるでしょう。
記事作成代行ウルトラ
画像引用:記事作成代行ウルトラ
記事作成代行ウルトラは、狙ったキーワードで検索上位を取るだけでなくCV(コンバージョン)獲得を狙えるSEO記事制作代行を提供する会社です。過去1年間で納品した記事のうち検索1位獲得は約40%、5位以内を獲得した記事は50%超えと業界屈指のパフォーマンスを実現しています。
最低文字単価3円という、クラウドソーシング並の低価格で依頼できるのも大きな魅力です。
株式会社ルーシー
画像引用:株式会社ルーシー
株式会社ルーシーは、「バス部式コピーライティング」を提唱した、記事作成にて圧倒的な成果・再現性の高さを確立している記事作成代行会社です。
過去執筆した全4,764本のうち検索1位は1,847本(38.77%)、10位以内は3,668本(76.99%)と多数の記事で結果を残しています。
サービス提供に携わるスタッフは、バズ部社員とバズ部が認定したライターのみ。成果の出せる記事を提供し続けられる環境が整っているため、安心して任せられます。
記事作成代行ドットコム
画像引用:記事作成代行ドットコム
記事作成代行ドットコムは、2011年に運営開始された老舗の記事作成代行会社です。納期厳守率は、業界トップクラスの98.24%。そのため、大量の記事依頼も安心して任せられます。翌日納品などの短納期の記事作成も対応可能としているため、コンテンツを急いで補充したいときにも頼れる会社です。
記事作成費用まとめ
記事作成の依頼費用は、記事の種類や依頼先、依頼する業務範囲により異なります。たとえばSEO記事は1文字あたり3~6円程度、取材記事は1文字あたり10~25円が相場です。
打ち合わせや校正・校閲、入稿など依頼する工程ごとに費用が発生するため、相場はあくまでも参考程度としてください。外注先を選ぶときには、ライターの実績・評価や記事作成体制などをチェックするのが大切です。本記事で紹介した内容をもとに、自社に最適なライターを見つけてみてください。
なお、記事作成代行会社の探し方・選び方がわからない!という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
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この記事を書いた人

宗形ミナ
専門分野: 金融、医療、介護福祉、アウトドア、ゲーム関連など
Webライター5年目。金融・医療・介護福祉・ゲームなど幅広い分野にてSEO記事作成に従事。徹底的なリサーチのもと、読者の課題解決や次のアクションにつながるよう毎日記事執筆に向き合っている。
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