SNSや動画でバズったキャンペーンサイト成功事例12選
キャンペーンサイトを制作するとき「とりあえず、きれいでおしゃれなサイトを作ろう」と考えていませんか?
デザインが整っているに越したことはありませんが、ただ見た目の美しさだけで話題を集めるのは至難の業です。バズを生むには、サイト単体ではなく他メディアとの連携や拡散の仕掛けが欠かせません。
本記事では、SNSや動画で実際にバズったキャンペーンサイトの最新事例を厳選してご紹介します。他社の成功例から、デザインや企画のヒントを得られる内容です。
あわせて、制作の具体的な手順、運用時の注意点まで、担当者が押さえておくべきポイントを網羅的に解説。次回のキャンペーン企画に役立つ一本となっていますので、キャンペーンサイト制作の際にぜひ参考にしてみてください。
※無料でダウンロードできるWebサイト制作事例集をご用意しています。こちらもあわせてご活用ください。
Webサイト制作事例をまとめました
WEBサイト制作・リニューアル事例集
この資料では以下の内容を紹介しています。
「WEBサイト新規制作事例集」
「WEBサイトリニューアル事例集」
無料でダウンロードする
※簡単な質問に答えるだけ!さくっとサイト制作の見積もりが知りたい方はこちらのシミュレーションがおすすめです。回答内容をもとに、Web幹事に登録されている5,000社の料金データから見積もりを算出します。
-
1.
SNSや動画でバズったキャンペーンサイト事例12選
- 1-1. 1. ファミリーマート 「いちご果肉入りホイップのメロンパン」無料クーポンキャンペーン
- 1-2. 2. 花王 ビオレUV「#SUNLIGHTISYOURSPOTLIGHT」
- 1-3. 3. ローソン 7種類アイス無料券チャレンジ
- 1-4. 4. みんなの銀行 5周年記念キャンペーン
- 1-5. 5. 牧場しぼり ミルクアイスキャンペーン
- 1-6. 6. SBI証券 デジタルギフトキャンペーン
- 1-7. 7. パチンコ e虚構推理 特設サイト公開記念
- 1-8. 8. ほっかほっか亭 × ドズル社 コラボキャンペーン
- 1-9. 9. Wizardry 45周年特設サイトオープン記念
- 1-10. 10. 東ハト「キャラメルコーン55周年スペシャルサイト」
- 1-11. 11. にじさんじ「8th Anniversary」特設サイト
- 1-12. 12. 池田模範堂 「ポケムヒS」スペシャルコラボ
- 2. キャンペーンサイトの主な種類と目的別の選び方
- 3. キャンペーンサイトのデザインと企画で集客を成功させる秘訣
- 4. キャンペーンサイト制作の具体的な手順と自社・外注の判断基準
- 5. キャンペーンサイトを制作・運用する際の重要な注意点
- 6. まとめ
SNSや動画でバズったキャンペーンサイト事例12選
キャンペーンサイトでバズを生み出すには、過去の成功例から「何がユーザーの心を動かしたのか」を読み解くのが近道です。無料クーポンの即時抽選、人気IPとのコラボ、周年記念の没入型サイトなど、拡散を生んだ仕掛けには共通点があります。
ここでは、SNSや動画で話題をさらった12のキャンペーンを紹介します。食品メーカーから金融、
エンタメまで業種はさまざま。自社の企画に応用できるエッセンスを、事例ごとの成功要因とともに見ていきましょう。
1. ファミリーマート 「いちご果肉入りホイップのメロンパン」無料クーポンキャンペーン
ファミリーマートの 「いちご果肉入りホイップのメロンパン」無料クーポンキャンペーンは、
対象商品の無料引換クーポンが抽選で1万名に当たる企画です。参加ハードルの低さと「その場で当たる」即時性が、爆発的な拡散を生んだ事例です。
ユーザーはファミマ公式アカウントをフォローして対象投稿をリポストするだけなので、応募しやすい点が魅力となっています。
また、応募後は特設サイトで即時抽選の結果がその場でわかる仕組みになっており、「当たるかも」という期待感がリポストを後押ししました。
結果として、投稿は11万リポスト超えを記録。当選結果をすぐ確認できる手軽さと、人気商品を無料で試せるという明確なメリットが噛み合い、フォロワー獲得と商品認知を同時に達成した好例です。
2. 花王 ビオレUV「#SUNLIGHTISYOURSPOTLIGHT」
参照:花王株式会社
ビオレUV『#SUNLIGHTISYOURSPOTLIGHT』は、人気グループStray Kidsとのコラボを軸に展開。熱量の高いファンを巻き込む「限定コンテンツ」が、エンゲージメントを跳ね上げました。
特設サイトでここでしか見られない限定動画コンテンツを公開し、ファンの「見たい」「共有したい」という欲求に応えました。コラボタレントの強い訴求力と、限定性による希少価値の掛け合わせ。これがファンの自発的な拡散を生む原動力となっています。
Xでは、いいねやリポストといった高エンゲージメントを獲得しました。ブランドのターゲット層とアーティストのファン層が重なる起用設計が、認知拡大とブランドイメージ向上を同時に実現した成功要因です。
3. ローソン 7種類アイス無料券チャレンジ
参照:株式会社エムディーピー
ローソンの7種類アイス無料券チャレンジは「タップ一つで完結する」導線設計が、19万リポスト超えという驚異的な拡散を引き寄せました。このキャンペーンの肝は、ユーザーの手間を極限まで削った参加スキームにあります。
投稿された画像をタップするとキャンペーンサイトへ直接遷移し、7種類のアイスの中からランダムで無料券が当たる抽選に即参加できる仕組み。「何が当たるかわからない」というゲーム性が、
ユーザーの参加意欲を刺激しました。
また、迷う余地のないシンプルな導線と、ランダム抽選のワクワク感。この2点が組み合わさり、
フォロー&リポストのアクションを爽快に後押しした結果が、19万リポストという数字に表れています。
4. みんなの銀行 5周年記念キャンペーン
みんなの銀行 5周年記念キャンペーンは、デジタルバンクであるみんなの銀行が開業5周年を記念して実施。周年という節目を「ユーザー参加型のお祭り」に変えた点が、拡散を加速させました。
応募者にはQUOカードがプレゼントされ、その応募条件をフォロー&リポストに設定することで、口コミによる拡散を狙いました。誰もが価値を理解しやすいQUOカードを景品に据えたことで、
銀行サービスに馴染みのない層まで応募の裾野が広がっています。
特設サイトでは周年の世界観を演出し、SNS投稿からの受け皿として機能。拡散を担うX投稿と、
ブランドを伝える特設サイトの役割分担が明確だった点が、認知向上につながった成功要因です。
5. 牧場しぼり ミルクアイスキャンペーン
牧場しぼり ミルクアイスキャンペーンは、グリコの牧場しぼりが展開したクイズ形式のインスタントウィン企画です。「クイズに答える」という小さな体験を挟むことで、参加と商品理解を両立させました。
ユーザーは出題されたクイズに答えるだけで、その場で当落がわかる仕組み。複雑な応募フローを排した手軽さが、参加ハードルをぐっと下げています。
クイズの内容を商品の魅力に絡めることで、ユーザーは楽しみながら自然と商品知識に触れられます。
SNS投稿から特設サイトへ誘導し、サイト上でクイズと抽選を完結させる導線設計。エンタメ性で関心を引きつつ、特設サイトへのアクセスを集める受け皿として機能させた構成が光ります。
6. SBI証券 デジタルギフトキャンペーン
参照:SBI証券
SBI証券 デジタルギフトキャンペーンは「高額当選を1人」より「少額を1万人」。当選確率の高さで大量拡散を狙った戦略です。このキャンペーンは、SBI証券が実施したデジタルギフトのプレゼント企画です。
1人あたりの金額を抑える代わりに、当選枠を1万人規模まで広げました。「これだけ枠があるなら自分も当たる」という期待感が、応募とリポストの心理的なハードルを下げています。
少額でも当選者が膨大になれば、その分だけ当選報告の投稿が増え、二次的な拡散が連鎖します。SNSで集めた関心は、商品詳細を載せたWEBキャンペーンページへ誘導。証券口座という検討ハードルの高い商材を、ギフトを入口に身近な存在へ変えた導線設計が成功要因です。
7. パチンコ e虚構推理 特設サイト公開記念
パチンコ e虚構推理 特設サイトは、人気作品を題材にしたパチンコ機「e虚構推理」の特設サイト公開を記念して企画されました。「みんなで目標を達成する」連帯感を演出し、ファンを巻き込んだ事例です。
採用したのは、フォロワーの増加数に応じてプレゼントの内容や当選数がグレードアップする連動型の仕組み。「自分が拡散すれば景品が豪華になる」という設計が、ファン同士の自発的な呼びかけを生みました。
個人の応募にとどまらず、ファンコミュニティ全体を動かす力が話題化のエンジンです。
盛り上がったSNSの熱量を、作品の世界観を伝える特設サイトへ流し込む。プレゼント企画で関心を集め、特設サイトでファン心理を満たす役割分担が機能しました。
8. ほっかほっか亭 × ドズル社 コラボキャンペーン
参照:ほっかほっか亭 × ドズル社 コラボキャンペーン特設サイト
ほっかほっか亭 × ドズル社 コラボキャンペーンは、熱狂的なファンを抱える人気IPとの座組みが、新規顧客の獲得を後押ししました。
お弁当チェーンのほっかほっか亭が、人気ゲーム実況グループ「ドズル社」とコラボして展開。
ドズル社は固定ファンの熱量が高く、コラボ商品やグッズの発表だけで大きな反響を呼ぶIPです。「推し」と店舗がつながることで、普段は来店しない若年層のファンが店舗へ足を運ぶきっかけになりました。
SNSではコラボ告知が一気に拡散。集まった注目を、特設サイトでコラボメニューや限定グッズの詳細へと丁寧に橋渡し。話題化はSNS、購買意欲の醸成は特設サイトという役割分担が、ファン心理を取りこぼさない構成です。
9. Wizardry 45周年特設サイトオープン記念
このキャンペーンは、ゲーム史に名を刻むRPG「Wizardry」の45周年を記念したものです。長い歴史を持つIPの「節目」を、ファンと再会する絶好のタイミングに活かしました。
周年を象徴する特設サイトのオープンと連動し、プレゼント企画を同時展開。サイト公開という話題に景品の魅力が加わることで、現役ファンはもちろん、かつて遊んだ往年のユーザーの関心まで呼び戻しました。
特設サイトはシリーズの歴史や世界観を凝縮した受け皿として機能。プレゼントで再訪のきっかけを作り、サイトでブランドの価値を改めて伝える流れが、認知の再活性化につながっています。歴史あるIPだからこそ、周年という資産を最大限に活用した好例です。
10. 東ハト「キャラメルコーン55周年スペシャルサイト」
東ハトの「キャラメルコーン55周年スペシャルサイト」は「見る」だけで終わらせない体験型の設計が、ユーザーをサイトに長く留めました。
目玉は、旅をテーマにポイントを集めていくインタラクティブなコンテンツ。ユーザーが自ら操作して楽しむ仕掛けにより、受け身の閲覧では生まれない没入感と滞在時間を引き出しました。
世界観に引き込むデザインも、周年の特別感を演出する要素です。能動的な体験はSNSでの「やってみた」投稿を誘発し、自然な拡散へとつながります。商品の歴史をただ説明するのではなく、遊びの中でブランドへの愛着を深めさせた構成が成功要因です。
11. にじさんじ「8th Anniversary」特設サイト
参照:にじさんじ「8th Anniversary」特設サイト
にじさんじ「8th Anniversary」特設サイトは、人気VTuberグループにじさんじの8周年を記念した特設サイトです。複数のコンテンツを束ねる「ハブ」として特設サイトを設計し、ファン体験を最大化しました。
特設サイトは、周年の世界観を表現したキービジュアルを軸に、没入感のあるデザインでファンを迎え入れています。特筆すべきは、コンテンツの多層性です。
記念グッズの販売、限定動画の公開、LINE連携による情報配信まで、ファンが楽しめる接点を1つのサイトに集約。それぞれが独立せず連動することで、訪れたファンを飽きさせない回遊性を生んでいます。グッズで所有欲を、動画で感動を、LINEで継続的なつながりを満たす。多面的にファン心理へ応える設計が、熱量の高い体験を作り出しました。
12. 池田模範堂 「ポケムヒS」スペシャルコラボ
池田模範堂 「ポケムヒS」スペシャルコラボは、人気タレントを起用してキャンペーンを展開したものです。タレントのファンを動かす「動画」と、行動を促す「特設サイト」を連携させています。
専用のコラボ動画でタレントのファンの注目を一気に集め、SNS上でのエンゲージメントを高めました。普段は医薬品に関心の薄い層にも、推しの出演という切り口で商品を届けています。
さらにサイト上に特別告知を用意し、動画で生まれた熱量を具体的なアクションへとつなげました。動画で感情を動かし、特設サイトで次の一歩を促す。両者を組み合わせた設計が、一過性で終わらないファンエンゲージメントを実現しています。
※無料でダウンロードできるWebサイト制作事例集をご用意しています。こちらもあわせてご活用ください。
Webサイト制作前にチェック必須!
Webサイト制作前の課題と効果がわかる事例をまとめました。
無料でダウンロードする
キャンペーンサイトの主な種類と目的別の選び方
12の事例を見て「自社でもやってみたい」と感じた方も多いのではないでしょうか。ただ、闇雲に真似ても狙った効果は得られません。キャンペーンには目的別にいくつかの「型」が存在し、それぞれ得意とするゴールが異なるからです。
拡散を狙うのか、購買につなげるのか、ブランドへの愛着を深めるのか。目的に合った型を選ぶことが、成果への最短ルートになります。ここからは代表的な4つの型を整理し、自社の目的に応じた選び方を解説します。
- SNS連動型キャンペーン
- 参加型・UGCキャンペーン
- 診断・クイズ・ゲーム体験型キャンペーン
- マイレージ・マストバイ(クローズド)キャンペーン
SNS連動型キャンペーン(X・Instagram・TikTokなど)
短期間で一気に認知を広げたいなら、SNS連動型が最有力候補です。
このタイプは、X・Instagram・TikTokといったSNSの拡散力を活用する手法。フォロー&リポストを応募条件にすることで、応募者のフォロワーへ情報が連鎖的に広がります。先述のファミリーマートやローソンの事例が代表例です。
最大のメリットは、低コストでフォロワー獲得と認知拡大を同時に狙える点にあります。新商品の発売告知やブランドの認知度を一気に高めたい場面と相性が抜群。即時抽選を組み合わせれば、
参加のハードルをさらに下げられます。
短期決戦で話題を作りたい企業に向いた型です。
参加型・UGCキャンペーン(写真投稿・コンテストなど)
ユーザー自身を「発信者」に変えることで、信頼性の高い口コミを生み出すのがUGC型です。
UGCとは、ユーザーが自ら生成したコンテンツ(User Generated Content)を指します。写真投稿やコンテスト形式で、指定ハッシュタグをつけた投稿を募るのが典型的なパターン。企業発信の広告よりも、生活者のリアルな声のほうが共感を呼びやすいという強みがあります。
投稿という能動的なアクションを通じて、ユーザーはブランドへの愛着を深めていきます。
集まった投稿はそのまま二次的な宣伝素材にもなり、資産として蓄積される点も魅力です。
ファンとの関係構築や、商品の使用シーンを広めたい企業に適しています。
診断・クイズ・ゲーム体験型キャンペーン
「楽しい」という感情を入口に、商品理解とサイト滞在時間を伸ばすのが体験型です。
診断・クイズ・ゲームといったインタラクティブな仕掛けで、ユーザーにエンタメ体験を提供します。牧場しぼりのクイズ形式インスタントウィンや、東ハトの旅テーマのポイント集めが好例。
ただ情報を読ませるのではなく、ユーザーを参加させる点に特徴があります。
遊んでいるうちに自然と商品知識が頭に入り、能動的な体験は記憶にも残りやすくなります。「面白かった」という体験はSNSでの共有を誘発し、滞在時間の延長にも直結。商品理解をじっくり深めたい場面や、ブランドに親しみを持たせたい場面で力を発揮します。
マイレージ・マストバイ(クローズド)キャンペーン
売上に直結させたいなら、購買を応募条件にするマストバイ型が選択肢になります。
このタイプは、対象商品の購入を応募の前提とするクローズドキャンペーンです。レシートやバーコードを応募の証明として使う仕組みが一般的。複数個の購入でポイントを貯めるマイレージ形式なら、一度の購買単価やリピート購入を引き上げる効果も狙えます。
最大の特徴は、応募が実売に直結する点にあります。認知拡大よりも、確実に商品を手に取ってもらいたい局面に最適です。新商品の試用促進や、既存商品の販売テコ入れといった、売上という明確なゴールを持つ企業に向いた型です。
売上に直結させたいなら、購買を応募条件にするマストバイ型が選択肢になります。
このタイプは、対象商品の購入を応募の前提とするクローズドキャンペーンです。レシートやバーコードを応募の証明として使う仕組みが一般的。複数個の購入でポイントを貯めるマイレージ形式なら、一度の購買単価やリピート購入を引き上げる効果も狙えます。
最大の特徴は、応募が実売に直結する点にあります。認知拡大よりも、確実に商品を手に取ってもらいたい局面に最適です。新商品の試用促進や、既存商品の販売テコ入れといった、売上という明確なゴールを持つ企業に向いた型です。
キャンペーンサイトのデザインと企画で集客を成功させる秘訣
集客を成功させる鍵は、「スマホ前提の設計」と「シェアしたくなる仕掛け」の2点に集約されます。
現在、キャンペーンサイトを見るユーザーの多くがスマホからのアクセスです。スマホ閲覧では「流し読み」が増えるため、冒頭でキャッチーなビジュアルを提示し、一瞬で世界観を伝える工夫が成果を分けます。読ませるより、見て感じさせる設計が有効です。
そのうえで拡散を狙うなら、「誰かに見せたい」と思わせる面白さやアイデアが欠かせません。
意外性のあるコラボ、その場で当たる即時性、参加して楽しいゲーム性。こうした感情を動かす仕掛けが、ユーザーの手を自然とシェアボタンへ導きます。
デザインの美しさはあくまで土台。スマホ最適化と拡散の仕掛けを掛け合わせて、初めて集客装置として機能します。
キャンペーンサイトのデザイン参考事例8選|作り方とポイントも解説【2026年最新版】 | Web幹事
キャンペーンサイト制作の具体的な手順と自社・外注の判断基準
成功するキャンペーンサイトは、思いつきではなく決まった手順から生まれます。企画から公開まで、踏むべきステップは大きく4段階です。
- ステップ1:目的とターゲットの明確化
- ステップ2:インセンティブ(景品)と企画の決定
- ステップ3:デザイン設計とシステム開発
- ステップ4:集客・告知プロモーションの実施
この流れを把握しておけば、自社で制作するか外注するかの判断もしやすくなります。社内にデザイナーやエンジニアがおらず、システム開発まで必要な企画なら、外注が現実的な選択肢です。
予算を抑えたいシンプルな企画なら、一部を内製する手もあります。各ステップの内容と、自社のリソースを照らし合わせて見ていきましょう。
ステップ1:目的とターゲットの明確化
すべての出発点は、「何のために」「誰に向けて」打つのかを定義することです。
ここが曖昧なまま進めると、企画もデザインも軸がぶれます。まずはKGI(最終目標)として、
売上向上なのか認知拡大なのかを設定。続いてKGI達成の中間指標となるKPIを、応募数やフォロワー増加数といった具体的な数値で定めます。
ターゲット設定も同じく重要です。年齢や性別、興味関心を絞り込むことで、響く景品や刺さるデザインが見えてきます。目的とターゲット、この2つの解像度がキャンペーン全体の精度を決めます。
ステップ2:インセンティブ(景品)と企画の決定
景品は「ターゲットが心から欲しいもの」を選ぶことで、参加の動機になります。
豪華なだけの景品だけでは、必ずしも応募は集まりません。SBI証券の事例のように、少額でも当選枠を広げて確率を上げる設計が効く場面もあります。ターゲットの欲求を起点に景品を組み立てるのが鉄則です。
企画づくりでは、参加ハードルの低さが拡散を左右します。「フォロー&リポストだけ」「タップで即抽選」といった手軽さが、応募者の裾野を広げる原動力。景品の魅力と参加のしやすさ、この掛け算で企画の成否が決まります。
ステップ3:デザイン設計とシステム開発
ユーザーがストレスなく応募を完了できる、UI/UXへの配慮が成果を支えます。
デザインはスマホ閲覧を前提に設計します。冒頭で世界観を伝えるビジュアルを置き、応募までの導線を迷わせない構成が基本です。見た目の美しさと操作のわかりやすさを両立させましょう。
システム開発では、応募フォームや抽選機能の構築が中心です。即時抽選やレシート応募など、企画によって必要な機能は変わります。アクセス集中にも耐える設計まで含めると、専門知識が求められる工程です。自社対応が難しい場合、外注を検討する分岐点になります。
ステップ4:集客・告知プロモーションの実施
どれだけ優れたサイトも、知られなければ存在しないのと同じです。
公開後は、ターゲットに届く形で告知を打ちます。中心となるのはSNSでの発信。
フォロー&リポストの仕組みが拡散の起点となり、応募の連鎖を生みます。
より確実にリーチを広げたいなら、Web広告の併用が効果的です。ターゲット層に絞った配信で、SNSだけでは届かない層にもアプローチできます。サイト制作と告知は両輪。公開がゴールではなくスタートだと捉える視点が成果を分けます。
キャンペーンサイトを制作・運用する際の重要な注意点
バズは大きな成果をもたらす一方で、運用を誤れば信頼を損なうリスクと隣り合わせです。
法律違反、個人情報の漏えい、アクセス集中によるサイトダウン。これらは担当者が事前に手を打てば防げるトラブルです。攻めの企画を考える前に、守りのリスク管理を押さえておきましょう。
景品表示法や著作権などの法的配慮
景品キャンペーンには、景品表示法(景表法)による金額の上限ルールが定められています。
商品購入を条件とする「一般懸賞」では、取引価額に応じて景品の最高額が変わります。取引価額5,000円未満なら取引価額の20倍まで、5,000円以上なら10万円が上限です。一方、購入を条件としないオープン懸賞には、この上限規制がありません。企画の型によってルールが異なる点に注意が必要です。
加えて、コラボ素材やタレント画像を扱う場面では、著作権・肖像権の侵害にも警戒しましょう。第三者の権利を含む素材は、使用許諾の範囲を必ず確認が必要です。正確な金額計算や個別判断は、消費者庁の公式情報を参照してください。
参照:消費者庁「景品表示法」
個人情報の取り扱いとセキュリティ対策
応募者から預かる個人情報は、企業の信頼を左右する重い責任をともないます。
氏名・住所・連絡先などを収集する際は、利用目的を明記したプライバシーポリシーの掲示が前提です。何のために情報を集め、どう管理するのか。応募者が納得できる形で示すことで、安心して参加できる環境が整います。
システム面では、収集データの暗号化や通信のSSL化といった対策が求められます。フォームからの情報漏えいは、一度起きれば信用回復が困難なトラブルです。委託先を使う場合は、その管理体制まで含めて確認しておくと安全でしょう。
参照:個人情報保護委員会
アクセス集中を見越したサーバー負荷対策
バズは喜ばしい反面、サイトダウンという最悪の事態を招く諸刃の剣です。
SNSで一気に拡散すると、想定を超えるアクセスが短時間に集中します。サーバーが耐えきれずサイトが落ちれば、応募できないユーザーの離脱はもちろん、ブランドへの不信感にもつながります。せっかくのバズを取りこぼす痛恨のミスです。
これを防ぐには、公開前のサーバー増強が欠かせません。想定アクセス数を多めに見積もり、
負荷分散やスケーリングに対応したインフラを準備しておきます。攻めの拡散戦略を打つほど、
足元を支える備えが成果を守ります。
まとめ
キャンペーンサイトは、きれいに作るだけでは支持されません。SNSでシェアしたくなる仕掛けと、目的に合った設計の掛け合わせがバズを生みます。
本記事で紹介した12の最新事例には、共通する成功の型がありました。参加ハードルを下げる即時抽選、人気IPやタレントを起用したコラボ、ファンを引き込む体験型コンテンツ。
どれも「ユーザーが思わず動きたくなる」設計が貫かれています。
自社で企画する際は、まず目的とターゲットを定めることがスタート地点です。そのうえで、SNS連動型・UGC型・体験型・マストバイ型から最適な手法を選び、景品とデザインを組み立てましょう。法的配慮や個人情報管理、サーバー対策といった守りの備えも忘れてはいけません。
とはいえ、「自社だけで設計しきる自信がない」「どの制作会社に頼めばいいかわからない」という担当者の方も多いはずです。そんなときは、ぜひWeb幹事にご相談ください。
Web幹事は、あなたの目的や予算に合わせて最適な制作会社を「人力で」マッチングするサービス。実際にWeb制作を経験したプロのコンサルタントが対応するため、業者選びの手間なく、
質の高いマッチングを受けられます。
ご相談はもちろん無料です。紹介された制作会社に必ず発注する必要もありません。キャンペーンサイトの企画でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
Q. バズったキャンペーンサイトの事例にはどのようなものがある?
バズったキャンペーンサイトの事例として「きのこvsたけのこ」「どん兵衛」等が挙げられます。その他の事例は記事をご参照ください。
Q. どのようなキャンペーンサイトが成功していますか?
キャンペーンサイトを成功させるには、共感や感動を引き出すストーリー性が重要です。インパクトのあるキャラクターや、面白さを前面に出したキャンペーンサイトが拡散されやすい傾向にあります。