SEO対策で役立つCMS5選。導入のメリットや選ぶポイントを解説

Webサイトの検索順位を上げるうえで欠かせないSEO対策。SEO対策にはさまざまな施策がありますが、CMSの機能を活用することでも対策が可能です。

そこで本記事では、「どういった機能がSEOとしてどのような効果があるのか」を知りたい方に向けて、CMSとSEOの関係性やCMS導入のメリット、おすすめのCMS5選を紹介します。

なお、CMSを活用したSEO対策を依頼できる制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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目次
  1. 1. CMSとSEOの関係性
    1. 1-1. CMSはサイトを効率よく作成・管理できるシステム
    2. 1-2. SEOは一般的に検索エンジンの上位表示を目指すための施策
    3. 1-3. SEO対策でCMSを導入するメリット
  2. 2. CMSの種類
    1. 2-1. オープンソース型
    2. 2-2. パッケージ型
    3. 2-3. クラウド型
  3. 3. SEO対策に役立つCMSの5つの機能
    1. 3-1. レスポンシブデザイン(複数端末への対応)
    2. 3-2. サイトマップの作成
    3. 3-3. コンテンツの管理機能
    4. 3-4. メタディスクリプションや画像の代替テキストの設定
    5. 3-5. プラグインによる機能拡張も可能
  4. 4. SEO対策で導入するCMSを選ぶときの4つのポイント
    1. 4-1. 搭載されている機能は豊富か
    2. 4-2. 社内で取り扱える操作性であるか
    3. 4-3. 導入コストは予算に合っているか
    4. 4-4. どういった外部システムと連携が可能か
  5. 5. SEO対策でCMSを導入する際の2つの注意点
    1. 5-1. カスタマイズするときは専門的なスキルが必要
    2. 5-2. セキュリティに関するリスクがある
  6. 6. 自社のみでCMSの導入が難しいときは制作会社への依頼も選択肢
  7. 7. 【まとめ】自社に合ったCMSを導入してSEO対策を充実させましょう

CMSとSEOの関係性

CMSにはさまざまな機能が搭載されており、いくつかの機能はSEO対策としての効果にも期待できます。ただ、CMSの活用には、専門的な知識が必要となることもあるため、はじめに理解を深めておくことが重要です。まずは、それぞれの基本的な概要について理解していきましょう。

CMSはサイトを効率よく作成・管理できるシステム

CMSとは、(コンテンツ・マネジメント・システム)を略したもので、Webサイトを構築・管理するためのシステムです。製品ごとにサイト制作に役立つさまざまな機能が搭載されており、効率よくコンテンツの作成や管理をおこなえます。

SEOは一般的に検索エンジンの上位表示を目指すための施策

SEOでは、一般的に以下のポイントが重要だとされています。

  • ユーザーの検索意図に対する適合性
  • コンテンツの信頼性
  • ユーザビリティ

ユーザーの検索意図に対する適合性

検索エンジンは、検索されたキーワードからユーザーの意図を推察し、適合する記事を検索上位に表示させると考えられています。たとえばGoogleの場合、「検索に対するGoogleの方針」にて、「最も関連性と信頼性が高い情報をユーザーへ提供する」ことを明記。判断する要因として、「検索クエリの単語」や「ページのコンテンツ」などが挙げられています(※)。

つまり、検索キーワードにマッチしたコンテンツを作成することで、検索エンジンからの評価を得やすくなるということです。具体的には、イトルやコンテンツ内の文章などに、キーワードや共起語を適切に盛り込んでいく必要があります。

参照:(※)Google Search|検索に対する Google のアプローチ

コンテンツの信頼性

SEOでは、コンテンツの品質も重要視される項目です。コンテンツの品質においては、一般的に以下の「E-E-A-T」が重要とされています。

  • 経験(Experience)
  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

ちなみにGoogleでは、「E-E-A-T」のレベルが高いコンテンツを評価するとしており、中でも信頼性は重要視するとしています(※)。検索順位にも大きく影響すると考えられているため、「E-E-A-T」を考慮したコンテンツづくりが必要です。

具体的な施策としては、情報リソースにおける出典元の明記をはじめ、運営者情報やコンテンツ作成情報の掲載、公開日の掲載などが挙げられます。

参照:(※)Google for developers|有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成

ユーザビリティ

Webサイトは、ユーザビリティが高いほど評価を得やすい傾向です。実際、Googleでは「Googleが掲げる10の真実」や「品質評価ガイドライン」などで、度々ユーザビリティに関する内容を記載。ユーザビリティは、SEOに大きな影響を与えると考えられます。

ユーザビリティ向上に向けた取り組みとしては、有益な情報の掲載をはじめ、内部リンクの最適化や適切なタグ設定などです。ユーザビリティが向上すると、検索エンジンからの評価も得やすくなります。

SEO対策でCMSを導入するメリット

Webサイトの運用でCMSを導入するメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。

  • Webサイト作成・更新・管理などの作業の効率アップを図れる
  • 専門的な知識が少ない人でもWebサイト運用に取り組みやすい
  • 外注費を抑えられる

CMSは、作業効率の向上を図れるのがメリットです。機能を活用することで、一からコーディングや設定を行う必要がなく、作業を簡略化できます。また、簡単な操作でタグ設定もできるため、HTMLやCSSの知識が少ない方でも、Webサイト制作や管理に取り組みやすいでしょう。

外注を検討している場合であっても、社内で対応できる箇所が多ければ、依頼業務を減らせるので外注費を抑えられます。

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CMSの種類

CMSは、大きく以下の3種類があります。

CMSの種類

オープンソース型

オープンソース型は、プログラムのソースコード(システムの基礎となる設計図)が、Web上に一般に公開されているタイプです。利用にライセンスは必要なく、誰でも自由に利用・改変・配布が可能で、カスタマイズ性にも優れています

また、ライセンス費用がかからないため、コストを抑えた導入ができることも魅力。機能を追加するためのプラグインも無料のものが豊富にあり、費用を抑えつつ、機能を充実させることも可能です。

【オープンソース型CMSの例】
  • Wordpress
  • Drupal(ドルーパル)
  • Joomla(ジュームラ)

一方、オープンソース型CMSは、基本的にベンダーによるサポートがありません。社内にプログラムの構築や保守作業のノウハウが少ない場合、自社のみでは対応できない可能性があります。加えてソースコードが開示されていることから、セキュリティが脆弱だとされており、サイバー攻撃や改ざんなどのリスクがある点にも注意が必要です。

パッケージ型

パッケージ型は、ソフトウェアのベンダー(提供会社)が独自で開発したCMSです。ライセンスを購入したあと、自社のサーバーにソフトウェア(CMS)をインストールして使用します。パッケージ型CMSは、ベンダーからのサポートが手厚いことが魅力です。サービスによっては、ベンダーが導入や運用のサポート、不具合などに対応してくれます。

【パッケージ型CMSの例】
  • Movable Type
  • NOREN
  • HeartCore

パッケージ型は、初期費用やライセンス利用料などのコストが発生するのがデメリットです。制作するページ数やユーザー数などの導入規模によって、ライセンス費用も高くなり、初期費用やランニングコストが膨らむ可能性があります。

クラウド型

クラウド型は、クラウド上(Web上)で管理されているサーバーを利用するタイプです。Web上で利用できるため、リアルタイムで情報共有をしながら、同時に複数人で作業が進められます。また、サーバーの準備やソフトウェアのインストールが不要なため、パッケージ型と比べて初期費用を抑えられるのも特徴です。

【クラウド型CMSの例】
  • Movable Type
  • BiNDup
  • HeartCore

なお、クラウド型のCMSは、サービスを提供する会社によって一括管理されているため、カスタマイズ性が低いことがデメリットです。機能を追加することが可能な製品もありますが、別途費用が発生することがあります。

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SEO対策に役立つCMSの5つの機能

SEO対策に役立つCMSの機能は、主に以下の5つです。

SEO対策に役立つCMSの5つの機能

レスポンシブデザイン(複数端末への対応)

CMSによっては、Webサイトにレスポンジプデザインを施すことが可能です。レスポンシブデザインは、Webサイトを複数の端末に対応させるためのデザイン手法で、ユーザビリティの向上やSEO対策の効果が見込めます。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンは、質の良いページが多いWebサイトほど高評価となる傾向です。レスポンシブデザインを施さずにデバイスごとにページを作成する場合、ページがそれぞれに存在するため、検索エンジンからの評価も分散。被リンク数の面より、検索エンジンからの評価が低くなる可能性があります。

レスポンシブデザインを施せば、1つのページで複数の端末に対応できるため、ユーザビリティの向上を図りつつ、検索エンジンの評価が低下するのを防ぎやすくなります。

サイトマップの作成

CMSには、サイトマップの作成機能が搭載されているものがあり、検索エンジンのための「XMLサイトマップ」の作成が可能です。

サイトマップは、サイトを訪問してきたユーザーや検索エンジンに、Webサイトの構造を伝えるためのページやファイルのことです。Webサイトの構成やページごとの内容を分かりやすく記載します。

サイトマップには、ユーザーのために作成する「HTMLサイトマップ」と、検索エンジンのために作成する「XMLサイトマップ」の2つがあります。

「XMLサイトマップ」を作成すると、サイトの構造やコンテンツの内容を検索エンジンに素早く伝えることが可能です。GoogleやYahoo!などの検索エンジンでは、クローラーと呼ばれるロボットがWeb上を巡回(クロール)しており、Webサイトの情報を収集しています。

「XMLサイトマップ」を作成すれば、Webサイトの情報を発信することができ、クローラーの巡回を促すことが可能。検索エンジンにWebサイトが登録される「インデックス」がされやすくなり、検索上位表示に期待できます。

コンテンツの管理機能

CMSを活用したコンテンツの管理も、SEOには効果的です。たとえば内部リンクの設置は、Webサイトの評価を高めるのに有効。関連するページに内部リンクを設置することで、ユーザーがサイト内を回遊しやすくなり、Webサイトの評価も高くなりやすいと考えられています。

しかし、ページ数が多いWebサイトの場合、コンテンツの管理が煩雑になりがちです。関連性の薄いコンテンツ同士を紐づけたり、内部リンクの設置漏れがあったりすると、ユーザーのサイト内回遊率の向上は期待できません。

一方でCMSにはカテゴリ別にコンテンツを管理できる機能や、検索機能が搭載されているものがあり、導入することでコンテンツを管理しやすくなります。

メタディスクリプションや画像の代替テキストの設定

メタディスクリプションの設定や画像の配置は、コンテンツの内容を分かりやすく伝えることができ、SEOとしても有効です。しかし、メタディスクリプションや画像の代替えテキストの設定には、HTMLタグを使用する必要があり、一から設定するにはそれなりの知識が必要となります。

一方でCMSには、容易な操作でタグを設定できる機能があり、知識の少ない方でもタグ付けが可能です。また、HTMLの知識があったとしても記述する手間を省いたり、記述ミスを防いだりできるため、作業の効率化を図れます。

プラグインによる機能拡張も可能

プラグインとは、CMSにインストールできる拡張機能(ソフトウェア)です。CMSにプラグインを追加することで、CMSの機能を充実させることができ、さまざまな施策を実施できます。

プラグインは種類も豊富で、サイト内部のSEO対策に有効な機能を備えたものもあります。XMLサイトマップの自動送信をはじめ、検索キーワード分析やSEOコンテンツ分析などが搭載された製品は、とくにSEO対策として効果的です。

そのほか、画像サイズの最適化といったクオリティアップに関するものも、Webサイトの表示速度の向上が図れ、検索エンジンから高評価を得やすくなります。

SEO対策で導入するCMSを選ぶときの4つのポイント

SEO対策として導入するCMSは、以下のポイントをおさえて選ぶのがおすすめです。

SEO対策で導入するCMSを選ぶときの4つのポイント

搭載されている機能は豊富か

CMSを選ぶときは、自社の目的に適した機能が搭載されているかをチェックしましょう。たとえば集客を増やしたいのであれば、SEOやマーケティングに関する機能が充実したCMSを選ぶ必要があります。また、コンバージョンやサイトの現状を把握したいときは、分析機能が豊富なものを選びましょう。

なお、CMSの機能はプラグインでのちほど追加もできますが、不具合が生じるケースもあります。標準搭載されている機能が豊富なCMSであれば、プラグインを活用する頻度を少なくできるので、不具合が発生するリスクを減らせるでしょう。

社内で取り扱える操作性であるか

CMSは、製品ごとに操作性が異なり、機能が充実しているほど、複雑になりやすい傾向です。どれだけ高性能であっても、あまりにも複雑な場合、使いこなすことができず、Webサイト運用にも支障をきたす恐れがあります。

導入するCMSは、Webサイト運用に携わるメンバーが使いこなせるものがベストです。なお、機能や操作性については、CMSの公式サイトだけでは判別しづらい場合があります。そういったときは、口コミを参考にしてみるのもよいでしょう。

もしお試し利用がある場合には、メンバーで使用感を確かめてみるのがおすすめです。

導入コストは予算に合っているか

CMSは製品によって、費用が大きく異なるため、予算に合ったものを選びましょう。初期費用を抑えたいのであれば、オープンソース型がおすすめです。無料で利用できるものが豊富なため、導入費用やランニングコストを抑えられます。

一方でパッケージ型は豊富な機能が搭載されており、セキュリティ対策も充実している分、導入費用は高くなる傾向です。製品によっては、数万円〜数十万円の初期費用が発生します。

ただし、CMSは単に安ければ良いというわけではありません。必要な機能が備わっていないと、プラグインで機能を追加する必要があり、手間やコストがかかります。またセキュリティ対策が不十分なときは、セキュリティ強化が必要となるでしょう。

CMSはコストだけでなく、自社の現状や必要な機能を踏まえたうえで、総合的に判断することが大切です。

どういった外部システムと連携が可能か

CMSを導入する際は、連携できる外部システムの種類についても確認しておきましょう。目的に適した外部システムと連携することで、サイト内のユーザビリティ向上を図ったり、マーケティングを円滑に進めやすくなったりします。

たとえばWebサイトで目標達成を目指す場合、PDCAサイクルが重要となり、サイトの分析や改善が必要です。CMSとCRMシステムやMAツールを連携させておけば、サイト分析や管理、DMをはじめとする施策を効率よくおこなえるので便利です。

また、ECサイトでコンバージョン率アップを図るなら、決済代行システムやPOSシステムとの連携が効果的といえるでしょう。さまざまなシステムと連携できるCMSであれば、マーケティングの幅を広げられる可能性があります。

SEO対策でCMSを導入する際の2つの注意点

SEO対策としてCMSを導入する際は、2つの注意点について理解しておきましょう。

SEO対策でCMSを導入する際の2つの注意点

カスタマイズするときは専門的なスキルが必要

Webサイトは、CMSの機能を活用すれば、ある程度カスタマイズが可能です。しかし、デザインを大幅に変更したり、テンプレートを大きく改修したりするときなどは、HTMLやCSSに関する知識が必要になります。

自社にWebサイト構築に関するノウハウが少ない場合は、できるだけサポートが充実しているCMSやパッケージ型の導入を検討しましょう。サポートを受けることができれば、課題を解決しやすくなります。

セキュリティに関するリスクがある

オープンソース型CMSは、汎用性が高い分、セキュリティリスクに注意です。ソースコードが公開されているため、改変がしやすく、ハッキングやウィルス感染のリスクがあります。

提供元からのサポートが受けられないケースもあるため、オープンソース型のCMSを導入する際は、自分でセキュリティの強化が必要です。自分で取り組めるセキュリティ対策としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 最新のバージョンを維持する
  • セキュリティプラグインを利用する
  • WebサイトをSLL化する
  • 定期的にバックアップを取る

ハッキングや情報漏えいが発生すると、企業の信頼性に大きく影響を及ぼすため、CMSを導入するときはセキュリティ対策を充実させましょう。

自社のみでCMSの導入が難しいときは制作会社への依頼も選択肢

CMSは、Webサイトの構築・管理を簡略化してくれるものの、作業を進めるにあたってはWebに関する最低限の知識は必要です。また、独自の機能を実装したいときやテンプレートを大幅に改変する場合などには、専門的な知識も必要となるでしょう。

自社のみで対応が難しいときには、Web制作会社への依頼を検討するのがおすすめです。制作会社によっては、SEOに関するサポートや施策代行を依頼できるため、CMSでのSEO対策がうまくいかないときは利用を検討してみましょう。

【まとめ】自社に合ったCMSを導入してSEO対策を充実させましょう

CMSを活用したWebサイト制作は、作業効率化を図れるだけでなく、SEO対策としても有効です。サイトマップ作成やレスポンシブデザインなどを実施すれば、ユーザビリティ向上を図れるとともに、検索エンジンからの評価も得やすくなります。

ただし、CMSは種類も豊富で、費用や搭載される機能が異なるため、自社の目的に適した製品を導入することが大切です。本記事を参考にして、自社に合ったCMSを探しましょう。

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