コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、価値あるコンテンツを制作・提供することで、ニーズが潜在的な顧客との関係性を構築し、購買・サービス利用・ファン化へ導く一連のマーケティング手法。

コンテンツマーケティングっていくらかかるの? 費用や料金がわかりにくいコンテンツマーケティング。
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コンテンツマーケティングの費用と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

目次
  1. 1. コンテンツマーケティングに関して制作会社とのよくあるやり取り
  2. 2. コンテンツマーケティングの役割や必要性
    1. 2-1. 従来のマーケティング手法
  3. 3. コンテンツマーケティングのメリット・デメリット
    1. 3-1. メリット
    2. 3-2. デメリット
  4. 4. コンテンツマーケティングの運営費用や効果実感までの期間の目安
  5. 5. コンテンツマーケティングの主な手法
    1. 5-1. オウンドメディアやブログ
    2. 5-2. 動画コンテンツ
    3. 5-3. その他(PDF資料ダウンロードやメルマガ)
  6. 6. コンテンツマーケティングの成功事例と失敗パターン
    1. 6-1. 成功事例
    2. 6-2. 失敗するときにありがちなパターン
  7. 7. コンテンツマーケティングやオウンドメディアに強い制作会社の選び方

コンテンツマーケティングに関して制作会社とのよくあるやり取り

制作会社 コンテンツマーケティング用に新規サイトを制作し、見込み客を獲得しましょう!

発注者 ええ、検討したいと思います……(そもそもコンテンツマーケティングってなんだろう)

制作会社 コンテンツマーケティングはユーザーにとって有益となる情報発信が重要なんです。だから、コンテンツの質もそうですが、記事や動画を定期的に作成しつづけないといけませんよ!

発注者 そうなんですか……(成果が出るまでの期間とか、コストとか、費用対効果とか、上司になんて説明しよう……。メリットもデメリットもよくわからないし、そもそも、成功事例ってあるのかなぁ?)

コンテンツマーケティングといわれてもなかなかピンとこないのではないでしょうか。
そこで、このページでは、

  • コンテンツマーケティングとは、具体的にはどんなことをするのか
  • メリット・デメリットは何か
  • 成功事例や失敗パターンにはどんなものがあるのか
  • 「コンテンツSEO」とは何が違うのか

など、周辺情報も含めてかみ砕いて説明していきます。

コンテンツマーケティングの役割や必要性

冒頭で説明した通り
コンテンツマーケティングとは、価値あるコンテンツを制作・提供することで、ニーズが潜在的な顧客との関係性を構築し、購買・サービス利用・ファン化へ導く一連のマーケティング手法です。
つまり、

  1. 価値あるコンテンツを制作・提供
  2. ニーズが潜在的な顧客との関係性を構築
  3. 購買・サービス利用、ファン化へ導く

という3ステップで成り立っているということです。

≪参考:コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの違いとは?≫
コンテンツSEOとは、ユーザーにとって価値あるコンテンツを制作・提供することで、自分の記事が検索エンジンで上位表示されることを目指すことです。
つまり、コンテンツSEOは検索エンジンでの上位表示を目的としたものなのです。
対して、コンテンツマーケティングは、ニーズが潜在的な顧客との関係性を構築し、購買・サービス利用・ファン化へ導くことが目的です。

このように、両者はその目的が異なる概念であることを理解しておきましょう。
また、コンテンツSEOはコンテンツマーケティングの入り口として利用できる手段です。
制作したコンテンツが検索エンジンで上位表示されるように対策すること(つまりSEO)で、ニーズが潜在的な顧客との接点をより多く持つことができるからです。

では、なぜ今コンテンツマーケティングが必要なのでしょうか。

従来のマーケティング手法

これまで、何かを「売ろう」とするとき、まず行っていたことは、

  • 雑誌広告
  • テレビCM
  • ダイレクトメール
  • インターネット広告
  • テレアポ
  • 訪問

など、「売り込み型」「プッシュ型」と呼ばれるようなスタイルでした。

しかし近年、こういった宣伝手法・営業手法が、通用しなくなってきているのです。
誰もが手軽にインターネットにアクセスできる現代においては、欲しいものに関する情報は自分で積極的に探すことが当たり前。

欲しいものが決まっている消費者に対して、
「こんな新商品ありますけど、どうですか?」
と売り込みをかけたところで、
「あ、それならもう買うブランド決めてるんで」
と言われて終わりです。

このような時代になった今、必要になるのが、コンテンツマーケティングです。

コンテンツマーケティングのメリット・デメリット

メリット

1、コンテンツ蓄積が資産形成につながる

たとえば、ブログを立ち上げて記事を書いたとします。
その記事が価値あるものであり続ける限り、その記事は顧客との接点であり続けます。
つまり、資産として残るのです。
そして、価値ある記事を増やせば増やすほど、顧客との接点も増え、コスト効率が良くなっていきます

2、提供しているコンテンツの専門家として信頼される

顧客にとって価値ある情報を常に提供し続けることによって、あなたの会社がその分野の専門家であると認識されるようになります。
専門家であると認識されると、その分野の情報を知りたいときには、まずはあなたの会社に相談したい、というように、信頼されるようになります。

3、価値ある情報を伝えることでユーザーの好感度アップ

顧客にとって価値ある情報を常に提供し続けることで、あなたの会社は顧客にとって特別になっていきます。
つまり、あなたの会社が、「いつも役立つ情報を提供してくれるあの会社」になるのです。
もっとカジュアルな言い方をすれば、「あの人はいい人だ」という状態になるということです。

こうなると、顧客は、他社と比較検討することなく無条件にあなたの会社の商品・サービスを選ぶ可能性が高くなります。
また、継続的に選ばれ続ける可能性も高くなりますし、シビアな価格競争から解放される場合もあります。

4、情報の拡散性が高い

広告とは違い、あなたが提供する情報は、検索エンジンなどから顧客が自然に見つけてくれます
また、その情報が価値あるものであったり・面白いものであったりすれば、SNSなどで自然に拡散されます。

5、国内外問わず、幅広いユーザーとの接点になる

例えば、北海道の小さな会社が、全国に存在する潜在的な顧客にアプローチすることができます。
同じことは世界規模でも言うことができます。
英語や中国語など、多言語に対応するような仕様にすれば、ビジネスチャンスを世界中に広げることができるのです。

デメリット

1、コンテンツの継続的な発信

コンテンツが資産になるというメリットは裏を返せば、価値あるコンテンツを提供し続けていかないと、コンテンツマーケティングを成功させることはできない、ということです。
価値あるコンテンツを提供し続けていくためには、ユーザーのニーズや、社会のトレンドに敏感でなければなりません。

また、それらをコンテンツとして落とし込んでいく作業も大変なものです。
このように、コンテンツマーケティングは、手間がかかるものであるということを理解し、できるだけ効率的にコンテンツを生み出し続けられるような仕組みを作ることが重要です。

2、成果がでるまでに時間がかかるため長期的な取り組みが必要

コンテンツマーケティングは、ニーズが潜在的な顧客との関係性を構築するものです。
そのため、すぐに購買などの結果に結びつきにくい性質があります。
また、どのくらいの期間で、どのくらいの効果が上がるか、というような、ROI(投資対効果)も予測しにくいものです。

一方で、資産として価値が蓄積されていけばいくほど、コスト効率が良くなっていくものでもあります。
コンテンツマーケティングを実施する際には、上司や経営者に対し長期的な視点で判断してもらいたいということを説明し、理解してもらっておく必要があります。

コンテンツマーケティングの運営費用や効果実感までの期間の目安

コンテンツマーケティングを始めるにあたりどれくらいの費用がかかるのか、効果がでるまでにどれくらいの期間が必要なのか、把握した上で実施するか判断する必要があるかと思います。

目安費用は以下の通りです。
サイト構築費:50〜200万円
記事作成費用:30〜100万円/月 ※コンテンツをアウトソースする量による。

オウンドメディアの制作費用の相場 コンテンツマーケティングに必要なオウンドメディアを制作会社に依頼したときの費用と料金相場については、こちらをご覧ください。
オウンドメディア構築の費用と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

実は、コンテンツマーケティングは、67.9%以上の会社が何らかの形でアウトソースしています。
そのアウトソース費用が月々発生するということを知っておく必要があります。
できる限りアウトソースを減らし、記事を内製する体制作りも重要となってきます。

成果の実感については、「成果」が何を意味するかが企業によって様々ではありますが、多くの企業が成果を実感するのは、6か月から1年の間のようです。
※この項のデータは、https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/05/28234に記載の情報に基づいています。

コンテンツマーケティングの主な手法

オウンドメディアやブログ

ブログの記事は、1記事1記事書くごとにインターネット上に蓄積されていきます。
コンテンツマーケティングは、資産として蓄積していける部分に大きなメリットがあるものですから、基本的にはストック型コンテンツであるブログなどで記事を作成していくべきです。
その上で、作成した記事についてSNSで共有する、という使い分けが効率的です。

動画コンテンツ

YouTubeの動画コンテンツを見ることが当たり前の時代になりました。
SNSでは、FacebookやTwitter、Instagram上で動画を投稿・鑑賞する人も多く、ついには動画SNSのTikTokも登場し、人気を博しています。
このような時代において、動画コンテンツが重要であることは言うまでもありません。動画経由での集客も、考えていく必要があります。

その他(PDF資料ダウンロードやメルマガ)

メールマガジンでの情報発信や、インターネット上でダウンロードできるPDF資料もコンテンツマーケティングの手法のひとつです。
これらは昔から使われている手法ではありますが、コンテンツマーケティングの文脈で捉えなおして利用していく必要があります。

コンテンツマーケティングの成功事例と失敗パターン

成功事例

1、ライフネットジャーナル オンライン

ライフネットジャーナル オンライン

ライフネットジャーナル オンラインは、生命保険会社である、ライフネット生命が運営するwebメディアです。
ライフステージが変わるタイミングで加入を検討することが多い生命保険ですが、あらかじめ潜在的な顧客と接点を持っておくことによって、「いざ加入しよう」というときに、一番最初に思い浮かべてもらい、加入につなげることを目的としています。
サイトを見る

2、WE♥Expedia

WE♥Expedia

WE♥Expediaは、旅行サイトExpediaが運営するwebメディアです。
旅先で何をするかが決まっていない人に対してアプローチできるような記事を作成し、潜在的な顧客の取りこぼしがないようにすることをひとつの目的としています。
サイトを見る

オウンドメディアの成功事例をご紹介 コンテンツマーケティングやオウンドメディアの成功事例をまとめました。
成功要因を知りたい方はこちらをご覧ください!
プロが選んだオウンドメディアの成功事例11選!本当に参考になるものだけご紹介!

失敗するときにありがちなパターン

1、コンテンツの制作が滞り、更新されなくなる

コンテンツマーケティングのデメリットの箇所でも説明しましたが、コンテンツは継続して更新していかなければなりません。
更新が途絶えないようにするためには、効率的にコンテンツを生み出し続けられるような仕組みを作ることが必要です。

2、効果測定するための指標設定ができていない

継続的に新しいコンテンツを提供できている場合でも、ただただ更新していくこと自体が目的となってしまっている場合は、コンテンツマーケティングとしては失敗です。
購入や資料請求、お問い合わせ、ECサイトへの流入、アクセス数アップによる露出増加など、数字で判断できる指標を設定し、効果の測定を行わなければ意味がありません。

3、自社が作りたいコンテンツばかり発信する

コンテンツマーケティングは、ユーザーにとって価値あるコンテンツを制作・提供するものです。
あなたが作成したいコンテンツを作成するのではなく、ユーザーのためになるコンテンツコンテンツを作成していく必要があります。

ユーザーが求めているコンテンツをうまく発信している事例として、バス部というサイトがあります。ぜひ参考にしてみてください。
バズ部

参考:コンテンツマーケティングで失敗する企業の特徴 オウンドメディアで失敗する企業の特徴7選!中長期的に考えるのが重要

コンテンツマーケティングやオウンドメディアに強い制作会社の選び方

コンテンツマーケティングやオウンドメディアに強いホームページ制作会社を「Web幹事」で探すことができます。

「コンテンツマーケティングに強い」ホームページ制作会社一覧|Web幹事
オウンドメディア制作に強い制作会社まとめ

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