- 更新日 2023.09.19
- カテゴリー ECサイト
ECサイト構築のASPカート23選を徹底比較
ECサイトを立ち上げるためには、最初にECサイトを作成できるサービスを選ぶことになります。しかし、初心者にとっては選択肢多すぎて迷うはず。
ECサイト作成サービスのなかで、低コストで簡単に利用でき、はじめてECサイトを運営する方にもおすすめは「ASPカート」。ただし、ASPカートにもいくつものサービスがあり、違いを見極めて自社に合ったシステムを選ぶには難易度が高くなります。
そこで本記事では、主要なASPカートの機能や特徴を表にして比較し、おすすめのASPカートを選定するための方法を解説します。
いきなり難しい専門用語が登場しましたが、初めてECサイトを運営する方に向けて解説していますので安心してください。
※これからECサイトを構築する方やリニューアルを検討されている方はWeb幹事にご相談ください。最適な会社を無料で選定いたします。相場の情報を知りたいという相談でもOKです。
ECサイト制作に役立つ記事もご覧ください 【プロ監修】売れるECサイトの作り方を準備から開設・集客まで解説
ECサイトと分類について
そもそもECサイトとは、「インターネット上でショッピングができるウェブサイト」のことです。
インターネット上で電子的な商取引を行うウェブサイトの総称です。
電子商取引=Electlic Commerce(エレクトリックコマース)を略して「イーコマース」「EC」など呼びます。ネットショップ、オンラインショップと呼ばれる、インターネット上で商品の購入ができるウェブサイトはすべてECサイト。
それ以外にも、オークションサイトやコンテンツ配信サイト、オンライントレードなどもECサイトに含まれます。
モール型と自社ECの大きく2種類がある
メリット |
デメリット |
|
---|---|---|
ECモール |
・モールに集客力があるので 商品を見てもらえやすい ・モールを訪れた人の商品購入率も 自店舗ECに比べて高い |
・モール側に払う手数料が高め ・リピーターを獲得しにくい |
自社EC |
・デザインや商品の見せ方など オリジナルのお店にできる ・リピーター獲得を目指せる |
お店の存在を知ってもらうための集客施策に苦労する |
ECサイトを大きく分けると、「モール型サイト」と「自社ECサイト」の2種類に分けられます。
モール型サイトはAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのように、多数の企業が加入するショッピングサイト。自社ECサイトは、企業単独のショッピングサイトのことです。実店舗でたとえると、モール型サイトはさまざまなテナントが入居している百貨店やショッピングモール、自社ECサイトは路面店のようなもの。
一般的に、自社ECサイトを略してECサイトと呼ぶことが多く、モール型サイトは「ECモール」や「モール」と呼ばれます。
ECを運営される場合は、自社のECサイトと合わせてECモールにも出店することをおすすめしますが、この記事ではASPカートに特化して解説します。
ECサイトを構築する主な方法5つ
モール
画像引用:Yahoo!ショッピング
ECモールとはその名の通り、ショッピングモールのような複合型のECサイト。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、すでに集客母体があるサイトに自店舗を出店するタイプです。
モールサイト自体に集客力があります。ECモールはSEOに強く、色んな商品名で検索したとき、ほとんどAmazonや楽天などのモールサイトが上位表示されます。新規顧客との接点をより多くもちたい場合にECモールはおすすめです。
ただし、Amazonや楽天市場サイトは、元々サイトデザインも決まっています。そのため、他店との差別化や、固定ファン獲得はしづらいです。
パッケージ
画像出典:ABC-MART.net
パッケージとは、ECサイトを構築するために必要な機能があらかじめパッケージ化されているサービス。ABCマートのECサイトもECパッケージで作られた事例です。ECサイト構築に必要な機能が充実していて、独自性の高いECサイトを構築できるカスタマイズ性があります。代表的なパッケージとしては、「EC-Orange」「ebisumart」などが挙げられます。
ただし導入費用が高額。費用の目安は100万円〜500万円ほどです。そのため、少なくとも年商1億円規模以上を前提に、さらにビジネスを加速させたいECサイトに適するものとなります。
オープンソース
画像引用:EC-CUBE
オープンソースは、無料かつ商用利用できるソフトを用いて、ECサイトを作成する方法。代表的なオープンソースソフトとして、「EC-CUBE」が挙げられます。
ソースコードがソフト側から開示されているため、専門知識があればカスタマイズの幅が大きく広がり、自由なデザインに作り上げられます。ただし、カスタマイズには専門知識を持ったエンジニアが必要です。
フルスクラッチ
パッケージやオープンソースなど既存のものを用いず、0の状態から独自にECサイトを構築する方法。カスタマイズの自由度が最も高く、古くなったシステムのアップデートもプロバイダーに頼らず自社で自由にできます。
ただし、デザインやショッピングカート機能、セキュリティ面など、サイト制作に関する高度な知識・技術が必要。そして他のECサイト構築方法に比べて最も難易度が高いです。
ASP
※BASEのECサイト作成画面
ASPとは「Application Service Provider」の略で、インターネット上で共通のサービスを利用するもの。ブログやSNSのように、みんなが共通のサービスを使ってECサイトを始めます。
「クラウドサービス」とも呼ばれることもあります。初めてECサイトを作る初心者におすすめです。導入コストが安く、エンジニアなどでないと対応が困難なセキュリティ・バグ対応はASP提供社が対応・管理してくれます。
ただし、サイトのデザインをアレンジしたり、機能をカスタマイズするのはできません。できるASPでも制限があるので、いずれにせよ自由度に限度があります。
関連記事:【プロ監修】売れるEC・ネットショップの始め方!準備から開設・集客まで徹底解説
ECサイトの立ち上げはASPがおすすめ
自社ECサイトを立ち上げる手段として、1からオリジナルで作るスクラッチ開発よりも、コストと手間を抑えられる、ASPカートの利用がおすすめです。ASPカートを導入すると、アカウントを発行するだけで、以下のような機能をインターネット上で利用できるようになります。
・商品ページを含む各ページ作成
・商品をカゴに入れ、購入まで至るカート機能
・商品情報管理
・在庫管理
・顧客情報管理
ASPカート以外の手段であるパッケージやオープンソース、フルスクラッチなどでECサイトを作ろうと考えている方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:「ECサイトの種類を徹底解説。ECサイト構築・開設に必要な知識ガイド」
ECサイト(ASPカート)のメリット&デメリット
メリット
ASPカートの一番のメリットは、なんといっても初期コスト・月額コストともにとても安く済むことです。ASPカートによっては無料で利用開始できるものもあります。
また、ショッピングサイトに必要な機能が基本機能として用意されており、詳しい知識やノウハウがなくとも、簡単にECサイトを開設できます。
日本のEC市場の成長には、ECサイト立ち上げのハードルを低くした、ASPカートが一役買っているといえるかもしれません。
デメリット
基本的にはデザインの自由度が低く、カスタマイズがほとんどできません。そのため、デザインや機能がほしいという明確な希望がある場合には、ASPカートでは十分に対応できない可能性があります。オプションで基本機能以上の機能を利用できる場合もありますが、オプションを利用しすぎると料金が高くなってしまうので注意が必要です。
また、ASPカートの料金体系は、初期コストや月額コストを抑える代わりに決済手数料が高めになっていることが多く、売上が伸びるほど手数料負担が大きくなります。会員数・アイテム数が制限されていることも多く、上限以上の会員数・アイテム数を追加する場合は追加料金がかかることがあります。
さらに、サービス提供会社がサービス自体から撤退してしまうリスクもあります。利用しているサービスから提供会社が撤退した場合、他のサービスに移行する必要があり、想定外の手間とコストがかかってしまいます。
サービスの撤退を完全に予想することはできませんが、実績や直近の評判などから、できる限り安心できるサービスを選びましょう。
ECサイト(ASPカート)の比較表 - 総合通販のおすすめ7選
メルカート* |
BASE | STORES | カラーミーショップ | らくうるカート | Shopify | MakeShop | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
おすすめの人 | 顧客管理や販促もまとめて行えるカートがいい | 無料で使い続けたい |
月商数十万円程度の 規模で続けたい |
コストを抑えながら 集客施策に注力したい |
ヤマト運輸をよく使う |
事業成長後も移行不要な 拡張性のあるカートが良い |
月商百万円以上の規模を 目指して本格的に運用したい |
|
プラン | エントリープラン | - | フリープラン | エコノミー | ライト | ベーシック | プレミアムショップ | |
初期費用 | 190,000円~ | 無料 | 無料 | 3,000円 | 3,000円 | 無料 | 10,000円~ | |
月額料金 | 50,000円~ | 無料 | 無料~ | 834円~ | 300円~ | 29米ドル~ (約3,000円~) |
10,000円~ | |
その他手数料 | なし | 注文1件あたり サービス利用料3% |
- | - | 注文1件あたり 手数料1% |
- | - | |
カード決済手数料 |
なし ※決済代行会社との契約、決済手数料あり |
3.6%+40円 | 5.0%~ | 4.0%~ | 3.9%~ | 3.25%~ | 3.19%~ | |
最低契約期間 | 1年間 | 最終注文日から60日以上 | 1カ月 | 3ヶ月 | 1年 | 1カ月 | 1カ月 | |
商品登録数 | 上限なし | 1,000件/日 | 無制限 | 無制限 | 10,000 | 無制限 | 10,000 | |
決済方法の種類
|
クレジットカード | 〇 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
コンビニ払い | 〇 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
銀行振込 | 〇 | ○ | ○ | ○ | ○ | - | ○ | |
ネットバンキング | 〇 | - | - | - | - | - | ○ | |
代金引換 | 〇 | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | |
後払いサービス | 〇(NP後払い/GMO後払い) | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Pay-easy | 〇 | ○ | - | - | - | ○ | - | |
PayPal | 〇 | ○ | ○ | - | - | ○ | ○ | |
キャリア決済 | - | ○ | ○ | - | - | ○ | ○ | |
ID決済 |
〇 (Amazon Pay、LINE Pay、PayPay) |
- | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
その他 | - | - | - | - | 収納代行 オリジナル決済 |
Apple Pay Google Pay ビットコイン |
ウォレット決済 BtoBオンライン決済 ショッピングクレジット |
|
デザインテンプレート数 | 6種類 | 無料:17種類 有料:50種類 |
48種類 | 100種類以上 | 40種類 | 70種類以上 | 173種類 | |
独自ドメイン取得 | 〇 | ○ | - | ○ | - | ○ | ○ | |
導入店数 | 1,500(グループ会社含む) | 130万店 | 毎月新規 1万店以上 |
約15万店舗 | 不明 | 不明 | 1万店 |
※本セクションでのカート紹介は株式会社エートゥジェイ提供によるスポンサードコンテンツです
ASPがおすすめなのはわかったが、どれを選べばいいのか?そんな企業担当者の方の参考になるよう、おすすめのASPカートを厳選して簡単に比較・紹介します。
メルカート
「メルカート」は国内EC1,500サイトを支えてきたノウハウをもとにした「CRM機能一体型のECカートシステム」です。ECサイトの構築と運用に必要な機能を備えており、クーポン機能、ポイント管理、レビュー、新着表示、ランキング、関連商品のレコメンドといったプロモーション機能を標準完備しています。顧客の購買履歴や行動データの分析機能も充実していて、手厚いCRM施策も行えます。
人的サポートも充実しており、機能面のサポートだけでなく専任のコンサルタントがEC事業サポートを行います。導入企業の悩みを聞き、企業の予算や社内リソースを考慮した上で、最適な解決方法を一緒に考えていく伴走型のサポートが強みです。
また、システム更新が自動的に行われ、トレンドに合わせた最新機能が全クライアントに提供される点も選ばれるポイントの一つです。
メルカートの概要
URL |
サービスサイト:https://mercart.jp/ お問い合わせフォーム:https://mercart.jp/inquiry |
初期費用/月額費用 |
190,000円~/50,000円~ |
販売手数料 |
なし |
決済手数料 |
なし ※決済代行会社との契約、決済手数料あり |
決済方法 |
クレジットカード コンビニ払い 銀行振り込み ネットバンキング 代金引換 後払い(NP後払い/GMO後払い) Pay-easy PayPal ID決済(Amazon Pay、LINE Pay、PayPay) |
商品登録数 |
上限なし |
外部連携機能 |
Amazon Pay、NEXT ENGINEなど多数 |
おすすめの店舗 |
手厚いサポートがほしい はじめて自社ECを立ち上げる 顧客管理、販促キャンペーンも行いたい |
※本セクションでのカート紹介は株式会社エートゥジェイ提供によるスポンサードコンテンツです
BASE
画像出典:BASE
BASEはBASE株式会社が提供するASPカート。2023年5月時点で190万以上の導入実績を誇ります。スタンダードプランは、購入された際の手数料のみかかり、初期費用・月額料金無料で開設可能です。クレジットカード決済やコンビニ払い以外にも7種類の決済機能を持つことや、「instagram販売」や「予約販売対応」等80種類以上の拡張機能が充実している点が強み。
決済手数料2.9%のグロースプランが2022年4月より公開され、手数料負担を抑えられます。月商17万円以上が安定して続く店舗はグロースプランのほうがお得です。
BASEには元々用意されたデザインテンプレートがあります。ブランドや商品カテゴリーに合ったネットショップを作れます。無料オフィシャルテーマは16種類にあります
BASEの概要
初期費用/月額費用 |
スタンダードプラン:無料 無料/5,980円 |
販売手数料 |
スタンダードプラン:3% |
決済手数料 |
スタンダードプラン:3.6%+40円 グロースプラン:2.9% |
決済方法 |
コンビニ(Pay-easy)決済 |
商品登録数 |
無制限 |
外部連携機能 |
Instagram |
おすすめの店舗 |
スタンダードプラン: プラン変更なく固定費0円で使い続けたい 販促・集客に不安がある
ショップが大きくなり 手数料を抑えたい |
関連記事:BASEの手数料は高い?メルカリ/STORES/Shopify/カラーミーとの比較
関連記事:BASEグロースプランとは?STORES/Shopify/カラーミーショップとの違いを徹底比較
関連記事:BASEのおすすめショップ事例11選!食品・アパレル ・雑貨の外注制作の成功例を紹介
STORES
画像引用:STORES
STORESはヘイ株式会社が提供するASPカート。毎月約1万ショップが同ASPカートによりECサイトを開設しています。48種類の豊富なデザインテンプレートが、追加料金なしで利用でき、初めてネットショップを開設する方でも簡単にオシャレなサイトが作れるサービスです。
無料版と有料版がありますが、提供されている基本機能に大きな違いがない点が特徴的です。売上金が翌日に振り込まれる「スピードキャッシュサービス」、商品の保管・梱包・発送をまとめて依頼できる「倉庫サービス」など、オプションの手数料が必要になりますがECサイト運営で便利な機能も豊富に提供されていますので、状況に応じて利用するとよいでしょう。
STORESの概要
初期費用/月額費用 |
フリープラン:無料 無料/2,178円(初月無料) |
販売手数料 |
スタンダードプラン:5% |
決済手数料 |
なし |
決済方法 |
各種クレジットカード ※スタンダードプランは上記に加えて 代引き |
商品登録数 |
無制限 |
外部連携機能 |
Instagram、WEAR |
おすすめの店舗 |
決済方法に代金引換を導入したい 実店舗でのキャッシュレス決済やネット予約など |
関連記事:STORES(ストアーズ)とは?おすすめの人、メリット、手数料、事例を紹介
カラーミーショップ
画像引用:カラーミーショップ
カラーミーショップはGMOペパボ株式会社が提供しているネットショップ作成サービス。15年以上の歴史があります。
3つのプランがあり、有料プランでも月額費用3,300円からECサイト構築・運用ができます。導入・運用のコストの低さと機能性・カスタマイズ性のバランスが良いです。
カラーミーショップの概要
初期費用/月額費用 |
フリープラン:無料 ラージプラン:3,300円/9,595円 |
販売手数料 |
フリープラン:6.6%+30円 |
決済手数料 |
なし |
決済方法 |
商品代引 |
商品登録数 |
無制限 |
外部連携機能 |
Instagramショッピング |
おすすめの店舗 |
月商数十万円~数百万円規模を目指したい 短時間でネットショップを始めたい |
カラーミーショップの詳細は下記よりご覧ください。
関連記事:カラーミーショップとは?手数料・事例・おすすめ業者を徹底紹介!
関連記事:カラーミーショップのデメリットとは?評判から検証!メリットや事例も解説!
らくうるカート
画像引用:らくうるカート
らくうるカートはヤマトグループのヤマトフィナンシャルが提供するASPカート。
宅配便サービスを提供するヤマトグループのサービスということもあり、ネットショップ運営に必要な商品管理・受注・配送・精算のデータ管理を一つのIDで、一つの管理画面から管理することが可能。コンビニやヤマト直営店など、全国26,000箇所以上から商品の受取り場所を選択できます。
スマートフォンからも商品登録ができ、思い立ったらすぐに行動できます。
らくうるカートの概要
初期費用/月額費用 |
ライトプラン:3,300円/330円 アドバンスプラン:11,000円/14,300円 |
販売手数料 |
ライトプラン:1.1% アドバンスプラン:なし |
決済手数料 |
なし |
決済方法 |
クレジットカード |
商品登録数 |
ライトプランのみ10,000点 他プランは無制限 |
外部連携機能 |
EC Booster |
おすすめの店舗 |
老舗企業が提供したサービスを使いたい |
Shopify
画像引用:Shopify
Shopifyは世界中で利用されているカナダ発のASPカート。175カ国で数百万のビジネスに使用され、流通総額は2000億米ドルを超えます。
越境ECに対応している点が大きな特徴。言語・通貨の種類も豊富に対応可能なため、海外展開を考えている事業者はShopifyをお勧めします。
ネットショップの売上情報や在庫状況は自動集計。実店舗とのデータを連携させて一元管理できるため、ECサイトと実店舗の両方をもつビジネスに適しているASPカートの一つです。
Shopifyの概要
初期費用/月額費用 |
プラン1:無料/29米ドル プラン3:無料/299米ドル |
販売手数料 |
プラン1:3.4%〜15.0% プラン3:3.25%〜15.0% |
決済手数料 |
なし |
決済方法 |
クレジットカード |
商品登録数 |
無制限 |
外部連携機能 |
ロジクラ、Amazonなど |
おすすめの店舗 |
海外展開を考えている |
Shopifyの詳細は下記よりご覧ください。
関連記事:Shopifyとは?導入すべき人、機能、料金、評判、成功事例を紹介!
MakeShop
画像出典:MakeShop
MakeShopは株式会社GMOが運営しているショッピングカートサービス。導入実績は2万店舗以上で、幅広い業種・企業規模で利用されています。
ランキング機能やSNS連携機能など売上アップにつながる機能を用意していて、同サービスでは合計651機能あります。170のデザインテンプレートも用意され、HTML編集ができれば自由なデザインカスタマイズができます。
長期割引プランや2店舗目以降初期費用0円など、割引サービスもあります。
MakeShopの概要
初期費用/月額費用 |
プレミアムプラン:11,000円/11,000円 エンタープライズ:110,000円/55,000円 |
販売手数料 |
プレミアムプラン:3.19%~ エンタープライズ:3.14% |
決済手数料 |
なし |
決済方法 |
クレジットカード |
商品登録数 |
プレミアムプラン:10,000点 エンタープライズ:50,000点 |
外部連携機能 |
Instagramなど |
おすすめの店舗 |
月商で百万円以上を目指している サポートを重視したい デザインにこだわりたい |
MakeShopの詳細は下記よりご覧ください。
関連記事:MakeShopとは?初心者向けに料金・事例・おすすめの人を徹底解説!
ECサイト(ASPカート)の比較表 - 定期通販のおすすめ7選
ecforce | W2 Repeat | カラーミーリピート | 侍カート | リピスト | サブスクストア | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
おすすめの人 |
「売上最大化」に特化 最先端のシステムをお探しの方向け |
定期/リピート通販の新規顧客を獲得しながら、 |
定期機能を使いながらも できるだけコストを抑えたい |
機能やデザインのカスタマイズなど将来的な 拡張に対応できるカートを選びたい |
機能やサポートなど定期通販の 実績重視で選びたい |
||
プラン | STANDARD PLAN | スタンダードプラン | - | ASPプラン | ライトプラン | スタンダード | |
初期費用 | 148,000円 | 49,800円 | 0円 | 100,000円 | 29,800円 | 69,800円 | |
月額料金 | 49,800円 | 49,800円 | 9,800円 | 70,000円 | 14,800円 | 49,800円 | |
その他手数料 |
1受注に付き30円の従量課金 |
30円/件 |
- | - | 35円/件 | - | |
カード決済手数料 | 要問い合わせ |
決済会社による ※直接、決済会社と料率の調整が可能 |
3.4% +30円/件 |
代行会社による | 初期費用:50,000円 月額費:6,000円 手数料料率:3.2%~ |
決済⼿数料3.4% 売上処理料30円 |
|
最低契約期間 | 1年 | なし | 1カ月 | 1年 | 1年 | 6カ月 | |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 不明 | 20点 | 不明 | |
決済方法の種類
|
クレジットカード | ○ |
〇 |
○ | ○ | ○ | ○ |
コンビニ払い | - | 〇 | - | - | ○ | ○ | |
銀行振込 | ◯ | 〇 | ○ | - | - | ○ | |
代金引換 | ◯ | 〇 | - | - | - | ○ | |
後払いサービス | ◯ | 〇 | ○ | ○ | - | ○ | |
キャリア決済 | ◯ | 〇 | - | - | ○ | - | |
ID決済 | ◯ | 〇 | - | ○ | ○ | ○ | |
LPフォーム数 | ショップ様にて表示項目を設定可能 | 自由に項目の設定が可能 | 無制限 | 不明 | 1 | 5 | |
独自ドメイン取得 | ○ | 〇 | - | ○ | ○ | ○ | |
導入数 | 650ショップ | 750ショップ以上 | 1,000社以上 | 不明 | 598アカウント | 1,000社以上 |
※本セクションでのカート紹介は株式会社SUPER STUDIO提供によるスポンサードコンテンツです
サブスクリプションビジネスをしている店舗は、先述のASPよりも「定期通販対応型ASP」の導入がおすすめです。定期通販型には、定期購入者の管理を自動化できるなどのメリットがあります。
ecforce
ecforceは、株式会社SUPER STUDIOが運営する定期通販対応のASPカートです。
豊富なマーケティング機能を備え、ショップの売上を強力にサポート。ユーザーの購買情報のみならず、ユーザーの行動特性データを顧客と紐付けて管理する特徴があります。ユーザー固有のパーソナライズデータ活用により、関連性の高いサジェストやDMの配信などマーケティング戦略も組みやすくなります。
また、利用者が購入途中でサイトから離脱しそうな場合は、クーポンなどをポップアップで表示することで、離脱防止が図れます。
ecforceの概要
URL |
|
資料請求 |
「3分でわかるecforce」ダウンロードはこちら: https://ec-force.com/ebook/ebook_009 (ダウンロード前の試し読みも可能です。) |
導入実績 |
|
導入実績詳細 |
■ユニリーバ・ジャパン株式会社 (新ブランド「&H(アンドエイチ)」)
■株式会社グライド・エンタープライズ (スキンケアD2Cブランド「LuLuLun」)
■株式会社 北の達人コーポレーション (タバコに近い電子タバコ「SPADE」)
■株式会社KINS (サプリメント、化粧品) |
初期費用/月額費用 |
スタンダード エキスパート |
販売手数料 |
30円 |
決済手数料 |
なし |
決済方法 |
クレジットカード 後払い AmazonPay キャリア決済 |
商品登録数 |
無制限 |
外部連携機能 |
各広告ASPツール、CRMツール、 WMSシステムなど |
おすすめの店舗 |
売上最大化に特化したい D2C/ECビジネストレンドを踏まえた 最先端のシステムを使ってみたい |
※本セクションでのカート紹介は株式会社SUPER STUDIO提供によるスポンサードコンテンツです
W2 Repeat
W2 Repeatは、化粧品・ヘルスケア商品などの定期/リピート通販に特化したECサイト構築プラットフォームです。搭載されているEC機能は1,000を超えており、幅広いECマーケティング・分析機能やリピート通販に必須のLTV・CRM・業務効率機能を網羅しています。
それにより導入企業の平均EC売上成長率354%、業務効率化コスト90%削減を実現、「最も売上UPが期待できるECプラットフォーム第1位」「生涯パートナーとして選びたいECプラットフォーム第1位」*として選ばれています。
事業立ち上げから年商100億円規模までお客様の事業成長に合わせた適切なプランが用意されており、EC事業拡大をサポートします。
※日本マーケティングリサーチ機構調べ(調査期間:2022年10月12日~11月21日)
W2 Repeatの概要
URL |
|
資料請求 |
資料ダウンロードはこちら: |
導入実績 |
|
導入実績詳細 |
■株式会社はぐくみプラス
|
初期費用/月額費用 |
スタンダード |
販売手数料 |
出荷件数1件につき30円 ※月間出荷件数300件までは無償 |
決済手数料 |
決済会社による |
決済方法 |
クレジットカード |
商品登録数 |
無制限 |
外部連携機能 |
CRM・MAツール, OMS(EC一元管理)ツール, 全70以上のツールと連携可能 |
おすすめの店舗 |
定期/リピート通販事業の売上最大化を実現したい方 |
※本セクションでのカート紹介はW2株式会社提供によるスポンサードコンテンツです
カラーミーリピート
画像引用:カラーミーリピート
カラーミーリピートは、GMOペパボ株式会社が提供する定期販売に特化したASPカート。同サービスは商品登録から販売開始まで最短10分でできます。「どこでもリピート」という機能では、各種ホームページやブログにリンクタグを埋め込み、ECサイト以外のページからもリピート通販へ繋げることが可能です。
同サービスでは、審査手続きをすることなくすぐにクレジット決済機能が利用可能。国内で使用されているカードブランドの99%をカバーしています。固定費無料で「後払い決済」の導入も可能です。
カラーミーリピートの概要
初期費用/月額費用 |
117,600円/9,800円 |
販売手数料 |
なし |
決済手数料 |
3.4% |
決済方法 |
クレジットカード |
商品登録数 |
無制限 |
外部連携機能 |
不明 |
おすすめの店舗 |
定期機能を使いながらも できるだけコストを抑えたい |
侍カート
画像引用:侍カート
侍カートは、2ステップマーケティング(サンプル申込→定期コース案内)を自動化する機能が特徴のECサイト構築システム。顧客がサンプル・お試し品を注文後、定期購入コースへの申込みを促す一連の作業を自動化します。
同システムは、多様な標準機能が備わっています。定期購入機能やステップメール、動画での商品紹介、商品詳細のフリーページ作成などが可能です。また、顧客の属性に合わせたアップセルの案内などもできる機能も備わっています。
侍カートの概要
初期費用/月額費用 |
ASPプラン |
販売手数料 |
なし |
決済手数料 |
3.28% |
決済方法 |
クレジットカード決済 |
商品登録数 |
無制限 |
外部連携機能 |
Re:lationなど |
おすすめの店舗 |
機能やデザインのカスタマイズなど 今後拡張に対応したい |
リピスト
画像引用:リピスト
リピストは、商品ページ(LP)一体型申込フォームを実装し、商品説明ページからダイレクトに注文できるカートシステム。商品申込時に必要な入力項目のガイド機能もあり、離脱の軽減やコンバージョン率の向上が可能です。
また、購入直前に定期コースを提案する「アップセル機能」も搭載されています。
同システムでは、専用管理画面にてスムーズな顧客対応が可能。顧客情報が1ページにまとまっていて、スムーズに顧客の全購入履歴が確認できます。また、電話からの注文や問い合わせ、ネット経由の注文もまとめて管理できるのです。
リピストの概要
初期費用/月額費用 |
ライトプラン |
販売手数料 |
38.5円/受注 |
決済手数料 |
手数料料率:3.2%~3.6% |
決済方法 |
クレジットカード決済 |
商品登録数 |
20点~ |
外部連携機能 |
WMS、LINEなど |
おすすめの店舗 |
機能やデザインのカスタマイズなど 今後拡張に対応したい |
サブスクストア
画像引用:サブスクストア
サブスクストアは、単品通販・定期通販システム「たまごリピートNext」の後継版で、単品リピート通販市場シェアがトップクラスのシステム。導入企業で平均年商が年間で130%以上アップした実績もあります。
商品管理や顧客管理など様々な管理業務がシステム上で一元化でき、流入経路などの分析もできます。専門のカスタマー担当が無料で電話・メールでの無制限サポートをしてくれます。計3つのプランを提供しています。
サブスクストアの概要
初期費用/月額費用 |
69,800円/49,800円 |
販売手数料 |
なし |
決済手数料 |
3.4% |
決済方法 |
クレジットカード決済 |
商品登録数 |
不明 |
外部連携機能 |
CScloud、O-PLUXなど |
おすすめの店舗 |
機能やサポートなど定期通販の |
その他定期購入向けのECカートの詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:【徹底比較】リピート・定期購入向けのECカート7選!【機能別に一覧比較表あり!】
ECモール比較表
楽天市場 |
Amazon |
||||
がんばれ! プラン |
スタンダード プラン |
メガショップ プラン |
小口出品 |
大口出品 |
|
初期費用 |
60,000円(税別) |
- |
|||
月額費用 |
19,500円 |
50,000円 |
100,000円 |
100円/商品 |
4,980円 |
システム利用料 |
|||||
月間売上高の 3.5~7.0% |
月間売上高の 2.0~4.5% |
||||
各種手数料 |
楽天ポイント:購入代金の1% 安全性・利便性向上のための システム利用料:月間売上高の0.1% アフィリエイト経由売上の2.6%~ R-Messe:月額固定費3,000円~+従量課金制 楽天ペイ利用料:月間決済高の2.5%~3.5% |
販売手数料: 8%/10%/15% ※カテゴリによる |
|||
おすすめの人 |
多少コストはかかっても良いので ECモールでもサイトを作りこみたい |
少人数で効率的な EC運営を行いたい |
|||
出店難易度 |
△ |
◎ |
楽天市場
おすすめの人
・できる限り世界観・ブランドを表現したい
・集客力のあるECモールに出店したい
・コストは多少かかっても良い
楽天市場は、楽天グループ株式会社が運営するECモールです。商品ページが縦に長い傾向にあり、Amazonより自由に商品の説明ができます。まだ知名度のない非型番商品を売ることに向き、生活雑貨や食品、ファッションなどが得意ジャンルです。
がんばれ!プラン |
スタンダードプラン |
メガショッププラン |
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初期費用 |
60,000円 |
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月額出店料 |
19,500円 ※年間一括払 |
50,000円 ※6カ月ごと2回払 |
100,000円 ※6カ月ごと2回払 |
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システム利用料(税別) |
月間売上高の 3.5~7.0% |
月間売上高の 2.0~4.5% |
月間売上高の 2.0~4.5% |
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システムサービス 利用料金 |
楽天ポイント |
楽天会員が購入した代金の通常1.0% |
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モールにおける取引の安全性 利便性向上のためのシステム利用料 |
月間売上高の0.1% |
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楽天スーパー アフィリエイト |
※アフィリエイトを経由した売上の2.6%~ |
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R-Messe* 月額固定費 |
月額固定費:3,000円~ +会話数に応じての従量課金 |
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決済サービス 利用料金 |
楽天ペイ(楽天市場決済)利用料 |
月間決済高の2.5%~3.5% |
関連記事:楽天ECサイトの作り方を解説!初心者でも簡単に出来るツールも紹介
Amazon
おすすめの人
・個人・少人数でECを運営する
・ブランド訴求よりも効率的な運営を重視する
・すでに人気があり他にないブランド・商品を扱っている
Amazonは商品の説明やデザインのフォーマットが固定され、商品中心にページが構成されています。出店というより、カタログに出品するイメージです。
ジャンルとしては、本や家電に強い傾向にあります。売上手数料は8〜15%と楽天市場より高いですが、月額費用は4,900円の固定なので、維持費はAmazonに分があります。
カテゴリー |
販売手数料 |
最低販売手数料 |
ドラッグストア |
1商品あたりの売上合計1,500円以下:商品代金の8% 1商品あたりの売上の合計1,500円超:商品代金の10% |
30円 |
ビューティ |
1商品あたりの売上合計1,500円以下:商品代金の8% 1商品あたりの売上の合計1,500円超:商品代金の10% |
30円 |
ホーム (インテリア・キッチン) |
15% ※一部サブカテゴリ―は10% |
30円 |
ホーム (家具) |
商品代金の15% |
30円 |
食品&飲料 |
1商品あたりの売上合計1,500円以下:商品代金の8% 1商品あたりの売上合計1,500円超:商品代金の10% |
なし |
服&ファッション小物 |
1商品あたりの売上合計3,000円以下:商品代金の12% 1商品あたりの売上合計3,000円:商品代金の8% |
30円 |
【特徴別】ECカート比較
ここまで読んで、他のECカートも検討したいと思われた方に駆け足で紹介します。
イージーマイショップ(無料)
画像引用:イージーマイショップ
おすすめポイント
セット販売・オーダーメイド商品の販売に強い
初期費用・月額費用0円でECサイトを開設
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
無料プラン:0円 スタンダード:初期費用3,300円、月額費用2,970円 プロフェッショナル:初期費用3,300円、月額費用5,940円 |
決済手数料 |
3.57%+40円 |
FutureShop(デザイン重視)
画像引用:FutureShop
おすすめポイント
デザインカスタマイズの自由度が高い
利用継続率99.95%、サポート満足度90.3%
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
futureshop(50~10,000商品まで) 初期費用:22,000円~ 月額:22,000円~ futureshop. omni-channel(30,000商品まで) 初期費用:752,000円 月額:152,000円 |
決済手数料 |
3.2%~+月額1,500円 |
決済機能 |
※有料のものもあり クレジットカード決済 楽天ペイ Amazon pay PayPay キャリア決済 d払い NP後払い コンビニ決済 Paidy |
ショップサーブ(カスタマイズ性)
画像引用:ショップサーブ
おすすめポイント
サポートや代行サービスが充実
業務システムと柔軟に連携できる
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
初期費用:15,000円 月額費用:11,400~46,800円 (登録商品・登録顧客数に応じたプラン) |
決済手数料 |
3.675%~ |
決済機能 |
PayPay 楽天Pay Amazon Pay コンビニ決済 PaidyauPay |
楽楽リピート(CRMに強い)
画像引用:楽楽リピート
おすすめポイント
リピート通販・D2Cの特化型カートシステム
約40店舗以上のECサイト運営ノウハウを元にしたシステム
美容・健康・コスメ・サプリ分野で、豊富な導入実績
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
ライトプラン(共用サーバー) |
楽楽B2B(BtoB向け)
画像引用:楽楽B2B
おすすめポイント
顧客管理機能や販促機能が充実
BtoB企業間の受発注取引に細かく対応
他社のECソリューション連携も充実
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
ライトプラン スタンダードプラン エンタープライズプラン |
Bカート(代行サポート)
画像引用:Bカート
おすすめポイント
BtoBに特化したASP
導入企業1,500社以上
サービス連携で、幅広い業務をサポート
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
ライト(商品数500 会員数50) 他料金体系:プラン100、プラン300、エンタープライズプラン |
アラジンEC(BtoB特化)
画像引用:アラジンEC
おすすめポイント
パッケージ型とクラウド型の2種類を用意
5,000社以上のサポートノウハウによるサポート
得意先別単価・商品表示や在庫表示が可能
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
価格感 パッケージ型 |
EC-Rider B2B(多言語)
画像引用:EC-Rider B2B
おすすめポイント
ASP型とパッケージ型の2種類を用意
多言語対応可能
ASP型でもカスタマイズ可能
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
<従属課金プラン> <固定料金プラン> 他料金体系:B2Bライト、B2Bエンハンスド 、B2Bマーケットプレイス、 固定料金ハイスペックプランなど |
たまごリピート(リピート通販)
画像引用:たまごリピート
おすすめポイント
リピート通販専門機能を搭載
定期コースの分析、販促機能を搭載
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
たまごリピートASP(共有サーバー+ASP) |
リピスト(アップセル機能)
画像引用:リピスト
おすすめポイント
商品ページ(LP)一体型申込フォームを実装
定期購入へのアップセル機能付き
スムーズな顧客対応が可能
公式サイト |
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初期費用/月額費用 |
ライトプラン(LP一体化) |
ECサイト(ASPカート)を選ぶときのポイント
先ほどの比較表を見ても、どれが自社に合うか分からない方のために、ASPカートを選ぶポイントを7つ紹介します。
扱う商材の特徴
まず、総合通販か定期通販(サブスク)かで、選ぶべきASPカートが大きく異なります。
総合通販で新たにECサイトを立ち上げる場合、コストをできるだけ抑えながら簡単に使えるASPカートがおすすめです。代表的なのが、先ほど紹介した 「メルカート」「BASE」「STORES」「カラーミーショップ」「らくうるカート」「Shopify」「Make Shop」。
定期通販(サブスク)を行う場合は、定期購入に適した機能に特化しているASPカートを選ぶことがおすすめ。代表的なのが、先ほど紹介した「ecforce」「W2 Repeat」「カラーミーリピート」「侍カート」「リピスト」「サブスクストア」の7つです。
また、総合通販・定期通販(サブスク)いずれでも、ブランドの世界観を重視する商材であれば、デザインのテンプレートが豊富だったり、デザインのカスタマイズがしやすかったりするASPカートがおすすめです。
初期投資やランニングコスト
ASPカートを導入するにあたって、コストは無視できないポイント。APSカートはECサイトを開設する方法のなかでもっともコストを抑えることができますが、システムやプランによる料金の差はあります。
まずは、初期投資にどのくらいかかるか、毎月どのくらいのランニングコストがかかるか確認しましょう。月額利用料の他にも手数料がかかるので見落とさないようにしてください。
また、決済手数料や振込手数料もチェックしておきたいポイントです。基本的に、月額利用料が安いプランほど決済手数料が高くなります。見込んでいる売上に応じて、損のないシステムやプランを選びましょう。
管理画面の使い勝手
日々の受注処理を行うスタッフが実際に使ってみて使い勝手の良い管理画面であるかということも、ASPカート選びの重要なポイントです。
比較検討の際には、現場スタッフの意見も取り入れるようにしましょう。無料で利用できるお試し期間を設けているASPカートもあるので、積極的に活用したいところです。
登録できる商品数
ASPカートのなかには、登録できる商品数に上限を設けていたり、登録商品数によって料金が変動したりするサービスがあります。ECサイトで販売予定の商品数が余裕をもって登録できるかを確認するとともに、料金が想定よりも高くならないかも注意しましょう。
外部連携機能
ASPカートには、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSと連携することでSNSからECサイトへ集客を行ったり、SNS上で商品を購入したりする機能を持つものがあります。これらの機能は、自社ECサイトの集客力を補ってくれます。
その他にも、外部のツールやシステムと連携の幅が広いASPカートの方が、集客や販促のための施策を自由に行うことができます。特に利用したいツールやシステムがある場合は、利用を検討しているASPカートが連携に対応しているか確認しましょう。
レスポンシブ対応
レスポンシブ対応とは、ECサイトを見る端末がPCであってもスマートフォンであってもタブレットであっても、いずれの端末でも最適に表示されることをいいます。端末ごとにページを制作する手間を省きつつ、多様化するECサイト利用環境に対応できる手法です。
レスポンシブ対応とは別に、端末ごとにページを作成する手法もありますが、運営に手間がかかります。ページ数が多くなりやすい総合通販向けのASPカートではレスポンシブ対応が主流になっています。
集客サポート
自社ECサイトの運営を始めて最初の課題となりやすいのが、集客です。モール型サイトであればモール自体の集客力があるため、知名度のないサイトでも多少の集客が期待できるのですが、自社ECサイトは自力で集客を行う必要があります。
特に総合通販のASPカートでは、この課題となりやすい集客をサポートする機能やサービスを提供しているものもあります。他の条件が同等であれば、集客サポートのあるASPカートを選んだほうが売上が伸びやすいかもしれません。
本記事で紹介しているASPカートであれば、「カラーミーショップ」「Shopify」「Make Shop」などは集客機能に優れています。
一方、定期通販の場合は、広告からLPと呼ばれる縦長1ページのウェブサイトに集客を行うことが多く、集客に関してはASPカートの機能というよりは広告運用とLPの作りが重要になります。
以上がECサイトを選ぶ基準です。ここまで読んでも、自社に合うECサイトが分からない方は、ぜひWeb幹事に相談してください。
無料版と有料版ASPカートの特徴
ここからはASPカートの基礎知識を解説します。ネットショップの選定の参考にしてください。
無料版の特徴
無料版のASPカートは、とにかく簡単に始められるのが特徴です。ただ、デザインのテンプレートが限られており、HTMLやCSSの編集によるカスタマイズもできないので、デザインにこだわりたいという場合は不向きです。
無料版であってもECサイト運営に必要な基本機能は揃っていますが、会員登録やポイントシステム、メルマガ機能など+αの機能は十分ではありません。積極的に集客や販促のための施策を行いたい場合は、無料版では物足りなく感じるかもしれません。
事実、Web幹事に多く寄せられるリニューアルの相談の多くは「無料でECサイトを始めたものの、カスタマイズがしにくいので、違うASPに変えたい」という内容。相談される8割近くの方が、安く始めたASPカートに不満を持っています。
まずはECサイトを手軽に始めたい方には向いていますが、本気で収益を上げて運営を考えている場合は、有料版のASPカートで始めることをおすすめします。
有料版の特徴
有料版のASPカートは、ショップ規模に応じたプランを選べます。同じASPカートであればプランの移行も簡単です。
有料版では、HTMLやCSSの編集によるカスタマイズが多少できることが多く、無料版よりもデザインにオリジナリティを持たせることができます。
また、無料版では利用できないことが多い、会員登録やポイントシステム、メルマガ機能など、ECサイトの基本機能に+αした機能が利用できるようになります。売上を積極的に伸ばしていきたい場合、有料版を選んだほうが成長スピードが早くなるはずです。
関連記事:Shopifyとは?導入すべき人、機能、料金、評判、成功事例を紹介!
:カラーミーショップとMakeShopの機能・費用・特徴比較、どちらがおすすめ?
:BASEとSTORESを比較!どちらが集客・売上アップに向いている?
ECサイト比較まとめ
ASPカートとにもさまざまな選択肢がありますが、比較表を参考にしていただくことで、システムごとの違いをつかんでいただけたのではないでしょうか。
ポイントや有料版・無料版の違いを押さえた上で比較することで、自社に合ったシステムが分かりやすくなるのではないかと思います。
また、ASPカートはとても便利なEC作成サービスですが、中長期的にECサイトを大きく成長させたいと考える場合、デメリットも考慮に入れるように気をつけましょう。
その上で、ASPカートを選ぶことができれば、ECサイト開設の非常に良いスタートダッシュがきれるはずです。
そして何より、ECサイトは作ってからが本当の始まりです。集客をし、売上をアップさせなければ意味がありません。
Web幹事では、プロのECコンサルに取材したECサイトの始め方の記事があります。必読の内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:【プロ監修】売れるEC・ネットショップの始め方!準備から開設・集客まで徹底解説
ECサイト制作をプロに任せたい方へ
ECサイトを作れる制作会社を探しているけど時間がないという方は、ぜひWeb幹事にご相談ください。
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コンサルタントのご紹介
岩田
Web制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
様々なお客様のWeb制作を実際に行ってきましたので、
初心者の方でも安心してご相談ください!
ECサイト制作に役立つ記事もご覧ください 【プロ監修】売れるECサイトの作り方を準備から開設・集客まで解説
Q. ECサイト構築に必要なASPカートは何がある?
ECサイト構築に必要なASPカートとして「メルカート」「BASE」等が挙げられます。それぞれの詳しい特徴は記事内で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
Q. メルカートのメリットは何ですか?
メルカートのメリットは、国内ECサイト1,500サイト以上の事例を持つ信頼性と、CRM機能を備えたシステムです。商品ページ作成やカート機能、商品情報・在庫管理、顧客情報管理などの基本機能が揃っており、豊富なプロモーション機能も利用できます。
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この記事を書いた人

河村 郁恵
専門分野: Webライティング,Webコンテンツ制作
フリーランスのライター、編集者。屋号は「卯の筆企画」。ネット通販企業、EC業界メディアでの勤務経験あり。EC運営、Webマーケティング、キャッシュレス決済、自然食・健康食品関連の記事作成・編集経験が豊富です。
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