ECサイト構築サービス比較11選|おすすめの企業・選ぶ際の注意点も解説【2024年最新版】

ECサイト構築サービス比較11選|おすすめの企業・選ぶ際の注意点も解説

「ECサイトの構築方法を比較して自社にあう方法を見つけたい」
「自社に合ったECサイト構築サービスを選ぶポイントを知りたい」
「ECサイトを構築するまでの制作の流れを知りたい」

EC構築サービスには、顧客分析や決済機能など、ECサイトならではの機能が備わっています。
しかし、EC構築サービスを導入したいと考えていても、数多くのサービスの中から自社に合った
構築サービス、構築方法を決めるのは難しいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、厳選したECサイト構築サービスの中からおすすめのサービス11選を紹介します。
サービスを比較するときの注意点もまとめていますのでぜひECサイト構築の参考にしてください。

※ECサイトの機能をおさらいしたい方は、こちらもあわせてご活用ください

80個のECサイトの機能を徹底調査しました! D2Cサイトの調査レポート&ECサイト運用の心得のサムネイル D2Cサイトの調査レポート&ECサイト運用の心得 製造から販売まで、仲介業者を挟まずに自社でおこなう「D2C(Direct to consumer)」モデル。日本でもD2Cモデルを採用したブランドが登場し、EC業界に新たな市場をつくりはじめています。 そんな中 ・ECサイトをつくりたいけど、どこまでの機能を付ければ良い... 無料でダウンロードする

【無料】ECサイト構築サービスを紹介してもらう

目次
  1. 1. ECサイトを構築する5つの方法とおすすめサービス比較
    1. 1-1. ECサイト作成サービス(ASP・SaaS)
    2. 1-2. ECパッケージ
    3. 1-3. オープンソース
    4. 1-4. ECモール
    5. 1-5. フルスクラッチ
  2. 2. ECサイト構築サービスを比較する際の注意点
    1. 2-1. 費用のみを比較して導入を決定しない
    2. 2-2. 連携できる外部システムを確認する
    3. 2-3. セキュリティ面の安全性を確認する
    4. 2-4. サービス提供会社のサポートが万全かを確認する
  3. 3. 構築方法・サービス決定後のECサイト立ち上げの流れ
    1. 3-1. デザイン・機能・決済方法を決める
    2. 3-2. 自社に最適な集客チャネルを検討する
  4. 4. 【まとめ】ECサイト構築の比較

ECサイトを構築する5つの方法とおすすめサービス比較

ECサイトを構築する5つの方法とおすすめサービス比較

特徴をおさえながらそれぞれの方法を代表する構築サービスを確認しましょう。

ECサイト作成サービス(ASP・SaaS)

ASPとは、アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)の略。一方のSaaSとは、ソフトウェア アズ ア サービス(Software as a Service)の略で、どちらも「サービスとして提供しているもの」の意味になります。ASPがサービス全体や提供事業社を表すのに対して、SaaSはアプリケーションやソフトウェアそのものを指すことが多いです。

ECサイト作成サービスは、導入コストが安くセキュリティ対策やバグなどの不具合をサービス提供会社が対応してくれます。ECサイトの構築や運用にそこまで手をかけたくないという企業に向いています。ここからは、代表的な4つのECサイト作成サービスを紹介します。

ECサイト作成サービス

登録店舗数

料金

おすすめの企業

BASE

170万以上

初期費用:無料

月額費用:無料

決済手数料:3.6%+40円

販売手数料:無料〜

振込手数料:275円

初めてネットショップ
を立ち上げる

STORES

毎月1万店舗
が出店

初期費用:無料

月額費用:無料〜

決済手数料:3.6%〜

販売手数料:無料

振込手数料:275円

代金引換を導入したい


実店舗でのキャッシュレス
決済やネット予約など幅広い
サービスがほしい

カラーミー
ショップ

4万以上

初期費用:3,300円(税込)

月額費用:無料〜

決済手数料:決済方法による

販売手数料:無料

振込手数料:50円〜

月商数十万〜数百万規模を
目指したい

Shopify

170万以上

初期費用:無料

月額費用:29ドル〜

決済手数料:3.25%〜

販売手数料:無料

振込手数料:0円

海外展開を考えている

※登録店舗数や料金は2022年11月現在の情報です。

BASE:初めてネットショップを立ち上げる企業に

BASEのおすすめポイント ・初期費用・月額費用が無料
・決済手数料が2.9%と安価なグロースプランもあり
・16種類の無料デザインプレートの他、50種類以上の有料テンプレートもあり

BASEは2012年にリリースされた、ネットショップの作成から運営までを行えるツールです。クラウド会計ソフト freeeや受注・在庫管理に役立つネクストエンジンなどの外部システムと連携可能。初期費用と月額費用が無料にもかかわらず、商品登録数が無制限。全てのショップで常時SSLが利用可能なので、セキュリティ対策が強化されていて、万が一のときはチャットや電話によるサポートもあります。コストを抑えながら、多くの商品を出品したい企業におすすめです。

BASEでは、シンプルなものからクールなものまで、どのプランでも16種類の無料デザインプレートが利用可能です。すべてのテーマがスマートフォン対応。直感的な操作だけで、思い通りにショップをデザインできます。無料のデザインだけでなく、50種類以上の有料テンプレートもあります。

2022年4月からは1か月あたりの売上が17万円以上の店舗向けに手数料がスタンダードプランよりもお得な、有料版の「BASE グロースプラン」もリリースしました。グロースプランは月額費用5,980円はかかりますが、「決済手数料2.9%、サービス手数料なし」となっており、スタンダードプランの「3.6%+40円+サービス手数料3%」のに比べると、手数料が安くなっています。そのため、月の売上が17万円以上を見込める店舗にはお得なプランです。

制作事例

OCEAN`S CLUB(オーシャンズクラブ)オンラインストア

画像引用:OCEAN`S CLUB(リンク切れ)

OCEAN`S CLUBは、鹿児島県垂水市のマリンレジャースポット「マリンパークたるみず」
を運営し、オンラインショップではサーフボードなどマリンスポーツに関するグッズを
販売しています。デ
ザインは無料より手の込んだデザインが豊富な有料テンプレートを使ってオフィシャルサイトの雰囲気を残しつつ、お客様が楽しめるスポットの雰囲気を印象付けるデザインが特徴です。

【BASEの概要】

運営会社

BASE株式会社

初期費用

無料

月額費用

スタンダードプラン:無料

グロースプラン:5,980円

サービス手数料

スタンダードプラン:3%

グロースプラン:0%

決済手数料

スタンダードプラン:3.6%+40円

グロースプラン:2.9%

決済方法

コンビニ(Pay-easy)決済

銀行振込決済

クレジットカード決済

後払い決済

キャリア決済

PayPal(ペイパル)決済

Amazon Pay

連携できる外部システム

Instagram

Twitter

LINE公式アカウント

Facebook

YouTube

TikTok

note

Ameba

サポート体制

メール、チャットでサポート有

おすすめの企業

初めてネットショップを立ち上げる

BASEの特徴・参考事例の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:BASEのおすすめショップ事例11選!食品・アパレル ・雑貨の外注制作の成功例を紹介

STORES:幅広いサービスがほしい企業に

STORES

画像引用:STORES

STORESのおすすめポイント ・プランは初期費用・月額費用が無料のプランと月額費用2,178円のプラン
・どちらプランでも48種類のデザインテンプレートを利用可能
・導入方法や売上アップのノウハウをレクチャーする無料セミナーを開催

STORESは、毎月1万店舗以上が出店しているといわれるASPカートです。フリープランは初期費用・月額費用無料で、売上が発生してはじめて5%の決済手数料が発生します。スタンダードプランは初期費用が無料ですが、月額費用2,178円(税込)がかかります。一方の決済手数料は3.6%と、フリープランよりも低いです。

STORESでは2022年10月時点で、ECサイトのデザインを決める48種類のデザインテンプレートが
用意されていて、いずれのプランでも無料で利用できます。導入方法や使い方、売上アップのためのノウハウ、導入事例などを紹介する「STORES ウェビナー」という無料セミナーを定期的にオンライン開催しています。また、商品の保管・梱包・発送作業を代行する「倉庫サービス」を有料で提供しています。

制作事例

たつみ茶園

画像引用:たつみ茶園

たつみ茶園は、奈良県月ヶ瀬で茶の栽培や販売を行い、STORESによりオンラインストアを
開設しました。STORESのデザインの中から、シンプルでオシャレなパッケージデザインを
選んで茶葉の味がより伝わるように工夫しました。また、生産者の顔が見えるサイトの作成やFacebookの情報発信したことで、食品の安全性を
伝える工夫もしています。

STORESの概要

運営会社

STORES 株式会社

初期費用

無料

月額費用

フリープラン:無料

スタンダードプラン:2,178円(初月無料)

販売手数料

無料

決済手数料

フリープラン:5%

スタンダードプラン:3.6%

決済方法

各種クレジットカード

PayPal

楽天ペイ

キャリア決済

銀行振り込み

コンビニ決済

Paidy(翌月後払い)


※スタンダードプランは上記に加えて

代引き

Amazon Pay

連携できる外部システム

Instagram

note

サポート体制

メールでの対応有(緊急時などは電話も有)

おすすめの企業

代金引換を導入したい


実店舗でのキャッシュレス決済やネット予約など

幅広いサービスがほしい

関連記事STORES(ストアーズ)とは?おすすめの人、メリット、手数料、事例を紹介

カラーミーショップ:月商数十万〜数百万規模を目指したい企業に

カラーミーショップ

画像引用:カラーミーショップ

カラーミーショップのおすすめポイント ・ECサイトの規模によって4種類のプランが選べる
・すべてのプランに集客や販促施策に役立つ機能を搭載
・ECサイト開店前から充実したサポート体制

カラーミーショップは、GMOペパボ株式会社が提供しているネットショップ作成サービスです。
2004年にサービスを開始し、2022年4月時点で40,000店以上に利用されています。カラーミーショップのプランは、フリープラン・レギュラープラン・ラージプラン・プラチナプランの4種類あり、事業規模や成長に合わせてプランを選べます。

4つのプランとも、リスティング広告を割安で出稿できたり、Googleやfacebookなど、主要メディアに掲載されるリターゲティング広告が簡単に出稿できる機能など、あると便利な機能が利用可能です。またSEO分析機能、Web広告の成果を分析するときに役立つコンバージョンタグ設定などの集客や、メールマガジン配信などの販促に関する機能もあります。

カラーミーショップには開業前のサポートから、開店準備段階、開店後まで、各段階に合わせてさまざまなサポートがあります。別のネットショップサービスからの移行に関する解説動画や、オンラインセミナーやショップ運営に関するオンライン動画のダウンロードが可能。閉店後は出店者たちが集まるサポートコミュニティに参加して、出店者同士でコミュニケーションをとれます。

制作事例

工房史

画像引用:工房史

工房史は、オリジナルのオーダーメイドアクセサリーショップです。ECサイトはカラーミーショップの有料デザインプレート「MONO」を使用して作成しています。レギュラープラン・ラージプランで利用可能な、商品ページごとにテキスト入力フォームを設置し、購入者が商品への刻印用の文字などを指定できる名入れ機能を利用したことで、オリジナル商品の注文をスムーズに受けられるように工夫しています。

カラーミーショップの概要

運営会社

GMOペパボ株式会社

初期費用

フリープラン:無料

レギュラープラン:3,300円

ラージプラン:3,300円

プラチナプラン:3,300円

月額費用

フリープラン:無料

レギュラープラン:4,950円

ラージプラン:9,595円

プラチナプラン:11,000円

販売手数料

フリープラン:無料

レギュラープラン:無料

ラージプラン:無料

プラチナプラン:1%

(月額の売上合計が100万円以上の場合)

決済手数料

フリープラン:6.6%+30円

レギュラープラン:3.45%〜

ラージプラン:3.45%〜

決済方法

商品代引

銀行振込

ゆうちょ振替

イプシロン

クロネコwebコレクト

SGシステム

ZEUS

GMO ペイメントゲートウェイ

PayPal

連携できる外部システム

Instagramショッピング(有料)

Amazonなど

サポート体制

メール、電話サポート有

有料で開店サポートサービス有

おすすめの企業

月商数十万〜数百万規模を目指したい

カラーミーショップの詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:カラーミーショップとは?手数料・事例・おすすめ業者を徹底紹介!

Shopify:海外展開を考えている企業に

Shopify

画像引用:Shopify

Shopifyのおすすめポイント ・世界175か国以上で利用されているので越境ECにも向いている
・在庫マネジメント、配送面の対応に強い
・2,200種類以上の豊富なアプリで、幅広いカスタマイズが可能

Shopifyはカナダ発祥の世界中で利用されているASPカートで、175か国で数百万サービスのビジネスに使用され、流通総額は2,000億ドル以上とされています。世界中の決済方法や言語をカバーし、さらに各国の税率に対応しているので、越境ECにチャレンジしやすいです。

Shopifyは日本国内の大手配送会社であるヤマト運輸や佐川急便、日本郵便のほか、世界3大配送会社といわれるFedExやUPS、DHLとも提携しています。また、ECサイトの売上や在庫状況はスマートフォンでも簡単に管理できるので、在庫マネジメントがしやすいです。

Shopifyには、請求書やラベルを素早く印刷できるOrder Printerやアフィリエイトを自社で展開
できるAffitchなど、2,200種類以上の豊富なアプリがあります。「Shopifyアプリストア」でECサイトをカスタマイズして、機能拡張するための便利なアプリを購入したりインストールも可能。会計処理や顧客サポート対応などのアプリを組み合わせれば、さらに事業の幅が広がるでしょう。

作事例

土屋鞄製造所

画像引用:土屋鞄製造所

土屋鞄製造所は、ランドセル職人だった土屋氏の工房からスタートし、現在は大人向けの鞄や財布などを販売しています。大企業や取引量の多いストア向けのサービス「Shopify Plus」を活用してから1年かけて、3つのショップのローンチに成功し、現在ではPOS連携を含めOMOを視野に入れたプロジェクトを進めています。

Shopifyの概要

運営会社

Shopify Japan株式会社

初期費用

無料

月額費用

ベーシック:25米ドル

スタンダード:69米ドル

プレミアム:299米ドル

販売手数料

無料

決済手数料

ベーシック:3.4%〜15.0%

スタンダード:3.3%〜15.0%

プレミアム:3.25%〜15.0%

決済方法

クレジットカード

Apple Pay

Google Pay

Shop Pay

PayPal

Amazon Pay

KOMOJU

携帯キャリア決済

Paidy

GMOイプシロン

SBペイメントサービス

2Checkout

CyberSource

BitPay

連携できる外部システム

ロジクラ、Amazonなど

サポート体制

24時間体制のサポートあり(英語)

おすすめの企業

海外展開を考えている企業

Shopifyの料金や手数料の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事Shopifyとは?導入すべき人、機能、料金、評判、成功事例を紹介!

また、これら4つ以外のASPカートをさらに比較したい方は下記記事をご参照ください。
関連記事:【2022年】ECサイト構築のASPカート12選を徹底比較

【無料】ECサイト構築サービスについて相談する

ECパッケージ

ECパッケージは、ECサイトを構築するために必要な機能があらかじめパッケージ化されている
サービスです。そのため、柔軟にカスタマイズできるのが最大のメリットといえます。

一方、デメリットとしては、ECパッケージの購入には500万円程度のコストがかかるという点が
あげられます。初期費用を投入しても採算がとれる売上を確保可能な企業におすすめです。
主なECパッケージは次の3つがあります。

ECパッケージ名

登録店舗数

料金

おすすめの企業

ebisumart

700以上

初期費用:300万円~

月額費用:30万円~

※カスタマイズ内容による

ECコンシェルジュによるサポートを
受けたい

EC-ORANGE

960以上

初期費用:1,000万円~

実店舗とシステムを
連携させたい

eltexDC

※要問合わせ

担当者ごとにサイトの
入口を分けたい

ebisumart:ECコンシェルジュによるサポートを受けたい企業に

ebisumart

画像引用:ebisumart

ebisumartのおすすめポイント ・ASP型とパッケージ型のメリットを合わせ持つ機能を搭載
・WAFとISMSの導入によるセキュリティ対策と安定したインフラ
・ebisumartのECコンシェルジュによるサポート提携

ebisumartは、システムが古くならないASP型と、カスタマイズや他システム連携ができるパッケージ型の両者のメリットを兼ね揃えたECパッケージです。自動アップデート機能を搭載しているため、システムが古くなるデメリットを解消できます。また、在庫管理サービスや受発注管理サービス、POSシステムなどECサイトに必要な機能と連携できます。

ebisumartは、Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃へ対するセキュリティ対策のWAF(Web Application Firewall)を導入しているほか、企業の総合的な情報セキュリティを確保・維持・管理するISMS(Information Security Management System)を取得しています。それによって情報の改ざんや漏えい、システムダウンを防ぎ、不正な攻撃からサイトを守れます。また、1分間あたりの最大受注件数が1,900件、1分間あたりの最大アクセス数は50,000アクセスなど、高負荷に耐えられるインフラのスペックが標準装備されています。

サイト構築から導入後も手厚いサポートを提供しているのが特徴です。ebisumartのECコンシェルジュが、ECサイト運用時に起きたトラブルの解決法や提携サービスの活用法に関するアドバイスをします。また、運営者向けのワークショップ「ebisumart Academy」を定期的に実施しています。

制作事例

青山フラワーマーケット オンラインショップ

画像引用:青山フラワーマーケット オンラインショップ

青山フラワーマーケット オンラインショップは、株式会社パーク・コーポレーションが運営する
生花のオンラインショップです。オンラインショップでは、ギフトフラワーや手軽に生花が届く花の定期便の発送に対応。ユーザーが誕生日や記念日を登録すると、数日前にメールでリマインドする機能もあります。また、生花を新鮮な状態でユーザーへ届けるために出荷関連、在庫関連機能を利用しています。

ebisumartの概要

運営会社

株式会社インターファクトリー

初期費用

従量課金プラン:300万円~

固定料金プラン:300万円~

レベニューシェアプラン:1,000万円〜

※どちらもカスタマイズ内容により変動

月額費用

従量課金プラン:30万円~

固定料金プラン:80万円~

レベニューシェアプラン:650万円〜

※どちらもカスタマイズ内容により変動

決済サービス連携

カード決済

コンビニ決済

ネットバンキング決済

Amazon Pay

PayPay

楽天Pay

キャリア決済

ポイント決済

後払い決済

在庫管理・商品管理サービス連携

zaiko Robot

ネクストエンジン

eシェルパモール2.0

おすすめの企業

ECコンシェルジュによる

サポートを受けたい

関連記事ebisumartの料金・おすすめの企業|受注数が2倍になった事例も紹介

EC-ORANGE:実店舗とシステムを連携させたい企業に

EC-ORANGE

画像引用:EC-ORANGE

EC-ORANGEのおすすめポイント ・複数ブランドを展開するマルチテナント型ECサイトに最適
・ECサイトと実店舗を連携できる
・フロント画面・管理画面共に多言語に対応

EC-ORANGEは、株式会社エスキュービズムが開発および提供するECパッケージです。企業のブランドごとにホームページが作れ、決済方法・会員ランクなどもブランド別に管理が可能です。一方で、複数サイトの商品情報や在庫情報を一括管理したり、各ブランドの顧客情報を集約することもできます。

EC-ORANGEには、ECサイトと実店舗を連携できる機能があります。在庫はもちろん、商品情報・顧客情報・配送情報などショップ運営に必要な全情報を一元管理して、実店舗とサイトとで同じ情報をシェアすることが可能です。ECサイトで注文した商品を実店舗で受け取れるようにすれば、ユーザーの利便性を大幅にアップできます。

EC-ORANGEはフロント画面・管理画面ともに多言語に対応しています。また、サイトでは決済手段の選択肢を豊富に用意できるうえに、IPアドレスで閲覧している国を識別してその国の通貨での料金表示することもできます。

制作事例

株式会社スノーピーク

画像引用:株式会社スノーピーク

株式会社スノーピークは、アウトドアライフをサポートする直営店を全国に33店舗、キャンプ場を
6か所運営し、アウトドアグッズの販売も手がけています。ECサイトとPOSを連携し、会員ポイントや購買データ、顧客情報などのデータを連携させました。これにより、会計後に別端末でもう一度商品を読み込んでポイント付与を行う二重操作をすることが無くなり、スマートな会計対応が実現できました。

EC-ORANGEの概要

運営会社

株式会社エスキュービズム

初期費用

1,000万円~

月額費用

※要問合わせ

決済サービス連携

カード決済

コンビニ決済

ネットバンキング決済

Apple Pay

Google Google Pay

楽天Pay

キャリア決済

銀行振込

口座振替

CMS連携

HeartCore

WordPress

おすすめの企業

実店舗とシステムを連携させたい

関連記事Orange EC(EC-ORANGE)の料金|類似サービスとの比較・おすすめの企業

eltexDC:担当者ごとにサイトの入口を分けたい企業に

eltexDC

画像引用:eltexDC

eltexDCのおすすめポイント ・カスタマイズなしですべてのEC・通販業務をまかなえる
・使いやすさを追求したデザインや設計

eltexDCは株式会社エルテックスが提供するEC・通販の統合パッケージです。ECサイト運営システムや通販管理システム、コールセンターシステムなどの機能を備えているうえに、実店舗での顧客情報や受注情報、問い合わせ内容を一元管理できます。

eltexDCの業務画面は、使いやすさを追求したデザインや設計が特長です。トップ画面は受注担当、決済・配送担当、システム担当など各業務の担当者別に入り口が分かれていて、一目で担当が
わかるようにそれぞれのテーマカラーを配色できます。また、数字の入力のみで日付表記に自動変換できるなどの、作業効率を上げる工夫がされています。

eltexDCは顧客体験最適化ツール「eltexCX」と連携させることで、ユーザーの購買促進効果を
上げられます。受注データ、ウェブ行動履歴、会員情報などを引き継ぎ、集計や分析することで、レコメンドやターゲティングメール配信が可能になりました。

制作事例

ロイヤルホームセンター株式会社

画像引用:ロイヤルホームセンター株式会社

ロイヤルホームセンター株式会社は、住宅総合メーカーの大和ハウス工業株式会社の100%子会社で、関東や西日本に店舗を展開しています。ECへの商品登録や商品のデータベースへの連携、会計
処理の作業効率を上げるために、これらを一元管理できるeltexDCを導入。一つのアプリで作業を完結させることで生産性が向上できました。

eltexDCの概要

運営会社

株式会社エルテックス

初期費用

※要問合わせ

月額費用

※要問合わせ

決済処理

入金管理、返品管理、返金管理、請求管理、

預り金管理、ポイント管理、各種決済レポート

システム・各種設定

外部モール受注CSV取込(Yahoo!、楽天)、システム管理、

ECストア・多店舗管理、管理画面アクセスログ管理

おすすめの企業

担当者ごとにサイトの入口を分けたい

ECパッケージについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
関連記事:【EC担当者必読】ECパッケージとは?ASPとの違い・おすすめ6選を比較紹介!

【無料】ECサイト構築サービスについて相談する

オープンソース

オープンソースとは、全世界に公開されているソースコードを使用してECサイトを構築する方法です。ECサイトを最初から作成するので、カスタマイズが自由にできます。ECサイトに自社ブランドイメージを印象付けたい企業におすすめです。

注意点は、ソースコードを使うのでサイト作成とエンジニアリングの専門知識がそれなりに必要になること。また、セキュリティや追加機能の更新に維持費用がかかります。専門知識がある人員が確保できる企業で、サイト構築に時間やコストをかけられる中規模以上に向いているといえます。

オープンソース名

登録店舗数

料金

おすすめの企業

EC-CUBE

35,000店以上

初期費用:0円または7,000円

月額費用:0円または49,800円
〜84,800円

月商1,000万円以上で
日本語対応を希望する

WelCart
(WordPress)

28,000店以上

初期費用:0円

月額費用:0円

すでにWordPressで
サイトを運営している

コマース21

国内EC売上TOP100社への

システム導入社数

12社/100社

初期費・月額費用:要問い合わせ

大規模なECサイトを
構築したい

EC-CUBE:月商1,000万円以上で日本語対応を希望する企業に

EC-CUBE

画像引用:EC-CUBE

EC-CUBEのおすすめポイント ・自社のサイト環境に合わせてクラウド版とダウンロード版を選べる
・機能のカスタマイズやシステム連携にも対応
・国産なので公式サイトのマニュアルやコミュニティは日本語対応

EC-CUBEは推定35,000店舗以上で稼働しているとされ、月商1,000万円以上のネットショップでは
トップクラスのシェアを誇るEC構築パッケージです。ダウンロード版だけでなく、クラウドで利用できるクラウドECプラットフォーム「ec-cube.co」も登場。クラウド版はサーバーを用意するリソースがない小規模企業におすすめです。

オープンソースで有名な「Magento」「Zen Cart」などは海外製なのに対して、EC-CUBEは純国産ECパッケージなので、公式サイトのマニュアルを含めて日本語で情報を入手しやすいです。ショップ運営者が多数参加している「EC-CUBE開発コミュニティ」、Qiitaの「EC-CUBE開発コミュニティ」などでも日本語で情報を入手できます。

EC-CUBEはディレクトリ構成や購入フロー、受注ステータスなどのプログラム本体の機能カスタ
マイズにも対応。EC-CUBEではソースコードが公開されているので、PHPやAPIの知識とスキルが
あれば、販売形態に合わせてプログラムを最適化可能です。また、社内基幹システムや外部システムとの連携も可能です。

制作事例

ベルギービールJapan

画像引用:ベルギービールJapan

ベルギービールJapanは、ベルギービールや専用グラス200点以上取り扱うベルギービールの専門
店です。さまざまなベルギービールの特長や世界観、ブランド力を活かすために、シンプルなデザインを使用しています。ビールの色やグラスの形状が美しく見えるよう、写真撮影にもこだわっているのも特徴です。

より安全にショッピングを楽しめるように全ページSSLで実装。また、商品の歴史や醸造所の紹介をWordPressで構築しEC CUBE上に呼び出すことで、メンテナンス性を向上させました。売れ筋ランキングは、各カテゴリー毎にリアルタイムで集計し、素早く表示できるよう工夫しています。

EC-CUBEの概要

運営会社

株式会社EC-CUBE

初期費用

ダウンロード版:無料

ec-cube.coスタンダードプラン:7,000円

月額費用

ダウンロード版:無料

ec-cube.co スタンダードプラン:49,800円〜84,800円

おすすめの企業

月商1,000万円以上で日本語対応を希望する

※ec-cube.coのライトプランは、2022年10月現在で新規登録受付停止中です。

EC-CUBEについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご確認ください!
関連記事:EC-CUBEとは?機能・拡張性や知っておきたい導入メリット・デメリットを解説!

WelCart(WordPress):すでにWordPressでサイトを運営している企業に

WelCart

画像引用:WelCart

WelCartのおすすめポイント ・世界中で利用者の多いWordPressに対応
・国内15社のクレジットカード決済サービスが利用可能
・ECサイト構築に関する相談ができる「WelCustom」サービスを提供

WelCartは、世界中で利用されているクラウドCMS「WordPress」の専用オープンカートシステムです。WordPressでWelCartを追加するとECサイトが構築可能です。すでにWordPressでサイトを運営している場合、そのサイトの中でECサイトにつなげられるメリットがあります。

WelCartはネットショップで必要不可欠なクレジット決済設定が、国内15社のカードに標準設定でついています。とくにWelcart専用の高機能決済サービスのWelcartPayは、決済会社の管理画面に
ログインせずにWelcartの管理画面から金額の変更・取消などが可能です(後払い以外)。

Welcartを開発した技術チームがECサイトの新規制作・リニューアルを強力にバックアップしてくれるWelCustomというサービスもあります。WordPressやWelcartのインストールから、SSLの更新やデータのバックアップまでをサポートします。WordPressを使って1からサイトを作成したい企業におすすめのサービスです。

制作事例

BITEC GLOBAL GROUP

画像引用:BITEC GLOBAL GROUP

BITEC GLOBAL GROUPは、義歯や入れ歯に関するさまざまな商品を開発および販売しています。
商品詳細ページをステップに沿って選択できるほか、ユーザーがファイルをアップできるようにWelCartのオプション機能をカスタマイズ。さらに、ユーザーが商品詳細画面で集荷日時を登録すると、商品購入時に宅配会社にデータが連携され、倉庫へ集荷が来る仕組みを採用しています。

WelCartの概要

運営会社

コルネ株式会社

初期費用

無料

月額費用

無料

決済手数料

3.25%

おすすめの企業

すでにWordPressでサイトを運営している

WelCartおよびWordPressでECサイトを構築する方法の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:WordPressでECサイトを構築するべきか?メリット・デメリットを解説

コマース21:大規模なECサイトを構築したい企業に

コマース21

画像引用:コマース21

コマース21のおすすめポイント ・大規模なECサイトにも対応できる柔軟性と拡張性
・豊富なカスタマイズ機能が搭載
・ソースコードが公開されているのでセキュリティ対策に役立つ

コマース21は、大規模なECサイト構築にも対応しているEC構築パッケージで、機能の一部は
オープンソースとして公開されています。2016年にヤフー株式会社の完全子会社となり、販促
サービスや広告宣伝、ECシステム連携が強化され、大規模なECサイトにも対応できるように
なりました。

コマース21には、豊富なカスタマイズ機能が搭載されています。たとえば、ユーザーの行動履歴から関連性の高い商品を表示するレコメンドエンジンは、コマース21の高い技術力を背景に開発されており、購入数や単価の増加を期待できます。
※レコメンドエンジン:一定のルールでそれぞれのユーザーに適したおすすめの商品やコンテンツを表示し、顧客の購買行動を促進するシステム・ツールのこと

また、ソースコードが公開されているので、それを元に自社でセキュリティ体制強化を工夫できる
点もメリットです。セキュリティ強化をサービス会社に任せきりにせずに、自社内でも対策しや
すくなります。

制作事例

MIZUNO SHOP

画像引用:MIZUNO SHOP

MIZUNO SHOPはスポーツブランドミズノが運営するオンラインショップです。コマース21導入前
はフルスクラッチでシステムを構築しましたが、サイトの機能拡張が困難で費用がかかることがネックになり、カスタマイズの拡張性が高くレコメンド機能があるコマース21を導入しました。

ECサイトでの機能拡充やプロモーションはもちろん、会員専用サイトや、野球のグラブのオーダーサイトを構築したことで前年比115%~120%の売上を継続できるようになりました。

コマース21の概要

運営会社

株式会社コマースニジュウイチ

初期費用

※要問合わせ

月額費用

※要問合わせ

販売手数料

※要問合わせ

おすすめの企業

大規模なECサイトを構築したい

【無料】ECサイト構築サービスについて相談する

ECモール

ECモールとは、オンライン上に複数のショップが集まるショッピングモールのことで、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが当てはまります。ECモールはネットショップを作るための土台がすでにできているため、初心者でも簡単にショップを出店しやすい強みがあります。一方、サイト使用料や販売手数料を支払う必要があるほかモール内の出店のためカスタマイズの自由度が低いことがデメリットです。

ECモール名

登録店舗数

料金

おすすめの企業

楽天市場

45,000店以上

初期費用:60,000円

月額費用:19,500円

決済手数料:2.5%~3.5%

販売手数料:3.5〜7%

初めてネットショップを開く

Amazon

40万店以上

初期費用:無料

月額費用:プランによる

決済手数料:3.9%

販売手数料:8〜15%

手間をかけずに
販売したい

Yahoo!ショッピング

117万店以上

初期費用:無料

月額費用:無料

決済手数料:3.0%~

販売手数料:無料

コストをかけずにネット
ショップを始めたい

楽天市場:初めてネットショップを開く企業に

楽天市場

画像引用:楽天市場

楽天市場のおすすめポイント ・月商や運営スタイルに対応した3つの出店プラン
・商品の魅力を伝える豊富な販促ツール
・販売のノウハウを支援するサポート体制

楽天市場は、45,000店舗以上が出店している日本最大級のショッピングモールです。楽天市場には目指す月商や作りたいページのイメージ規模拡大のペースに合わせた3つの出店プランがあります。

出店プランと費用|楽天市場

画像引用:出店プランと費用|楽天市場

初めて楽天市場に出店する企業は、使い勝手と集客の様子をみるために「がんばれ!プラン」からスタートするとよいでしょう。

楽天GOLD(無料)に申込むと、自由にHTMLなどを扱えるフリースペースを利用できます。
店舗ページのカスタマイズができるため、商品の魅力を余すことなく表現し、ブランディングにも最適です。また、メルマガ配信やクーポン作成、SNSや定期購入・頒布会などユーザーにファンになってもらうためのさまざまな機能もあります。

楽天市場のECコンサルタントが、楽天市場における顧客の購買動向、店舗のアクセス、売上データ
の状況に基づいた販売戦略を提案するサポート制度があります。さらに楽天大学では、ネットショップ成功のための販売ノウハウを、基礎から応用まで学べる講座を提供。無料eラーニング講座で、「月商100万円突破のコツ」「販売件数が3倍にアップ!商品ページ改善事例」など複数の動画を視聴できます。

制作事例

Living雑貨 リスonlineshop

画像引用:Living雑貨 リスonlineshop

Living雑貨 リスonlineshopは、リス株式会社によるキッチンツールや雑貨を販売するオンライン
ショップです。もともとはプラスチック用品を扱うメーカーでしたが、ユーザーの生の声を知り
たくなりオンラインショップを開設。日本最大級のECモールという安心感から楽天市場に出店
しました。

楽天市場にある売上やアクセスを分析する機能を活用し、多くのユーザーを取り込むように工夫しました。ECコンサルタントからの楽天スーパーSALEの活用方法もアドバイスをもらい、楽天市場のメリットを最大限に活かすようにしました。

楽天市場の概要

運営会社

楽天グループ

初期費用

60,000円

月額費用(税別)

がんばれ!プラン:19,500円(年間一括払)

スタンダードプラン:50,000円(半年ごとの2回分割払)

メガショッププラン:100,000円(半年ごとの2回分割払)

システム手数料(税別)

がんばれ!プラン:3.5~7.0%

スタンダードプラン:2.0~4.5%

メガショッププラン:2.0~4.5%

商品可能登録数

がんばれ!プラン:5,000

スタンダードプラン:20,000

メガショッププラン:無制限※

画像容量

がんばれ!プラン:500MBまで

スタンダードプラン:5GBまで

メガショッププラン:無制限※

おすすめの企業

初めてネットショップを開く

※登録可能商品数と画像容量は無制限ですが、それぞれの初期値は50,000商品と5GBです。
※上限変更希望の場合は、いずれもその都度、商品数・容量アップの申請が必要。

楽天市場のECサイトを作成する方法は下記記事をご参照ください。
関連記事:楽天ECサイトの作り方を解説!初心者でも簡単に出来るツールも紹介

Amazon:手間をかけずに販売したい企業に

Amazon

画像引用:Amazon

Amazonのおすすめポイント ・商品は1点から出店可能で、小口出品と大口出品で初期費用が異なる
・出店までのプロセスが簡単
・FBA(配送業務代行サービス)が利用できる

Amazonは、アマゾンジャパン合同会社が運営している国内トップクラスの来訪者数のECモールです。Yahoo!ショッピングや楽天市場が商品をそろえてから販売する「出店型」であるのに対し、Amazonは商品を1点から販売できる「出品型」のマーケットプレイスです。Amazonでは49点以下の小口出品と50点以上の大口出品が選べるため、事業規模に合わせて出品できます。

Amazonは身分証明書などの必要書類をアップロードするだけで、3営業日ほどで審査が完了します。また、Amazonは商品一つずつ出品する形式なので、お店をゼロから構築することや、イチから商品ページを作る必要はありません。

AmazonのFBAは、Amazonの倉庫に商品を保管し、注文後の梱包や発送、返品などの配送業務を代行するサービスです。FBAを使わずに自社内で売れた商品を発送することもできますが、FBAを利用すると配送業務から開放され、在庫保管スペースや配送業務に必要なコストをカットできます。FBAに登録すると、商品1点あたり193~5,625円の代行手数料がかかりますが、当日お急ぎ便など、Amazonプライム会員のお客様が無料で利用できる配送特典の対象になります。

制作事例

壺屋総本店

画像引用:壺屋総本店

壺屋総本店は、北海道旭川市に本店を構える創業90年以上の老舗菓子店で、Amazonで看板商品
「き花」を販売しています。コロナ禍による外出自粛や移動制限に伴い、観光・出張需要が激減
したことで売上減が顕著に。AmazonのFBAを利用することで配送スピードを上げたほか、ページ中段の商品紹介コンテンツに製法やこだわりなど、商品の情報を魅力的に伝えたことでユーザーの購買意欲を高めることに成功させました。

Amazonの概要

運営会社

アマゾンジャパン合同会社

初期費用

小口出品(49点以下):100円/商品

大口出品(50点以上):4,900円/月

月額費用

無料

販売手数料

8%~15%(商品カテゴリにより異なる)

商品可能登録数

1商品~

画像添付枚数

1商品に対して9枚

おすすめの企業

手間をかけずに販売したい

Yahoo!ショッピング:コストをかけずにネットショップを始めたい企業に

Yahoo!ショッピング

画像引用:Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングのおすすめポイント ・初期費用や月額費用、販売手数料が無料
・グループ相乗効果によりさまざまなサービスと連携
・テンプレートは1種類のみで、項目ごとに編集可能

Yahoo!ショッピングは、初期費用や月額費用、販売手数料が無料なのがメリットです。成約ごとにポイント原資(利用者が商品を購入した際に付与するポイントの原資としてを出店者が負担する)や決済手数料はかかりますが、それでも総合的にかかる手数料は売上の約6.74%程度と他ECモールの半額程度に抑えられます。

Yahoo!ショッピングでは圧倒的な集客力を期待できます。日本で最も利用されているYahoo! JAPANの各サービスのほか、ソフトバンクやLINE、国内2,700万人以上の会員数のYahoo!プレミアム会員や、PayPayなどの顧客基盤があります。さらに、外部リンクに規制が無い点も魅力です。Amazonや楽天には規制がある一方、Yahoo!ショッピングはSNSはもちろん、自社サイトや他モールへの外部リンクを貼って送客することが可能です。

Yahoo!ショッピングのテンプレートは1種類のみで、フッターやナビゲーションメニュー、フリー
スペースなどが項目ごとに編集できるようになっています。さらに細かくカスタマイズしたい場合は、月額3,000~5,000円の有料プラン「ヤフートリプル」に加入すると、frameタグやCSSの利用や動画の埋め込みなどが可能になります。

制作事例

レックダイレクト

画像引用:レックダイレクト

レックダイレクトは、おしりふきから美容・健康食品までを提供するショップです。主力商品のおしりふきのパッケージをEC限定のかわいらしいシンプルなデザイン仕様にするほか、検索連動型広告(アイテムマッチ)、メール広告など商品に見合う広告掲載とページ構成にしました。それによって2021年には売上2,000万を超えるまでに成長。また、Yahoo!ショッピングのLINE公式アカウントメッセージやストアニュースレターなどのユーザーとの無料のコミュニケーションツールも活用しています。

Yahoo!ショッピングの概要

運営会社

Yahoo! JAPAN

初期費用

無料

月額費用

無料

販売手数料

無料

ストアポイント原資負担

1%~15%

キャンペーン原資負担

1.5%

商品可能登録数

初期設定では20万商品

画像容量

月額3,000円(税別):300MB

月額5,000円(税別):10GB

(Yahooトリプル加入の場合)

おすすめの企業

コストをかけずにネットショップを始めたい

ECモールの料金などついてさらに詳しく比較したい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
関連記事:ECモールを徹底比較!人気のモールや料金も解説

【無料】ECサイト構築サービスについて相談する

フルスクラッチ

フルスクラッチは、ゼロベースで自社オリジナルのECサイトを構築する方法です。完全にオリジナルでシステムを開発するので、ECサイト構築方法の中で最も機能性やカスタマイズ性が高いECサイトを作れるのがメリットです。また、デザインやシステムなどをすべて自社で開発して管理するため、社内で保守や機能追加を行えます。自社専用のシステムのため提供サービス終了の概念がないので、長期的に使えるメリットもあります。

ただし、制作コストと時間を要することに注意しましょう。ゼロから独自システムを開発するため、費用が数百万以上かかるだけでなく、サイト構築に年単位の時間を要する場合がほとんどです。また、サイトの規模が大きくなると5,000万円以上の費用がかかる可能性もあります。制作会社に外注した場合でも、それなりの時間と費用が必要です。

■フルスクラッチでECサイトを制作した事例
・ユニクロ
・ZOZOTOWN

フルスクラッチは独自のシステム開発が多いまたはリソースが潤沢な企業におすすめな方法です。

※「ECサイト構築サービスに関するアドバイスを受けたい」「ECサイト構築に強い制作会社を紹介してほしい」とお考えの方は、ぜひWeb幹事にご相談ください。
貴社に最適な構築方法や制作会社を、Web幹事が自信を持ってご提案します。

【無料】ECサイト構築サービスを紹介してもらう

ECサイト構築サービスを比較する際の注意点

ECサイト構築サービスを比較する際の注意点

ECサイトを構築する方法を頭に入れたうえで、実際にECサイトを構築する方法やサービスを比較
するときの注意点をあらかじめ把握しておくと、自社に合った構築方法を選定しやすくなります。
主に4つの注意点をもとに、自社に合うサービスを比較検討しましょう。

費用のみを比較して導入を決定しない

「月額費用や手数料が少ないサービスを選ぼう」などコスト面だけで、サービスを選ばないようにしましょう。費用が抑えられても「商品登録やカスタマイズに時間がかかってしまった」
「サポートが受けられずに使い勝手がよくなかった」などのトラブルが起きてしまう可能性が
あります。

構築サービスを選ぶ際は費用だけでなく、使い勝手やリソース、人的コストの面をクリアしてい
るかで判断しましょう。導入を検討するときは、無料トライアルがあるか、問い合わせ対応が丁寧か、自社でのリソースは十分にあるかをみて判断しましょう。BASEは月額費用・初期費用が無料のため、初めてECサイトを構築する企業にはおすすめです。

連携できる外部システムを確認する

連携できる外部システムが揃っていると、サイトの規模を拡大したいときや機能を追加したい
ときに対応しやすくなります。「自社が連携すべき外部システムがわからない」という場合は、サービスの担当者に相談するとよいでしょう。自社に合った外部システムを選び、それに対応したプランを提案してくれます。「WordPress」の専用オープンカートシステムのWelCartは、WordPressのプラグインと連携でき、WordPressが世界中で使われていることから、外部システム連携の豊富さにこだわりたい企業に向いています。

セキュリティ面の安全性を確認する

ECサイトでは個人情報を取り扱うので、セキュリティ対策を万全にしておくことが必要不可欠です。悪意のある第三者にサイトを狙われて情報が漏洩してしまった場合、損害賠償請求や社会的信用を失うなど多大な損失を被る可能性があります。さらに、社内スタッフの操作ミスなどによって、情報漏洩を引き起こすケースもあります。

個人情報の取り扱いやセキュリティ対策に関連する社内の教育を見直すことも必要。セキュリティ対策を最重要視するならWAFとISMSを取得していてインフラに強いebisumartがおすすめです。

サービス提供会社のサポートが万全かを確認する

ECサイトを構築するにあたって、構築方法はもちろんバグの対応、SEOからみたデザインやサイト構造の決定など、わからない点が出てくるかと思います。そのときに、サポートが提供されていれば、サポート担当者が疑問点などを解決するアドバイスなどをしてくれます。

社内にECサイト構築に強い人材がいる場合でも、長い目で見たときにサポート体制が整っている
サービスを選ぶとサイトの運用がしやすくなります。カラーミーショップには開業前のサポートから開店後まで、各段階に合わせてさまざまなサポートがあります。

【無料】ECサイト構築サービスについて相談する

構築方法・サービス決定後のECサイト立ち上げの流れ

構築方法とサービスが決定したら、いよいよサービスを使ってECサイトの構築が始まります。
ECサイトを立ち上げる前に、デザイン、機能、決済方法そして集客チャネルも検討しましょう。

デザイン・機能・決済方法を決める

ECサイトの集客を決めるといっても過言ではないデザイン・機能・決済方法を決めましょう。

デザイン

自社商品やブランドのイメージに合ったデザインを選びましょう。実際のサービスや商品との
ミスマッチが起きてしまうと、ユーザーの離脱が起きる可能性があがってしまいます。

たとえば、清涼飲料水を販売するサイトであれば、水を象徴する透明感のある水色、大自然をイメージするデザインを使用しましょう。逆に暗い色や不透明な色が多いデザインを使用すると、「美味しい」「爽快感」をイメージしにくくなってしまいます。サイトのデザインは、自社商品やブランドを象徴する色やロゴ、連想させるイラストなどを使用しましょう。

機能

ECサイトで追加する機能を検討しましょう。機能は、実際にユーザーに接するフロントエンド機能と、ECサイトのサービス維持のために必要なバックエンド機能の2種類があります。

フロントエンド機能

商品検索機能

マイページ機能

カート(買い物かご)機能

決済機能

セキュリティ機能

FAQページ

お気に入り機能

レコメンド機能

レビュー機能

問い合わせ機能

ソーシャルログイン機能

バックエンド機能

受注・配送管理機能

在庫管理機能

顧客管理機能

売上管理機能

コンテンツ管理機能

キャンペーン・セール管理機能

お問い合わせ管理機能

※ソーシャルログイン機能:ユーザーが使い慣れた既存のSNSアカウントを利用して、Webサイトやサービスにログインできる機能のこと。

また、これらの機能に合わせて、商品ランキング機能、アクセス分析機能などがあるとサイトを
便利に改善できます。ただし、サービスによっては機能が多い分コストがかかる可能性もあるので、自社の目的に合わせて必要な機能を選びましょう。

決済方法

ECサイトの決済方法は、クレジットカードや銀行振込、代金引換と合わせてPayPayなどのID決済にも対応しておくとよいでしょう。ID決済のポイントを貯めているユーザーがより積極的に購入する効果があります。

■ECサイトでよく使われる決済サービス

  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済
  • キャリア決済
  • 代金引換
  • 後払い決済
  • 銀行振込

■あると便利な決済サービス

  • PayPal
  • ID決済(PayPay、Amazon Pay、楽天ペイ、d払いなど)
  • 口座振替

決済方法をどこまで追加するかわからない場合は、ユーザーにアンケートを実施して選定するのもよいでしょう。またECサイトの規模やマネー決済方法のトレンドに応じて、決済サービスの導入を定期的に見直すことも大切です。

自社に最適な集客チャネルを検討する

自社ECの集客を成功させるためには、Googleアナリティクスでのアクセス解析は必要不可欠です。
サイト立ち上げ後は、ユーザーがサイトにアクセスするまでの流入経路を把握しましょう。流入経路を把握することで、その流入経路に適したマーケティングがしやすくなるからです。

■主な集客チャネル

  • 検索エンジン
  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • アフィリエイト
  • SNS
  • Eメール
  • URLやブックマーク

たとえばSNSからの流入が多い場合はSNSシェア機能のあるツールやプラグインの導入を検討
するとよいでしょう。自社に合った集客チャネルの戦略を立てて、自社の商品やサービスをより
多くのユーザーにアピールしましょう。

関連記事:ECサイト制作にお悩みならこちら。ASPカート比較と選び方のポイント

【無料】ECサイトの構築方法について相談する

【まとめ】ECサイト構築の比較

本記事では、ECサイト構築サービスについて次のことをお伝えしました。

  • ECサイトを構築する5つの方法とおすすめサービス比較11選
  • ECサイト構築サービスを比較する際の注意点
  • 構築方法・サービス決定後のECサイトの立ち上げの流れ

ECサイトを構築するときは、自社の商品やサービスにあったサイトを構築できるサービスを選びましょう。「費用は安い方がいい」「もしものために搭載機能が多いものを選びたい」という理由
だけでは、構築や運用のときに使い勝手が悪くなったり、コストがかかりすぎてしまうなどの
トラブルが発生しやすくなります。

本記事を参考にして、自社の目的を達成できるサービスを選びましょう。実際に気になるサービスがあれば、資料請求や無料説明会などを申し込むと具体的なイメージがわきやすくなりますよ。

※自社でECサイト構築が難しい方は、ぜひWeb幹事にご相談ください。貴社に最適な構築方法や制作会社を、Web幹事が自信を持ってご提案します。

【無料】ECサイト構築サービスを紹介してもらう

Q. ECサイト構築サービスの具体例は?

主なECサイト構築サービスとして「BASE」「STORES」等が挙げられます。それぞれの詳しい特徴は記事内で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Q. ECサイト構築サービスを選ぶ際のポイントは?

ECサイト構築サービスを選ぶ際のポイントとして「費用のみを比較して導入を決定しない」「連携できる外部システムを確認する」等が挙げられます。詳しい選び方については記事をご覧ください。