- 更新日 2023.03.31
ホームページ制作をフリーランスに依頼して大丈夫?その疑問、プロが解決します。
近年、フリーランスのWebデザイナー等、個人でホームページ制作を手がける人が増えています。
制作会社から独立する方も多く、個人で実績を積まれている方も多くいます。
ホームページ制作の発注において「フリーランスの方が低価格でお願いできそう」と思いながらも「しっかりとした制作会社に発注した方がいいのでは?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では
- フリーランスに発注して大丈夫?
- 仮に発注するなら、何を気をつければ良いの?
- そもそも良いフリーランスってどうやって見つけるの?
と言った「フリーランスにホームページ制作を依頼するポイント」を徹底解説します。
関連記事:フリーランスのホームページ制作事業者をお探しの方はこちら
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ホームページ制作を発注できる東京都のフリーランスをプロが厳選!【2019年版】
Q. フリーランスにホームページ制作を依頼した場合、どのような契約を結べば良いですか?
契約書を作成することが望ましいです。契約書には、以下の項目が含まれることが一般的です。 作業内容、報酬、修正や追加の対応、著作権、紛争解決
Q. ホームページ制作をフリーランスに依頼する際、予算の相場はどれくらいですか?
ランディングページの制作には10万円から30万円程度、サイト全体の制作には50万円から100万円程度が相場となっています。
Q. ホームページ制作をフリーランスに依頼する際、どのように制作進行を管理すれば良いですか?
1.スケジュールの共有 2.コミュニケーションツールの決定 3.作業内容の確認 4.品質管理 5.支払い条件の確認
フリーランスにホームページ制作を依頼するメリット・デメリット
まずはフリーランスに依頼する場合のメリット・デメリットからお伝えしていきます。
フリーランスへの依頼は良くも悪くも「個人」への制作依頼だということを念頭に、メリット・デメリットを見ていきましょう。
【メリット】制作会社より安く、コミュニケーションがシンプル
制作料金が安い
フリーランスにホームページ制作を依頼する場合、基本的には価格を安く抑えられることがメリットです。
個人でホームページ制作を請け負っている方は、自宅やシェアオフィス等で働いていることが多く、制作会社と比べて設備や人件費など固定費が少なく済みます。そのため費用も安く抑えられると言えるでしょう。
コミュニケーションがシンプル・スピーディー
また、1人で制作を行なっているフリーランスは、窓口担当も制作担当も1人。ディレクターをはじめ、要件定義・設計担当者、デザイナー、コーダーなど多くの人が関わる制作会社と比べ、コミュニケーションがシンプルになるのもメリットです。
全ての担当者が1人ということに関連して、技術的に可能かどうかなど判断を比較的早く得られるのもフリーランスに依頼するメリット。
決裁権はフリーランスである個人が持っているため、打ち合わせなどの場で判断できます。
制作会社の場合、社内に持ち帰って検討しなくてはならないこともあります。
どのようなホームページ制作をしたいかがある程度明確な場合、スピーディーに進めることができるでしょう。
【デメリット】納期遅延や廃業のリスクが比較的高い
デメリットとしてまず挙げられるのは、フリーランスは代わりがいないということ。
依頼していた制作者が病気や怪我などで仕事ができなくなった場合、納期が延びたり、納品できないリスクもあります。
ホームページができてからのアフターサポート・運用面を考えると、フリーランスは継続性に不安が残るでしょう。
制作会社の場合は、もし担当者が退職などしても他の担当者に案件として引き継がれますが、フリーランスの場合は事業自体を廃業してしまうリスクも比較的高いです。
年単位で運用まで長くお願いできるかどうか、確認おく必要があります。
ホームページを作った後もしっかり考える
期間限定のホームページや、作ったあとの運用は自分でやる自信がある場合は良いですが、ホームページは作ったあとも運用することが多いです。
ホームページの更新の際に聞きたいことや、ちょっとしたリニューアルをお願いしたい場合もあるでしょう。その際は、廃業リスクの高いフリーランスよりは制作会社に依頼したほうがリスクは減らせます。もちろん、制作会社でも倒産のリスクはあるので、良い制作会社を見極めることは必要です。そのために、相談無料のWeb幹事にお問い合わせください。
フリーランスにホームページ制作を依頼するときの注意点
メリットデメリットを踏まえた上で、フリーランスへの依頼は実際どのような点に注意すればいいのでしょうか。
制作会社に依頼する際にも同じようなことが言えますが、技術面はもちろんのこと、過去実績やホームページ完成後の運用についても確認しておく必要があります。
関連記事:プロが教えるホームページ制作会社の選び方5ポイント【失敗したくないかたへ】
意外と見落としがちなポイント
はじめに、意外と見落としがちな観点からお伝えします。それはフリーランスは企業と違い定時がないということ。
連絡を取れると思っていた時間帯にあまり連絡が取れない、ということもあるかもしれません。
制作をお願いした場合、連絡が取れる時間帯は昼なのか夜なのか、コミュニケーションはマメに可能か、対面での打ち合わせは可能なのかなど。
制作の進め方の相性も見極めておくと、スムーズなホームページ制作・運用ができます。
デザインからコーディングまで一貫して対応できるか
ホームページ制作は要件定義やサイト設計を経て、デザイン、そしてコーディングを行います。
フリーランスは「Webデザイン」のスキルのみを持っている場合や、コーディングのみ受けていてデザインは疎いという方もいます。
制作に関する知識が少ない状態で、デザインやコーディングを別々でお願いしてしまうと思わぬ事態になりかねません。
まずは、デザインからコーディングまで一貫してお願いできるかどうか。これを基準にフリーランスへの依頼を検討しましょう。
過去の実績を確認する
フリーランスでホームページ制作を行なっている方は、ホームページで過去実績を紹介していることが多いです。必ず確認しておきましょう。
特に、同じような業界、同じような構造のホームページ制作の実績がある場合は、話がスムーズに進むと考えられます。
制作会社や規模の大きな企業から直接依頼を受けて制作実績がある場合は、信頼できる一つの要素でしょう。
ただし「どこを担当したか」については注意して確認する必要があります。
デザインのみ担当した案件なのか、デザインからコーディングまで担当したのか併せてて書いてある場合も多いです。確認できる限り、詳細に見ておきましょう。
相性を見極める
いくら実績が豊富でも、自社との相性が悪いとうまく制作が進みません。
技術面やデザインの相性、予算感や制作の進め方における相性も重要です。
サイト公開後の運用について確認する
フリーランスに依頼するメリット・デメリットでも書きましたが、ホームページ制作が完了したのち、運用についてどのように行うかは事前に確認しておきましょう。
情報を頻繁に更新するサイトの場合、CMSを入れて自社の担当者が更新できるようにするのか、または運用まですべて制作側で行ってもらうのかなど。
ホームページは完成してから役割を果たすものですので、作って終わりではなく、その後の運用についてよく確認しましょう。
料金体系がどうなっているか
追加で作業・修正してもらう際に、作業終了後に追加請求されたなどのトラブルを防ぐために、料金体系に確認は必須です。
フリーランスのホームページや契約書などには、追加作業に関する料金が明記されていないケースがあります。すると発注側のなかには「おそらく修正も基本料金に含まれるだろう」と思ってしまうでしょう。しかし、受注側のなかには「修正箇所は追加料金が別途かかるのは業界として当然」と思っている者もいます。すると、料金についてトラブルが生じるのです。
トラブルの対策としては、追加で作業が生じた際の作業内容とそれぞれにかかる追加費用について、発注側と受注側間できちんとすり合わせましょう。そして、業務委託契約書等の契約書を必ず交わしましょう。
また、フリーランスによっては料金体系を「ページ単価」「工数単価」のいずれかを設けています。
ページ単価とは、TOPページは4~15万円・下層ページは1~4万円/ページのように、制作料金を「ページ数×単価」で見積もる体系。工数単価とは、打ち合わせ・要件定義・デザイン・コーティング・テスト・運用などのホームページ制作の各工程にかかる時間によって見積もる体系です。
同じホームページ制作依頼内容でも、ページ単価・工数単価それぞれで見積もると、見積もり金額が異なることもあるのです。フリーランスとの打ち合わせ時ではどのような見積もり方法で料金を決めるか、必ず聴きましょう。
提案がわかりやすいか
フリーランスにホームページ制作を依頼する場合、制作会社とは異なり、1人の担当者とやりとりをすることになります。フリーランスは制作会社に比べて、経験やスキル、ノウハウにばらつきがあります。
例えば、提案書がある場合は、提案内容が明確でわかりやすいかを確認することが重要です。提案書には、制作の目的やターゲット層、要件定義、制作方針、デザインやコンテンツのイメージ、スケジュールや費用などが明確に記載されていることが望ましいです。
フリーランスは個人事業主であるため、制作会社に比べて制作物への保証が少ない場合があります。また、フリーランスによっては、制作会社よりも制作品質やスケジュール管理がルーズなことも多いため、十分な調査と検討が必要です。
安心して依頼できるフリーランスの探し方
ここからは、実際に信頼できるフリーランスを見つけるためにはどう探せば良いか?について。
検索で探すのも一つの手ですが、フリーランスの制作者はなかなか検索にヒットしづらいこともあります。
SNSや知り合いづてで探すことで、より自社のニーズにあったフリーランスの方と巡り会うことができるでしょう。
Twitterのユーザー検索機能などを使うことで、フリーランスの制作者を見つけることができます。
「Web制作 フリーランス」や「webデザイナー フリーランス」などの検索ワードがおすすめ。
また、企業人・フリーランス問わず、有名なWebデザイナーや制作者の周りには優秀なフリーランスが集まります。有力者がフォローしているアカウントから探していくことで、信頼できるフリーランスが見つかっていく可能性もあります。
紹介・口コミ
ホームページ制作を依頼できるフリーランスの情報は、検索だけでは手に入らないのが現状です。
最近周りでホームページを制作・リニューアルした企業の方や、知り合いの中で「インターネットに一番詳しそうな人」に紹介してもらうのも一つの手です。
直接フリーランスを紹介してもらわなくても、知り合いの知り合いを辿っていくことができるかもしれません。
ホームページ制作の経験談やトレンドを知るだけでも、どのような方にお願いすると良いのかという観点を得ることができます。
少し遠回りかもしれませんが、そうすることで信頼できるフリーランスに繋がっていくのではないでしょうか。
Web幹事
手間をかけずに優良ホームページ事業者を探したいなら、本サービスWeb幹事がオススメです。
Web幹事はホームページ制作を依頼したい人とWeb制作会社を「人力で」マッチングするサービス。Web幹事に相談すれば、専門のコンサルタントが優良業者探しを代行してくれます。
制作「会社」だけでなく、フリーランスのご紹介も可能です。
運営を行う株式会社ユーティルは、もともとホームページ制作会社。
そのため業界を経験したプロのスタッフが、あなたの要件を丁寧にヒアリング。
目的にあった、最適なフリーランスをご紹介させていただきます。
ホームページ制作のご相談はこちらから
Web幹事へのご相談は完全無料です。
まずは相場の情報を知りたい・ホームページについて相談したい。などのご相談でも大丈夫です。
お気軽にご相談ください。
【無料】自社に最適なホームページ制作会社を2〜3社探してもらう。
FreelanceNow
フリーランスとのマッチングができるシステムとして「FreelanceNow」というサイトがあります。
「FreelanceNow」はフリーランスが約1900名所属するコミュニティです。Facebookグループを中心としてコミュニティが形成されています。
こちらはホームページ制作に限ったマッチングサイトではありませんが、日経やDeNAなど大手企業も依頼しており、信頼できるサービスです。
サイトに開設されている依頼フォームから概要を送ると、そのままFacebookグループに投稿が行われます。それを見て興味をもったフリーランスから、直接連絡がくるという仕組みになっています。
FreelanceNow
クラウドソーシング
以下のようなクラウドソーシングサイトが挙げられます。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
これらのサイトでは、多数のフリーランスが参加しており、様々なジャンルに対応した制作者が多数在籍しています。利用者の口コミ評価や実績なども掲載されており、信頼性の高い制作者を選択できる点がメリットです。
クラウドソーシングでは、制作者に対して細かい指示やフィードバックを行い、クライアント側が納得いくまで修正を依頼ができます。そのため、制作物の品質にさほど不安を持たずに仕事を依頼できるでしょう。
一方で、クラウドソーシングでは、制作者であるフリーランスとのコミュニケーションがオンラインで行われるため、意図が伝わりにくかったり、細かいニュアンスを伝えにくかったりすることがあります。そのため、細かい指示を出す際は、明確かつ分かりやすく伝えることが大切です。
また、クラウドソーシングでは制作者が多数いるため、依頼が殺到した場合や制作者のスケジュールによっては、納品までの時間が長引くことがあります。そのため、デッドラインを余裕をもたせて設定することも重要です。
おすすめのフリーランスの制作ユニット・制作者
実際におすすめのフリーランスの制作ユニット・制作者をピックアップして、ご紹介したいと思います。デザインからコーディングまで一貫して依頼できるフリーランスをご紹介します。
【東京】東京フリーランス
東京フリーランスは、自社メディアでの人材募集と所属メンバーによる採用活動を中心にフリーランスチーム「東フリプロダクション」を組織し、ホームページ制作やコンサルティングを提供。
エンジニアからデザイナー、マーケター、ライター、イラストレーターなどまで多様な職種のメンバーが所属しています。
ホームページのデザイン制作からマーケティング支援、コンテンツ制作、運用・改善支援などまでワンストップで対応することが可能。
メディアの運用支援にも強みを持ち、SEO観点でのキーワード選定、ライティングを行うほか、記事作成ガイドラインの策定などコンテンツ制作の体制作りも支援します。
【東京】TNGC GRAPHICS
TNGCグラフィックスは東京都小平市を拠点とするフリーランスウェブデザイナー。
高いデザイン性を求めながらも予算が限られた小中規模のサイト制作を得意としています。
また内部SEO対策やマーケティング、ユーザビリティなどの観点から成果につながるホームページ制作を意識しているのが特徴です。
企業の新卒採用サイトやレコードショップのホームページ、キャンペーンサイト制作など、さまざまなデザインのホームページ制作の実績があります。
依頼対応範囲は、東京23区、多摩地域、埼玉、神奈川、群馬、栃木です。
依頼検討者向けに非公開の実績も確認することができるため、問い合わせてみると良いでしょう。
【東京】Pixel Design
ピクセルデザインは、Webデザイナー・ディレクターとして活動するフリーランスWeb制作者。
2016年からは専門学校HAL東京のWeb学科にてHTML/CSSを教えている講師でもあります。
女性向けのデザインを得意としており、コーポーレートサイトやブログ、ECサイトなどの制作を依頼することが可能です。
予算規模は30〜100万円程度のものが多く、大規模案件の際はチームを組んで制作に取り組んでいます。美容系サイトや福祉センターのホームページ、コーポレートサイトなどの制作実績があり、WordCampなどWeb制作に関わるコミュニティ活動にも積極的に取り組んでいます。
書籍執筆の実績もあるため、参考情報となるでしょう。
【東京】CROQUIS
CROQUISは東京近郊で活動するフリーランスのWebデザイナー。
ホームページの企画や構成、デザイン、コーディングに加えて、アフターサポートやマーケティングまで依頼できるのが特徴です。
家具メーカーや大学、制作・印刷会社など、さまざまな分野のホームページを手がけています。
スタンダードプラン・カスタムプランと、料金プランを設定しているため、依頼前にある程度イメージを持つことができるでしょう。
公開までの流れも詳細に紹介しており、事前に自社で用意すべきものについても確認することができます。
関連記事:東京のオススメフリーランスはこちら
東京のフリーランスにホームページ制作を依頼しようとされている方は、ぜひ参考にしてください。
ホームページ制作を発注できる東京都のフリーランスをプロが厳選!
【大阪】UNDERLINE
アンダーラインは大阪を拠点とするフリーランスのWeb制作者。
大阪市内の制作会社でデザイン・コーディングの経験があります。
ホームページ制作におけるディレクションやデザイン、コーディング、スマートフォンサイトの制作、CMS導入などを依頼することが可能です。
過去実績としては、スニーカーのサイトや美容室などの店舗サイト、プロフィールサイトなどがあります。商品や人の写真・絵を魅せるデザインを得意としているようです。
ブログ発信も行なっているため、依頼の手がかりとなるでしょう。
UNDERLINEの制作実績と評判 | 大阪府のホームページ制作会社 | Web幹事
大阪で展開するフリーランスのデザイン事務所。企画や撮影なども対応。
所在地:大阪市内
【大阪・兵庫】OOOPEN(オープン)
OOOPEN(オープン)は大阪・京都・神戸などを中心に活動するフリーランスのWeb制作事務所。
ホームページ・Webサイト制作、WordPressの導入・カスタマイズ、LP制作、アクセス解析、Web活用方針や戦略の立案などを依頼することが可能です。
設計事務所や飲食店、移住相談窓口サイトなどを手がけており、淡路島をはじめとした関西での展開が特徴です。
制作実績には制作の背景や想いも書かれており、制作に関するスタンスを確認できる情報です。
フリーランスへのホームページ制作依頼費用相場
15ページほどのホームページ制作案件の場合、会社ごとに金額が下記のように異なります。
- 一般的なホームページ制作会社:40万円~
- マーケティングもできるホームページ制作会社:100万円~
- フリーランス:10~20万円ほど
ホームページ制作の原価の約99%は人件費。企業と違ってフリーランスの場合、ホームページ制作にかかわる人が原則そのフリーランスの担当者のみです。そのため、人件費は必然的に企業よりも安くなります。
さらにフリーランスの場合、オフィスがなく自宅で作業している人もいます。その場合、「オフィスなどの家賃がない=会社維持費がかからない」ので、制作依頼費用も低くなるのです。
ただし、ホームページ制作では、ディレクション・デザイン、コーディングなど複数工程があります。フリーランスは一人で全行程を担います。しかし、一部工程を下請けなどに外注するフリーランスもいるのです。そのため下請けに依頼していれば、その分依頼費用は上がります。発注前に必ず工程を下請けなど外注するのかいなかは確認しましょう。
依頼費用を抑えるコツ
内製できるものを洗い出して、可能な作業は内製しましょう。外注する依頼内容が減るので、依頼費用を抑えられます。例えば社内にデザイナーがいるなら、デザイン業務は社内で行うなどして対応できます。
もちろん内容によりますが、デザイン業務を内製すれば、全行程をフリーランスに依頼する金額から約2~5万円は削減できるでしょう。
フリーランスへのホームページ制作依頼の流れ
フリーランスへのホームページ制作依頼の流れを把握することで、依頼前に相手の能力や実績を確認でき、円滑な取引ができます。また、見積もりや契約を行うことで、納期やコスト、著作権などの問題を事前にクリアし、トラブルを未然に防ぐことができます。
依頼の流れは主に以下の通りです。
- 要件のヒアリング
- 提案書・見積書の受領
- 契約の締結
- 制作作業
- 納品
- アフターケア
1.要件のヒアリング
発注側の要望をフリーランスがヒアリング。ホームページの目的やターゲット層、必要な機能などを明確にします。
2.提案書・見積書の受領
ヒアリング内容をもとに、制作内容や工数、納期などをまとめた提案書と見積書をフリーランスがが作成・提出してくれます。提案は素晴らしいか、見積金額は妥当か確認しましょう。
3.契約の締結
提案書が発注側で承認されたら、契約を締結。契約書には、制作内容や納期、報酬などの詳細が明記されます。フリーランスとこちらの作業範囲の認識がずれていると後々のトラブルになりますので、必ず契約書にて明言しておきましょう。
4.制作作業
制作に必要なデザインやコーディングなどの作業を受託側のフリーランスが行います。制作途中に発注側からの修正依頼があった場合は、受託側は修正作業を行います。
5.納品
制作が完了したら、ホームページが発注側に納品されます。納品物には、制作したホームページのファイルやドキュメント、使い方のマニュアルなどが含まれます。
6,アフターケア
契約内容によりますが、納品後も、ホームページの不具合や修正を受託側が対応するアフターケアもあります。ホームページの運用や保守管理を担当することもあります。
スムーズに制作を進めさせるコツは、発注側で求める成果物を明確にすること。明確に要件定義を行い、依頼内容を明確にすると、スムーズな進捗管理が可能になります。
フリーランスへのホームページ制作依頼 まとめ
さて、ここまで読んでいただいた方は、ホームページ制作をフリーランスに依頼することについて、イメージが湧いてきたのではないでしょうか。
最後に少しまとめると、フリーランスに依頼する場合のメリットは
- 制作会社に比べて低コストで依頼できる
- コミュニケーションが1対1でシンプル。判断も比較的早い
反対にデメリット・注意点としては
- 依頼していたデザイナー自身に何かあった場合、納期遅延など影響が出る
- 継続してお付き合いできるかどうかは見極めが必要
そして、実際に依頼できるフリーランスを探す際は、検索だけでなくSNSや人づての紹介、プラットフォームの活用をしてみるのもポイントです。
制作会社に依頼する際にも言えますが、ホームページ公開後の運用・更新についてもしっかりと事前に確認をしてくことが重要です。
自社のホームページ制作・リニューアルの方向性を洗い出し、事前にできるだけイメージを固めておくと打ち合わせの助けとなるでしょう。
また、フリーランスも含めたホームページ制作の相場を知りたい方は、こちらをご覧ください。
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この記事を書いた人

佐藤 由佳
専門分野: フリーランス,ライティング,ホームページ制作
新卒でクリーク・アンド・リバー社に入社。Web制作進行管理・オウンドメディア運用などを担当。1年で退職後、フリーライターとして独立。現在はビジネス・テクノロジーを中心に取材記事などを執筆しています。