社内でホームページの必要性・意義を理解してもらうためのポイント3つ【負けなしプレゼンのコツ】

新米・Web担Aさん

うちのホームページってイケてない。。。ちゃんと作り直した方が良いかも。。。

でも何がイケてないか、ちゃんとプレゼンできない。(企画書なんてなおさら・・・)

それを知識のない、社内の人たちに説明するなんて「絶望的・・・」


中堅・管理部Bさん

ホームページのリニューアルを任されたはいいが、どういう風に社内をとりまとめていくのか。。。

そもそも何でホームページリニューアルするんだっけ・・・?



こんな悩みをお持ちじゃないでしょうか?

本記事では社内でホームページリニューアルを進めようとしている担当者のために


「どうすればWebの知識のない人たちを巻き込んでホームページ制作を進めていけるのか?」

「どうやってWebの知識のない人たちにもホームページの必要性をプレゼンしよう?」

「そもそも、ホームページって何で必要なんだっけ?」


という悩みに徹底的に答えていこうと思います。



ポイントは3つ!

①事業におけるホームページの必要性・意義を理解すること

②サイトの課題を具体的に語ること

③社内で協力を仰がなければならない人を理解すること


これさえできれば、苦手なプレゼンも上司への説明も百戦錬磨。本質を理解していればプロジェクトもきっと上手く行くはず。

それでは1つずつご説明していきます。

目次

  1. 1. ①ホームページの必要性・意義を理解すること!
    1. 1-1. ホームページは利益を産むための手段であるべき
    2. 1-2. ホームページは事業に合わせて変化する
    3. 1-3. ホームページは1サイト=1目的が理想的
    4. 1-4. ここまでのまとめ
  2. 2. ②ホームページのイケてない部分は根拠をもって示すこと!
    1. 2-1. Google Analyticsで、課題を「数値」で語る!
    2. 2-2. 競合他者と比べて、課題を「比較論」で語る!
    3. 2-3. ここまでのまとめ
  3. 3. ③ホームページの構成要素を理解して、社内の誰の協力が必要か把握すること!
    1. 3-1. コンテンツ:現場の方の協力が必要かも・・・
    2. 3-2. サーバー・ドメイン:システム部or管理・総務部
    3. 3-3. デザイン:(意外と社長 or 経営陣)
    4. 3-4. ここまでのまとめ
  4. 4. まとめ
    1. 4-1. よりレベルの高いリニューアルをしたい方へ

①ホームページの必要性・意義を理解すること!

一言で言うとホームページは


企業の利益を出すための手段のうちの1つ


です。これが全てです。


ホームページは利益を産むための手段であるべき

当たり前の考え方なのですが、実は意外と理解されていないように思います。

そもそも企業における全ての活動は「利益の最大化」に向けられているはずで、ホームページも例外ではありません。

利益

なので、ホームページは

①売上をあげる

②費用を減らす

どちらかの効果が得られるものでないと目的を達していないことになります。


具体的には

売上をあげる:集客用の オウンドメディア ・ECサイト(商品の販売のためのサイト)・LP

費用を減らす:予約サイト(受付のコストを下げる・売上をあげる効果もあります)

などがイメージしやすいでしょうか。

一般的には売上をあげるための「攻めの姿勢」がホームページには多いです。


このように、作ろうとしているホームページが、どのような役割を果たすのか。

これをまず考えるのが1つめのポイントになります。


ホームページは事業に合わせて変化する

では、あなたの会社の事業においてホームページはどのような位置付けになるでしょうか?

具体的に考えてみましょう!


ケース1:スマホ用のケースを販売する小売会社の場合

消費者向けにスマホケースを販売する小売店。

お店で売っている商品を紹介したい!というニーズもありますが、そこまでするなら

そのまま販売したい!というのが自然な流れ。


この場合、ECサイトを作って、ネット上で商品を販売するのが目的になります。



ケース2:投資用物件を販売する不動案会社の場合

スマホケースのような簡単に購入できる単価の商品ではなく、「不動産」などの場合、

商品を購入するまでの検討期間が長く、サイト上ですぐに購入に結びつかない場合があります。


その場合、

・不動産物件のカタログ(資料)をダウンロードさせる。

・セミナーに参加してもらう。(参加予約)

など、購入ではないが、何らかのアクションを起こしてもらう。

物件サイトを作って、物件資料ダウンロードや不動産セミナーの予約をしてもらうのが目的になります。


他にも、BtoBの場合は商品そのものが無いこともしばしば。

そのため、サービスへの問い合わせやサービス説明資料のダウンロードをしてもらうのが目的になります。


以上のように会社の事業に合わせてホームページはどんな役割を果たしてくれると理想的か

を必ず考えるようにしてください。


ホームページは1サイト=1目的が理想的

ここで注意が必要なのは


ホームページは1サイト=1目的が理想的


と言うことです。分かりやすいのはコーポレートサイト(企業サイト)

企業には色々な関係者(ステークホルダー)がいます。

従業員・お客様・採用面談にくる候補者・株主などなど・・・


1つのホームページで全ての関係者に、等しく価値を提供するのは難しい

です。


例えば、企業サイトに気持ち程度についている採用情報ページ。

ここから応募者が殺到しているのを見たことがありません。


例えば、会社の説明が中心のサイトの中に突如現れる商品購入ページ。

ここから爆発的な売上をあげている企業を見たことがありません。


つまり、ホームページの目的を1つに絞って、それだけに集中するというのが、もっとも効率的なホームページ作成です。


もちろん予算の関係で複数のサイトを作れないことがしばしばあります。(むしろその方が多いと思います。)

そういう時はホームページの目的に優先順位をつけるのがもっとも重要かと思います。


ここまでのまとめ

1つ目のポイントは

「自分自身がホームページの必要性・存在意義をしっかりと理解していること」

当たり前かもしれませんが、ちゃんと考えられている人、意外と少ないです。


そのために・・・

・会社の事業にとって、ホームページで何ができると一番理想かを考える!

・できるだけ、1サイト=1目的にする。できない場合は優先順位づけを!



②ホームページのイケてない部分は根拠をもって示すこと!

ホームページのリニューアルを説く際に「現状の課題分析」は常套手段。

しかし、ほとんどの方がこの課題分析をしていません。


非常によく聞く課題は

・デザインが古く、ここで商品を買いたいという気持ちが湧かない。

・商品が整理されておらず、目的のページにたどり着けない。

・社員に聞いたところ、何の会社かわからないと言われた。

など、抽象的なものばかり。


これでは、仮に社内であったとしても「それで?リニューアルやる意味あんの?」

と言われれば、即議論が終了になってしまいます。

以下の手段で、根拠を持った課題分析を行いましょう!


Google Analyticsで、課題を「数値」で語る!

そんなに怖がる必要はないです。

ここでは詳細な分析というより、大きな課題が見つかれば大丈夫です。

(それだけで十分説明資料が作れます!!!)


Google Analyticsは、仮にホームページ制作会社に発注する際も非常に重要な提供情報になるため、必ずサイトに設置するようにしておきましょう!


※設置の方法は本記事ではお伝えしません。

https://liskul.com/googleanalytics-start-8975

Googleアナリティクス設定|導入~分析までの完全攻略ガイド

こちらを読んで設定してみてください。


簡単に見方をご紹介しておきます。


日用品_GoogleAnalytics


こちらは便利な日用品や雑貨を紹介するメディアのとある1ヶ月の数値です。

ここで課題になるのは「直帰率」


直帰率とは全体のサイト訪問者のうち何%が1ページしか見なかったか、を表わす数値です。

つまりこのサイトは

9割のユーザーが一番最初に見たページで、ブラウザのタブをそっと閉じてしまっている。

という状況です。


考えられる課題は下記の通り

・そもそも対象としているユーザーに見られていないのでは?

・他のページへ行く動線(リンク)がないのでは?

・サイトのコンテンツ(テキストや文章)の魅力が一切ないのでは?

「デザインが古い・・・」よりも全然具体的な課題が見えてきます。



もう1つの事例を・・・


弁護士事務所_GoogleAnalytics


こちらは、口コミや紹介を中心に展開している弁護士事務所のサイトのとある1ヶ月の数値です。

先ほどのサイトに比べて直帰率が非常に低いですね。

「ページ/セッション」も3.6近くとしっかりホームページの中身を見てもらえているということがわかります。


※ページ/セッションとは、ユーザーが1訪問した時に何ページ見たかを表す数値です。

この場合1回の訪問で平均3.6ページ見られていることになります。


それもそのはず。この事務所は口コミや紹介を中心に展開しているので、紹介を受けた人が「どんな会社かな?」と興味を持って見に来るので、しっかりとホームページを見てくれるのです。


しかし、口コミや紹介だけの展開のため、1ヶ月に560人、つまり1日平均18人程度しかアクセスされていないことがわかります。


今後、HPで集客を!と考える際には、

先ほどのサイトのように直帰率ではなく、そもそものアクセス数を課題にするべきです。


このように、数字で課題を抽出できると、一気に「分析した感」が増し、説得力の高いストーリーが作ることが出来ます

※もちろん詳細な分析も必要です。プロジェクト開始後に行うか、ノウハウがない場合はホームページ制作会社に分析を依頼するのが「吉」です。

※より詳細なGoogleAnalyticsの使い方はこちらを参考にしてください!(初心者でもわかりやすく詳細に記載されています)

https://junichi-manga.com/google-analytics/


競合他者と比べて、課題を「比較論」で語る!

数値だけで語れない部分もたくさんあります。

そういう時は、競合のホームページと比べて、「〇〇に比べて、うちは・・・」という比較論で課題を抽出していきましょう!


例えば先ほどの直帰率が問題になった日用品のメディア。

「日用品 雑貨 メディア」で検索してみると一番上に


・生活雑貨 - PICUP(ピカップ) | プロが選ぶお買い物メディア

https://picup.allabout.co.jp/daily/

が出てきます。こちらの中身をのぞいてみると・・・


日用品メディアの参考1

・カテゴリがサイドバーに整理されていて、見やすい!

・生活雑貨の中でも、さらに「キッチン・ダイニング」や「洗濯用品」など細分化されていて探しやすい!

など参考にすべきポイントが分かります。



実際の記事ページでは

日用品メディアの参考2

・記事で紹介されている商品がサイドバーに常に表示されていて、いつでも買えるようになっている!


など工夫が凝らされているのがわかります。


テキストや写真をそのまま流用するのは、もちろんアウトです。

しかし、競合に比べて自社のホームページができていないことをピックアップするのは非常に有用です。


各業界TOP3に入る会社やメディアは、ほぼほぼしっかりとしたサイトを構築しています。

ぜひ、そのサイトと自社のサイトを「比較」して課題を抽出してください。


ここまでのまとめ

2つ目のポイントは

ホームページのイケてない部分(課題)は根拠をもって示すこと!


そのために

・Google Analyticsを使って、課題を「数値」で語ること

・競業他社と見比べて、課題を「比較論」で語ること

この2つが重要です!



③ホームページの構成要素を理解して、社内の誰の協力が必要か把握すること!

ここまで

①ホームページの必要性・意義を理解すること!

②ホームページのイケてない部分(課題)は根拠をもって示すこと!

とお伝えしてきました。この2つが出来ていれば小規模な会社であれば、十分にホームページのリニューアルに必要なストーリーは作ることができると思います。


3番目は関係者が多めの方への上級テクニックです。


それは

・社内の誰の協力が必要か把握すること!(そして事前に協力を仰いでおくこと!)

です。


ホームページは、仮に制作会社に発注するとしても発注元に多くの業務が発生します。

・サーバー・ドメインの用意

・コンテンツの作成

・デザインのチェックや動作確認


ここではホームページ作成に関わる業務を理解し、事前に関係者に協力を仰ぐことで、スムーズにプロジェクトを進められる状態にすることを狙いとしています。


コンテンツ:現場の方の協力が必要かも・・・

ホームページでもっとも重要になるのは「コンテンツ」。

コンテンツとは、ホームページに載せる文章や写真などの「掲載情報」のことです。


社内の風景写真や会社の説明文章など、簡単なホームページを作成するだけでもコンテンツは多岐に渡ります。


ホームページのコンテンツで重要な位置を占めるのは

企業サイト:事業内容の説明(事業の強みや特徴など)

商品サイト:商品の詳細説明(商品の特徴・ウリ・想いなど)

といった、「現場の方でしか語れないコンテンツ」が多いです。


そのため、現場の営業や企画など事業運営に携わる方々の協力が必要になる場合が非常に多いです。

現場の方は、社内でも最も忙しい部類の方々。

もし現場の方にコンテンツ作成の協力を仰ぐ場合は、かなり「早め」にお願いしておく方が良いです。


サーバー・ドメイン:システム部or管理・総務部

ホームページに必ず必要になるのがこの2つ。

プロジェクトが始まってから、この2つでドタバタすることが非常に多いです。


社内に情報システム部などの部署がある場合は楽ですが、ない場合は管理部や総務部の方々が管理していることが多いです。


特に情報システム部がない場合は「昔ホームページ制作会社につくってもらったから、よくわからん。」みたいなことも頻発します。


事前にこの部署の協力をお願いしておくのがスムーズです。


もし協力が難しい場合は

・レンタルサーバーの管理画面のID / パスワード

・ドメイン管理サービスの管理画面のID / パスワード

この2つを事前にもらっておくようにしましょう!


デザイン:(意外と社長 or 経営陣)

仮にプロジェクトがうまくスタートしたとしても、

社長や経営陣など役員の「なんか違う・・・」の鶴の一声でやり直し。。。

ということが稀に起こります。(往々にしてデザイン面で起こります)


その可能性が予想される場合は、事前に

・デザインの方向性を擦り合わせておく

・事前に進捗チェックをしてもらうお願いをしておく

などが重要になります。

(逆にこれをしておくと、経営陣の理解が得られ非常にスムーズにプロジェクトが進んだ経験があります


ここまでのまとめ

以上のように、ホームページの作成は自分一人で完結することはほとんどありません。

・ホームページ作成に必要な業務を理解して、事前に社内の誰の協力が必要か把握すること!

これが重要です。


そのためには

・コンテンツ:営業や企画など現場の方

・サーバー・ドメイン:情報システム部 or 管理部・総務部

・デザイン:社長・経営陣など意思決定権者

この3点を抑えておくと非常にスムーズになります!ぜひ事前に根回しを!



まとめ

以上、社内の取りまとめや説得に悩めるWeb担当者のために


「どうすればWebの知識のない人たちを巻き込んでホームページ制作を進めていけるのか?」

「どうやってWebの知識のない人たちにもホームページの必要性をプレゼンしよう?」

「そもそも、ホームページって何で必要なんだっけ?」


という疑問に答えてきました。



ポイントは3点!


①ホームページの必要性・意義を理解すること!


②ホームページのイケてない部分は根拠をもって示すこと!


③ホームページの構成要素を理解して、社内の誰の協力が必要か把握すること!


この3つがあれば、社内でもしっかりプレゼンや上司への報告をクリアして、良いホームページ制作のプロジェクトに入れるかと思います。


ホームページは企業にとって大きな武器になりうるものです。

ただし、作り方や進め方を間違えると、「お金と時間だけかかって何の成果も出ない・・・」

という事例はむしろ最近増えてきているように思います。

(昔と比べて、ホームページを作るだけで差別化が図れるという時代が終わったため。)


きちっと進めれば、その分成果も得られます。

ぜひ試して見てください!


よりレベルの高いリニューアルをしたい方へ

社内の協力は得られているので、もっと成果を追求したホームページ作成にチャレンジしたいという方へ。


その場合は

②ホームページのイケてない部分は根拠をもって示すこと!

この部分の「分析」をより詳細に行なっていく必要があります。

社内にノウハウがない場合、ホームページ制作会社に発注することになりますが、

ここで重要なのはその「ホームページ制作会社の選び方」


自身の「目的」や制作会社の「得意領域」などをしっかり見極めて選定する必要があります。


Web幹事は、あなたのホームページづくりの目的から丁寧にヒアリング。

その目的に適したホームページ制作会社をピンポイントでご紹介します。


社内の説得はもうOK、あとは成果をきっちり追い求めたい!という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。


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