プロが実践するランディングページの改善(LPO)13選!

  • ランディングページで思うように成果が出ない
  • 成果が出るように改善したいがやり方がわからない

この記事は、そんな悩みをもつ企業のWeb担当者向けの記事です。

あなたも聞いたことがあるでしょうか?
現代で、人が1日に見る広告の数は3,000件とも5,000件ともいわれており、広告で成果をあげることはどんどん難しくなっています。
つまりあなたの会社のLP(ランディングページ)も改善改良をしなければ、CPC(クリック単価)、CPA(成果単価)は上がる一方なのです。

では、LPで成果をあげるためには何をすればよいのか?
本記事では、そんなあなたのためにLPO(ランディングページ改善)の要素をまとめています

この記事ではこのようなことをお伝えしています。

  1. LPOの考え方
  2. LPOの流れ
  3. LPOの具体的な方法
  4. LPOのツール
  5. LPO改善の注意点

実際に企業のWeb担当者として、苦労しながらもLPOを繰り返し成果を上げていった経験のある私が、徹底解説します。

あなたが企業のWeb担当者として、成果を上げられるように。抽象的な話になりすぎず、できるだけ具体的に解説していきますね。

関連記事ランディングページに強い制作会社をプロが厳選!

目次
  1. 1. ランディングページ改善のための方程式
  2. 2. ランディングページ改善の流れ
    1. 2-1. 1.現状の効果を分析・課題抽出
    2. 2-2. 2.課題の対策案をつくる
    3. 2-3. 3.再度効果検証
  3. 3. ランディングページ改善(LPO)方法例
    1. 3-1. ファーストビューの最適化
    2. 3-2. CTAの最適化
    3. 3-3. エントリーフォームの最適化(EFO)
    4. 3-4. コンテンツの内容・表示順
    5. 3-5. LPの表示速度をあげる
  4. 4. ランディングページ改善(LPO)に必要なツール
    1. 4-1. アクセス解析
    2. 4-2. ヒートマップ
    3. 4-3. A/Bテスト用ツール
    4. 4-4. LPの表示速度改善ツール
  5. 5. ランディングページ改善の注意点
    1. 5-1. 同時に複数のテストを行わない
    2. 5-2. 改善案の優先順位を決めて取り組む
    3. 5-3. 問い合わせ数が増えたから成功ではない
  6. 6. ランディングページの改善 まとめ
  7. 7. LPOの業者をお探しの方へ

ランディングページ改善のための方程式

まず、LP改善のための方程式について、簡単に解説します。
とても「当たり前のこと」ではありますが、LPを改善し、CV数を上げるためには下記の方程式を念頭に置いておく必要があります。

CV数_ランディングページ改善案

上記の通り、CV数はセッション数とCVRの掛け算です。

つまり、CV数を上げるには、

  • セッション数をどのようにして上げるか?
  • CVRをどのようにして上げるか?

の二択ということになります。

そもそもセッション数が少なければ、CV数は当然少ないですよね。
逆に、CVRが低ければ、いくらセッション数が多くてもCV数は低く、効率が悪いです。

上記二択のどちらの改善を選択するのか、を決めることがまず大事です。
後ほどLPOの具体的な方法をいくつも紹介しますが、この当たり前の方程式を頭に入れておかないと、改善策がごちゃごちゃしてしまう可能性があります。

ランディングページ改善の流れ

LP改善の流れは一言で言えばPDCAです。ですのでここでは簡単に改善の流れを解説していきます。

流れ_ランディングページ改善案

1.現状の効果を分析・課題抽出

まずファーストステップは「現状の効果の分析・課題抽出」です。
前述した、CV数を上げるための二つの選択肢でいえば、

  • どちらに課題があるのか?
  • セッションが足りないのか?
  • CVRが低いのか?

そして、

  • セッションが足りないなら、なぜ、セッションが足りないのか?
  • CVRが低いなら、なぜCVRが低いのか?
  • では、どこに課題があるのか?

などを考えます。

セッション数を調べる方法はこちら Googleアナリティクスを使いセッション数やアクセス数を調べる方法はこちらをご覧下さい
ホームページのアクセス数をサクッと調べる方法【初心者向け】

2.課題の対策案をつくる

次に、課題の対策案作りです。

上記で出てきた課題はあくまで「仮説」の段階です。
ですが、

  • その課題はどうすれば改善できるのか?
  • では具体的にどうすればいいのか?

を考え、決めます。

さらに期待する効果といつ効果測定を行うかまで決めておくと効果検証がしやすくなります。
具体的なLPO方法例については後述していますので、そちらをご覧ください。

3.再度効果検証

そして再度効果検証です。

課題も仮説で、その対策案も合っているかどうかは検証してみないと分かりません。
再度効果検証をして、

  • 仮説は正しかったのか?
  • 対策案は合っていたのか?

を確認します。

つまり、PDCAですね。LPOもベースの考え方はPDCAです。
本質的、かつ大事なことをお伝えしたつもりですが、少し教科書的な解説になりましたので次のセクションから具体的な方法をお伝えしていきます。

ランディングページ改善(LPO)方法例

さて、いよいよここから具体的なLPOの方法について見ていきます。

ファーストビューの最適化

ファーストビュー_ランディングページ改善案

CVに最も寄与する要素の一つがここから見ていく「ファーストビュー」です。
「ファーストビュー」でそのページを見るかどうか、スクロールするかどうかを決めるからです。

では具体的にどうすればファーストビューを改善できるのか?
見ていきましょう。

キャッチコピー

キャッチコピーは言うまでもなく最重要です。
ただの商品説明などになっている場合、読者目線で「閲覧目的を満たす」や「読者にとってのベネフィット」の訴求になっているか? などの観点で見直してみるとよいでしょう。

また、当たり前ですが怪しさや胡散臭さが出るとすぐに離脱されてしまうので要注意です。
下記の記事を参考に改善してみましょう!

関連記事ランディングページの売れるキャッチコピーを現役コピーライターが徹底解説

ボタンの配置・修正

ボタンをファーストビューに配置することで、LPの改善ができる場合があります。
後ほど「CTAの改善」でも詳しく伝えていますが、ボタンのデザインや色・数などを変更することで改善が図れます。

実績などの権威づけをする

「お客様満足度」や「取引先実績」、「◯◯公認」、「◯◯氏おすすめ」などの権威づけを行うことでLPの改善が図れます。

パッと見のイメージを上げるために、些細なことでも「数」の勝負で権威づけを行うとよいです。

画像の変更・修正

ファーストビューの画像は、そのLPの第一印象を決めます。
パッと見で商品の内容やサービスが分かるような写真で、かつ読者にとって怪しさや胡散臭さがなく、注意を引けるようなものになっているか? 見直してみてください。

CTAの最適化

CTA_ランディングページ改善案

CTAの改善・最適化はCVにダイレクトに影響します。
CTAとは「Call to Action」の略。
Webサイトの訪問者にアクションをさせること、もしくはアクションを起こさせるWebサイト上に設置されたイメージやテキストのことをいいます。

CTAの改善と一口に言ってもやり方は様々です。ここではいくつかの方法をお伝えします。

ボタンデザイン・色を変える

ボタンのデザイン・色を変えることでLPの改善ができます。

緑色のボタンが良いという話はよく聞きますが、大事なことは

  • ボタンだと認識されるデザイン・大きさ・色になっているか?
  • そもそも目立つか?

ということです。

サイト全体の色味によっても変わってきますので、LPのデザイン全体や、ターゲット読者が男性か女性かなどによってテストしてみても良いと思います。

CTAの文言

どのようなCTAの文言を入れるかはとても大事です。

具体的には、ただ単に「資料請求はこちら」などのような文言になっているのであれば、もう少し具体的に「(商品名)に関して、PDFと解説動画を今すぐ受け取る」などのようにしてあげることでCVRが上がったりします。

CTAの数や位置の変更

CTAの内容は変えずに、数や位置の変更を行うことでLPの改善ができる場合もあります。

例えば、

  • LPの最後にあったCTAをファーストビューの直下にも追加で配置する
  • CTAを画面固定して常に表示させる
  • お客様の声などのコンテンツの下にCTAを配置し直す

など。

CTAの場所や直前のコンテンツによって、CVRが変わります。
ぜひいろいろとテストしてみてください。

エントリーフォームの最適化(EFO)

EFO_ランディングページ改善案

CTAの次に見ていくのは、お問い合わせフォームの最適化、いわゆるEFO(Entry Form Optimization)です。

実はせっかくアクションをしようと思っているユーザーがエントリーフォームで離脱してしまうということはよくあること。
いくつかのEFOのポイントをお伝えします。

フォームの数・内容

フォームの数は、サイト閲覧者がフォームを最後まで入力できるかどうか? に大きく影響します。
きっとあなたも経験があるでしょう。
フォーム入力が面倒で、途中で離脱してしまったということが。

極限までフォームの数を減らすと、メールアドレスのみになります。
ですが、最終的にはセールスして売上に繋げていきたいはずなので、テストしながら必要最低限のフォームに抑えるようにしましょう。

入力しやすいフォームに

フォームが小さすぎたり、入力作業が困難なフォームは離脱率が高くなってしまいます。

特に最近はスマホでの広告閲覧が増えています。
入力しやすいフォームになっているか確認しましょう。

入力不備に対する対応

残りの入力項目をお知らせしたり、エラー個所を表示したり、フォームによって全角半角を自動で切り替えなどをすることによって、入力不備を減らし離脱率を下げることができます。

入力不備があり、再度全て入力し直し、なんてことになっていたら要注意です。

LPとフォームの一体化

ページを遷移するほどユーザの離脱率は上がってしまいます。

少しでもページの遷移をなくすためにLPとフォームを一体化すると、コンバージョン率を高める事ができます。

※EFOを行う場合は下記の記事も参考にしてください。
関連記事EFOツールの比較&検討時に知っておくべき基礎知識とおすすめツールの紹介

コンテンツの内容・表示順

当然ですが、コンテンツの内容の改善によってCVRを高めることができます。

コンテンツの内容を見直す1つの観点として、LP訪問者があなたの商品・サービスについてどのぐらいの認識を持っているかを考えてみてください。
サービス名などでの指名系キーワードによる検索やリスティング流入であれば、購買意欲は高いので、特徴などを素早く簡潔に伝えてあげる必要があります。

一方SNS経由などで、あなたの商品・サービスがほぼ認知されていないのであれば、ストーリーなどを用いて、まず興味づけをしていく必要があります。

どの媒体経由で、どのぐらいの認知度かを見誤るとまったくCVが生まれないLPになってしまいます。(筆者は過去にこれで大失敗した経験があります…)

また、LPというのは読者とのコミュニケーションの場なので、コンテンツを伝える順番を変えることでもLPの改善ができる場合があります。

LPの表示速度をあげる

LPの表示速度を改善することでCVを上げられる可能性もあります。

最近は通信速度が上がり、近い将来、高速通信の5Gになりますが、現状としてはLPの表示速度が遅いと、ファーストビューすら見られず離脱されてしまう可能性もあります。

きっとあなたも表示速度が遅くてLPの離脱をした経験があるでしょう。
後ほど紹介する、Page speed Insightsを使うことで現状のLPの表示速度の現状分析をすることができます。

関連記事サイトスピードを改善するための測定ツールの使い方

ランディングページ改善(LPO)に必要なツール

LPOの方法は分かったけれど、改善のために必要なツールが知りたい!
ここからはそんなあなたのためにLPOに必要なツールをいくつかご紹介します。

※LPO専用のツールはこちらもご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
関連記事おすすめLPOツールの徹底比較&LPの改善ポイントを解説します!

アクセス解析

LPOのアクセス解析にはやっぱりGoogleが提供する無料のアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」がオススメ。

Googleアナリティクス_ランディングページ改善案

【参照】Googleアナリティクス

無料で、すぐに、簡単にアクセス解析ができます。具体的にはLPの改善のために必要な「直帰率」や「滞在時間」また、「CV数」や「アクセスルート」などが調べられます。

ヒートマップ

次にご紹介するLPOツールはヒートマップツール「User Insight」です。

User Insight_ランディングページ改善案

【参照】ヒートマップ解析 ユーザーインサイト - Webアクセス解析ツール

User Insightは、Webサイトでのユーザー行動をヒートマップで可視化するためのツールです。
ヒートマップとは、サイト訪問者のマウスやクリックなどの動きをデータ化して色で可視化させたもののこと。

User Insightを使うメリットは、Googleアナリティクスなどの高機能ツールでも分からないような、ユーザーのサイト内での動きが可視化されるという点です。

サイト訪問者がどこを見てクリックしているか、コンテンツのどこがよく見られたかがひと目でわかるので、ユーザーインターフェイスを簡単に改善できます。

A/Bテスト用ツール

次にご紹介するLPOツールはA/Bテスト用ツール「Optimizely」です。

Optimizely_ランディングページ改善案

【参照】Optimizely

Optimizelyは、導入企業9,000社を超えて世界No.1シェアを誇るA/Bテストの、最適化プラットフォーム。
デバイス、チャネル、テストの内容を選ばず、あらゆる場所で実験を行うことが可能です。

ユーザーのターゲティングや、高度な統計エンジンによるテスト結果検証、サーバーサイド、ネイティブアプリのA/Bテストなど、さまざまな機能が搭載されています。

LPの表示速度改善ツール

次にご紹介するLPOツールは表示速度改善ツール「Page Speed Insights」です。

Page Speed Insights_ランディングページ改善案

【参照】Page Speed Insights

「Page Speed Insights」は、Googleが提供するスコアを測定するためのツールです。フォームにURLを入力するだけでスコアと改善項目が出てきます。

ランディングページ改善の注意点

最後に、ランディングページ改善の注意点を3つほどお伝えします。

同時に複数のテストを行わない

1つ目は「同時に複数のテストを行わない」です。
理由は、何が改善に寄与しているか分からなくなるからです。これは非常に大事なことですが、説明が難しいので例を出しましょう。
下記の4つのテストを行なった結果が下記にあったとします。

テスト_ランディングページ改善案

これをまとめてすべてやった場合、A〜Dの掛け算で、ざっくり10%アップという結果になります。
ですが、一つずつテストを行い上記結果が得られれば、Cを元に戻すことで43%アップという結果に持っていくことができるということが分かるでしょう。
さらにCとDを改善すれば、それ以上の結果も期待できます。

一つずつテストをするということが実は一番の成功への近道なのです。

改善案の優先順位を決めて取り組む

2つ目は「改善案の優先順位を決めて取り組む」です。

LPOの1つ目の注意点にも書いた通り、1つずつテストをしていく必要があります。
なので、改善案の優先順位を決めて取り組む必要があるのです。

優先順位を決める際には、LPの「始まりと終わり」つまり「ファーストビュー」と「CTA」の優先順位を上げるのがオススメです。
LPの「始まりと終わり」が、結果に一番影響があるからです。

優先順位_ランディングページ改善案

LPの上から順番にテストしていくという方法は効率的ではありません。
ぜひ参考にしてみてください。

問い合わせ数が増えたから成功ではない

最後、3つ目の注意点は「問い合わせ数が増えたから成功ではない」ということ。
これは企業のWeb担当者であれば、きっと理解いただけると思いますが、問い合わせが「成約」になってはじめて広告が成功したといえます。

広告やLPOをした結果、CVや問い合わせが増えた時は本当に嬉しいものです。
「達成感」や「充実感」が味わえます。

しかし、やってしまいがちなことが「その問い合わせが成約に結びついているか、まで見ない」ということ。
ここを見失ってしまうと本末転倒です。
と言いながら、自分自身が企業のWeb担当者の時に陥りがちだったことでもあります。

本質を見失わず、結果に一喜一憂しすぎず、地道な活動を行なっていただければと思います。

ランディングページの改善 まとめ

さて、LPの改善についての記事はいかがでしたでしょうか? この記事では、下記のような順番でLPOについてお伝えしてきました。

  1. LPOの考え方
  2. LPOの流れ
  3. LPOの具体的な方法
  4. LPOのツール
  5. LPO改善の注意点

記事の中で改善のためのヒントは見つかりましたか? マーケティングとは本当に泥臭い仕事です。

最後のセクションで「同時に複数のテストを行わない」ということをご紹介しましたが、現状の分析・仮説の課題を特定し、一つずつテストしていかないと、何が成功要因なのかが分かりません。
ぜひ本記事を参考にLPOを行い、あなたが1秒でも早く成功に近づけることを願っています。

関連記事ランディングページの作り方を現役LPライターが徹底解説

LPOの業者をお探しの方へ

今回ご紹介した内容で、ランディングページに関してご自身で改善が可能になります。
ただし、

  • ある程度やってみたけど効果が出ない
  • 何か問題があるのかもしれないが自身ではわからない

といった場合もあるかと思います。
その場合は是非、Web幹事にご相談ください。

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コンサルタントのご紹介 Web幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 Web制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。

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