LP(ランディングページ)のSEO。LPの定義からSEOの施策手順まで丁寧に解説します!

サービスや商品に関心を持つユーザーが最初にアクセスするため、印象を大きく左右するのが「LP(ランディングページ)」です。

そのため、優れたデザイン、内容のLPの制作に取り組んでいる企業は多いことでしょう。ただし、見込み客となるユーザーの訪問数を伸ばすことができないと売上増加には繋がりません。

「アクセス数を増やすには、SEO施策が重要」と言われるものの、どうすれば良いかわからないといった担当者の方も多いのではないでしょうか。

  • LPにSEO施策を実施したら、本当に効果がある?
  • SEOに強いLPのテンプレートが知りたい
  • LPについてよくわかっていないのに、担当者になってしまった

上記のような、お悩みをお持ちの担当者の方向けに、本記事ではLPの定義などの基礎部分について解説するとともに、LPへのSEOの施策手順や効果を改善する方法についてご紹介します。

「初めてLPを制作する」「現在のLPでは効果が出ていないため、改善したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次
  1. 1. LP(ランディングページ)の意味・定義とSEOとの関連性は?
    1. 1-1. 広義のLPの意味とは?ランディングページとはユーザーが初回にアクセスするページ
    2. 1-2. 狭義のLPの在り方とは?自社サービス・事業への購買意欲を高めCVさせること
  2. 2. LPの種類とは?カテゴリまとめLP・1ページ完結型の2種類が主流
    1. 2-1. 1ページ完結型LP
    2. 2-2. カテゴリまとめLP
  3. 3. 【コラム】LP(ランディングページ)がSEOに向いていない理由
  4. 4. LP(ランディングページ)に対しSEO施策を行う効果と方法とは?
    1. 4-1. LPにSEO施策を行うメリットとは?
    2. 4-2. SEO施策を行うためのサイト型LPとは?TOPページをLPにしてユーザーのアクセスを集約
    3. 4-3. サイト型LPのPVを増やす方法とは?TOPページへの導線を増やす記事コンテンツの掲載
    4. 4-4. サイト型LPによるCVを増やす方法とは?TOPページのABテストで勝ちパターンを見つける
    5. 4-5. サイト型LPの効果的な運用方法とは?検索上位キープのための継続的なコンテンツと被リンク施策
  5. 5. LP(ランディングページ)の効果的な運用方法・LPO(LP改善施策)の方法とは?
    1. 5-1. アクセス解析編:GoogleSearchConsoleによる流入検索キーワードの見える化
    2. 5-2. ユーザー行動解析編:ヒートマップの導入によりユーザー行動の見える化
    3. 5-3. 改善編:流入クエリへの広告出稿やコンテンツの強化・内部導線の変更
  6. 6. LPのSEOで失敗しないためにWeb制作会社選びのポイント

LP(ランディングページ)の意味・定義とSEOとの関連性は?

LPの意味・定義

ランディングページ(Landing Page)は、直訳すると「着地ページ」です。
ただし、同じLPであっても意味は、大きく2つに分かれます。

広い意味では、ユーザーが初回訪問時に訪れるページを意味しますが、狭い意味ではサービス・事業への購買意欲を高めることを目的としたページを意味します。

また「LPでSEO対策を!」と意気込む方は多いですが、一般的にLPとSEO対策の相性はあまり良くないと言われています。
それを理解するためにも、まずは具体的なLPの内容と種類について理解することが重要です。
詳しくみていきましょう。

広義のLPの意味とは?
ランディングページとはユーザーが初回にアクセスするページ

広義のLPは前述した通り、ユーザーが初回にアクセスするページを意味します。
社名の検索により、トップページにアクセスされた場合はLP=トップページです。
サービスや商品名の検索から個別ページにアクセスされた場合は、LP=個別ページとなります。

アクセス解析に用いられることが多い「Googleアナリティクス」の「ランディングページ」などは、広義の意味で捉えると良いでしょう。

狭義のLPの在り方とは?自社サービス・事業への購買意欲を高めCVさせること

一方、狭義のLPは、ユーザーの行動を促して売上の増加や見込み客の発掘を目的としたページを意味します。
いくつか例を上げてみましょう。

  • サービスや商品の申し込み、問い合わせ→売上増加
  • 住宅見学会、保険相談会などのイベントの予約→見込み客発掘
  • 試供品プレゼント、初回割引サービスの申し込み→見込み客発掘

検索結果やSNS経由でLPにたどり着いたユーザーに対して、最終的にコンバージョンに導くこと。
これが狭義のLPの目的です。一般的にLPとは、狭義の定義で用いられることが多いです。

本記事においても、以下、狭義のLPについて説明します。

LPの種類とは?カテゴリまとめLP・1ページ完結型の2種類が主流

LPの種類を決める上で、重要となる観点は扱う商品の数です。

1ページ1商品(サービス)を掲載する予定であれば「1ページ完結型LP」を、大量の商品やサービスを取り扱っている場合は「カテゴリまとめLP」を選択すると良いでしょう。

1ページ完結型LP

目的は、初回ユーザーの即時の購買です。
化粧品やダイエット商品などターゲットが明確な商品など通販においてニーズが既に高い商品は効果的です。

また、他のページに離脱させないため、他のコンテンツへのリンクを貼らないことが基本。
1ページの中に「キャッチコピー」「商品訴求」「メリット」「他社との差別化」などの情報を取り入れ、最終的に商品またはサービスの購入まで誘導することを目指します。

カテゴリまとめLP

多数の商品やサービスを取り扱う場合は、前述した広義のLP(着地)を目的としたLPが作成されるケースが多いです。

1ページ完結型との大きな違いは、即時の購買を求めていない点にあります。
即決よりも、多くのユーザーを集客すること、他のページへの誘導を目的とすることの方がメリットが大きいためです。

【コラム】LP(ランディングページ)がSEOに向いていない理由

最初にで「LPとSEO対策の相性が悪い」と説明しました。
その理由は、大きく分けて2つあります。

  1. 検索エンジン・ユーザーが求める情報に関するテキスト量の不足
  2. ページ数の不足に伴うインデックスの偏り

SEO対策のためには、検索ユーザーの要望に応えられる十分なテキスト量が必要です。
そのため、一般的にLPの場合はSEO対策の観点から見て文字数に限りがあります。
特に1ページ完結型LPの場合は、ユーザーの目を惹きつけることが求められるため、ビジュアルが重視されます。

さらに大量のテキストを入れながら魅力的に見せるのは、簡単ではありません。
カテゴリまとめLPの場合は、一見文字数が足りているように思われます。

しかし、検索サイトを用いるユーザーが主に求めているのは「答え」です。
LPに掲載されている情報だけでは、ユーザーのニーズを満たすことができないと判断され、検索上位に上がることは厳しいでしょう。

また、LPは必要最低限のページ数にて制作されることが多く特に1ページ完結型LPの場合、他のページへの離脱を防ぐためリンクを貼ることを控えるものです。
「インデックス数が少ない」「内部リンクがない」といった点は、SEOの観点から見た場合にはマイナスポイントになります。

LP(ランディングページ)に対しSEO施策を行う効果と方法とは?

LPのSEO

これまでの説明を通じ「LPに対し、SEO施策を行うことは無理だ」と思われた方も多いでしょう。

前述した例はあくまで一般例、通常のWebサイトにおけるSEO施策を当てはめた場合の内容です。

ここからは、LPにSEO施策を行う方法として実際に役立つ内容を確認していきましょう。

LPにSEO施策を行うメリットとは?

新しいターゲットに商品やサービスをPRしようとした場合、今までであれば、広告を出稿することが一般的でした。

もちろん、広告にもメリットはありますが、出稿すればするほど費用が発生する上、確実にリターンが見込めるとは限りません。

一方、LPにSEO施策を行うことができれば、広告と同様に顧客の獲得ができます。
さらに通常の広告に比べ、流入したユーザーは意欲を持って検索を行うため、高い商品やサービスの購入・利用が期待できることもメリットです。

LPは、広告の出稿費用を抑えるだけではなく、永続的に広告宣伝と同等の効果をもたらします。

SEO施策を行うためのサイト型LPとは?
TOPページをLPにしてユーザーのアクセスを集約

結論から言うと、SEO施策を行う場合サイト型LPを作成することが必須条件です。
サイト型LPとは

  • 別ページ(下層)を持つLP
  • 一見すると、通常のWebサイトと同じように見える

といったサイトを指します。
LP本来の目的の「ユーザーの離脱を防ぎ、CVまでの道筋をつくる」ことには変わりはありません。
サイト型LPの一番のメリットは、ページを増やすことでSEO対策との相性を良くできることです。

LPとSEOの相性が悪い理由として、コンテンツ量が足りないことを先に述べました。
しかしページを増やすことで、よりユーザーが求めている情報を訴求することができます。

サイト型LPのPVを増やす方法とは?
TOPページへの導線を増やす記事コンテンツの掲載

サイト型LPだけに限ったことではありませんが、お問い合わせ数を増やすためにPV数を増やす努力は必須です。

では、具体的にどのようにPVを増やしていけば良いのでしょうか?
サービスや商品に直結した知識・教育系のコンテンツは、検索上位に入りやすいものですが、それだけではCVにつながるようなPV数を増やすことは難しいでしょう。

知識を深めた段階で満足したユーザーは、そのまま離脱してしまう可能性が高いからです。

CVにつなげるためには、記事コンテンツのクローズ部分(下部)に、TOPページへの導線を作成ことが必要不可欠です。

また、同時にスマートフォン対応も必須です。
スマートフォン対応していないサイトに対しては、離脱傾向が高いため、記事コンテンツ・TOPページ共に、見やすさとわかりやすさを重視しましょう。

サイト型LPによるCVを増やす方法とは?
TOPページのABテストで勝ちパターンを見つける

サイト型LPのABテスト

CVを増やすためには、感覚ではなく理論的なデータが役に立ちます。
最もCV率が高いパターン、いわゆる勝ちパターンを見つけるために行うべき方法についてみていきましょう。

最も簡単な方法はTOPページのABテストで、内容は以下のように大変シンプルです。

  1. TOPページを「A」と「B」の2つのパターンに分ける
  2. どちらがより高いCV率となるかを測定する

ポイントは、あくまで一部分のみを変えること。
全く別の2種類にすると、仮説検証の際に、改善点や効果がわかりにくくなってしまうためです。

次に、改善することでCV率が左右されやすい5つの箇所について解説します。
ABテストを行う際に、参考にしてください。

メインのキャッチコピー

LPにアクセスした際に、多くの人が注目する部分です。
認知心理学の分野では「人がものを認知するためにかかる時間は3秒」とも言われています。
つまり、サイトに訪れた人が、サイトを離脱するかどうかを3秒で判断するということです。
このことからも、ファーストビューの重要性がわかります。
ちなみにフォーストビューが大事といっても、LPのメインキャッチコピーには特別な芸術的センスが求められているわけではありません。
あくまでも商品やサービスなどのページ全体を示す言葉であることが重要です。

メイン画像

キャッチコピー同様、大事な部分です。商品やサービスの内容に関連した画像かどうか、わかりやすく魅力を伝えている画像であるかをチェックしましょう。

CTA(Call to Action)ボタン

CTAとは、日本語で「ユーザーが行動を起こすこと」を意味します。
「電話をかける」「問い合わせメールを送る」「購入ボタンを押す」など、ユーザーがとる積極的なアクションへとつながる、大切なボタンです。

ボタンの色やサイズ、数は適切か、アクションを起こしたくなるような文言や不安を払拭する文言が添えられているかなどを確認します。

ボディコピーの「見出し」

どれだけ画像やキャッチコピーが魅力的だとしても、最初から購入を目的に訪れているユーザーばかりではありません。
迷っているユーザーに対し、いかに商品(サービス)が安心で信頼できるものであるかを伝えるのがボディコピーの見出しです。

現在の見出しは信頼に値するものか、ユーザーに安心感を与えているかをチェックしましょう。

コンテンツの順番

LPの場合、1ページのボリュームが大きいため、下部に進めば進むほど離脱傾向が高まります。
「ユーザーは全てに目を通している」という考えは捨てて、優先順位を意識しましょう。必要な情報や良い内容であっても、読まれなければ意味がありません。

コンテンツの順番を入れ替えるだけで、CV率が変動するケースも多いため、最も伝えたい内容は、ボディコピーの上部に置きましょう。

サイト型LPの効果的な運用方法とは?
検索上位キープのための継続的なコンテンツと被リンク施策

サイト型LPは、完成すれば終わりではありません。
効果的に運用するためには、定期的な見直しが欠かせません。
想定しているSEOキーワードの順位やアクセス数などをチェックし、想定から外れている場合は適宜修正が必要です。

まずは、継続的にコンテンツ内容を見直しましょう。
検索ユーザーが求めている内容を理解した上で、サイト内で補えていない情報を追加します。

同時に、良質な被リンクを増やすことも効果的です。
被リンクとは、外部のサイトから自社サイトに対して向けられたリンクを意味します。
被リンクによるSEO効果は依然として高い傾向にありますが、貼り方や集め方によってはペナルティなどのマイナスの効果をもたらすこともあるので十分に注意しましょう

良質な被リンクを増やす方法は、次の通りです。

  • SNSのフォロワーに対し、コンテンツを宣伝
  • Webページにソーシャルボタンを設置し、訪問ユーザーにURLの共有を促す

無料登録サイトの利用や不特定多数に対する相互リンクの依頼等は簡単に思えるかもしれません。

しかし、Googleガイドラインに抵触する可能性が高い上、質の低い被リンクを得るリスクもあるため、慎重に検討してください。

LP(ランディングページ)の効果的な運用方法・LPO(LP改善施策)の方法とは?

LPの運用方法

LPは通常のホームページ制作に比べて初期コストが安価であるので、導入のハードルは低めです。
しかし、継続的な効果を見込むのであれば運用は必須。
ここからは、LPを効率的に運用するための具体的な方法についてご紹介します。

アクセス解析編:GoogleSearchConsoleによる流入検索キーワードの見える化

Google Search Consoleとは、Googleが無料で提供している計測ツールです。

下記のように検索結果画面での表示方法やサイトのエラーの有無など、自社サイトに関する内容を確認できます。
Googleアナリティクスとの連携も可能です。

  • 日付やページ、デバイスによるデータの絞り込み
  • 特定URLの流入キーワードを調査
  • 特定キーワードの平均的な掲載順位
  • インデックスのエラーチェック

関連記事【入門版】Google Search Consoleの登録・設定方法&使い方【スタートアップガイド】

ユーザー行動解析編:ヒートマップの導入によりユーザー行動の見える化

Google Search Consoleを使うことで、アクセス数の多いページを知ることは可能です。

しかし、開いたページを全て読んでいるとは限りません。
「特に読まれている場所はどこか」「よくクリックされているのはどこか」「どこまでスクロールされているか」を知るためには、ヒートマップの導入が効果的です。

ヒートマップとは、ユーザーの行動を見える化するためのツールです。
自社がPRしたい情報が読まれているか、高い関心を持たれているかなど、細かな部分をチェックすることで現在のLPの問題点を発見することができます。

改善編:流入クエリへの広告出稿やコンテンツの強化・内部導線の変更

流入検索キーワードと訪問者の行動を見える化し、現在の状況を把握した後は、問題解決に向けて行動するのみです。
流入したキーワードに対し広告を出稿することで、無駄な費用を抑えることができるでしょう。

また、PRしたい情報が届いていない、読まれていないと感じた場合は、コンテンツ自体を見直したり内部導線を工夫したりといった施策が効果的です。

このように現在の問題点を明確し地道に改善を行い続けることが、目に見えるCVという成果につながっていきます。

LPのSEOで失敗しないために
Web制作会社選びのポイント

本記事では、「LPの定義からLPのSEO施策」について、読者の方が「知りたい!」と思っている以下を徹底的に調査して解説しました。

  • LPの意味・定義、SEOとの関連性
  • LPに対しSEO施策を行う効果と方法
  • LPの効果的な運用方法・LPO(LP改善施策)の方法

「LPの定義からLPのSEO施策」についての知識が手に入り、効果的なLPを制作し、売上を上げていくヒントが見つかったならば幸いです。

LPは自社制作も可能です。
しかし、LPの目的はLPを制作することそのものではなく、効果的なLPを制作し、CVにつなげる点にあります。
とはいえ、CVにつなげる点まで考えられたLPを自社制作することは難しいかと思います。
自社制作が不安な方はWeb制作会社に依頼することをオススメします。

Web制作会社を選ぶ上で、最低でも次の2点を押さえておく必要があります。

  • 自社と同ジャンルのノウハウや実績があるか
  • LP公開後の改善作業(LPO)に関するサポートがあるか

しかし、良い業者を選べるかどうか自信がないといった方もいらっしゃることでしょう。
以下のページではランディングページ制作(LP)に強い会社をわかりやすくご紹介しています。
併せてご覧ください。

ランディングページ制作(LP)に強い制作会社10社をプロが厳選

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しかし、「知識がそこまでないので、業者の良し悪しを自分で判断できるか心配」という方も多いでしょう。

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コンサルタントのご紹介 Web幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 Web制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。

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紹介された制作会社に必ず発注する必要もありません。お気軽にご相談ください。

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