大阪市中央区を拠点に、BtoCを中心にしたマーケティング戦略の立案・コンサルティング、LP制作などを手がける株式会社nanocolor(ナノカラー)。
2010年の設立以来、データを活用したマーケティング分析と、データから落とし込んだロジカルなデザインで課題を解決するWeb制作会社です。
今回は代表取締役の川端 康介様に、成果を出すWeb制作の秘訣、制作会社に依頼する際に発注者が意識すると良い点をうかがいました。Web制作をご検討中の方は、ぜひご覧ください。
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株式会社nanocolorの会社概要
ーまずは会社の成り立ちと事業領域、社名「ナノカラー」の由来を教えてください
2010年にEC事業とWeb制作事業をメインに立ち上げ、現在はWeb制作のみを行っています。主な事業領域は以下です。
- ランディングページ制作
- 運用改善コンサルティング
- ECサイト制作
- 広告戦略支援
- CRM
- 写真撮影
社名は、「多様性や小さな単位の色」という意味です。ナノカラーはスタッフ各自の「個人力」の集合体であり、お互いの成長を促すために組織形成を意識しています。
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株式会社nanocoloの強み
膨大なデータを活かしたLPの戦略立案
ーLP制作が強みとのことですが、制作において意識されている点を教えてください
私たちは事業としての目標値を達成するために戦略立案から参画し、そこから適切な戦術としてLPや広告、CRM、SNS運用などを支援しています。納品をゴールにしていないことも強みです。
ナノカラーは単品通販という市場に特化することで圧倒的にデータを蓄積してきました。他社と同じ制作期間でも、調査量や戦略立案量で差別化することができています。
そのため、制作後の広告予算分配やCVに影響するKPIも予測しやすく、顧客の成果を上げるための期間短縮に繋がっていると自負しています。
LPは失敗事例から多くを学ぶ
ーこれまでの制作における成果・実績を教えていただけますでしょうか?
CV増加という実績においては、基本的に90%近くの案件で達成しております。ただ、CVRの増加率やCPAの改善率といった相対数の実績数値は、広告予算や計測期間、その他の外的要因によってもかなり変わります。
つまり良く見せようと思える数値なのです。だから私たちは、実績における数値は大っぴらに公表しておりません。ただし、ご依頼いただいた企業には他社のデータの一部を見ていただき、広告予算とCV数、そしてLPO(ランディンページの最適化)や広告改善によるCPAの調整推移を見て頂くことはあります。
また、弊社では成功事例よりも失敗事例を重要視しています。やらないほうが良いこと、やるべきではないことの知見があるからこそ、成功確率を上げられると考えています。
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株式会社nanocoloの制作へのこだわり
お客様との生の声を大切にする
ー特に得意な業界はありますでしょうか?
美容商品や健康食品などの単品リピート通販が最も案件数としては多いです。最近は様々な業界からのお問合せが増えていますが、メインはBtoCという業態に絞っています。
短期的施策のLPは「制作」が目的になってしまいがちです。「制作前と制作後」の関与率も低いことから施策の分断が起こり、効果の最大化が見込めないケースが多く見受けられます。
しかし、売るために考え工夫するのが私たちの仕事でありプロ。そのため、私たちはヒアリングシートは使わず絶えず提案をし、意見を聞き、納得いただいた上で進めることを意識しています。
能力を結集するためのチーム編成
私たちは「見やすい」「親しみある」「ゴージャス」といった人によって定義の異なる言語を使用せず、目標達成に必要な企画を論理的に考えます。
目的を達成するためには経営的視点を含めたコンサルティング能力、広告代理店としてのマーケティング能力、そして制作会社としてのクリエイティブ能力の全てが必要です。
ナノカラーではスタッフ全員がいづれかの能力を掛け合わせ、プロジェクトに対して断片的な取り組みにならないようチーム編成を行なっております。
ー制作のスピードアップやクオリティを上げるために工夫されていることはありますか?
制作スピードに関してはデザイナーの技術力や経験に依存することが多いため、無理にスピードアップを求めていません。クオリティを上げるためには、商談や企画立案の会議などには参画メンバーが全員出席します。どのような経緯、目的で作っているのかを共有するためです。
ーLPの制作料金の目安を教えてください
LPの新規制作で80万円〜150万円です。月々の改善運用は広告予算によって異なります。
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Web制作をお考えの方へ
ー発注者が制作会社に上手くWeb制作を依頼するポイントは何でしょうか?
目標を具体的な数値に落とし込んでいただきたいです。問い合わせ数や資料ダウンロード数など、かなり具体的な設定をお願いします。そうすれば、数値達成に必要な投資額が算出できますので。
ー特にこんな相談があれば是非、というものはありますでしょうか?
BtoCのECサイトやLPの成果に不満足な企業がいらっしゃれば是非ご相談ください。
LPやWebサイト、ECサイトは基本的に作るだけでは役にも立ちません。さらに、PDCAを回すといった運用だけが目的化してしまうことも頻繁にあります。広告の指標がCPAのみ注目されてしまうのも、KPIが目的化している代表的な例です。
ただ、多くの制作会社は制作物の納品を、広告代理店はCPAの軽減だけをゴールにしてしまうことが見受けられます。
そういった状況は広告主の利益に繋がりにくいこともあるため、ナノカラーではスタッフ全員でビジネス思考を持つように努めています。
ー最後に、発注を検討している方にお伝えしたいこと・アピールポイントをお願いします。
弊社は制作会社という立場ですが、マーケティング戦略をサービスの中心に添え、必要な戦術として制作を行なっています。もちろん制作物の造形(デザイン品質)は必要だと考えておりますが、あくまでビジネスとしてクライアントの事業に貢献できる制作会社を目指しております。
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Q.
株式会社nanocolorはどのような会社ですか?
株式会社nanocolor は、大阪市中央区を拠点にしている制作会社です。BtoCに関するマーケティング戦略の立案、コンサルティング、LP制作などを手掛けています。
Q.
株式会社nanocolorが成功したポイントは?
株式会社nanocolorが成功したポイントとして「戦略立案から参画し、そこから適切な戦術としてLP・広告・CRM・SNS運用などを支援している」「90%近くの案件でCV増加を達成している」等が挙げられます。詳しくはインタビューをご覧ください。