- 更新日 2024.09.04
- カテゴリー ホームページ制作の相場・料金
士業向けホームページ制作費用相場|おすすめの制作会社3選も紹介
「士業向けのホームページは、制作にどのくらい費用がかかるのだろう?」と悩んでいる方もいるでしょう。
士業向けホームページ制作には、数百万円以上かかるケースもあるといわれています。そのため、制作するか悩む方もいるはず。本記事では、士業向けホームページ制作の費用相場を詳しく解説します。
なお、ホームページ制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
士業(弁護士・司法書士等)のホームページ作成費用相場
士業向けホームページ制作の平均費用は76.9万円(*1)です(中央値は40.0万円)。発注額の50%以上は、50万円以下となっています。
依頼先・依頼する業務範囲によっても、作成費用は変動します。上記に挙げた費用相場は、あくまでも参考程度に捉えておきましょう。
(*1) Web幹事経由で発注されたWebサイト制作の発注金額データ
士業向けのホームページ制作を検討している方は、Web幹事への相談がおすすめです。全国の士業HPの制作データをもとに、適正な費用相場やおすすめのホームページ制作会社を無料でご案内いたします。
【依頼先別】士業(弁護士・司法書士等)のホームページ作成費用相場
自社制作か、フリーランスや制作会社に依頼するかによってもかかる費用は異なります。ここからは、依頼先別の費用相場を紹介します。
自社制作の場合
士業のホームページは、自社で制作することもできます。自社制作は、外注に比べて費用を抑えられるのがメリットです。ホームページを自社で作成した場合にかかる費用は、数千円~100万円程度とされています。
ただし、使用するツールや求めるクオリティによって費用は大きく異なります。また、スタッフが持つノウハウの程度によっては理想のホームページを実現できない可能性があるでしょう。
フリーランスへ依頼する場合
フリーランスへ依頼した場合の相場は3~30万円程度で、外注費用を抑えやすいのが魅力です。保有する知識やスキルの深さは、個々によって大きく異なります。欲しい機能を実装できなかったり、理想のホームページに仕上がらなかったりする可能性も。
フリーランスに依頼するときには、対応可能な業務範囲や得意分野をよく確認しましょう。ポートフォリオなどで過去の制作物を見せてもらうのがおすすめです。
制作会社へ依頼する場合
制作会社には、デザイナーやエンジニア、マーケティング担当など各作業工程のプロが在籍しているのが特徴です。複数人の制作スタッフを抱えているため、求める品質の制作物を納期通りに提出してもらいやすいでしょう。
その分、依頼にかかる費用は50~200万円と高い傾向があります。料金よりもクオリティや納期を重視する場合は、制作会社に依頼するのがおすすめです。
士業のHP制作実績が豊富なホームページ制作会社を探している方は以下よりお問い合わせください。全国のHP制作データからあなたの希望に沿った制作会社を無料でご案内します。
ホームページ制作費用の内訳
ホームページ制作でかかる費用は、サイト制作費だけではありません。以下のように、さまざまな費用がかかります。
- ドメイン取得費用
- サーバーレンタル費用
- サイト制作費用
- ホームページ管理・保守費用
- サービス利用費用
上記に挙げた費用について、順に詳しく解説します。
ドメイン取得費用
ドメイン取得費用は、サイトのドメインを取得するときにかかる費用のことです。ドメインは、インターネット上におけるサイトの住所を示すもの。サイトURLの初めにある「.com」「.jp」などがドメインにあたります。
ドメイン代は年単位でかかるのが一般的で、平均5,000円程度です。
サーバーレンタル費用
サーバーレンタル費用は、サーバーを借りる際にかかる費用です。サーバーは、ホームページの情報を保管するための場所のこと。ホームページが家だとすると、サーバーは土地にあたります。そのため、サーバーがないとホームページは開設できません。
サーバーを借りるためにかかる費用は、月々数千円~5万円程度。無料で借りられるサーバーもありますが、性能が低いという欠点があります。数千円で借りられるサーバーも多いため、借りるなら有料サーバーがおすすめです。
サイト制作費用
サイト制作費用は、ホームページのデザイン・システム開発などにかかるものです。ホームページ制作費用の大部分を占めます。
ホームページ管理・保守費用
管理・保守費用は、ホームページを常に最新かつ安全な状態に維持するための費用です。コンテンツの更新・障害対応・メンテナンス費用などが含まれます。
依頼範囲によって費用には幅がありますが、5,000~2万円程度が相場です。
サービス利用費用
プログラミングの知識がなくとも、簡単にホームページを作れる「ノーコードツール」などのサービスを利用し、ホームページを制作した場合にかかる費用です。サービス利用料は、月額1,000~5,000円程度が相場です。
士業のホームページ制作費用を安く抑えるコツ
ホームページ制作にかかる費用は、平均76万円と高額です。そのため、ホームページ制作をためらってしまう方もいるでしょう。
しかし、ホームページ制作費用はやり方次第で安く抑えることが可能です。ここからは、士業のホームページ制作費用を抑えるコツを紹介します。
依頼するページ数を少なくする
1つ目は、依頼するページ数を少なくすること。ホームページ制作の料金は1ページあたりで設定されていることが多いため、作成するページが多くなるなど費用は高くなります。
依頼するページ数を少なくすれば制作費用を安く抑えられるのです。
ページ数の数え方は、トップ画面で1ページ、サービス紹介ページで1ページという形です。伝えたい情報を取りこぼさない程度に情報量を絞り、依頼するページ数が少なくなるようにしましょう。
複数業者で見積もりをする(相場を知る)
複数の業者から見積もりを取るのも、費用を抑えるには欠かせない取り組みです。ホームページの制作費用は、同じ作業でも制作会社によって差があるからです。なかには、相見積もりを取ると割引価格を提示してくれる業者もいます。
自社でできる限り対応する
費用を抑えるのであれば、自社で対応できない業務のみを外注するとよいです。デザインの素材やテキストコンテンツ、キャッチコピーの作成、事業代表者の写真など自社でもできる部分はできる限り対応しましょう。
士業のホームページを自作するときに押さえるべきポイント
士業のホームページ制作は、自社制作が最も費用を抑えられます。ただし、ポイントを押さえていないと効果を得られないホームページになってしまいます。
ここからは、士業のホームページを自作するときに大切な3つのポイントを紹介します。
目的とターゲットを明確にする
まずは、目的とターゲットを明確にしましょう。目的とターゲットは、ホームページ内に掲載するコンテンツやデザインの方針を決める重要な要素だからです。
企業向けと一般の方向けでは、ホームページの構造やデザインなどが大きく異なります。目的・ターゲットが明確でないなかで作り始めると、不要なページを作ってしまったり、途中で機能の追加が必要になったりなど余計な工数がかかる可能性があります。ホームページを制作する前に、何のために誰に向けて作るのかを明確にしましょう。
信頼感・安心感を与える情報を入れ込む
信頼感・安心感を与える情報をページ内に入れ込むのも大切なポイントです。たとえば、以下のようなホームページが理想です。
- 常に最新状態に更新されている
- 品質の高いコンテンツが掲載されている
- 第三者から高い評価を獲得している
- 過去の実績が具体的に公開されている
信頼感・安心感を与えるコンテンツがあれば、ホームページにアクセスするユーザー数も増やしやすくなります。
Q&Aを充実させて不安を取り除く
ホームページには、Q&Aを設置することも大切です。Q&Aページにてユーザーが抱きやすい疑問・不安に関する回答を用意しておけば、商品・サービスに対する不安をその場で取り除けます。
また、Q&Aページは商品・サービスに関する補足情報の掲載にも利用できます。
士業向けホームページ制作会社を選ぶ際のポイント
士業向けのホームページ制作を制作会社へ依頼しようと考えている方もいるでしょう。制作会社を選ぶときには、以下の点を見て決めることが大切です。
- 士業に関する知識やホームページ制作実績の有無
- 費用に対する納得感の有無
- 納品後のサポートの充実度
- 施策に対する専門的な知識の有無・程度
上記について、順に詳しく解説します。
士業に関する知識やホームページ制作実績の有無
まず、士業に関する知識やホームページ制作実績の有無を確認しましょう。士業に関する知識がないと、専門用語や対応業務をユーザーにわかりやすく伝えるのが難しいからです。
士業のホームページでは、広告に関する独自の規制があります。規制されているのは、以下のような行為です。
- 勝訴率などの成功率を示すこと
- 「絶対」「確実」などの断定表現をすること
- 過去に担当した案件や成果を具体例として載せること
広告の規制が守られていない場合、法的に問題があると判断される可能性があります。
そのため、依頼先を探すときには士業のホームページ制作における規制を把握しているかチェックしましょう。
また、士業のホームページ制作実績は多ければ多いほどノウハウが蓄積していると考えられます。そのため、制作実績が多い会社の方が最適なホームページを作ってくれる可能性が高いです。
費用に対する納得感の有無
作業内容と料金を照らし合わせたうえで、依頼費用に納得感を持てるかどうかも大切なポイントです。納得したうえでホームページ制作を依頼しないと、求めていた品質と違うなどトラブルになる可能性があります。
見積書のなかでわかりづらい部分があるときは、遠慮せずに聞きましょう。また、追加で費用がかかるケースについても確認しておくと安心です。質問をしたときにあいまいな回答が返ってくる場合は、他の業者にしたほうがよいかもしれません。
納品後のサポートの充実度
納品後のサポート体制についても、忘れずに確認しましょう。ホームページは、作ったら終わりではなく運用していく必要があるからです。
納品後のサポートがないうえ、自社に運用ノウハウがないとホームページを十分に活かしづらくなります。自社で運用できる自信がない場合は、納品後のサポート体制が充実している制作会社を選びましょう。
施策に対する専門的な知識の有無・程度
ホームページの制作目的が集客・認知度の拡大である場合、SEO対策や他メディアへの出稿などの施策を講じる必要があります。そのため、目的達成に必要な施策に対する理解度の確認をすることが大切です。
集客目的のホームページを作る場合、SEO・MEOなどの専門知識がある制作会社がおすすめです。SEOは、自社サイトが検索結果の上位に表示されるようにする手法のこと。MEOは、Googleマップで士業事務所を調べたときに上位に表示されやすくなる手法です。
ホームページの目的達成に対する施策に詳しい制作会社を選びましょう。
士業向けのおすすめホームページ制作会社
最後に、士業向けのおすすめホームページ制作会社を厳選して3つ紹介します。
株式会社エムハンド
画像引用:株式会社エムハンド
株式会社エムハンドは、士業専門のホームページ制作会社です。税理士や司法書士、弁護士などさまざまな士業系事務所のホームページ制作経験をもとに、理想のホームページを制作してくれます。
「エリア+職種」で検索結果の上位表示を目指せるSEO施策が強みの1つです。継続的に結果を出せるホームページになるよう、充実したアフターサポートも用意しています。
株式会社アップラボ
画像引用:株式会社アップラボ
株式会社アップラボは、士業向けホームページ制作・マーケティングを提供する「サムライラボ」を運営する会社です。
徹底した競合調査・リサーチにて、広告費を極力かけずに集客できるホームページ制作が魅力。2021年度には、集客・マーケティングに強いホームページ制作会社の士業部門No.1*1を獲得しています。
*1:サムライラボ公式サイト
風デザイン株式会社
画像引用:風デザイン株式会社
風デザイン株式会社は、「FLOW-WEB」という集客指向型の士業ホームページ制作サービスを提供している会社です。600件以上の士業ホームページ制作実績と運用データをもとに、受注につながるホームページを制作してくれます。
士業事務所を10年以上経営している代表自身が、初回打ち合わせから制作、納品、公開後のアドバイスまで直接対応。ホームページ制作から運用まで認識のズレが生じにくいため、安心して任せられます。
士業向けのおすすめ制作会社について、もっと詳しく知りたい方は以下をチェックしてみてください。
関連記事:士業に強い優良ホームページ制作会社12社をプロが厳選【2024年最新版】
士業のホームページ制作費用まとめ
士業のホームページ制作費用は、平均76.9万円程度です。費用は制作方法や依頼先、業務量により数千円~数百万円と大きな差があります。
費用を抑えたい場合は、依頼するページ数を少なくするのがおすすめです。外注時には複数業者に見積もりを取り、できる限り安い料金で求める業務を行ってくれる会社を選ぶとよいでしょう。
なお、ホームページ制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
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この記事を書いた人
宗形ミナ
専門分野: 金融、医療、介護福祉、アウトドア、ゲーム関連など
Webライター5年目。金融・医療・介護福祉・ゲームなど幅広い分野にてSEO記事作成に従事。徹底的なリサーチのもと、読者の課題解決や次のアクションにつながるよう毎日記事執筆に向き合っている。
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