地方企業にホームページは不要?地方のマーケティングのポイントをWebのプロが伝授します。

地方企業にホームページは本当に必要なのでしょうか?
ホームページがなくても業務は問題なくまわっていたり、何も困っていないと思われている企業様も、おられるのではないでょうか。

ホームページをもっていないがゆえに、まだ気づいていないかもしれませんが、新しいお客様の獲得や、採用活動など、ホームページがないとチャンスを逃すこともあります。また、単にホームページを作るだけで終わってしまったというケースもあるのではないでしょうか。

そこで今回は、地方でホームページは本当に必要なのか、どうやってホームページを活用してマーティングしていくのか、という悩みにWebのプロがポイントを伝授。

岡山県のホームページ制作会社「株式会社CODE54」代表兼Webディレクターの筆者が丁寧に解説していきます。

目次
  1. 1. 地方でホームページは本当に必要?
  2. 2. 地方でホームページを活用する際のポイント
    1. 2-1. リアルな知名度をどうやってあげていくか・口コミの力
    2. 2-2. アナログなマーケティング施策の掛け合わせが大事
  3. 3. 【基本編】地方で集客・マーケティングを成功させるための手順
    1. 3-1. 1:リアルで会社を知ってもらう取り組みを行う
    2. 3-2. 2:会社名で検索された時は、検索結果に表示されるように
    3. 3-3. 3:自社のホームページに来たユーザーに、問い合わせしてもらう
  4. 4. 【応用編】地方で集客・マーケティングを加速させるための手順
    1. 4-1. 地方の方がSEOのマーケティング効果が高い
    2. 4-2. SNSの活用(Instagram・Facebook・Twitter)
    3. 4-3. ローカルビジネスはMEOを活用しよう
  5. 5. 【コラム】業者に丸投げは失敗の元
  6. 6. 地方で成功しているホームページの事例
    1. 6-1. ふじわら内科クリニック
    2. 6-2. 重井興業
    3. 6-3. 藤田病院
    4. 6-4. 岡山アークバレー交流会
  7. 7. 地方のホームページまとめ
    1. 7-1. ホームページ制作をプロに任せたい方へ

地方でホームページは本当に必要?

地方でホームページは、本当に必要でしょうか?

地方に行けば行くほど、リアルやアナログな影響力は大きくなります。
ホームページは必要なく、商売がまわっている会社様や店舗様もあると思います。

ただし、特定のお客さん以外の離れた場所の方に知ってもらったり、来てもらったり、買ってもらったりするには、ホームページが最終的な判断ポイントになるといっても、過言ではありません。
今回はWebディレクターである筆者が、地方のホームページの実情を踏まえた視点で「地方でホームページを活用する際のポイント」を解説します。

地方でホームページを活用する際のポイント

地方でホームページを活用するには、ホームページ以外のリアルやアナログな施策との組み合わせが重要です。

たとえば、ネットで検索してホームページを閲覧した人がいるとします。
その後、その人はお問い合わせや依頼をするか検討する場合に、ネットだけの情報ではなく、リアルやアナログな情報収集を行うことがよくあるからです。

その際、知り合い、友人、同僚等に、知っているかどうか、評判はどうか等を聞いたりします。
つまり、ネットの情報+リアルな情報の組み合わせで、最終的なお問い合わせや依頼の判断になるわけです。
そのため、リアルやアナログな手段の組み合わせも意識すると良いでしょう。

リアルな知名度をどうやってあげていくか・口コミの力

それでは、リアルな知名度は、どうすれば上がっていくのでしょうか?
地方の中小企業、店舗さんでは、予算を膨大につぎこんで知名度を上げていくという手段はなかなかとりづらいケースがほとんどではないでしょうか。

その場合、費用対効果の高いことを地道にコツコツとやっていくことが大事だといえます。
たとえば、下記のような手段です。

  • 商工会などの各種団体への所属
  • 勉強会、交流会への参加
  • チラシ配り

自分がすぐに実践できるところからはじめて、コツコツと継続していくことが、リアルな知名度を上げていくことにつながっていくと思います。

アナログなマーケティング施策の掛け合わせが大事

何も知らないところから、「目的+地域名」などでネット検索される以前に、リアルな口コミ、紙面広告、看板広告から、会社名や店舗名などでネット検索されるケースが多いため、入口の手法として、アナログな媒体とのかけ合わせが重要になっています。

【基本編】地方で集客・マーケティングを成功させるための手順

1:リアルで会社を知ってもらう取り組みを行う

地方では「知っている」「聞いたことがある」「〇〇さんの知り合い」「よく見かける」という親近感が、安心感になる度合が高い傾向があります。

そのためには、商工会などの団体に所属したり、勉強会や交流会に顔出ししたり、チラシ配、協賛、紙面広告などを出したりすることも、地道な知名度アップも重要な営業活動の一つです。

2:会社名で検索された時は、検索結果に表示されるように

応用編で後述している目的キーワードでのSEOももちろん重要ですが、はじめの一歩としては、会社名や代表者名の固有名詞のキーワードで検索される「指名検索」でしっかりと上位表示されることを取り組んでいきましょう。

名刺交換、チラシ、看板、口コミなど、アナログ媒体で会社名を知った場合はその後の行動として、会社名で検索されるケースが多いからです。

それでは、どうすれば、指名検索で出てくるようになるのでしょうか。
そのためには、会社名や代表者名をテキストとして、きちんとページのコンテンツに埋め込んでいくことが大切です。

また、画像を配置する際にもalt属性にキーワードを埋め込むなど、細部にわたって作りこみを行うことによって、検索の際に上位表示させる有効な手段の一つになりますので、ユーザーが欲している情報をテキストでわかりやすくコンテンツに配置していくことをおすすめいたします。

3:自社のホームページに来たユーザーに、問い合わせしてもらう

ホームページを閲覧されたあとの、お問い合わせの導線もしっかりと用意しておきましょう。

お問い合わせのボタンを配置したり、お問い合わせの項目をなるべく少なくしたり、お電話でのお問い合わせも設置しておいたり、お問い合わせされやすくするしかけ作りも大事です。

例として、下記のようなお問い合わせフォームをご紹介します。

ポイントとしては下記になります。

  • 画面上部のわかりやすい位置に配置されている
  • お問い合わせのリンクが着色されていて、認識しやすい
  • 電話番号も記載されている
  • 返信されるめやすの期間が記載されている(〇営業日以内に返信など)
  • 記入する項目が必要最小限であること
  • 記入例が記載されている

お問い合わせ

このように、お問い合わせフォームひとつにおいても、はじめてサイトを訪れた人が、お問い合わせしやすくなるように、配慮していくことが大切です。

お問い合わせ項目が多すぎたり、わかりにくかったりすると、記入することが面倒くさくなって、結局送信されずに終わってしまうこともあります。

【応用編】地方で集客・マーケティングを加速させるための手順

地方の方がSEOのマーケティング効果が高い

SEOとは、Search Engine Optimization (サーチ エンジン オプティマイゼーション)の略です。
日本語でいうと、「検索エンジン最適化」です。
検索結果に、自身のホームページがより多く表示されるために行う取り組みが、俗に言われる「SEO対策」です。

地方では都市圏に比べると、SEOによるマーケティング効果が高い傾向があります。

それは「ネット広告」=「自分の求めていない売り物」
という意識が事前にあるため、ネット検索後の広告的なリンクが毛嫌いされる傾向が強いためだと考えられます。

このように、地方ではネット広告に対しての拒否感が強く、ネット検索後の広告リンクがクリックされる率が低いです。
検索結果の1ページ目に表示されているならば、そちらのリンクのほうがクリックされやすく、ネット広告よりもSEOをしっかりと行ったほうが費用対効果が高いといえるでしょう。

ただし、ここで注意してほしいことがあります。
SEO業者に丸投げしたり、キーワードをやみくもに連発したり、リンクを多くもらえば(買えば)順位が上がるといった古い、誤った情報に飛びついてはいけません。

ユーザーにとって欲しい情報をコンテンツとして、地道に掲載していくことが大事です。健康法と同じで、これだけ行えば検索順位が上がるというものではありませんので、ユーザー目線で正直にコンテンツを作ることを心がけましょう。

SNSの活用(Instagram・Facebook・Twitter)

地方ではネット広告よりもSNSの活用をしたほうが効果が出やすいケースが多く見受けられます。
SNSでは制作業者に依頼することなく、自分自身でタイムリーな情報を発信することができますし、直接ユーザーとやりとりすることができます。

SNSではユーザー層に沿った戦略が必要になってきます。
例えば、B to Cでは、Instagram、B to BではFacebook、若い世代層向けや話題作りではTwitterといった使い分けです。

また、SNS活用の発展としてSNS広告があります。
「地方ではネット広告は毛嫌いされる傾向が強い」と前述していますが、SNS広告は普段何気なく眺めているタイムラインに表示されることから、広告と気づかずに閲覧されるケースも多く、費用対効果は大きいといえます。

ローカルビジネスはMEOを活用しよう

MEOとは、Map Engine Optimization (マップ エンジン オプティマイゼーション)の略です。
日本語でいうと、「地図エンジン最適化」です。
Google検索で、地域名+サービスの組み合わせとして、例えば「岡山 美容院」というキーワードで検索した際に、Googleマップとともに表示される検索結果があると思います。
そこで自社、店舗などの施設を上位表示させるための対策になります。

岡山_美容院 MEO

MEOを行う際の第一歩としては、Googleアカウントを作成してGoogleマイビジネスへの登録が必要です。
できるだけ多くの項目を記入して登録すると良いでしょう。

最近、MEO業者による悪質なトラブルなど何かと話題のMEOですが、自分自身で活用されることに関しては、費用対効果の高いネットマーケティングだと考えられます。

スマートフォン利用者の増加とともに、Google Mapで検索されるユーザーも増えています。
場所だけでなく、店舗・企業の基本情報から、口コミ、店舗写真や料理の写真など、一貫して閲覧されて訪問につながるケースが増えていることから、MEOを活用することは大事だといえます。

【コラム】業者に丸投げは失敗の元

ホームページはよくわからない、SNSはめんどくさい…など、よく知らないまま、営業のうまい(押しの強い)業者に丸投げしてしまうと失敗するケースが少なくありません。

もちろん、デザインであったり、専門的な技術部分は、業者任せで構いません。

しかし、何を売りにして、どのような人をターゲットにするか、運用をどうやって目的に近づけるか、などホームページ以前に自分自身で実行していかないといけないこともあります。
そこを怠ってしまうと、結果もついてこずに、委託業者のせいにして終わってしまうという結果になりかねません。

失敗例としては、ただ単に作成しただけという何の魅力もないホームページだと、検索にすら出てこなかったり、検索に出てきても離脱されて終わったり、お問い合わせや依頼につながらないといった結果になってしまいます。
そうなりますと、せっかくホームページを作ったは良いけど、結果は出ずに、ただ単にホームページが存在しているだけという、本末転倒な結果に終わってしまうことになります。

このように、制作会社に依頼する場合でも、すべてを丸投げするのではなく、自分自身もコンテンツ作りに参加して「一緒に作っていく」という姿勢が大事です。

地方で成功しているホームページの事例

最後に、我々の地元「岡山」で高品質なホームページを展開している事例をご紹介します。

ふじわら内科クリニック

ふじわら内科クリニック

出典:https://www.fujiwara-naika-clinic.com/

トップページがランディングページ風になっており、トップページでだいたいの内容を把握することができます。

また、院長ブログもこまめに更新されており、院長の考え方の把握や、クリニックの信頼感アップにもつながっています。
「内視鏡 岡山」での検索上位表示から、近所の方以外の集患アップにもつながっています。

重井興業

重井興業

出典:https://www.shigei-kougyo.com/

社長をはじめとして、実際に働いているスタッフ全員の写真が掲載されており、会社としての親しみや、信頼感をアップしています。

また、車の通りが多い場所に看板広告を掲示しており、看板を見た方からの指名検索からのお問い合わせ、受注件数、競合時の受注率をアップしています。

藤田病院

藤田病院

出典:http://www.fujita-hospital.jp/

採用情報の先輩の声のコンテンツでは、実際に勤務されている方の写真と、メッセージがしっかりと掲載されており、求人応募を考えている方からの閲覧数アップにつながっており、求人応募の増加にもつながっています。

岡山アークバレー交流会

岡山アークバレー交流会

出典:https://www.ark-v.jp/

毎月の交流会の告知内容がトップページにわかりやすく配置されており、交流会のレポートも写真つきで更新されています。
Facebookも運用しており、イベントの告知から、参加者募集まで行っています。

また「交流会 岡山」での上位表示から、交流会の存在を知らない方(新規の参加者)の閲覧数の増加から、安定した参加者数の確保をしています。

地方のホームページまとめ

地方では、リアルやアナログな入口から、ホームページ閲覧というケースが多いため、ホームページ以外での活動、実践も重要になってきます。
インターネットやホームページだけに固執せず、リアルな部分の力も一緒に使ったネット戦略をやっていくことが大事です。

ホームページ制作をプロに任せたい方へ

制作会社をなかなか探す時間がない・制作会社の違いが分からないという方は、ぜひWeb幹事にご相談ください。
Web幹事は、あなたに最適な制作会社を「人力で」マッチングするサービス。
実際にWeb制作・運用を経験したプロのコンサルタントが対応するため、業者選びの手間なく、質の高いマッチングを受けることが可能です!

コンサルタントのご紹介 Web幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 Web制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。

様々なお客様のWeb制作を実際に行ってきましたので、
初心者の方でも安心してご相談ください!

あなたの目的や予算に合わせて最適な会社をご紹介させていただきます。
ご相談はもちろん無料。また紹介された会社に必ず発注する必要はありません。

あなたに最適なホームページ制作会社を紹介してもらう