中学校・高等学校のホームページリニューアルで失敗しない6つのポイント【事例付き】

「中学校・高等学校のホームページリニューアルのポイントが知りたい」
この記事は、学校ホームページのリニューアルを担当することになった先生のための記事です。

これまで、受験生や保護者の方が学校の情報を手に入れる手段として、学校案内などの紙媒体が主な役割を担ってきました。
しかし、インターネットが身近になった現在、手軽にアクセスできる学校ホームページは、受験生や保護者の方にとって非常に重要な「窓口」となってきています。

それほど重要な学校ホームページのリニューアル。
担当することになったものの、問題は山積み。授業など通常業務が忙しい中

  • 情報収集やリニューアルの業者選定に時間がかかる
  • どんなホームページにしようかなどの検討に割ける時間も少ない
  • そもそも検討する際の基準さえわからない

というのが現状ではないでしょうか。また、リニューアルには予算も時間もかかるため、担当の先生としては、「絶対に失敗できない」というプレッシャーも相当でしょう。

そこで、本記事では学校ホームページ専門のWeb制作会社である「コーディア株式会社」所属の筆者が、学校ホームページのリニューアルを成功させるため、失敗しない6つのポイントを中心に、実際の制作事例や制作会社の選び方など、プロジェクトのスタート時に知っておくべき内容をまとめました。ぜひ本記事を参考にしていただき、ホームページのリニューアルを成功させてください。

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目次
  1. 1. 中学校・高等学校でホームページが重要な理由
    1. 1-1. 理由1. 学校説明会への集客、資料請求、問い合わせなど全ての入り口になるから
    2. 1-2. 理由2. 自校の特色を伝えられるから
    3. 1-3. 理由3. 受験生、保護者の方の期待とのミスマッチが減るから
  2. 2. 中学校・高等学校のホームページのリニューアルを成功させる6つのポイント
    1. 2-1. ポイント1. ホームページの目的を明確に
    2. 2-2. ポイント2. 合格実績だけでなく特色や雰囲気、教育方針も伝える
    3. 2-3. ポイント3. 写真の品質にこだわる
    4. 2-4. ポイント4. TOPページのデザイン・レイアウトにこだわる
    5. 2-5. ポイント5. 在学生や卒業生に向けたフォローも忘れずに
    6. 2-6. ポイント6. リニューアル後、定期的に運用し続けるためのCMS導入
  3. 3. 中学校・高等学校のサイトリニューアルの成功事例
    1. 3-1. 十文字中学・高等学校
    2. 3-2. 開成中学校・高等学校
    3. 3-3. 吉祥女子中学・高等学校
  4. 4. 中学校・高等学校のサイトリニューアル時のWeb制作会社の見極め方
  5. 5. まとめ
    1. 5-1. 中学校・高等学校のホームページリニューアルをプロに任せたい方へ

中学校・高等学校でホームページが重要な理由

理由1. 学校説明会への集客、資料請求、問い合わせなど全ての入り口になるから

1つ目の理由は「学校説明会への集客、資料請求、問い合わせなど全ての入り口になるから」です。

冒頭で申し上げた通り、これまでは主に学校案内など印刷された冊子が情報を伝える役割を果たしてきました。
これらはもちろん、現在も学校広報として一定の成果を上げています。
ですが、受験生や保護者の方が閲覧するには、学校に足を運んだり、資料請求をしたり、と手間と時間を要します。

その点、ホームページならいつでもどこからでも情報を得ることができます。
学校説明会の予約や資料請求、問い合わせも行えます。(未対応でしたら、対応すること自体が好印象につながります。)

ホームページは現在、中学校・高等学校にとって興味を持ってもらうための「窓口・入り口」として欠かせない存在なのです。

理由2. 自校の特色を伝えられるから

2つ目の理由は「雰囲気、教育方針など自校の特色を伝えられるから」です。
進学する中学校・高等学校を選ぶにあたり、偏差値は重要な指標となります。
しかし、受験生や保護者の方が、偏差値と同じかそれ以上に大切にしているのが、雰囲気や教育方針、取り組みなどその学校の特色です。

伝統ある名門校もあれば、英語教育やIT・情報教育、部活動をはじめとする課外活動などで独自色を出している学校もあり、その特色はさまざま。

そういった取り組みや教育方針を知ってもらおう、興味を持ってもらおうと積極的に発信している中学校・高等学校は多く、情報発信に注力することで、以前に比べて志願者が何倍にも増加し、それに伴い偏差値も上昇したという事例もあります。

理由3. 受験生、保護者の方の期待とのミスマッチが減るから

そして、3つ目の理由は「受験生、保護者の方の期待とのミスマッチが減るから」です。

理由の2つ目で学校の特色や雰囲気、教育方針などをホームページで伝える、と書きましたが、あらかじめホームページでこれらの情報を見てもらうことで、説明会に足を運んでいただいた際に、学校側が提供する教育と、受験生や保護者の方が学校に期待する教育のミスマッチが減る、という効果が期待できます。

中学校・高等学校のホームページのリニューアルを成功させる6つのポイント

では、ここからいよいよ本題の「中学校・高等学校のホームページのリニューアルを成功させる6つのポイント」についてお伝えしてまいります。

ポイント1. ホームページの目的を明確に

ポイントの1つ目は「ホームページの目的を明確にする」ことです。

学校がホームページにさまざまな情報を掲載する目的は何でしょうか。
説明会、進路、入試などのほか、自校の特色や雰囲気、取り組みを知ってもらうなど、ホームページが担う役割は多岐にわたっています。
しかし、経営という面がある以上、学校は毎年一定数の入学者を確保しなければなりませんし、それを増やす努力を続ける必要があります。

情報を掲載し、学校を知っていただくのは、入学希望者を増やすため、学校説明会への集客のためであることを忘れてはいけません。
担う役割は数多くありますが、一番は入学希望者を増やすこと。
ホームページのリニューアルは、この目的からぶれない設計を行うことが最も重要です。

ポイント2. 合格実績だけでなく特色や雰囲気、教育方針も伝える

ポイントの2つ目は「合格実績だけでなく特色や雰囲気、教育方針なども伝える」です。

「ホームページが重要な理由」の中でもお伝えしましたが、受験生や保護者の方は、合格実績や偏差値だけでなく、学校の特色や雰囲気、教育方針等もよくご覧になっています。

学校は生徒が3年間または6年間の大部分を過ごす「大切な場所」です。
受験生や保護者の方は当然、受験する学校を慎重に吟味し、志望校を選定します。
学校説明会などに足を運んで最終的な決断をしますが、その前段階としてホームページを見て説明会に行く学校を絞り込んでいるのです。

先ほど、英語やITに力を入れた取り組みを紹介している学校を例に挙げましたが、そのようにしている学校が非常に多いのが実状です。
ですので、どのようにして自校の「らしさ」や「校風」、「教育方針」を知っていただけるホームページにできるかが、差別化を図るために非常に重要な点となります。

ポイント3. 写真の品質にこだわる

ポイントの3つ目は「写真の品質にこだわる」です。

ポイントの2つ目でお伝えした通り、「自校の特色や雰囲気、教育方針」を伝えることは大変重要です。それをホームページ上で最も強く印象付けるのが「写真の品質」です。

今や誰もがスマホでホームページを見る時代になり、受験生や保護者の方がホームページを見る目は、昔とは比べ物にならないほど肥えています。
中には「写真の品質=学校の熱意」と捉える人もいるほど。

ホームページを閲覧する機器やカメラの発達に比例して、写真の品質もより高いものが求められ、ライバル校のホームページも当然そのことを意識した作りになっていきます。

さらに最近は動画をホームページで使う中学校・高等学校も増えていますし、以前に比べて、生徒の顔をインターネット上に公開することに抵抗を覚える保護者も若干少なくなってきているようです。(承諾書をお願いしていることも背景にあるようです。)

自校の特色や雰囲気をよりよく、正確に伝えるため、写真や動画の品質にはこだわりましょう。

ポイント4. TOPページのデザイン・レイアウトにこだわる

ポイントの4つ目は「TOPページのデザイン・レイアウトにこだわる」です。

何度かお伝えしている通り、これまで学校の紹介は紙媒体が中心でした。
紙の学校案内では1ページ目から順番に読まれていましたが、ホームページでは全てのページを順番に見てはいただけません。
「見たいページ」、「気になるページ」だけが見られ、興味を惹けなければそこから先は一切見てもらえないこともあります。

そのため、最初に見られる「TOPページのレイアウト・デザイン」は大変重要です。
見てほしいページにスムーズにたどり着くための設計や、TOPページを見ただけで学校の雰囲気や特色がパッと伝わるデザインや色使い、写真などのレイアウト、コンテンツが求められます。
単なる1ページではなく、見る人を惹きつけるTOPページづくりは妥協せずにこだわりましょう。

ポイント5. 在学生や卒業生に向けたフォローも忘れずに

ポイントの5つ目は「在校生や卒業生に向けたフォローも忘れずに」です。

学校を商品に例えた場合、長く愛されることは、その商品がロングセラーを勝ち取るために必須の条件となります。
学校ホームページの目的は、「この学校に行ってみたい、と思っていただくこと。そして、説明会に来てもらうこと」です。

商品の例でいうなら、興味を持った層を購買につなげることです。
しかし、方法はそれだけではありません。購入した人に満足してもらうことも、新しい人に興味を持ってもらうためには重要です。
実際ショッピングサイトなどでは、サービスや商品に対する口コミや満足度評価が新規層開拓に大いに役立っています。

これを学校に当てはめると、購入者は在校生や卒業生ということになります。
最近では、在校生・保護者専用のホームページを用意し、行事の案内や写真などを共有したり、卒業生向けに記念事業のホームページを立ち上げて案内を出したり、ということも増えてきました。

このような在校生・保護者・卒業生に向けたホームページの作成といった取り組みが口コミとなり、よい評判となることが、受験生や保護者の方に選ばれていくことにもつながるのです。

ポイント6. リニューアル後、定期的に運用し続けるためのCMS導入

最後、ポイントの6つ目は「リニューアル後、定期的に運用し続けるためのCMS導入」。
CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略で、ブログのような簡単操作によって自分たちでホームページを更新するためのシステムのことです。

学校行事、部活動のニュースや学校からのお知らせといった記事を、簡単にホームページ上に作成し、公開できます。
制作会社に依頼することなく、自分たちで記事を編集していくことができるため、やり取りの手間も省くことができます。

定期的に記事を追加していくことで、ホームページを見た人にきちんと情報を届けようとする姿勢を伝えることもできます。また、在校生や卒業生への好印象や良い評判にも繋がります。

ですので、CMSの導入を検討すること、また、導入した場合にどのページを更新できるようにしたいかを事前にある程度考えておくことも重要です。

関連記事サイトリニューアル時にCMSを導入してサイト価値を高める方法

中学校・高等学校のサイトリニューアルの成功事例

ここでは、当社が制作した実際の事例とそのポイントをご紹介します。
当社のホームページは、WordPressというCMSで構築しています。その他、学校ホームページ専門のWeb制作会社として、学校のご担当者様の運用を助ける機能を多数導入しています。

十文字中学・高等学校

十文字中学・高等学校_ホームページ リニューアル

東京都豊島区にある十文字中学・高等学校さま。
リニューアル前のホームページは写真が小さく、文字情報ばかりとなっていたため学校の魅力が伝わらず、説明会の申し込みやお問い合わせには結びつきにくい状況でした。

実際に学校を訪問してみると、屋内プール・人工芝・グラウンド・300席もあるカフェテリアなど、都内有数といえるほど施設が充実。
施設以外にもクラブ活動や学校行事の活発な様子や、最寄りの駅から徒歩5分というアクセスの良さなど、ホームページから伝わらない魅力をたくさん見つけられました。

そこでリニューアルにあたり、画面設計において以下のような点を重視。

  • TOPページには写真を軸に、学校の特長をカタログ的なレイアウトで設計
  • 学校の理念である「自立した女性、社会に貢献する女性に育って欲しい」を訴求するため、女子校にありがちな可愛らしい配色ではなく、紺に近い青色を用い、凛とした世界観を表現

教育理念に沿ったデザインを実現することでホームページの印象が非常に良くなり、リニューアル後は学校説明会への申込者数が大きく増加したと伺っています。

開成中学校・高等学校

開成中学校・高等学校_ホームページ リニューアル

東京都荒川区にある開成中学校・高等学校さま。

東京大学進学者数日本一。言わずと知れた国内屈指の進学校です。
メディアの注目も高くホームページへのアクセス数も相当なもの。
特に年に2日しかない学園説明会の予約受付やインターネット出願が始まるタイミングには、アクセスが集中してホームページにつながりにくくなる状況がありました。

そうした状況を踏まえ、アクセス負荷を軽減させるために、下記のような対策を実施。

  • サーバーを共有サーバーから専用サーバーに移転
  • アクセス集中時にはホームページを遮断して一時的に臨時のトップページを表示

このような学校のイベントに合わせたアクセス負荷対策により、年間を通してホームページが安定して表示されるようになり、ホームページにアクセスできないことによる機会損失のリスクも軽減されました。

吉祥女子中学・高等学校

吉祥女子中学・高等学校_ホームページリニューアル

東京都武蔵野市にある吉祥女子中学・高等学校さま。

2016年に大規模なサイトリニューアルを実施。
その後、2017年にトップページのスマホ最適化などを行うことで、前年よりも大きくアクセス数が増加いたしました。

その後もコンテンツの拡充を提案し、生徒の活動を紹介する「吉祥生ブログ」や卒業生のインタビュー記事といったコンテンツを追加し、段階的な改良を行いました。

生徒の活動などがわかりやすく閲覧できるようになったことで、広報面で効果的なホームページとなり、出願者数も2017年から大きく伸びております。

中学校・高等学校のサイトリニューアル時のWeb制作会社の見極め方

では、最後にサイトリニューアルを制作会社に依頼する際に、どんな会社を選ぶべきか。
その選定ポイントお伝えします。

結論から申しますと、制作会社を見極める最も重要なポイントは下記の2点。

  • Web制作会社が「学校業界に詳しいこと」
  • 「公開後も二人三脚で一緒に走ってくれるパートナーであること」

理由はシンプル。「中学校・高等学校は、民間企業と異なる特徴を持つから」です。

民間企業ですと、ホームページリニューアルにあたっては専門の部署があり、担当も知識を有した専門の方である場合がほとんどです。
しかし、学校でそのような専門の担当者を求めるのは難しく、先生方が通常の授業を行いながら、部活動の顧問なども兼務し、そのうえでホームページリニューアルも担当される、というのが現状ではないでしょうか。

先生方のそのようなお立場やご事情をよく理解し、スケジュールを合わせて進めてくれる制作会社がおすすめです。
学校ホームページのリニューアル経験が多い制作会社であれば、あらかじめやるべきことをまとめておいてくれるなど、先生方の負担を少なくするような進行を提案してくれるものと思います。

また、学校の事情に詳しい制作会社であれば、合格発表の際には多くのアクセスが集中するので、サーバーが落ちないように特設ページを用意したり、学校説明会の来場者にメルマガやLINE@などで情報発信をしたりといった提案も受けることもできると思います。
こういった「業界をよく知る」制作会社を選ぶことがホームページリニューアルを成功させるポイントなのです。

また、公開後も二人三脚で一緒に走ってくれるパートナーであることも重要です。
学校の広報は、民間企業以上に永続することを意識する必要があります。
受験までの期間も長く、公開して終わりの打ち上げ花火にならず、公開後もアクセスを伸ばしていけるように寄り添ってくれるパートナーを見つけることが鍵になります。

当サイト「Web幹事」でも「失敗しない制作会社の選び方」をご紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

プロが教えるホームページ制作会社の選び方5ポイント【失敗したくないかたへ】

まとめ

いかがだったでしょうか? 本記事では、中学校・高等学校の先生が、自校のホームページリニューアルを失敗しないための6つのポイントや制作事例、そして制作会社の選び方などをお伝えしてきました。
いくつかのポイントをお伝えしましたが、最も大事なのは「業界のことを知り、先生方に長く寄り添ってくれるパートナーを見つけること」ではないでしょうか。

ぜひ本記事を参考にしていただき、納得できるホームページリニューアルを成功させてください。

中学校・高等学校のホームページリニューアルをプロに任せたい方へ

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コンサルタントのご紹介 Web幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 Web制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。

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