- 更新日 2023.01.31
- カテゴリー Shopify
Shopifyの構築費用はどのくらい?ニーズごとの料金相場・おすすめの制作会社・事例を解説!
ShopifyでECサイト構築を依頼する場合の費用はどのくらい見ておけばいいのか?
・目的・ニーズに応じたShopify構築費用の相場は?
・Shoipify構築を安心して任せられるおすすめの制作会社は?
・制作会社を選定する際のポイントは?
本記事ではShopifyの構築費用相場を目的・ニーズごとに解説するとともに、おすすめの開発会社・選定のポイントを解説!
さまざまな疑問を抱えるショップオーナーの方に向け、どのようなECサイトがShopifyで構築されているのか?構築事例もあわせて紹介していきます。
※Shopifyが得意な制作会社を探す時間がない、最適な会社を選んで欲しい方はWeb幹事にご相談ください。予算や目的、ショップの特徴などから制作会社を無料で選定します。
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Shopifyの構築費用と料金相場
Shopify構築費用 |
30〜100万円 |
100〜300万円 |
300〜1,500万円 |
概要 |
基本機能のみで スモールスタート |
オリジナルデザインの ECサイト |
大規模な ECサイト |
おすすめの人 |
・ネットショップ未経験 ・小規模事業者 月商500万円以下 |
・将来的に販路を拡大する ・複数の従業員を雇う 月商5,000万円以下 |
・売上規模が大きい ・スタッフが10人以上 月商5,000万円以上 |
気になるShopifyの構築費用はどのくらいなのか?以下から、Shopify構築費用の相場を、目的・ニーズに応じた3つに分類したうえで紹介していきます。
基本機能のみでスモールスタートしたい(30〜100万円)
画像出典:株式会社コッカ
基本機能のみでECサイトをスモールスタートさせたい方であれば、Shopify構築費用の相場感は約30〜100万円程度です。ショップのデザインは最初からShopifyが用意したテンプレートを使うことがほとんど。上の画像の株式会社コッカ通販サイトの構築費用が51〜100万円(制作期間は3か月)です。
・Shopifyアカウント取得
・ドメイン設定
・10ページ程度の商品登録
・Shopifyペイメント設定
・送料設定
・無償公式テーマの設定
・納品書・領収書の設定など
依頼内容が多くなれば、それだけ構築費用も高くなりますが、Shopifyを活用したオンラインストアをトラブルなくスタートさせたい方にはおすすめです。
オリジナルデザインのECサイトが欲しい(100〜300万円)
画像出典:FILSON
他社と差別化できる、オリジナルデザインのECサイトが欲しいというニーズであれば、Shopify構築費用の相場感は約100〜300万円程度です。
上の画像のアウトドア アパレルブランド「FILSON」の日本公式サイトの構築費用が200〜300万円(制作期間は3ヶ月)。デザインのテイストは海外サイトと合わせつつ、機能面は日本独自の使いやすさを考慮してカスタマイズされています。
このようにオリジナルデザインにカスタマイズするのであれば「HTML」「CSS」「JavaScript」などを駆使したプログラミングが必要。Shopify初期導入サポート費用もあわせれば、最低でも100万円程度は見ておいてください。
当然、カスタマイズ箇所が多くなれば費用は高額になりますが、それだけ見栄えのいい、自社独自のECサイトを構築できます。
大規模ECサイトを展開したい(300〜1,500万円)
画像出典:NETSEA Cross-border wholesale
大規模なECサイトを構築したい、基本機能にはない独自機能を実装したいというニーズであれば、Shopify構築費用の相場感は約300〜1,500万円程度です。
上の画像のB2Bプラットフォーム「Netsea」の海外向けECサイトの構築費用が500万円以上。大規模ECサイト向けに機能を強化した最上位プラン「Shopify Plus」を利用しています。
特殊な機能を実装したいのであれば、アプリを新規開発しなければならない可能性が高くなります。大規模事業者でよく見られるように、企業の基幹システム(販売管理システムや購買管理、在庫管理システムなど)との連携が必要であれば、構築費用が1,000万円を超える場合も珍しくありません。
自由度の高いカスタマイズが可能なことがShopifyの大きな魅力ではありますが、カスタマイズの程度に応じて構築費用が大きく膨らむことは覚えておきたいところです。
Shopify構築におすすめの開発会社
2017年に日本法人が設立されたことからもわかるように、Shopifyの歴史はまだまだ浅いのが現実。そのため、EC-CUBEやWordPressなどと比較すれば、Shopify構築に対応する制作会社はそれほど多くはありません。
ただし、Shopifyの人気の高まりとともに優良な制作会社が増加する傾向にあることも事実。なかでも特におすすめできる制作会社を以下から紹介していきましょう。
株式会社Rabo:リリース後の売上拡大もしっかりサポート
株式会社Raboのポイント
このような方におすすめ!
・初期費用をできるだけ抑えて、質の高いサイトを構築したい方
・Shopifyの制作だけではなく、リリース後の集客や売上改善までサポートしてほしい方
・Shopifyの新規立ち上げ、他ECカートからのリプレイスを検討されている方
株式会社Raboは、初期費用0円でECサイトを構築できるとても珍しい制作会社です。同社ではShopify専門の制作チームが知見を最大限に活用して効率的にECサイトを構築するため、費用を最小限に質の高いサービスを提供することが可能となっています。複雑なシステムカスタマイズにも対応できる技術力の高さも人気の理由です。
商材に合わせたECサイトの機能設計・デザイン・サイト構築
株式会社Raboでは、国内ECサイトだけではなく越境ECサイトの構築も可能です。
アパレル、飲食物、フィギュアなどといった様々な業種のECサイト構築実績があります。
複数回にわたるクライアントとの打ち合わせや競合分析をもとに、商品の理解を深めた上でユーザーエクスペリエンスを意識した”売れるECサイト”を構築。ECサイトの新規構築を検討されている方だけではなく、すでにECサイトをお持ちでShopifyへの載せ替えを検討されている方など、さまざまなクライアント・要望への対応が可能です。
購入率を最大化するページ構成や運用改善のための高いシステムカスタマイズ
同社は大手家具ブランドECサイトの運営業務を受託しており、サイトでの購入率の向上を目的としたページのリニューアルや、受発注業務、CS業務にかかる工数削減などの実績を多数保有しています。
ECサイト運営の実務から培ったノウハウを基に、クライアントの視点に立ち、サイトが抱える課題に対して最適な解決施策を提案することが可能です。
ECサイトの構築だけではなく、リリース後の売上拡大も支援
ECサイトの売上を拡大するには、サイト規模、取り扱い商品、フェーズにあわせて戦略を策定する必要があります。
同社はGoogle広告やYahoo!広告といった広告媒体を総合的に活用し、優れた実績があるパートナーとして正式に認定されているため、ECサイトの構築だけではなく、リリース後のSEO施策やSNS施策、広告運用など”売上拡大”に直結したマーケティング施策の提供が可能です。
株式会社Raboの概要・実績・料金
URL |
■サービスページ: https://r-abo.com/d2csolution/ ■コーポレートサイト: |
---|---|
TEL | 03-6303-4111 |
会社所在地 | 〒153-0043 東京都目黒区東山1-6-1エスビル4F |
設立年 | 2015年 |
実績詳細 | ・デザインココ_COCOストア(フィギュアECサイト) ・Forth Connect_Kura Net(日本酒 越境ECサイト) ・世田谷ブレーン_芝浦ONLINE Shop(焼肉ECサイト) ・AgasukeShoes_AGASUKE SHOES(革靴ECサイト) |
価格感 | 初期費用:0円 月額:19,800円 |
※本セクションでの会社紹介は株式会社Rabo提供によるスポンサードコンテンツです
株式会社Cave de Script:非IT企業・中小企業の「頼れる味方」
株式会社Cave de Scriptのポイント
・窓口担当者〜エンジニア、デザイナーまで全員がshopifyの基礎知識を保有
・Shopifyエンジニアのスクールも運営
・非IT出身だからこそ分かる「クライアントの悩み」を業務フローレベルで考える
非IT出身だからこそ分かる「クライアントの悩み」を業務フローレベルで考える
株式会社Cave de Script は【Shopifyの制作を専門】に扱っており、ここ2年間だけで70社以上のShopifyサイトに携わっている経験豊富な制作会社です。
同社の魅力は、中小企業のクライアントのニーズを汲み上げ、社内業務フローの事まで考慮した「実際に運用出来るサイト」の設計に落とし込む提案力。社長が非IT業界出身のため、クライアント目線の「実務を考慮したサイト制作」を得意としています。また、窓口担当者〜エンジニア、デザイナーまで全員がShopifyの基礎知識を保有しているため、人と人との間で齟齬が発生しにくい点も安心です。「社内にIT担当がいない」「本業が忙しい」「大きな投資は出来ない」そんな中小企業の心強い味方となる制作会社です。
同社は運用サポートプラン(月2万円~)も提供していますが、納品後は極力クライアント自身で普段の更新が出来るようにサイト制作を行っています。30万円程度の簡単プランから中規模カスタムで100万円前後、オリジナルデザインを採用しても200万円を超える事は滅多にないリーズナブルさも魅力です。
Shopifyエンジニアのスクールも運営
同社はShopify開発に欠かせない専用言語liquidのスクール、「リキッドマスターズ」を自社で開設。同スクールには毎回定員オーバーの応募があり、現在までに100名以上が学んでいます。ここからもShopify開発に関する同社の専門性の高さが伺えます。
株式会社Cave de Scriptの概要・実績・料金
URL |
■株式会社Cave de Script(コーポーレートサイト):
|
---|---|
TEL | 050-3631-2662 |
会社所在地 | 〒171-0052 東京都豊島区南長崎3-26-3 |
設立年 | 2022年1月(法人化) |
実績ページ |
https://gugu.jp/ https://eaphi.co.jp/ https://cocomeru.com/ |
実績詳細 |
オリジナルデザインを用いたサイトから、テーマベースで開発したサイトまで手掛けています。 見えない場所の機能を「クライアントでも操作出来るように設計するのが強み」です。 |
価格感 |
30万~150万円 |
※本セクションでの会社紹介は株式会社Cave de Script提供によるスポンサードコンテンツです
株式会社KOSHIKI:Shopifyが初めてのショップでも安心
株式会社KOSHIKIは、Webサイト・メディア制作、運用型広告代行などのサービスを提供するWeb制作会社です。中小規模事業者に特化したECサイト構築サービスも提供しており、リーズナブルなShopify構築プランを用意していることが同社の特徴。
Shopify Expertとして認定されているのはもちろん、メンバー全員がEC運営経験者であることも強み。集客・広告・運用などのかゆいところまで手が届くサポートが可能です。
簡易的なECサイトで満足でき方に向けた、39万8,000円の「さくっとShopifyプラン」のほか、機能・運用などの戦略面から相談できる、64万8,000円の「Shopifyディレクタープラン」を用意。SNS連携、決済設定、ブログ投稿、送料設定など、アプリの設定だけして欲しい方に向けた「Shopifyアプリプラン」も利用できます。
コマースメディア株式会社:Shopify運営もお任せ
コマースメディア株式会社は、Shopifyを含むECサイトの構築・運営サービスを専門にする制作会社です。ECサイトの戦略策定・構築だけでなく、リリース後のサイト更新・運営代行・物流代行・カスタマーサポートまで、ECをトータルにサポートできる体制を整えていることが同社の特徴。Shopifyを活用した自社ECサイト構築だけでなく、ECモール制作にも対応しています。
もちろん、日本で3番目の「Shopify Expert」でもある同社は、Shopify構築・運営に関するノウハウも豊富。ECモールにShopifyを追加し、販路を拡大したいというニーズに応えられるほか、Shopify PlusでのECサイト構築・運営も依頼可能。同社自ら越境ECを展開するノウハウを活かした越境EC支援サービスも提供しています。
世界へボカン株式会社:越境ECに特化したShopify Expert
世界へボカン株式会社は、越境EC・海外Webマーケティングに特化したソリューションを提供するWeb制作・マーケティング会社です。海外市場調査・戦略立案、英語リスティング広告、英語圏SEO対策、英語コンテンツマーケティング、Webサイト改善コンサルティングなどのほか、Shopify ExpertとしてShopifyによる戦略的越境EC構築サービスを提供。
戦略・実装・施策実行まで海外へのチャレンジをワンストップでサポートできる会社です。
戦略的Shopify越境ECサイト構築とは、自社・競合・市場分析をもとにターゲット・購入ニーズを明確化して商品価値を正しい英文コピーライティングで伝えること。英語ネイティブ、海外での勤務経験のあるスタッフが、単に英語に翻訳しただけではない、競争力のあるECサイトを構築してくれます。
フラッグシップ株式会社:国内最多のShopify Plus構築実績
フラッグシップ株式会社は、「Shopify Plus」を活用したエンタープライズECサイトの構築・リニューアルに特化したサービスを提供する、Shopify Plus専門会社です。
日本初の「Shopify Expert」「Shopify Plus Partner」としての経験・ノウハウを蓄積していることが同社最大の特徴。国内最多といわれるShopify Plus構築実績がそれを裏付けています。
WMS(倉庫管理システム)や基幹システム・MAツールなど、大規模ECサイトに求められる複雑な連携にも対応可能。スタートアップから一部上場企業まで、多数のECサイトを手がけてきた豊富なノウハウをもとに、求められる汎用機能を独自アプリとして開発・保有しているのも同社の強み。長期にわたりがちな大規模ECサイトの構築も、比較的短期間でローンチ可能です。
株式会社アーキタイプ:Shipify導入サポートが強い
株式会社アーキタイプは、Webコンサルティング・制作・運営・アプリ開発・マーケティングなど、幅広いWebサービスを提供する制作会社です。Shopify Expertである同社では、ShopifyをベースにしたECサイト構築・運用サービスを「ARCHETYP Commerce」ブランドで展開。マーケティング支援を含む、運用サポートにも力を入れています。
アカウント取得を含むShopifyの基本導入が30万円、技術サポート・サイト保守・レポート・ミーティングを含むShopify運用が月額5万円からと、構築費用・月額費用が明確なのもポイント。
ニーズに応じて、デザインカスタマイズやアプリインストールなどのShopify構築オプション、コンテンツマーケティングやインフルエンサーマーケティングなどの運用オプションも選べます。
※Web幹事ではShopifyの構築におすすめの会社を特集した記事もあります。こちらも合わせて参考にしてください。
関連記事:まだ日本では数少ない「Shopify」に強い開発会社、完全ガイド!
制作会社を選定する際のポイント
まだまだ数が多くはないとはいえ、Shipifyに対応する制作会社は増えてきています。しかし、Shopify構築に強いというだけで制作会社を選んでいいものか?どんなことに気を付けて制作会社を選べばいいのか?悩んでいる方も少なくないでしょう。そんな方は、以下のポイントを押さえておくことが肝心です。
・Shopify構築に豊富な実績を持つか?
・運営・集客も含むEC事業全体の知識・理解があるか?
・担当者とうまくコミュニケーションできるか?
単にShopifyの構築ができるだけでは「売れるECサイト」にはなりません。運用・集客も考えた使いやすいECサイトを構築できるか?自社の目的・ニーズをしっかり汲み取ってくれるコミュニケーション能力があるか?Shopify制作会社の実力を見極めることが重要です。
ただし、最適な制作会社を探す時間がない、探し方が分からない方はWeb幹事にご相談ください。予算やショップで扱う商材などから最適な制作会社を選定します。
Shopifyとは?基礎知識を理解しておこう
ShopifyでのECサイト構築を依頼する上でも、最低限の知識は押さえておきましょう。
何も知らずに依頼すると、本来の予算より高い金額を提示される場合や、適切なショップ機能を判断できないリスクがあります。
Shopifyは、2004年にリリースされたカナダ発のクラウド型ECサイト作成サービスです。175か国100万ショップ以上から利用される、世界シェアNo.1のECプラットフォームであり、2017年には本格的な日本進出を目指して日本法人も設立。
Shopifyが世界中で利用されている理由は、多言語対応、オリジナルECサイトを構築できるカスタマイズ性の高さ、充実した決済・配送サービス、商材を選ばない、越境ECの容易さをはじめ、グローバルスタンダードとしての数々の特徴を持つから。2020年には前年比228%の新規出店を記録するなど、Shopifyは今日本でもっとも注目されているECプラットフォームなのです。
選べる料金プラン・費用体系
Shopify |
|||
プラン |
ベーシックプラン |
スタンダードプラン |
プレミアムプラン |
初期費用 |
0円 |
0円 |
0円 |
月額費用 |
$29 |
$79 |
$299 |
決済手数料 (クレジットカード) |
国内カード3.4% 海外カード3.9% |
国内カード3.3% 海外カード3.85% |
国内カード3.25% 海外カード3.8% |
アカウント数 |
2人 |
5人 |
15人 |
商品登録数 |
無制限 |
||
ディスク容量 |
無制限 |
||
特徴 |
・海外向け販売に強い ・デザイン性に優れている ・拡張性に優れている |
サブスクリプション方式を採用するShopifyは、初期費用を必要としない柔軟な料金プランが用意されていることも人気の秘密。
目的・機能別に用意された3つの基本プランは、いつでもアップグレード・ダウングレードが可能です。ただし、どのプランもアクセス数や登録商品数に制限がないため、事業規模の拡大に応じたプラン変更は必要ありません。
Apple Pay、Google Payとも連携できるクレジットカード決済手段「Shopifyペイメント」が利用できることもShopifyの魅力です。
関連記事:Shopify Paymentは導入すべき?設定方法・その他の決済方法について解説
アプリを活用した自在なカスタマイズ
Shopifyの大きな魅力は、豊富に用意されたテーマ(ECサイトのテンプレート)、アプリを活用した自在なカスタマイズで、オリジナリティの高いECサイトを構築できることです。定期購入やクーポン機能を追加することも簡単。
Shopify POSを活用すれば実店舗との連携・一括管理も可能です。
世界中のパートナーが開発する有償・無償のテーマ・アプリが大量に存在するのは、世界No.1のECプラットフォームであるShopifyならでは。「Shopifyアプリストア」で簡単にインストール・活用できます。
Shopifyについては下記の記事が詳しいので、制作会社への依頼前には読んでおいてください。
関連記事:Shopifyとは?導入すべき人、評判、成功事例を紹介!
Shopifyで構築されたECサイトの事例
最後に、ShopifyでどのようなECサイトを構築できるのか?イメージをつかみたい方に向け、Shopifyで構築された国内外のECサイトの事例を紹介しておきましょう。
PHILOCOFFEA
画像出典:PHILOCOFFEA
「PHILOCOFFEA」は、アジア初のバリスタ世界チャンピオン、粕谷哲氏のコーヒーブランドを展開する越境ECサイトです。千葉県船橋市に店舗も構える同氏ですが、これまでは年の半分を海外で過ごし、展示場でPHILOCOFFEAのコーヒーを販売していたそう。
しかし2019年以降、それができなくなった状況で思い立ったのが越境EC。日本より、むしろアメリカ・香港などで高かった知名度を活かし、Shopifyで越境EC構築するにいたったということです。市場調査・戦略策定からShopify構築、コンテンツ制作、マーケティングまでを担当したのは「世界へボカン」。スタイリッシュかつシンプルなECサイトに仕上がっています。
Mr. CHEESECAKE
画像出典:Mr. CHEESECAKE
「Mr. CHEESECAKE」は、「世界に誇るトーキョーチーズケーキ」をコンセプトにする、チーズケーキ専門店のECサイトです。チーズケーキの質感を重視した写真、余白をたっぷりと使ったシンプルなレイアウトなど、ビジュアルを重視した高級感溢れるデザインのサイトに仕上がっています。
ブログ機能を活用して自慢のレシピを公開するなど、どちらかといえばオンラインストア機能を持つブランドサイトのようなイメージを持つのも特徴。Shopifyで構築されたECサイトらしく、クレジットカード以外にも「Apple Pay」「Amazon Pay」「Google Pay」決済に対応しています。
サンリオ
画像出典:サンリオ
ハローキティが世界的キャラクターとして成長した「サンリオ」は、アメリカ・イギリス向けのオンラインストアをShopifyで構築しています。
タイル型レイアウトとパステルカラーを使ったポップなデザインは、購入のしやすさと同時にサンリオの世界観をうまく表現することに成功しています。
「Apple Pay」「PayPal」をはじめとするさまざまな決済方法に対応していること、主要なSNSとの連携が充実していることなどは、Shopifyで構築したECサイトならでは。実店舗、ブログ、YouTubeへの導線もしっかり設計されており、自社コンテンツを最大限活用できるサイトに仕上がっています。
その他の事例は下記記事を参考ください。
関連記事:Shopifyの導入事例を総まとめ!国内・海外合わせて9選ご紹介!
Shopifyの構築費用まとめ
Shopify構築費用 |
30〜100万円 |
100〜300万円 |
300〜1,500万円 |
概要 |
基本機能のみで スモールスタート |
オリジナルデザインの ECサイト |
大規模な ECサイト |
おすすめの人 |
・ネットショップ未経験 ・小規模事業者 月商500万円以下 |
・将来的に販路を拡大する ・複数の従業員を雇う 月商5,000万円以下 |
・売上規模が大きい ・スタッフが10人以上 月商5,000万円以上 |
本記事では、Shopifyの構築費用相場を目的・ニーズごとに解説するとともに、おすすめの開発会社・選定のポイントを解説してきました。
ただし、それ自体に集客力があるECモールと異なり、Shopifyで構築する自社ECサイトは集客に向けたマーケティング・運用が欠かせません。構築費用ばかりにとらわれるのではなく、ローンチ後の集客・運用面を見据えた戦略策定こそが重要なのです。
Shopifyにテーマ・アプリをインストールしただけでは、他社ECサイトとの差別化が難しいことも事実。オリジナルデザインのECサイトを構築するならテーマのカスタマイズが、特殊な機能を追加したいならアプリ開発が必要になる場合もあります。
こうしたケースでは、Shopifyカスタマイズに対応する制作会社への依頼がおすすめ。個人でも簡単にECサイトを構築できるShopifyではありますが、ITリテラシーに乏しければショップ立ち上げ自体が難しい場合も。こうした方にも制作会社は頼りになる存在だといえるでしょう。
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この記事を書いた人

梓澤 昌敏
専門分野: 音楽・映像制作、オウンドメディア、ビジネス
音楽・映像制作の現場を経て、スタジオ構築側の業界へ。マネージャー・コンサルタントとして制作現場の構築に携わる一方、自社オウンドメディアの立ち上げを含むマーケティングも担当してきました。現在アメリカ在住。作曲を含む音楽制作も提供しています。
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