活用できてる?サイトリニューアル時にCMSを導入してサイト価値を高める方法

サイトリニューアルはCMSを導入・乗り換えるには、絶好のタイミングです。
CMSを導入すれば、コンテンツの更新が簡単になったり、自分で新規のページを作成することができます。

しかし、CMSのメリットをフルに活用できているホームページは意外と多くありません。
それはなぜでしょうか?

原因は「CMSを活用してできることをしっかり理解していない」ことです。

本記事では、下記のポイントに触れながらCMSをしっかり活用するための方法をご紹介します!

  • そもそもCMSとは何か?
  • 自社のサイトにあったCMSの選び方
  • CMS導入の手順

これからサイトリニューアルを進めていく方やCMSの導入を検討されている方は、ご覧ください!

※サイトリニューアルそのものの手順を知りたい方はこちら!
結果を出すためのサイトリニューアルの基本手順と進め方をプロが解説します【専門知識不要】

目次
  1. 1. CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは何か?
    1. 1-1. CMSとは?コンテンツの導入をサポートするツール
    2. 1-2. CMSを入れることの目的とは?メリット・デメリットを解説
    3. 1-3. 有名なCMSの種類と違い。WordPressが世界的シェアを占める
  2. 2. 自社サイトに最適なCMSの選び方
    1. 2-1. 目的にあったCMSになっているか
    2. 2-2. 自社の目的を実現できる機能・カスタマイズ性はあるか
    3. 2-3. 価格・料金は予算にあっているか
  3. 3. 目的別のオススメCMSガイド
    1. 3-1. コーポレートサイト向けCMSと選定ポイント
    2. 3-2. オウンドメディア向けCMSと選定ポイント
    3. 3-3. ECサイト向けCMSと選び方選定ポイント
  4. 4. サイトリニューアル時のCMS化のフローと費用を解説
    1. 4-1. 要件定義(CMS化したいページの選定)
    2. 4-2. 既存コンテンツの移管
    3. 4-3. 社内体制の構築・運用マニュアルの整備
    4. 4-4. サイトリニューアルのCMS化にかかる費用相場
  5. 5. 【コラム】サイトリニューアル時のCMS化を制作会社に外注する際の注意点
    1. 5-1. CMS化する目的やCMS化したいページをはっきりと伝える
    2. 5-2. 運用契約をしっかり定めておく
  6. 6. サイトリニューアルにおけるCMS活用まとめ
    1. 6-1. CMSを使ったサイトリニューアル。どこに依頼すれば良いの?

CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは何か?

まず初めに「そもそもCMSとは何か?」というところからご紹介します。
※ある程度知識がある方は、次のセクションの「自社サイトに最適なCMSの選び方」からご覧ください。

CMSとは?コンテンツの導入をサポートするツール

CMSとはコンテンツ・マネジメント・システムの略称。
Webの専門知識がないユーザーでも、管理画面でホームページのコンテンツ・レイアウト・デザインなどを更新することができるシステムのことです。

CMSを導入すれば、ホームページ上のテキストや画像・レイアウトをWordで書類を作成・編集するような感覚で簡単に更新することができます。

ホームページで最も多く使われているのは「コラム記事やお知らせのアップ」
いちいち制作会社に依頼しなくても、自社の担当者が更新できるため非常に便利です。

WordPressの管理画面

※上記はCMS「WordPress」の管理画面

CMSを入れることの目的とは?メリット・デメリットを解説

CMSを導入するメリットはやはり「専門知識がなくてもサイトが更新できる」こと。
CMSの管理画面から記事をアップしたり、サイトの修正を行なったりできます。
業務効率化にも繋がりますし、人的なミスも減少。

またCMSを導入することで、開発コストを削減することも可能です。
ブログ機能付きのホームページの制作料金が下がってきたのも、この「CMS」があるからこそ。
今までシステム開発が必要だった機能を手軽に導入できるようになったこともメリットです。

一方デメリットもあります。

  • CMSの使い方を覚える・慣れる必要がある
  • 機能が固定されている
  • CMSのバージョンアップに対応する必要がある

上記のようにCMSを使っているからこそのコストやリスクがあることも知っておきましょう。

有名なCMSの種類と違い。WordPressが世界的シェアを占める

ご存知の方も多いかと思いますが、世界的に圧倒的なシェアを誇るCMSは「WordPress」。
言わずと知れたオープンソース型のCMSです。

Q-Successの発表によると、下記のようなシェアになります。

CMSのシェア

2019年7月現在【参照:マイナビニュース


すでに何らかのCMSが導入されているサイトが過半数を占めており、その中でもWordPressが圧倒的なシェアを誇ります。
今もWordPressはシェアを伸ばし続けており、今後もこの傾向は続くとされています。

メジャーなCMSを採用するメリットとは? 世界的にメジャーなCMSであるWordPress。
一番の採用メリットは「使用人口の多さ」です。
今や制作会社のほとんどが、このWordPressに対応しています。
そのため、仮に「制作会社を切り替える」ことになっても他のCMSに比べて引き継ぎコストが少なく済みます。
逆に珍しいCMSだと「対応できません」と断られることも・・・
他にもたくさんメリットはありますが「使用人口が多いこと」意外と重要です。

自社サイトに最適なCMSの選び方

次はサイトリニューアルの際に、自社サイトに最適なCMSを選ぶ方法をご紹介します。
ポイントは下記の3点です。

目的にあったCMSになっているか

数あるCMSの中から最適なものを選ぶのに最も重要なのがこちら。
例えば、コーポレートサイトとECサイトでは選ぶべきCMSは異なります。

  • コーポレートサイトの更新を簡単にしたい
  • オウンドメディアでSEO対策をしたい
  • ECサイトで商品管理を簡単にしたい

上記のようなレベルで大丈夫ですので、CMSを導入する目的を明確にしましょう。

※なお、目的別に最適なCMSは後述する「目的別のオススメCMSガイド」でご説明します!

自社の目的を実現できる機能・カスタマイズ性はあるか

目的が決まったら、その目的を達成するのに必要な機能を考えましょう。

コーポレートサイトの場合

  • ブログの記事を社内でアップできればOK
  • お問い合わせの内容を一覧で見られるようにしたい

オウンドメディアの場合

  • SEO対策をするので、分析機能が付いている方が良い
  • 記事のカテゴリを追加できるようにしたい

など、要望をとにかく列挙してみましょう。
「その要望に答える機能があるのか」、ない場合は「優先する機能」を考える際に役立ちます。

すぐに要望する機能が思い浮かばない場合は、めぼしいCMSの「機能一覧ページ」を見ましょう。
「この機能確かにあったら助かるな」「この機能はうちには不要だな」など色々考えがまとまってくると思います。

また要望する機能がない場合は「CMSをカスタマイズすれば実現できるのか?」を考える必要があります。
細かい機能についてはCMSの公式ホームページでも触れらていないことが多いです。
各CMSのサポートに連絡して実現できるかを確認した方が確実です。

価格・料金は予算にあっているか

CMSには無料のもの、初期費用のみの買い切りモデル、月額課金と様々な料金体型があります。
いずれにせよ、長期間利用するものになるため、料金は必ず確認しましょう。

ここで注意が必要なのは、月額課金モデル。
月額2万円でも3年間利用すれば72万円とかなりの値段になります。

最も賢い選び方は下記のような観点で検討することです。

  • CMSを導入することで削減できるコストはどれくらいか?
  • CMSを導入することで伸びる売上はどれくらいか?

とくに削減コストは社内の人件費・作業を依頼している外注費など総合して考えましょう。
またオウンドメディア用のCMSの場合は、そのCMSを導入することで不要になるツールの費用なども加味する必要があります。

必要ないCMSを導入しているケースは意外と多い ・これからブログを更新していくからCMSを導入しよう!
・このページやあのページもCMSで管理したい!
など新規でCMSを導入・カスタマイズしたが、結局ほとんど更新されていない。というケースは実は非常に多いです。CMSの導入にもコストはかかります。本当に使う最低限の機能だけCMS化するのが賢い選択です!

目的別のオススメCMSガイド

コーポレートサイト向けCMSと選定ポイント

コーポレートサイトにCMSを導入する場合、下記のようなシンプルな要望が多いです。

  • 社内でブログやお知らせをアップできるようにしたい
  • お問い合わせの内容をCMSに残しておきたい
  • スマホ対応したい

このような機能はどのCMSでも実現できるものなので「価格・料金」「使用人口の多さ」などを中心に選ぶと良いでしょう。
もし上記以外にも要望がある場合は、その機能に合わせてCMSを選ぶとGoodです!

コーポレートサイトに適したCMSは下記の通りです。

WordPress

WordPress

https://ja.wordpress.org/

先ほどもご紹介した通り、世界でも圧倒的なシェアを誇るCMSです。
その魅力は価格。
インストール型のものであればオープンソースのため無料で利用可能です。

世界的なCMSのため、WordPressに関する情報も充実しており、対応している制作会社も非常に多いのが特徴です。

ただし、サーバーなどを自分で準備する必要があるため多少の知識が必要になります。
初期設定でつまづく人も意外と多いのも事実です。

設定が難しい場合は、導入だけ制作会社に依頼して、その後の運用は自社で行うと良いでしょう。

WordPressのポイント

価格・料金

無料※1

メリット

・無料から利用可能

・対応できる人・制作会社が多い

・情報・参考文献が充実している

デメリット

・多少の知識が必要

・セキュリティ面がやや脆弱

・無料のためサポートがない※2

※1:インストール版に限ります。クラウド版の料金についてはこちら
※2:インストール版に限ります。

※WordPressに強い制作会社はこちらからお探しください!
WordPressの導入実績が豊富な制作会社まとめ

Movable Type

Movable Type

https://www.sixapart.jp/movabletype/

シックス・アパート社が提供するCMS。
CMSの黎明期ではかなりシェアがありましたがWordPressの台頭によりシェアを落としています。

WordPressとの大きな違いは商用利用を行うには有償版が必要なこと。
料金はクラウド版が5,000円/月〜、ソフトウェア版(Movable Type7)が90,000円です。(2019年7月16日現在)。

しかし有償版だけあり、サポートがあるのは大きな安心材料。
セキュリティの観点や、アクセス負荷に強いという点から大手企業に好まれる傾向にあります。

Movable Type_傾向

Movable Typeのポイント

価格・料金

クラウド版:5,000円〜

ソフトウェア版:90,000円

メリット

・信頼性がある

・サポートがある

・アクセス不可に強い

デメリット

・商用利用には有償ライセンスが必要

・使用人口が少なめ

・CMSの動作が重い

※Movable Typeに強い制作会社はこちらからお探しください!
Movable Typeの導入実績が豊富な制作会社まとめ

BiNDup

BiNDup

https://bindup.jp/

こちらも国産のCMS。
デジタルステージ社が開発・提供しています。
初年度無料から利用可能なのが特徴。(2年目以降は480円/月必要)

国内の会社が運用しており、サポートも存在。
個人事業主から大手・中堅企業まで幅広く利用されています。

ただし、WordPressやMovable Typeに比べてマイナーなCMSなのは事実。
自分である程度の知識はあるが、デザインや開発ができないという方にはぴったりなCMSです。

BiNDupのポイント

価格・料金

エントリーコース:初年度無料・2年目以降は480円/月

基本コース:2,480円 / 月

ビジネスコース:8,166円 / 月

メリット

・無料から利用できる

・サポートがある

デメリット

・無料版は独自ドメインが利用できない

・使用人口が少なめ

・デザインに制約あり

オウンドメディア向けCMSと選定ポイント

SEO対策を意識したオウンドメディアとしてCMSを導入する場合は「記事編集のしやすさ」「分析機能」をチェックしましょう。

オウンドメディアの多くは記事を多数提供する「コンテンツSEO」が中心になります。
そのため「記事の編集画面の使いやすさ」は非常に重要。
画像のアップロードや記事内の文字の装飾など、Web記事としての編集のしやすさをまず重視するのが良いでしょう。

また次に「SEO対策を行なっていく上で必要な分析機能があるか」をチェックしましょう。
通常マーケティングやSEO対策には下記のようなツールが必要にあります。

  • アクセス解析
  • 顧客管理(メルマガやリード管理など)
  • 分析ツール(リンクの分析やヒートマップなど)

ツールを分散させたくないという人は、様々なマーケティング用の機能が搭載されているCMSを選んだ方がいいでしょう。

ここでもオススメのCMSを3つご紹介します。

ferret One

ferret One

https://ferret-one.com/

オウンドメディアの運営に必要な機能が全て揃ったCMSです。
記事の投稿はもちろん「アクセス解析」「顧客管理」「メルマガの送信」などマーケティング全体で必要な機能が盛り込まれています。

ただし、高機能なだけあって初期費用10万円・月額利用料10万円と少し高額。
「ツールを分散させたくない」「オウンドメディアを活用したマーケティング全体に取り組みたい」という人向けのツールです。

ferret Oneのポイント

価格・料金

初期費用:10万円

月額利用料:10万円〜

メリット

・マーケティングに必要な機能が揃っている

・サポート体制が充実している

デメリット

・料金が多少高額である

・マーケティングの知識が必要

Clipkit

Clipkit

https://clipkit.co/

ラグル社が提供するオウンドメディアに特化したCMS「Clipkit」。
わかりやすい管理画面で、HTMLの知識なく簡単に記事を編集・公開できるのが特徴です。

500を超えるWebメディアで導入されており、その中には大手企業も名を連ねます。
料金も月額3,000円からで、PV数に応じた従量課金制のため、手軽にオウンドメディアを始めることが可能です。

Clipkitのポイント

価格・料金

初期費用:0円

月額費用:3,000円〜

メリット

・低価格で立ち上げが可能

・記事の編集がしやすい

デメリット

・サイトが成長すると料金が上がる

・分析機能がない

WordPress

WordPress

SEO対策やメディア運営の知識がある場合は、WordPressでもオウンドメディアの運営が十分可能になります。
その場合アクセス解析や分析は別のツールで行うことになりますが、使い慣れている方は問題なく進められるかと思います。

オウンドメディアに特化したCMSは利用料が高額なことが多いため、予算を抑えてオウンドメディアをスタートしたい方はWordPressがぴったりです。

WordPressのポイント

価格・料金

無料

メリット

・無料から利用可能

・十分なSEO対策が可能

・ SEO対策に強いテーマが充実している

デメリット

・多少の知識が必要

・セキュリティ面

・分析ツールなどは別で利用する必要がある

ECサイト向けCMSと選び方選定ポイント

ECサイト向けCMSは、コーポレートサイトやオウンドメディアに比べ、CMS毎に機能の違いが大きく、見極めがより重要になります。

選定ポイントは下記の4点です。

  • 決済機能には要望のものが揃っているか
  • デザインやシステムのカスタマイズ性は柔軟か
  • 課金モデルは自社にあっているか
  • 受発注管理の方法がわかりやすいか

特に課金モデルは「初期費用」「月額費用」「販売手数料」など様々なものがあります。
自社のECサイトの月商規模に鑑み「どのモデルが一番おトクか?」を考えることが重要です。

またカスタマイズ性も重要。
「オリジナルデザインのECサイトを作りたい」「自社の別のシステムと連携させたい」という場合、自由にカスマイズできるCMSを選ぶ必要があります。


※ECサイトは構築方法によっても、採用すべきCMSが変わります。
 詳細はこちらの記事をご覧ください。構築方法について解説しています。
ECサイト構築の費用と料金相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

Shopify

Shopifyのページ

https://www.shopify.jp/

ECサイトのCMSとして、今急激にシェアを伸ばしているのがShopify。
2017年より日本でも本格展開を開始しています。

魅力は「導入コストの低さ」と「充実したプラグイン」。
世界中のエンジニアがShopify上で利用できるアプリ(プラグイン)を開発しており、あらゆるシーンでカスタマイズが可能です。

決済や物流面も充実したラインナップになっているため「まずはECサイトを始めてみたい」という方にはぴったりなCMSです。

一部英語が必要な場面はありますが、順次日本語対応もされており、今後、より使いやすくなっていくでしょう。

Shopifyのポイント

価格・料金

月額費用:29ドル〜

メリット

・導入コストが低い

・充実したプラグイン

・カスタマイズ性が高い

デメリット

・一部英語が必要

・サポート体制

※Shopifyの開発実績が豊富な制作会社はこちらからお探しください!
まだ日本では数少ない「Shopify」に強い開発会社、完全ガイド!

EC-CUBE

EC‐CUBE

https://www.ec-cube.net/

国内最大級のECサイト向けCMSです。
30,000店舗以上の導入実績があり、対応している制作会社も非常に多いです。

オープンソース版が提供されているため、無料で利用できるのも大きなメリット。
EC-CUBEのホームページで公式パートナーを探すことも可能です。

しかしオープンソース型であるゆえにサポートがなくカスタマイズを行う上で相応の知識も必要。

  • 制作会社に依頼して本格的なECサイトを作りたい
  • 自社の事業に合わせて、しっかりカスタマイズしたい

上記のような場合はEC-CUBEが向いているでしょう。

EC-CUBEのポイント

価格・料金

無料

メリット

・導入コストが低い

・対応している制作会社が多い

・カスタマイズ制が高い

デメリット

・専門知識が必要

・サポート体制がない

※EC-CUBEの開発実績が豊富な制作会社はこちらからお探しください!
EC-CUBEの構築に強い開発会社まとめ

MakeShop

MakeShop

https://www.makeshop.jp/

こちらも国内では非常に有名なECサイト向けCMSの一つ。
22,000店舗への導入実績があります。

こちらはASP型のためサーバーなどを用意する必要がなく手軽に始められるのが魅力。
一方でオープンソース型に比べるとカスタマイズ性に劣ります。

運営元のGMOグループが提供しているECサイト向けCMSに「カラーミーショップ」もあります。

  • 初心者向け:カラーミーショップ
  • 中級者向け:MakeShop

という住み分けで展開しているようです。機能や価格を比較して検討してみましょう。

MakeShopのポイント

価格・料金

初期費用:10,000円〜

月額費用:3,000円〜

メリット

・導入コストが低い

・対応している制作会社が多い

デメリット

・専門知識が必要

・デザインに一部制約あり

サイトリニューアル時のCMS化のフローと費用を解説

最後にサイトリニューアル時のCMSで重要なポイントを3つご紹介します。
CMSを活用するために、いずれも必須のポイントです。
必ずチェックしておいてください!

要件定義(CMS化したいページの選定)

まずは「ホームページ全体のうち、どのページをCMS化したいか」を選ぶことが重要です。
開発コストの観点から、ホームページの全てのテキスト・画像を管理画面で編集できるようにするのは現実的ではありません。

賢くCMSを活用するには更新頻度の高いページに絞ってCMS化するのがポイント。
一般的にコーポレートサイトでCMS化されるページは下記のようなページです。

  • お知らせ
  • 採用ページ
  • 社内ブログ・コラム記事

CMS化すべき更新頻度は「月に1回以上更新があるかどうか」を目安にすると良いでしょう。
サイトを運営していく上で、毎回制作会社に依頼するのが面倒だなと感じているページからCMS化していきましょう。

既存コンテンツの移管

サイトリニューアルを行う場合は「すでにあるページをCMS化したい」という要望もあるはず。

  • 過去のブログ記事
  • 過去のお知らせページ

上記のようなコンテンツを新しく導入するCMSに移管する必要があります。
その際ポイントになるのは「自動で一括置換できるのか・手動で1つ1つ移管していくか」の見極めです。

CMSを別のものに切り替える場合は、一括で置換できない場合があります。
手動で1つ1つコンテンツを移管するのは非常にコストが高いため「どのコンテンツを移管する必要があるのか」を考えましょう。

  • コラム記事はSEO対策用なので、全て移管したい
  • お知らせは過去1年分だけでOK

上記のように、期間や範囲を決めて移管しましょう。

注意 特定のCMSから他CMSに移行する場合、一括でコンテンツを移管できない場合があります。
事前に社内のエンジニアや制作会社に確認・調査してもらう方がトラブルを未然に防げます。
特に外部の制作会社に依頼する場合は、見積もり前にコンテンツ移管したい旨を伝えておく必要があります。

社内体制の構築・運用マニュアルの整備

CMSの導入が完了したら社内の担当者を決めておきましょう。
専門知識が必要ないCMSとはいえ、使いこなすためには多少の知識が必要になります。
知識がない状態で、いたずらに触ってしまうと「不要なページができてしまった」「ページのレイアウトが崩れてしまった」ということにもなりかねません。

まずは社内で運用する人を決めて、運用マニュアルを作成することをオススメします。
制作会社に依頼してサイトリニューアルを行なっている場合は、運用マニュアルをもらえるかもしれません。
確認するようにしましょう。

サイトリニューアルのCMS化にかかる費用相場

CMSを活用する・しないに関わらずホームページは「目的」によって費用相場が変わります。
一般的なコーポレートサイトのリニューアル費用相場は下記の通りです。

目的

ページ数

初期費用

運用費用

制作期間

デザインのみ

リニューアル

20~30ページ

100万円以下

1万円程度

2〜3ヶ月

集客

(SEO対策)

100ページ以下

100〜300万円

10〜20万円

3〜4ヶ月

集客

(SEO対策)

100ページ以上

300万円以上

20〜30万円

4〜6ヶ月

ブランディング

30ページ以下

100~300万円

-

3〜4ヶ月

ブランディング

30ページ以上

300万円以上

-

4〜6ヶ月

また有料のCMSを利用する場合、この費用に加えて「CMSの利用料」が加算されます。ご注意ください!

※サイトリニューアルを制作会社に依頼する際の費用については、こちらをご覧ください!
関連記事【失敗できない方へ】サイトリニューアル費用の相場と内訳。制作会社への依頼の仕方も

【コラム】サイトリニューアル時のCMS化を制作会社に外注する際の注意点

ここではCMSを活用したサイトリニューアルをする際の注意点を2つお伝えします。
共に、実際の制作の現場でトラブルになり得る原因です。
必ず注意するようにしてください!

※サイトリニューアルの実績豊富な制作会社に依頼したい方はこちらをご覧ください。
【プロが厳選】ホームページのリニューアルに強い制作会社特集!

CMS化する目的やCMS化したいページをはっきりと伝える

制作会社に依頼する場合は、下記のポイントを伝えておくことが非常に重要です。

  • CMS化する目的(SEO対策や業務効率化など)
  • CMS化したいページ(更新頻度の高いページ)

必ず見積もりや提案を受ける前に伝えておきましょう。
後から伝えるとトラブルの元となってしまいます。

発注者 「このページってCMSの管理画面で変更できないんですか?」

制作会社 「あ、そこはできません。お知らせページしか更新できませんよ。」

発注者 「え、それだとCMS導入した意味がないんですが・・・」

制作会社 「全てのページをCMSで編集できるわけではないとお伝えしたと思うんですが・・・」

しっかり要件定義をしていないために上記のようなやり取りが起こるケースは珍しくありません。
実際にサイトのデザインや開発を始める前の「要件定義」の段階で、CMS化したい目的やページをしっかりと伝えておく必要があります。

運用契約をしっかり定めておく

自社でサイトを更新できるようになるとはいえ「不測の事態の時はどのように対応するか」を定めておく方が安心です。

  • CMS自体の不具合の対応
  • CMSのバージョンアップ
  • 制作会社の開発過程における不具合(バグ)が発覚した
  • 社内の担当者が操作ミスをして、サイトに不具合がでてしまった

サイトが納品されてからも、上記のような事態に陥ることがよくあります。
そのような場合にも制作会社に対応してもらえるように、運用契約を定めておきましょう。

ポイントは「運用金額」「運用期間」「運用の内容」です。
優良な制作会社であれば、クライアントの運用体制にあわせて提案してくれます。
事前に相談するようにしておきましょう!

※ホームページの管理や運用の費用に関する情報はこちらをご覧ください!
ホームページ管理費の内訳と相場を徹底解説!

サイトリニューアルにおけるCMS活用まとめ

本記事では、下記のようなポイントに沿って解説してきました。

  • そもそもCMSとは何か?
  • 自社のサイトにあったCMSの選び方
  • CMS導入の手順

サイトリニューアルはCMSを導入する・切り替える絶好のタイミング。
しっかり比較検討して自社に最適なCMSを見極めましょう。

ただし、CMSの選定にこだわりすぎるのも逆効果です。
サイトの規模やCMSのシェアの移り変わりで「その時々で最適なCMS」は常に変わっていきます。

重要なのは「CMSを活用してサイトの価値を高める」こと。
CMS導入後に「サイトを育てていく施策」にしっかり時間をかけるべきです。

また、CMSの検討において不安なことがある場合は制作会社に聞いてみるのもオススメです。
自社の状況や要望を細かく説明して、最適なCMSを提案してもらいましょう!

CMSを使ったサイトリニューアル。どこに依頼すれば良いの?

ホームページ制作会社にもCMSによって「得意・不得意」があります。
そのため導入するCMSによって依頼すべき制作会社が変わってきます。

  • そもそも、どのCMSを導入すれば良いかわからない
  • 〇〇というCMSを導入したいが、どの制作会社に依頼すべき?

という方は、当サイト「Web幹事」にご相談ください。
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コンサルタントのご紹介 Web幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 Web制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。

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