- 更新日 2023.05.24
Webコンサルティングの費用を徹底解説!依頼すべき理由や選び方のポイントまで紹介
「Webサイトが思うように伸びないので、コンサルティングの依頼を検討している」
「しかし相場感がわからない。Webコンサルティングの費用ってどのくらい?」
「Webコンサルティングを依頼する際の注意点があれば知りたい」
自社サイトのアクセス数や問い合わせ数が伸び悩んでいて、専門的なアドバイスが欲しいと悩んでいる担当者・経営者の方は意外と多いはず。解決の手段に「Webコンサルティング」がありますが、依頼したことがないと、相場感やコンサル内容もピンとこないですよね。
そこで本記事では、Webコンサルティングについて、以下のポイントを中心にお伝えします。
・Webコンサルティングの費用
・Webコンサルティングを依頼すべき理由
・Webコンサルティング会社を選ぶ際のポイント
自社の目的に合ったWebコンサルティング会社のサポートを、適切な費用で受けるために、ぜひ本記事をお役立てください。
※現在、Webコンサルティング会社を探している方はWeb幹事にご相談ください。目的や予算をヒアリングし、最適な会社を紹介します。相談料や紹介料は一切かかりません。
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Webコンサルティングとは?
Webコンサルティングとは、Webを活用する企業や店舗からの依頼に対して、専門的な知識をもったコンサルタントが目的・ゴール達成をサポートする業務のこと。
具体的には、クライアントのWebサイトを調査・分析して関連する課題を洗い出し、改善案を提示。実際の施策まで落とし込むまでのサポートを行います。
コンサル内容をざっくりとお伝えすると、下記3点がメインです。
・Web戦略の策定
・Webサイトの制作・改善・運用サポート
・Web集客(Webマーケティング)
Webコンサルティングの概要については以下の記事をご参考ください。
関連記事:Webコンサルティングとは?依頼前に知っておきたい基礎知識・コンサル会社の選び方・注意点を解説!
Webコンサルティングの費用は?
早速本題である、Webコンサルティングの費用を見ていきましょう。月額料金ごとにコンサルティング内容を解説していきます。本記事では、1回限りや成果報酬ではなく中長期視点のサポートを見据えたコンサルティング費用をご紹介します。
料金 |
概要 |
コンサル内容 |
数千円〜5万円 |
チャット相談のみ |
・相談はチャットやメールのみ ・アクセス数など簡単な数値レポート作成 ・質問回数を設けているところもあり |
5〜10万円 |
チャット相談 月1回の会議などを行う場合も |
・上記に加えて戦略立案や改善案の提示 ・検索ニーズ調査、競合調査なども実施 ・分析に基づきSEO、広告、マーケティングのアドバイスも ・何度でも相談可能(回数制限あるところも) |
10〜30万円 |
オンラインMTGや 定例会議で改善案の指示・提案 |
・上記に加えてオンライン会議や定例会議を実施 ・客観的な分析・解析に基づいた総合的なアドバイス ・SEOやリスティング広告、コンテンツマーケティングの実行 (別途料金がかかる場合あり) ・会社によってはコンサルだけでなく「実行」まで行う ・会社やサイト規模によって料金が変動するので要確認 |
30〜100万円 |
オンラインMTGや 定例会議で改善案の指示・提案 運営代行に 近いことも行う |
・上記に加えサイト制作・改善・運用まで総合的にサポート ・Webコンサルだけでなく経営コンサルに近い内容 ・SEO、広告、コンテンツマーケティングなどのWeb集客全般の提案や実施 ・サイトリニューアル、ホワイトペーパー作成、写真撮影など ・基本的にコンサル以外の「実行」の部分までカバー ・会社やサイト規模によって料金が変動するので要確認 |
数千円〜5万円/月のコンサル内容
【こんな方におすすめ】
・とにかくコンサル費用を抑えたい方
・自分で課題を見つけられるので、現状だけ分かればいい方
・自社サイトについて客観的なアドバイスを受けたい方
まずは数千円〜5万円/月のWebコンサルから。かなり価格を抑えていることもあり、簡易的な内容となります。メインは「相談」です。Webサイトやマーケティングの現状や課題について、チャットやメールでアドバイスを受けることができます。
会社によって異なりますが、アクセス数の調査からレポートを作成してくれる場合も。基本的にはアクセス解析のみで、ヒートマップを使った分析や競合分析など、細かいデータ分析までは対応していないケースが多いです。
質問数は上限を設けている会社もあるので要注意。ある程度ブラッシュアップした質問を、コンサルタントに壁打ちするようなイメージです。
5〜10万円/月のコンサル内容
【こんな方におすすめ】
・具体的な集客施策のイメージをつかみたい
・マーケティングにリソースを割けないので外注したい
・Webサイトの集客を軌道に乗せたい
続いて5〜10万円/月のコンサルです。最安価格帯のコンサル内容に加えて、Webサイトの戦略立案や具体的な改善点を提示。相談方法は、チャットに加えて対面でのミーティングに対応している場合もあります。
現状把握についても、アクセス解析にとどまらず、検索ニーズ調査、競合調査も実施。明確なターゲット像を把握できるため、集客施策も打ちやすくなるでしょう。
データ分析に基づいてSEOや広告、マーケティングのアドバイスももらえるので、自社のサイト運営経験やノウハウが少なくても安心です。
10〜30万円/月のコンサル内容
【こんな方におすすめ】
・チャット相談だけでは集客のイメージをつかみにくい方
・アクセス数増加だけでなくユーザーにとって魅力的なサイトを作りたい方
・アドバイスだけでなくコンテンツ作成まで依頼したい方
次に10〜30万円/月のコンサルです。5〜10万円/月のコンサル内容に加えて、オンライン会議や定例会議でのフォローを行います。
依頼者とコンサルタントでしっかりとしたコミュニケーションを取れるため、チャットだけでは見えてこない課題も浮き彫りになるでしょう。
また、アクセス解析やデータ分析はもちろん、それらに基づき総合的なアドバイスを提供。単にアクセス数を増やすだけでなく、「売上を増やすために何をすべきか」という視点で改善点を提案してくれます。
会社によっては「コンテンツマーケティング」を実施しているところも。コンテンツマーケティングの内容は、主にSEO記事の作成です。ユーザーにとって魅力的なWebサイトを作るサポートをしてくれます。
30〜100万円/月のコンサル内容
【こんな方におすすめ】
・ある程度まとまった予算があり、質の高いWebサイトを作りたい方
・自社に知見がありつつも、さらに専門的な集客ノウハウを実行したい方
・サイト全体の魅力を高めるために、よりユーザーに刺さるコンテンツを公開したい方
最後に30〜100万円/月のコンサルです。上記に加えてWebサイトの制作・改善・運用まで総合的なサポートをしてくれます。
これぐらいの料金になると、Webコンサルというよりは「経営コンサル」に近いのが特徴です。マーケティングについてはSEOや広告、コンテンツマーケティングなど集客全般に対応。記事コンテンツの作成だけでなく、サイト自体のリニューアル、ホワイトペーパー(製品やサービスの解説や市場分析などの文書)の作成、写真撮影まで幅広いサービスを提供しています。
記事コンテンツに関しては、知見に富んだ専門ライターによる執筆を行うところも。アドバイスにとどまらず「実行」や「代行」までカバーしているのが特徴です。
※依頼したいコンサルが決まった方、もしくは自社にはどのコンサルを依頼すべきか迷っている方はWeb幹事にご相談ください。プロのアドバイザーが無料で最適なコンサル会社を紹介します。相談料も紹介料も一切かかりません。
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Webコンサルティングを依頼すべき理由
Webコンサルの料金についてお伝えしましたが、「料金は分かったけど、本当に依頼した方がいいのだろうか」とお悩みの方もいらっしゃるはず。もちろん会社の予算や目的によって依頼すべきかどうかは異なります。しかし、以下の内容に少しでも当てはまる場合は、依頼を前向きに検討して損はないでしょう。
1. 簡単に作れるからこそ「戦略立て」が重要
今やWebサイトは誰でも作れる時代です。ECサイトやポータルサイト、コーポレートサイトなど…「とりあえず作ってみた!」という人も少なくありません。
しかし、誰でも簡単に作れるということは、みんなが作っているということ。競合が多くなるため、「戦略」や「コンセプト」で差別化を図ることが重要です。
ターゲットは誰なのか、どのようなコンテンツを作るのか、UIやUX(見やすさ、使いやすさ)はどうするのか、など考えるべきことはたくさんあります。集客に必要なすべてを自分たちで行うのは無理があるため、Webコンサル会社に依頼するのがおすすめです。
2. アクセスを伸ばすには経験やノウハウが必要
Webサイトは作ってからが本番です。お金と時間をかけてサイトを作っても、誰にも見られなければ意味がありません。アクセス数を伸ばすためには、専門的な知識やノウハウによる支援が必要です。
サイトのデザインをはじめリスティング広告やアフィリエイト、翻訳、メルマガ、プロモーション方法など、数えきれないほどの施策があります。知見のある社員が自社に在籍していない場合は、Webコンサル会社へ依頼するのが賢明でしょう。
3. 予算配分を最適化できる
Webサイトのアクセス数を伸ばそうとした場合、ある程度の予算を考えておく必要があります。しかし予算があるからといって、何となく重要そうな部分にお金を使えばいい訳ではありません。その予算を「どのように配分するか」が重要になります。
Webサイト運営には、Web広告やシステム利用料、デザイナーやライターへの外注費などさまざまな費用が発生します。経験がないと予算配分は難しいです。客観的に判断してもらうためにも、Webコンサル会社に依頼するのが良いでしょう。
4. アクセス解析や分析の手間が省ける
Webサイトでは、全国のインターネットを使っているユーザーが対象になります。当然、実店舗と比べてユーザー数は圧倒的に多くなります。そこから集客につなげようと考えた場合、Googleアナリティクスなどを使って膨大なアクセス数からユーザーのデータを分析し、解析しなくてはなりません。
自分たちでアクセス解析やデータ分析を行うのは、正直かなりの労力です。定期的にチェックする必要がありますし、ユーザーの傾向をつかむまでにも時間がかかります。
一方のWebコンサルは、解析・分析のプロです。データに基づいた最適な提案をしてくれます。自社のリソースを温存するためにも、最初からWebコンサル会社に依頼するのが良いでしょう。
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Webコンサルティング会社を選ぶ際のポイント
Webコンサルティングを依頼する際、どのような会社を選べば良いかわからないという方もいらっしゃるはずです。最後に、Webコンサルティング会社を選ぶポイントをいくつかご紹介します。
1. 自社の課題を整理する
どんな方にも、Webコンサルティングを依頼したい理由があるはずです。何かしらの課題があるはずなので、まずはそれらを洗い出して整理しましょう。
たとえば、
・アクセス数は多いのに問い合わせにつながらない
・広告施策を打っているのにCPAが高い
・コンテンツを制作しているがSEOで上位獲得できない
解決すべき課題がハッキリしていなければ、何を依頼していいかがわかりません。ある程度の部分を自社で解決できるのなら、コンサルティングの依頼費用も抑えられます。
理由はわからないけど、うまくいっていないから相談しようといった姿勢ではなく、まずは落ち着いて現状の課題を把握することが大切です。課題の洗い出しから相談したい場合は、「現状分析」に対応しているコンサルティング会社を選びましょう。
2. 依頼したい内容を明確にする
自社だけで課題を改善・解決するのは難しいと判断したのであれば、Webコンサルティング会社に依頼する目的や内容を明確にしておきましょう。
「月間100万PVのWebサイトを作りたい」
「サイトをリニューアルしたい」
「ユーザー数を現在の3倍まで増やしたい」
「問い合わせ件数を3倍に増やしたい」
依頼内容は具体的であればあるほど良いです。ユーザー数やアクセス数など数値があるとイメージしやすいでしょう。Webコンサルティング会社側も、具体的な数字が示された方が、より良い提案をしやすくなります。
3. コンサル会社の対応領域を確認する
Webコンサルティング会社の対応領域も重要なポイントです。こちらが依頼したくてもコンサル会社側が対応できない場合があります。
Webサイト制作やサイトリニューアルを含め、一般的にはワンストップ型のWebコンサルティング会社がおすすめ。マーケティングを展開する際、サイト自体の改善が必要になるなど、Web課題には複数の要因が密接に関わっているケースが多いためです。
もちろん、社内にある程度のリソースがあって集客だけ依頼したいケースなら、マーケティングのエキスパートを起用した方がいい場合もあります。ECサイトの改善が目的なら、EC特化型のコンサルティング会社を選定する方がベターです。
4. コンサル会社の実績を確認する
Webコンサルティング会社の実績内容もチェックしておきましょう。
・自社と同じ業界・業種の実績があるか?
・そもそも実績数はいくつあるのか?
・具体的にどのようなサポートをしてくれるのか?
上記を公式ホームページなどから確認しておきましょう。しかし「実績だけ」にとらわれるのも考えもの。なかには数字だけを強調した実績をホームページに掲載している会社もあるからです。
流れがはやく入れ替わりの激しいWebの世界でしっかりと結果を残せているのか?直近の実績・成果を中心に確認しておきましょう。
5. コンサルタントとの相性を見る
担当となるWebコンサルタントとの相性も重要なポイントです。
Webコンサルタントに求められるのは、クライアントのビジネスを深く理解して目的達成のために最適な提案をすること。目標達成のためには、双方が同じゴールを目指して協働しなければなりません。その際「お互いの相性」は非常に大切です。
実際、自身の知識やスキルを過信するあまり、意見を押し付けてくるコンサルタントがいるのも事実。契約するのは会社という法人であっても、担当者として自社に関わるのは、Webコンサルタント個人であることを忘れてはいけません。
また、問い合わせを受け付けた窓口と、実際にコンサルを行う担当者が違うケースも多いので注意しましょう。
関連記事:Webコンサルティングに強い優良会社をプロが厳選!目的別におすすめします!
Webコンサルティング費用のまとめ
本記事では、Webコンサルティングの費用について、以下のポイントを中心にお伝えしました。
・Webコンサルティングはコンサル内容によって大きく4種類に分かれる
・自社で課題や施策を見つけられる場合は、格安のコンサルティング会社がおすすめ
・「集客に本腰を入れたい」場合は数十万円〜100万円/月のコンサルがおすすめ
・戦略立てからデータ分析、広告、予算配分など集客を自社でまかなうのは難しい
・コンサルを依頼する際は、会社の対応領域や実績、コンサルタントとの相性もしっかり確認する
ぜひ本記事の内容を、Webサイト構築にお役立てください。
そして、自社に合うWebコンサルティング会社が分からない、自分で選ぶのは不安という方は、Web幹事にお任せください。
コンサルタントのご紹介
岩田
Web制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
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この記事を書いた人

三浦麗市
専門分野: SEO、ライティング
Webライター。大学在学中よりSEOライティングを学び後にフリーランスとして独立。また並行して飲食店も経営しています。仕事のモットーは「顧客第一主義」