SEO対策とは?検索上位表示のための基本知識とノウハウを徹底解説

「コンテンツの検索結果の順位がよくない」
「SEO対策は具体的に何をすればいい?」
「SEO対策は自分でできるのか?業者に頼むべきか?」

本記事ではこれからSEO対策を始める初心者の方に向けて4つのテーマで解説します

・SEO対策の概要
・3種類のSEO対策ノウハウ
・SEO対策に必要な無料ツール
・SEO対策に関する5つのQ&A

SEO対策をするからには検索結果の1ページ目(10位以内)で上位表示されることが至上命題。2ページ目になると、クリックされる確率は1〜2%前後と言われており、訪問される可能性は限りなく低くなります。

本記事では間違ったSEO対策で徒労に終わらないための考え方、ノウハウをお伝えします。初心者がやりがちな失敗例も話していきますので、正しい方法で成果に結びつけてください。

もちろん、この1記事でSEO対策が完結するわけではありません。何百ページとある分厚い書籍があるほど、一筋縄ではいかないのがSEO。それでも、最後まで読めばSEO対策の輪郭が見え、次に何をするべきか、何を学ぶべきか見えてくるはずです。

適切なSEO対策への道を歩めるよう、ぜひ何度か読み返してください。

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目次
  1. 1. そもそもSEO対策とは?
    1. 1-1. SEO対策=Google対策と心得る
    2. 1-2. SEOは「検索体験最適化」へ
    3. 1-3. SEO対策とは「長距離走」である
  2. 2. SEO対策で検索結果の上位に表示させる
    1. 2-1. SEO対策①:コンテンツSEO
    2. 2-2. SEO対策②:内部対策
    3. 2-3. SEO対策③:外部対策
  3. 3. SEO対策に導入しておきたい2つのチェックツール
    1. 3-1. Google Search Console
    2. 3-2. Googleアナリティクス
  4. 4. SEO対策で気になる5つのQ&A
    1. 4-1. 検索エンジンはどうやって順位を決める?
    2. 4-2. SEOの流れはどう変わってきている?
    3. 4-3. WordPressはSEO対策に有利?
    4. 4-4. SEO対策を外部業者に依頼すれば検索順位は上がる?
    5. 4-5. SEO対策の学習におすすめの本は?
  5. 5. 【まとめ】失敗しないSEO対策とは
    1. 5-1. SEO対策会社選びが不安な方へ

そもそもSEO対策とは?

SEO対策とは

SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略称です。検索エンジンにコンテンツを評価してもらい、検索結果の上位に表示されるための手法を指します
ただし、検索エンジンをゲームのように攻略しようとすれば失敗します。検索エンジンとユーザー両方に目を向ける必要があり、それぞれ対策が異なるからです。

SEO対策は専門性が高い上に変化も激しく、一筋縄ではいかないマーケティング手法。優先順位を決めた上で、考えられる対策はすべてやることが正解とも言えます。これから詳しく説明しますが、先にSEO対策の要点を挙げると次の5つです。

・SEO=検索エンジン最適化×検索体験最適化
・SEOに答えはない、可能性のある対策はすべてやる
・総合的な対策が必要であり課題はサイトによっても違う
・受験勉強と同じで苦手科目もやらないと成果は出ない
・徹底してユーザーの困りごとを掘り下げる

SEO対策=Google対策と心得る

検索エンジン

Google

Yahoo!

Bing

シェア

74.96%

18.62%

5.89%

引用:「statcounter」(日本における2020年1月時点の検索エンジンのシェア率)

まずSEO対策における検索エンジンは「Google」と考えてください

上の表のように、日本ではGoogleが圧倒的なシェアを持つ上に、Yahoo!もGoogleのデータベースを活用しています。両社で検索結果は多少異なるものの、Yahoo!=Googleと思って大丈夫です。さらにiPhoneもAndroidもデフォルト(初期状態)では、Googleの検索結果を表示します。

よって本記事でも、Googleの評価システムに合ったノウハウを解説していきます。先にGoogle検索エンジンの仕組みを詳しく理解しておきたい方は以下を参考にしてください。

関連記事:Google検索エンジンの仕組みと上位表示される要素を解説!【SEO対策入門】

SEOは「検索体験最適化」へ

現代のSEOに必要な要素

SEOにおける決定権を持つGoogleが最も優先していることは「ユーザーファースト」です。コンテンツはユーザーの悩みに「的確」に答えているか、「使いやすい」かの検索体験を重視します。Googleの公式文書の冒頭を見てください。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
引用:『Googleが掲げる10の事実

検索エンジンにコンテンツを良く見せる小手先のテクニックが通用したのは昔の話。Googleがユーザー行動を詳細に分析できるようなった今では「検索体験最適化(Search Experience Optimization)」が必要になっています。

言うまでもなくSEO対策の目的は「自然流入の集客を増やすこと」です。しかし、集客のためのコンテンツではなく、訪問者を満足させる内容であることも上位表示の必須条件。

SEO対策=「検索エンジン最適化」×「検索体験最適化」であり、ユーザーと検索エンジン両方に対する「接客・おもてなし」です。自分のサイトを実店舗と思ってください。

お客様(ユーザーと検索エンジン)が来店したいと思える魅力的なお店(サイト)を作り、来店したあと商品(コンテンツ)に満足してもらい、口コミで評判が広がることで検索上位に表示されるようになります。このお店と商品づくりがSEO対策なのです。

SEO対策とは「長距離走」である

SEOの順位変化

SEO対策のノウハウの前に知ってもらいたいことが、SEOは「時間がかかる」ということ。

SEOで失敗する考え方が「SEO=早く検索上位に表示させるハック(方法)」。これは大きな間違いで、SEO対策は飛び道具ではなく、むしろ地道な作業をコツコツ積み重ねる筋トレ、長距離走です。これから本格的なSEO対策を始める方は、成果に1年程度かかると考えてください。

インターネットでは1秒間に何百ものページが公開され、Googleは毎年1兆を超えるページをクロール(探索)しています。いくら高性能のGoogleでもすべてを相対評価してランキングするには時間を要します。

さらに、コンテンツが正当に評価されるまでには何度も順位の上下動を繰り返す山あり谷ありが待っています。頑張って作ったコンテンツも検索結果の上位に表示されるまでには基本的に数ヶ月はかかるのです。

また順位が上がっても、新たな競合がコンテンツを作ると再び順位争いが起きるため、定期的に情報を更新するメンテナンスも必要。SEO対策は「ゴールのないマラソン」なのです。検索順位の変動に一喜一憂せず、腰を据えてSEO対策に挑んでください。

迷ったらSEOがなくてもやるか?を意識する コンテンツを作る中で、「これってSEO的に良いのか悪いか?」と迷うことがあります。その場合は、「もしSEOという概念・方法がなくてもやるか?」を意識してください。SEO効果に関係なく、ユーザーのためになると思えばGO、ユーザービリティが悪くなるならNO。この軸を持つと迷ったときに判断しやすいです。

SEO対策で検索結果の上位に表示させる

SEO対策は3種類

ここからSEO対策のノウハウに入ります。GoogleはSEOの効果を最大限に引き出すためのヒントとして「大きな成果を手にするには、小さな努力を継続すべき」と書いており、その努力の中身が3種類の対策。3つのうちどれが欠けても上位表示は難しくなります。

・高品質なコンテンツを作る(コンテンツSEO)
・サイトの内部を整備する(内部対策)
・他のメディアなど外部から評価してもらう(外部対策)

コンテンツ単体の良さだけでなく、SEOはドメインパワー(検索エンジンからのWebサイトへの評価)が大事。コンテンツSEO(ライター・編集者の領域)、内部対策(主にエンジニア領域)、外部対策(広報活動の領域)とそれぞれ役割も異なり、ある意味でSEO対策はチーム戦

これから具体的に3つの対策を説明していきますが、本記事では「要点」を押さえてください。完全にSEOをマスターするには本何冊も読破する分量が必要です。この記事では「SEO対策に必要な項目、その理由を理解すること」がゴールです。

SEO対策①:コンテンツSEO

最初のSEO対策のコンテンツSEOとは「高品質なコンテンツを作る方法」です。Content is Kingという言葉があるように、SEOは何よりも良質なコンテンツありき

検索エンジンは困っているのび太くん(ユーザー)に適切な道具を提供するドラえもん。常にユーザーの役に立つ良い道具(高品質なコンテンツ)を欲しがっています。

しかし、多くのSEO初心者は「集客を増やしたい!」「早くサイトパワーをつけたい!」と考え、粗悪な記事を大量生産する傾向にあります。これは陥りやすい思考です。

Google社のJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏は「少しの情報しかない低品質のページをいくつも作るのではなく、数を絞り込んで品質がより高いページを作ろう」と述べています。これがSEO対策の核心です。

◎コンテンツSEOの5ステップ
1.キーワードを選定する
2.検索意図を分析する
3.競合サイトを調査する
4.タイトルと見出しの構成を作る
5.E-A-Tを意識してライティングする

1.キーワード選定

検索ニーズは大別すると4分類

コンテンツSEOの最初のステップは、どんなキーワードで狙うのか決めること。キーワード選定が間違ってしまうと、どんなに良いコンテンツを作っても目的達成に至らず空転します。

キーワードは検索ニーズから逆算して選ぶことがポイントで、「Know・Go・Do・Buy 」の4種類の検索ニーズがあります。

・知りたい(Know):富士山の標高を知りたい
・解決したい(Do):iPhoneを修理したい
・行きたい(Go):ディズニーシーに行きたい
・買いたい(Buy):新しいパソコンを買いたい

4つの分類の中から具体的に狙うキーワードを絞り、「どのようなコンテンツが必要か」「どれくらいのコンテンツ量が必要か」を決定します。

キーワード選定には5つのステップがあり、使用すべきツールや細かい注意点もあります。実際の選定作業に入るときは、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:SEOの基本「キーワード選定のコツ」をプロが徹底解説!【初心者向け】

2.検索意図を分析する

キーワードを選定したら、ユーザーの検索意図(インテント)の分析に入ります。検索意図とは、ユーザーが検索エンジンにキーワードを入力した目的です。例えば「iPhoneSE 値段」で検索したユーザーは、iPhone SEの値段を知りたくて検索します。この検索意図をもとにコンテンツの種類を決定します。

1.とは系:意味、効果、原因、メリット、事例などを解説
2.How to系:使い方、手順などを解説
3.比較検討系:おすすめ◯選、まとめ記事など

せっかく苦労してコンテンツを作っても、検索意図に応えていなければ検索エンジンが上位表示させることはありません。コンテンツSEOの真髄は「ユーザーの悩みに的確に回答すること」です

例えば「登山 初心者」のキーワードで狙う場合はどうでしょう。ターゲットは「これから登山を始める人」ですが、男性か女性か、それとも両方なのか。年齢層は?住んでいる地域は?などによってコンテンツの内容は変わってきます。また、連想されるニーズも様々。

・初心者が揃えるべき道具
・初心者におすすめの山
・初心者が山に登るための歩き方など技術
・初心者が山に登る前に心がけておくこと

この中でどれが最もユーザーが欲している情報なのか?検索意図を考え抜いた上でコンテンツを作ります。検索意図を考える方法には「Q&AサイトやSNSでリサーチする」「サジェストワードを参考にする」など、いくつかのヒントがあります。キーワード選定が終わり、検索意図の分析に入る際は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:上位表示されるコンテンツ設計とは?検索意図に応える方法を解説

3.競合サイトを調査する

良いコンテンツの構成

ユーザーの検索意図を考え抜いたら競合サイトの調査をしましょう。狙っているキーワードを打ち込んで、1ページ目(上位10)がどんなコンテンツか確認します。

検索順位は他のWebサイトとの相対評価で決まります。他のサイトより優れた中身でなければ上位表示はされません。現在、1ページ目に上位表示されているものは、ユーザーの検索意図を満たしていると検索エンジンが判断したもの

少なくとも上位10サイトは競合調査し、不足している情報やユーザーの助けになる情報を洗い出し、スパイスを加えてオリジナリティのある最良のコンテンツを作りましょう。敵を知らずしてSEOの勝利はありません。

YMYLのキーワードに挑むときは注意 強すぎる競合、勝つことが困難な検索ボリュームの多いキーワードなどへの挑戦は非常にコストがかかります。特に医療や法律、財務などYMYLと呼ばれる領域は、国や著名な公的機関のサイトがSEOの競合になり上位表示は困難。YMYLのジャンルに挑もうとしている人は以下のページを参照してください。
関連記事YMYLとは?Googleの意図と背景&SEO対策で知っておくべき基礎知識

4.タイトルと見出しの構成を作る

良いタイトルと見出し

競合調査が終わったあとは、構成案(タイトルや見出し)の作成に入ります。構成はコンテンツの骨子であり、構成案の善し悪しによってコンテンツの質は決まります。Web幹事では、構成の作成段階で何度も議論を重ねます。

そして、タイトルと見出しの出来は、検索順位を左右することはもちろん、表示されたあとの「クリック数やクリック率」「訪問後のページからの離脱」に影響します。

良いタイトルに関してはGoogleの公式ガイドライン『検索エンジン最適化スターターガイド』に以下の3つが明記されています。

1.ページの内容を適切に記述する
2.各ページに固有のタイトルをつける
3.簡潔で説明的なタイトルをつける

ポイントはタイトルを見ただけで「誰の何を解決するか」が一目瞭然であること。続いて、見出しにおけるポイントは以下の3つです。

1.ひと目で文章の内容が分かるようにする
2.ターゲットに合わせた単語を使用する
3.hタグの階層は順序どおりにする

見出しのポイントは「見出しだけでコンテンツに何が書かれているか」の全体像が理解できること。hタグは必ず<h1>→<h2>→<h3>のように数字が順序どおりになるように配列します。

構成案=コンテンツの質であり、SEOで成功するか失敗するかの分かれ道になるため、必ず以下の2記事に目を通しておいてください。

関連記事:【入門版】SEO対策に強いタイトルタグ完全マニュアル!文字数やコツを徹底解説!

関連記事:SEO対策における見出しタグ(h1など)の付け方・作り方をプロが解説!

5.E-A-Tを意識してライティングする

GoogleのE-A-Tとは?

構成案が完成したら、いよいよ執筆です。ライティングに関しては、それだけに特化したノウハウ本が無数にあるほど奥深い作業。ここでは、特に意識してほしいE-A-Tを意識したライティングを解説します。

「専門性(Expertise)」「権威性(Authoritativeness)」「信頼性(trustworthiness)」の3つは、現在Googleがコンテンツの品質評価で最重視している項目です。一朝一夕では付きませんが、一つ一つのコンテンツでも意識すべき要素。ライティング時のポイントをは以下の通りです。

◎専門性を高めるライティング
・ジャンルに特化する
・専門家に取材する
・一次情報(体験談)を伝える

◎権威性を高めるライティング
・著者名・運営会社名を開示する

◎信頼性を高めるライティング
・編集ポリシーを公開する
・専門性の高いサイトから情報を引用する

E-A-Tのポイントは、情報量が多く中身の濃いコンテンツを作ること。そしてオリジナリティや洞察に富んだ分析があるか、どんな人が書いているかを明確にし、他のサイト以上に「存在感」を強めることです。

すでに希薄なコンテンツが多いサイトは、それらをまとめて強いページに作り直しましょう。この方法はGoogleのJohn Mueller氏も、YouTubeの公式動画で推奨しています。
E-A-TはSEOにおける最重要項目なので、以下の記事には必ず目を通してください。

関連記事:SEO対策に最重要のE-A-Tとは?3つを高める対策も紹介

コンテンツSEOのポイントまとめ

以上が、SEO対策の一つ「コンテンツSEO」の解説です。要点を振り返ります。

・「ターゲット」「検索意図」「E-A-T」を意識する
・競合サイトを分析し、オリジナリティを出す
・サイト全体のコンテンツ量より「質」を優先する

コンテンツSEOのコツは、一度SEOは忘れて読者になったつもりで自分のコンテンツを読んでみること。本当に満足できるか、他の人に推薦したくなるかを判断し、とことん記事質にこだわってください。

関連記事:コンテンツSEOで検索上位を狙う手法・メリットを詳しく解説【初心者向け】

SEO対策②:内部対策

SEOの内部対策とは?

続いてのSEO対策は「内部対策」。Webサイト全体のテキストや画像、HTMLタグ、リンクなどサイト内部の要素を改善する施策です。Webサイトの「土台づくり」「リフォーム」「インフラ整備」と覚えてください。

◎内部対策の3つの目的
1.検索エンジンの巡回をうながす(サイトマップ作成、内部リンクなど)
2.検索エンジンに正しく内容を伝える(タイトル、見出しタグなど)
3.ユーザビリティを担保する(モバイルフレンドリー、ページ速度の高速化など)

コンテンツSEOを頑張っても検索エンジンに発見されず、正しく内容が伝わらなければ検索結果の上位には来ませ

検索エンジンのクローラー(情報を探すロボット)の巡回を促し、コンテンツを理解しやすくすることを「クローラビリティを良くする」と言います。これが内部対策のメインの目的です。

最低限やってほしい内部対策は15項目ありますが、それぞれの説明は関連記事を参考にしてください。本記事では15のリストの中から3つをピックアップして解説します。

◎検索エンジンの巡回をうながす対策
1.XMLサイトマップを作成する
2.内部リンクを最適化する
3.パンくずリストを設置する
4.SSLを適用する
5.URLを正規化する
6.robots.txtを設置する
7.構造化データをマークアップする

◎検索エンジンにコンテンツの内容を正しく伝達する対策
8.ページタイトル(h1)にKWを含める
9.meta descriptionを最適化する
10.見出しタグ(h1~6)で文章構造をハッキリさせる
11.画像のaltタグを適切に使う

◎ユーザビリティを担保する対策
12.文字サイズを適切にする
13.404エラーページを設定する
14.ページ速度の高速化(画像サイズの軽量化)
15.モバイルファーストインデックスに対応する

XMLサイトマップを作成する

XMLサイトマップ

まずは検索エンジンの巡回をうながす内部対策。特に重要な施策が「XMLサイトマップ」の作成&送信です。XMLサイトマップは、サイト内の構造やコンテンツ(画像や動画なども含む)を検索エンジンに「素早く」理解してもらうためのファイルのこと

サイト内の構造を1つのファイルにギュッと凝縮することで、検索エンジンのクローラーの理解を早めます。XMLサイトマップは下のように複雑なコードになっていますが、無料の自動作成ツールで簡単に作れます。

XMLサイトマップのコード

下の条件に1つでも該当するサイトであればXMLサイトマップの作成を行いましょう。

・500ページ以上ある
・サイト内リンクができていない
・外部からの被リンクが少ない
・多くの画像や動画がある

XMLサイトマップを作成の方法、送信方法は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:XMLサイトマップ(sitemap.xml)作成&送信方法マニュアル【専門知識不要】

画像のaltタグを適切に使う

画像のaltタグを適切に使う

続いては検索エンジンにコンテンツの内容を正しく伝達する対策です。「画像もSEOに関係あるの?」と思われるかもしれませんが、コンテンツの内容理解に関わるため、大いに影響します。

画像の使い方で最も重要な要素が、altタグ(代替テキスト)を適切に使うこと。altタグとは、画像を説明するテキストのことで、画像が何を表しているのかをGoogleに理解してもらう役割があります。
altタグの設定はHTMLで<img src=”image.jpg” alt=”画像の内容” />のコードを入力します。

良い例:<img src=”pupy.jpg” alt=”投げたものを取ってくるダルメシアンの子犬” /

上の例のように、画像のコードは「pupy.jpg」とシンプルですが、altタグは画像の内容は「投げたものを取ってくるダルメシアンの子犬」とかなり詳しく記入します。これくらい丁寧にしましょう。altタグのほかにもSEO対策における画像の使い方は多々ありますので、関連記事を参照してください。

関連記事:【入門版】SEO対策における画像やaltタグの使い方を1から丁寧に解説します!

モバイルファーストインデックスに対応する

モバイルフレンドリーの状態

最後の内部対策は、ユーザビリティを担保する内部対策。

その中でも重要項目は「モバイルに対応すること」。モバイルフレンドリーと呼ばれ、スマホでも見ても違和感がないように表示することです。ポイントは次の3つ。

  • 拡大表示しなくても文字を判読できる
  • コンテンツが画面サイズに合って拡大表示や横スクロールをしなくていい
  • 目的のリンクがタップできるよう、リンク同士が十分に離れている

モバイルフレンドリーの確認方法

上の3つはGoogle Search Consoleでも確認できるので、必ず行ってください。

次に2018年にGoogleが発表したMFI(モバイルファーストインデックス)に対応すること。MFIとは「PC用サイトではなく、モバイル用サイトを見て検索順位を決めていきます」という意味。Googleは2020年9月からはすべてのサイトをMFIに移行すると発表しています。

現段階でPCユーザーの方が多いとしても、9月以降はMFIに対応していないとWebサイトの検索順位が下がる恐れがあります。「モバイルフレンドリー」と「MFI」は別であり、スマホ対応になっていてもMFIではない可能性があるので注意。
MFIに移行する方法はGoogleの公式ガイド「モバイル ファースト インデックス登録に関するおすすめの方法」が参考になりますので、早いうちに移行しましょう。

内部対策のポイントまとめ

以上がSEOにおける内部対策の解説です。3つだけ抽出しましたが、最初にリストアップした15項目はすべて行ってほしい対策です。下の関連記事を参照ください。

一度、第三者のユーザーになったつもりで自分のサイトを訪れてみましょう。表示速度は速いか?知りたい情報にたどり着きやすいか?

内部対策はエンジニアの知識も必要ですが、努力次第でコントロール可能なSEO対策。しかも、検索アルゴリズムの変動が激しい現代において、内部対策はアップデートの影響を受けにくいメリットがありますので、必ず抜けがないようにしましょう。

ユーザーの目に触れない地味な作業もありますが、Webサイトという家を建築する要素もあるため、やりがいのある対策です。

関連記事:SEOの内部対策ガイドと15のチェックリスト

SEO対策③:外部対策

SEOの外部対策とは?

最後のSEO対策は「外部対策」です。ざっくり言うと「他のサイトなど外部から評価されシェアしてもらうための対策」のこと。主には「被リンク」と「サイテーション」の獲得を指します。外部からの支持(応援)を集めることから、元気玉を集める作業とも言えるでしょう。

外部対策がSEOに重要である理由は、「第三者による評価」だからです。検索エンジンは「外部のユーザーが推薦しているページは良いコンテンツのはずだ」と判断します。「行列のできている飲食店は美味しいに違いない」「肯定的なレビューが多い映画は面白いに違いない」と同じであり、特に検索エンジンの中でもGoogleは創業時から被リンクを重視しています。

ただし、外部対策は自分でコントロールできない対策のため、他社が諦めてしまいがち。逆にいえば他と差をつけるチャンスなのです。

被リンクを獲得する

被リンク(バックリンク)は、自分のWebサイトのリンクを外部のWebサイトから張ってもらうことです。Webサイトに直接リンクが紐付いているものを指し、以下の2つが紹介の例です。

Web幹事は便利でおすすめ!
・このサイト使った方がいいよ! https://web-kanji.com/

被リンクは「数」と「質」が大切になり、意図的に操作したものではなく自然に評価されて張られることが大前提です。

1.被リンクは「自然獲得(ナチュラルリンク)」が原則
2.被リンクは「リンク数」より「ドメイン数」が評価される
3.リンク元との関連性、コンテンツの質、ドメインパワーが大切

被リンクの数は「被リンク数」と「被リンクのドメイン数」の2つがあります。同じサイトから10本リンクされた場合、被リンク数は10ですが、被リンクのドメイン数は1。この場合、「被リンクのドメイン数」のほうが重要であり、1つのサイトから多くのリンクが集まるよりも、さまざまなサイトから分散して被リンクしてもらうことがポイントです。

そして、リンク元との関連性が高いこと、リンク元のコンテンツが良質であること、リンク元のドメインパワーが強いこと、の「質」が重要です。

被リンクは「誰」から獲得するかも関係するのです。例えばサッカーの練習方法のページを作った場合、一般の人から評価されるより、有名なサッカー選手や、著名なプロ指導者、サッカー専門メディアなどから被リンクをもらう方が価値が高いと判断されます。

被リンクはあくまで自然に獲得することが前提になるため、金銭のやり取りによる被リンク、過剰な相互リンクを目的とした協定はペナルティの対象。不正にリンクを張ったページだけでなく、サイト全体がペナルティを受ける可能性があるので絶対にやめましょう。

狙い通りに獲得できるものではありませんが、できる手を打ってみてください。

関連記事:被リンクはどう増やす?効率的に増やす被リンクの基礎

サイテーションを獲得する

サイテーションの種類

サイテーション(citation)とは「ネット上で企業名、サイト名、電話番号などを言及されること」です。GoogleやYahoo!など検索エンジンでの指名検索はもちろん、ブログ、SNSやYouTubeのタイトル・コメント欄など、あらゆるオンライン上で「テキスト」で言及されることを指します。

サイテーションはリンクが張られていなくても名前を言及されるだけでいい分、被リンクよりハードルが低いSEO対策です。

被リンクより効果は低いと思われますが、検索エンジンで世界2位のシェアであるBingは「SNSのシグナルはランキングに影響する」と公式に述べており、被リンク獲得と合わせて積極的に行いたい対策です。サイテーションの獲得方法は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:サイテーションのSEO効果と影響!SEO対策に知っておきたい最新情報

外部対策ではSNSで拡散されやすい仕掛けをしよう

SNSで拡散されやすい仕掛け

被リンクもサイテーションの獲得もコンテンツがユーザーの目に触れなければ何も始まりません。SEOで検索上位に表示されるには時間を要します。

そこで大きな武器になるのがSNS。コンテンツ作成直後からユーザーに届けることができ、拡散されれば閲覧数を格段に増やすことも可能です。

また、認知が増えると著者やサイトの権威性も上がるためE-A-Tの向上にもつながり一石二鳥。現代のSEO対策でSNSを利用しない手はありません。

ユーザーがシェアしやすいよう、タイトル付近やコンテンツを読み終えたあとなど見やすい場所にSNSボタンを設置しましょう。最低限、Twitter、Facebook、はてなブックマークの3つは設置するようおすすめします。

外部対策のポイントまとめ

以上が外部対策に関する解説です。自らの思惑通りにコントロールできない対策なので、難易度は高いと言えます。考え方のポイントとしては、自分のサイトを実店舗に置き換えてみましょう。訪問してもらったお客様が口コミで広めたくなる商品はどんなものかを考えましょう

そのためには、コンテンツSEOと内部対策が万全であることが第一条件。この3つは互いに助け合って成立するものなのです。外部対策におけるポイント、ペナルティを受けてしまう誤った対策などは以下の記事をチェックしてください。

関連記事:SEO外部対策とは?実践ガイドと被リンクチェックのツールまとめ

SEO対策に導入しておきたい2つのチェックツール

SEO対策に導入しておきたい2つのチェックツール

SEO対策は検索上位に表示されるまで長い道のりがあり、その間には分析や改善(リライト)を繰り返すこともあります。コンテンツは作り終えてからが始まり。分析&改善までがSEO対策です。

この章では最低限導入しておきたい2つのチェックツールを紹介します。どちらも無料で登録できるため、SEO対策を始めたらすぐに設定してください。

Google Search Console

Google Search Console

Google Search Console(サーチコンソール)は、表示回数、クリック数、クリック率、平均掲載順位などユーザーの訪問前のデータを解析し、主に「コンテンツの何を改善すれば集客できるか?」を分析できるツールです。

「検索順位は良いのにクリック数が悪ければタイトルを変えてみよう」などが改善の一例。使う前は難しそうですが、使うほど慣れてきて有効活用ができますので安心してください。

さらにサーチコンソールは、内部対策におけるサイトマップの送信、外部対策における被リンクの数もチェックできるなど万能ツール。コンテンツを作ったあと、Googleに「コンテンツを作ったから登録してね」と知らせるインデックス機能もあり、SEO対策には欠かせません。以下の記事を見ながらサーチコンソールの設定を行ってください。

関連記事:【入門版】Google Search Consoleの登録・設定方法&使い方【スタートアップガイド】

Googleアナリティクス

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、サイトの訪問者数・PV数・平均滞在期間などの基本事項や、ユーザーの年齢・性別・地域など、あらゆる項目を分析できる無料ツールです。

サーチコンソールが訪問前のデータであるのに対し、Googleアナリティクスは訪問後のデータ分析。目標に対しての達成度合いを検証します。

・目標の訪問者数・PV数が達成できているか
・狙っているターゲットが訪れているか
・成果(コンバージョン)に繋がっているか

そのコンテンツの改善はもちろん、似たようなキーワードで作る際、どんなターゲットが訪問しそうかの参考にもなります。Web幹事でも週1回は、前週と今週の訪問者数をチェックし、改善ポイントを洗い出しています。GoogleアナリティクスもSEO対策の必須ツールなので、以下の記事を参考に登録してください。

関連記事:【入門版】Googleアナリティクスの設定方法&使い方【スタートアップガイド】

SEO対策で気になる5つのQ&A

最後にSEO対策をする前に大切な5つのクエスチョンについて回答します。ここまで理解すれば、あとは実践あるのみ。同じ質問をされたときに説明できるようにしておいてください。

  1. 検索エンジンが順位を決める仕組みは?
  2. SEOの流れはどう変わってきている?
  3. WordPressってSEOに有利?
  4. SEO対策はプロに依頼するべき?
  5. SEO対策の学習におすすめの本は?

検索エンジンはどうやって順位を決める?

Google検索エンジンの仕組み

検索エンジンで上位表示を狙うなら、検索エンジンの仕組みを仕組みを理解しておくことは必須要件。検索エンジンは以下の3ステップで順位を決定します。

1.世界中から情報を探してくる「クロール」
2.探してきた情報をデータベースに登録する「インデックス」
3.情報を順位づけする「ランキング」

コンテンツを作っても、きちんとインデックスされなければ永久に検索結果には表示されません。クロールとインデックスを助けるクローラビリティを良くすることが検索上位への近道です(内部対策の領域)。

最後のランキングの決定が、コンテンツSEOと外部対策の領域。3つの対策のうち、どれが欠けても検索順位を上げることは難しくなります。

関連記事クローラビリティとは?検索エンジンにサイトコンテンツを正しく&素早く認識させる対策

SEOの流れはどう変わってきている?

Google SEOの変化

現在ほど検索エンジンの精度が高くなかった2000年代〜2010年代前半は、サイトの善し悪しを正確に判断することが困難でした。検索キーワードを多く詰め込んだコンテンツや、他のサイトからの被リンクが多いコンテンツを単純に評価する傾向にあったのです。

しかし、徐々にGoogleの精度が高まり、サイトの善し悪しを判別できるようになってきたおかげで、小手先のSEO対策が通用しないようになっています。2012年にはGoogleが「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」を導入(米国では2011年から)。

そこから毎年のようにアップデートを行い、徐々に不正行為や低品質コンテンツを取り締まったことにより、ユーザーの信頼に足るサイトを評価するようになったのです。

Googleは毎年のようにアップデートを行う

直近では2020年1月や5月に大規模なコアアップデート(検索アルゴリズムのベースとなる部分の変更)も行われ、検索順位に変動が起きています。

今後いかなるアップデートがあっても安直な手法に手を出さないよう、ブラックハットSEOと呼ばれるドーピングと、逆にGoogleが評価するホワイトハットSEOの違いは理解しておいてください。

関連記事:【初心者向け】ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの違いとは?

WordPressはSEO対策に有利?

WordPressはSEO対策に有利?

SEOあるあるの一つに「WordPressはSEOに強い」があります。これは半分正解で半分は間違い。強いと言われる理由は、SEO対策のテーマ(テンプレ)やプラグイン(アプリのようなソフト)が充実しているからです。

・サイトの表示スピードが速い
・UXが優れている(読みやすい、少ないクリックでアクセスができるなど)
・SNSでシェアされる(そのための)ボタンがある

上記のような複雑な内部対策の設定が簡単にできる仕様のため、その点ではSEOに有利と言えます。ただし、コンテンツSEOや外部対策も必要です。WordPressを導入すれば検索上位になるわけではなく、少し武器が増えるだけ。WordPressにもデメリットは存在しますので、以下の記事を参考に検討してください。

関連記事:WordPressのデメリット。拡張性と自由度が高いCMS「WordPress」の弱点とその対処法

SEO対策を外部業者に依頼すれば検索順位は上がる?

ここまで読んで分かる通り、SEOは行うべき施策が膨大にあり、専門性の高い対策です。SEOのコンサルティング会社へ依頼しようと思った方も多いでしょう。

質問の回答から言えば、プロにお願いする方が成果にはつながりやすいです。ただし、丸投げはNGであり、SEO対策会社との相性や善し悪しもあります。コンサルを検討している方は以下の記事を読んで準備を行ってから依頼してください。

関連記事:プロに聞いたSEO対策会社の選び方4ポイント【失敗したくない方へ】

SEO対策の学習におすすめの本は?

SEO対策の学習におすすめの本は?

SEOのノウハウは膨大な量があり、一冊に凝縮されている書籍を読むメリットは大きいです。

SEO対策を学習する場合は、「SEO全般の基礎知識」「コンテンツSEOのためのライティング」「内部対策に特化した本」の3種類は読んで欲しいところ。

筆者がおすすめする本は上の8冊ですが全部は読む必要ありません。以下の記事のレビューを参考に、相性が良さそうな本を選んでください。

関連記事:SEO対策の学習におすすめの本8冊を目的別に紹介【2020年度保存版】

【まとめ】失敗しないSEO対策とは

以上、SEO対策の概要とノウハウを説明してきました。

主に3種類のSEO対策があり、どれが欠けても検索結果の上位に表示されることは難しいです。サイトが評価されるのは一朝一夕では不可能であり、SEO対策は途方もない地味&地道な作業の繰り返し。途中で挫折する方が大部分であり、継続性が命の根気勝負です。

・SEO=検索エンジン最適化×検索体験最適化
・SEOに答えはない、可能性のある対策はすべてやる
・総合的な対策が必要であり課題はサイトによっても違う
・受験勉強と同じで苦手科目もやらないと成果は出ない
・徹底してユーザーの困りごとを掘り下げる

以上がSEO対策のポイントです。高性能のGoogleといえど毎年1兆を超えるページをチェックするのは相当の過重労働。評価も完全ではありません。

ただし、幸い検索エンジンはユーザーファーストの流れになっており、良いコンテンツを作ることが評価につながりやすくなっています。検索エンジンをハックするのではなく、良い情報をユーザーに届ける気概で挑んでください。

SEO対策会社選びが不安な方へ

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コンサルタントのご紹介 Web幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 Web制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。

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