- 更新日 2024.02.29
- カテゴリー ランディングページ
採用ランディングページとは?メリットや他社事例も合わせて徹底解説【2024年最新版】
企業にとって採用活動は重要ですが、優秀な人材を沢山確保しようとすると多くのコストがかかってしまいます。
そのため、
「より効果的に応募者を増やすにはどうすればよいのだろう?」
「採用サイトを作ったけど、なかなか応募が来ない」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたにオススメしたいのが「採用ランディングページ」。
短期的な採用活動であれば、採用サイトを作るよりも、採用ランディングページの方が効率的に採用を進められる可能性が高いです!
そこで本記事では、採用ランディングページのメリットとデメリット、作成事例をご紹介します。
採用サイト制作に役立つ記事もご覧ください 採用サイト制作にお悩みならこちらもチェック。おすすめの会社を目的別に紹介
採用ランディングページを作るメリットとデメリット
メリット
採用サイトとしてランディングページを作るメリットは以下の通りです。
1. コストを抑えられる
2. コーポレートサイトと異なる自由な表現ができる
3. ページ移動による訪問者の離脱が少ない
4. 理想の順番で訪問者に情報を伝えられる
5. ページ改善や効果測定がスムーズ
では、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
関連記事:ランディングページの作り方を現役LPライターが徹底解説
1. コストを抑えられる
採用サイトとして複数のページがある凝ったデザインのサイトを作ろうと思うと、安くても数十万円、高いと100万円以上かかります。
一方で、ランディングページはほぼ1ページで完結するため、一般的なサイトに比べて費用がかかりません。
関連記事:一般的なランディングページの料金相場
一般的なランディングページの相場についてまとめました!ぜひ参考にしてみて下さい。
LP制作(ランディングページ)の費用と料金相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】
2. コーポレートサイトと異なる自由な表現ができる
企業の場合「コーポレートカラー」という、その企業を表す色が決まっています。
となると、採用サイトもその色に沿った形で作ることが多いでしょう。
しかし、それでは表現の幅が狭くなってしまいます。
企業サイトから独立してランディングページを作れば、コーポレートカラーを意識せず自由にデザインすることが可能に。
ユニークな表現もできるため、求職者の印象に残るサイトも作りやすくなるはずです。
3. ページ移動による訪問者の離脱が少ない
ランディングページは、サイト訪問者の離脱が少ないと言われています。
なぜなら、一般的なランディングページは、そのページだけで情報の記載やお問い合わせが完結するから。
ランディングページでは次々と別のページに移動しなくても、スクロールするだけで必要な情報を大まかに見ることができます。
すなわち、ユーザーが離脱しにくく、応募にも繋がりやすいのです。
4. 理想の順番で訪問者に情報を伝えられる
採用では、求職者に「これだけは知ってもらいたい!」という情報もあるでしょう。
ランディングページでは、そうした情報を企業側が見せたい順番通りに記載することができます。
「セールスライティング」の書き方を参考に、訪問者に対して効果的な順番で情報を掲載すれば、応募する人数も増えるはずです。
5. ページ改善と効果測定がスムーズ
サイトの効果測定をしやすいのもランディングページの特徴の一つです。
測定項目として一般的な滞在時間のほかにも、「ヒートマップ」を使えば、訪問者がランディングページをどのように見ているかを調べることができます。
ヒートマップとは
- ページ内のマウスの動き・ユーザーの目線の動き
- 滞在時間
- ユーザーが離脱した場所
などを知ることができる便利なツール。
ユーザーがよく見ている部分やそうでない部分を可視化でいるランディングページ改善のためのツールです。
そうした測定結果をもとに、改善をおこなっていけば、より効果の高いランディングページを作ることができるでしょう。
関連記事:プロが実践するランディングページの改善(LPO)13選!
デメリット
採用のランディングページのデメリットとしては、「掲載できる情報量に限界がある」ことが挙げられます。
必要な情報が1ページにまとまっているので、スクロールするだけでさまざまな情報を伝えられるのは大きなメリットです。
しかし一方、その1ページが長すぎると、訪問者が途中で離脱してしまうかもしれません。
そのため、複数ページを持つ採用サイトより情報量は少なくなるでしょう。
このようなデメリットがあっても、効果のある採用ランディングページにするためには、
- どの情報を書けばよいのか
- その情報をどう伝えれば効果的なのか
を作る前に、しっかり設計することが大切です。
もし自社で、設計するのが難しい場合はプロに依頼していただくことをオススメします。
事例を多くこなしている制作会社なら、効率的に質のいい採用LPを作ることができるからです。
プロに依頼する場合「制作会社をどうやって選べば良いの?」「どういう基準で制作会社を比較すれば良いの?」など、業者選びに不安がある方は、当サイト「Web幹事」にご相談ください。
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コンサルタントのご紹介
岩田
Web制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
様々なお客様のWeb制作を実際に行ってきましたので、
初心者の方でも安心してご相談ください!
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採用ランディングページの事例
中途採用、転職の採用ランディングページ事例
転職力診断テスト
最初にご紹介するのは、転職サイト「@type」のランディングページです。
応募ではなく、診断を入り口にしているため、転職を考えていて、「まずは自分の可能性がどのくらいなのかを診断してみたい!」と感じるユーザーからの登録が増えるでしょう。
このサイトはランディングページですが、長すぎないため、「気軽に登録できそう」という印象を持ってもらえることも特徴の一つです。
今昔仕事図鑑
毎回個性的なランディングページを制作しているのが、「転職サファリ」です。
昭和風なレトロなイラストを用いて、かるたのようにデザインしています。
例えば「ひ」
(昔)昼下がり 郵便乗せて台車押す
(今)大量の メールさばきは1日で
このように、文書のやりとりも今と昔で大きく異なることを、五七五にまとめて表しています。
同じような仕事の「今」と「昔」を紹介しており、ランディングページによくある「売り込み感」が少ないのも特徴です。
既卒採用の採用ランディングページ事例
既卒でも、正社員になれる!
こちらは、第二新卒をターゲットにする「いい就職.com」のランディングページです。
就活がうまくいかず卒業を迎えてしまった既卒学生がターゲットとなっています。
そのため、「正社員になれないかもしれない」という不安を取り除く力強いキャッチコピーを、ファーストビューにもってきているのです。
全体的にフラットデザインで見やすく設計されているため、情報を得やすいのも特徴。
また、既卒でも応募できる案件数や採用数を数値で表示し、安心感、頼れる感をアピールしています。
シニアの採用ランディングページ事例
グリーン・楠公タクシー
グリーン・楠公タクシーは神戸・三宮のタクシー会社です。
ページ上部に漫画が配置してあるのが目を引きます。
漫画だと「つい見てしまう」という方も多いでしょう。
漫画では、アクティブシニアが転職で異業種にチャレンジする様子を前向きに表現しています。
「これなら自分もできそうだ」と感じる求職者も増えるかもしれません。
フリーランスの採用ランディングページ事例
クリプラス
こちらは、クリエイター専門の人材エージェンシー「株式会社ユウクリ」のランディングページです。
ファーストビューには、私服で笑顔で制作らしき打ち合わせをする女性が配置されています。
そのため、クリエイターとしての仕事を探している女性は親近感を持ちやすいでしょう。
サイト内に掲載されている写真は、20代や30代らしき男性、キャリアを積んでいそうなベテランの女性など、年代や性別も様々。
バリエーションに富んでいますが、「クリエイティブ職」といった一貫したイメージがあるので、統一感のあるデザインとなっています。
また、フリーランスであれば、「収入が不安定」なことが悩みであることも多いはず。
キャッチコピーの「1日だけ、1日から」という気軽さは、行動(エントリー)を後押ししてくれるでしょう。
その他の採用ランディングページ事例
堺GO(さぁ介護)
これは堺で介護事業を営む「株式会社ダイフク」のランディングページです。
全体を通して動きのあるデザインで、ポップな配色になっているため、「介護で堺を元気に」というコーポレートメッセージが伝わってきます。
「堺GO(さぁ介護)」も、このメッセージを表すキャッチコピーとして、わかりやすく機能しています。
また、宣伝素材ではなく、おそらく自社スタッフであろう笑顔の人々の写真を多用しているのも特徴の一つ。
これにより、企業に対して親しみを感じる求職者も多いでしょう。
ランディングページの事例まとめサイトを集めました!
制作の現場でもよく使われているLP事例サイトをまとめました。ぜひご活用下さい!
【完全版】ランディングページの事例まとめサイト7選
効果の出る採用ランディングページを作るコツ
ランディングページの構成は、基本的にどこも同じです。
奇をてらった構成にするよりも、王道のランディングページ構成で作る方が効果的です。
基本的な採用ランディングページの構成は、以下の通りです。
1. ファーストビュー(キャッチコピー+画像(バナー))
2. 会社(事業)の魅力
3. 他社との差別ポイント
4. CTA(エントリーボタン)
5. 社員紹介(顔写真付きで)
6. 求める人物の説明
7. CTA(エントリーボタン)
8. 選考フロー
それぞれの項目が何回もスクロールしないと見られない、というほど長くなるのは避けましょう。
できるだけ簡潔にわかりやすく書くのが、採用ランディングページ作成のコツです。
ターゲットの問題を解決する情報を書く
就職や転職をしたいという訪問者は、仕事に関して何か問題や不安を抱えていることが多いです。
そのため、ユーザーの問題に共感し、解決を促すコンテンツ構成になっていると、エントリーしてもらいやすくなるでしょう。
例えば、30代女性が「子育てと両立できる職場に転職したい」と考えて、あなたの採用ランディングページを訪れたとします。
その場合、「子育てをしながら会社に勤めるのは大変と感じている方も多いかもしれません。ですが当社では、女性比率4割、時短比率3割、有給年間20日、子育て手当もあるため、ママが働きやすい環境になっています」
といったように、訪問者の不安を解消するコンテンツがあると、応募につながりやすくなります。
ランディングページの詳しい構成の作り方を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:売れるLPの構成の鉄板7ステップを解説!
ファーストビューが大切
ランディングページでは、ファーストビューが大切。
なぜなら、ファーストビューが訪問者に共感されなければ、その時点で離脱されるかもしれないからです。
ファーストビューとは?
ファーストビューは、そのページに入ってきて一番最初に目に入る部分のこと。
(スクロールしなくても最初に表示されている部分のこと。)
多くのLPは、ここにインパクトの強い「キャッチコピー」を配置します。
効果的なファーストビューを作るためにも、キャッチコピー+画像(バナー)部分はターゲットに刺さるものを端的に表現しましょう。
こまめに効果測定し改善しよう
効果を測定して改善しやすいのがランディングページのメリットです。
PDCAを素早く回すことにより、CV(エントリー)に繋がるでしょう。
ランディングページは、紙媒体と違って、いくらでも改善が可能です。
そのため、採用期間中は週1回以上のペースで改善をしていくことをオススメします。
関連記事:プロが実践するランディングページの改善(LPO)13選!
採用ランディングページ まとめ
今回は採用ランディングページのメリットとデメリットをご紹介しました。
ユーザーが離脱しにくいため、応募数が増えやすいのがランディングページの特徴です。
ある程度、コンテンツ追加の型があるため、それに沿えばスムーズに作ることができるでしょう。
あとは、効果測定をして、こまめに改善することによって、採用ランディングページのコンバージョン率を高めていってください。
採用ランディングページの制作会社選びはプロに任せたい方へ!
そもそも、自分ではなかなか探す時間がない・制作会社の違いが分からないという方はWeb幹事にぜひご相談ください。
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岩田
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3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
様々なお客様のWeb制作を実際に行ってきましたので、
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この記事を書いた人
Web幹事運営事務局
ホームページ制作会社経験者を中心に構成されたWeb幹事の編集メンバーです。ホームページ制作に関する情報を、業界で培ってきたプロならではの経験とノウハウをもとに分かりやすくご紹介します。
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