- 更新日 2023.11.17
- カテゴリー ホームページ制作の相場・料金
SEO対策の費用と相場を徹底解説【相場早見表・事例あり】【2023年最新版】
SEO対策を外注する費用の目安は、コンサルを依頼する場合は月額10〜50万円、サイト設計からお願いする場合は10万円〜100万円以上、記事制作は1本5万円前後です。
SEO対策の費用はサイトによって大きく異なるため、何をどうSEO対策したいのかを考える必要があります。本記事ではSEO対策の費用・料金の情報と一緒に、下記のポイントもお伝えします。
- 実際のSEO対策会社の料金事例
- SEO対策の費用の相場を理解するためのポイント
※SEO対策を専門家に依頼したいが、選び方が分からない!という方はWeb幹事にご相談ください。要件をヒアリングして、最適なSEO対策会社をご紹介します。
SEO対策の費用相場【タイプ別・内容別】
SEO対策の費用相場は施策内容によって異なります。具体的には下表の通りです。
SEO対策内容 | 費用・料金 |
SEOコンサルティング (総合的コンサル) |
10〜50万円/月 (大規模サイトの場合100万円を超えることも) |
SEOサイト設計 コンサルティング |
10万円〜100万円以上 |
コンテンツSEO |
10~50万円/月 ※記事本数×記事単価(@数千円〜10万円) |
内部SEO対策 | 10万円〜20万円 |
外部SEO対策 |
成果報酬型:1〜100万円以上/月 固定報酬型:1〜15万円/月 |
SEO対策として需要の高い「SEOコンサルティング」や「コンテンツSEO」の費用相場は月額10〜50万円です。
コンサルするサイト規模やコンテンツの作成数に比例してそれぞれ金額が変動し、大規模サイトになると月額100万円を超える場合もあります。
また費用・料金体系は、下記の3つのタイプがあります。
- 月額固定費用型
- 一括支払い型
- 成功報酬型
下の表はSEO対策の施策内容を大まかにまとめたものです。
SEO対策内容 | タイプ | 目的 | 対策概要 |
SEOコンサルティング (総合的コンサル) |
月額固定費用型 |
サイト企画から 全てを見てもらう |
調査・分析・企画 コンテンツの作成指示 ライティング指示・指導 |
SEOサイト設計 コンサルティング |
一括支払い型 | SEO効果を狙ったサイト をスムーズに 立ち上げたい |
調査・分析・企画 |
コンテンツSEO |
一括支払い型 月額固定費用型 |
記事の作成による アクセスアップ |
コンテンツ(記事) の作成 |
内部SEO対策 | 一括支払い | 手っ取り早く順位 を上げたい (リスクなし) |
タグや内部リンク システム面の調査・修正 |
外部SEO対策 |
月額費用固定型 |
手っ取り早く順位 を上げたい (リスクあり) |
被リンクによる SEO対策 |
料金体系のタイプとしては、月額固定費用型であることが多く、一定金額でサイトの企画からコンテンツ作成まで全てをみてもらえる点が特徴です。(後述)
上の表は料金体系別に相場を大まかにまとめたものです。ここからは、SEO対策費用と相場をタイプ別・SEO対策内容別に詳しくご紹介していきます。
Web幹事の実際のSEO対策コストも参考に紹介しているので、あわせてご確認ください。
SEOコンサルティング(総合的コンサルティング)
費用の相場:10〜50万円/月(大規模サイトの場合100万円を超えることも)
SEOで成果を上げるための総合的なコンサルティング支援です。
簡単にまとめると、下記の3つの業務です。
- 調査・分析・企画
- 上記に基づいたコンテンツ作成支援
- ライティング指示・指導
具体的には以下のような作業内容です。
調査・分析・企画
- キーワード調査
- 競合調査
- 自社サイト分析(アクセス・コンテンツなど)
- コンテンツ企画
- トップページ/カテゴリの構成
コンテンツ作成支援
- キーワード選定
- 競合調査
- 指示書作成
ライティング(執筆)支援
- 各コンテンツのライティング添削・指導
- SEOライティング指導(タグの使い方など)
SEOで効果を上げるためには、上記のようなこと全てが必要です。
「調査・分析・企画」でサイト全体の方向性を決め、「コンテンツ作成」において具体的で明確な指示出し、コンテンツの「ライティング支援」で記事の品質を上げる必要があるのです。
このタイプのSEO業者に依頼する際に最も注意すべきことは、どこまでが作業対象となっているのかを確認するという点です。
作業内容が不明確なまま契約すると期待値がずれ、成果が出ない可能性が高いからです。
ですが比較的安価に仕事を請け負ってくれる個人事業主に依頼する場合に限らず、法人への外注であっても作業内容が不明確な会社は存在しますのでご注意を。
SEOサイト設計コンサルティング
費用の相場:10万円〜100万円以上
SEOサイト設計コンサルティングは、これから新しくサイトを設計する際に行う「調査・分析・企画」のこと。
先ほど「月額固定費用型」のSEOコンサルティングで紹介した「調査・分析・企画」の部分の業務を切り出して一括で支払うタイプの依頼の方法です。
調査・分析・企画
- キーワード調査
- 競合調査
- 自社サイト分析(アクセス・コンテンツなど)
- コンテンツ企画
- トップページ/カテゴリの構成
上記の作業は、実際にホームページを制作する制作会社が対応しているケースもあります。
このタイプは一括支払い型のため、目指すゴールが明確になり作業内容は分かりやすいです。
数百〜数千ページに及ぶ大規模なサイトを作る場合には、コンサルティング費用が100万円以上になることもあります。
コンテンツ設計の中身については以下の記事で確認してください。
関連記事:上位表示されるコンテンツ設計とは?検索意図に応える方法を解説
コンテンツSEO
費用の相場:10~50万円/月
※記事本数×記事単価 (@数千円〜10万円)
コンテンツSEOは「記事の作成によるアクセスアップ」を目的にコンテンツ(記事)を成果物とする発注方法です。一括で数十本月〜100本近くを発注する「一括支払い型」と毎月数本を依頼する「月額固定費用型」があります。
こちらは先ほどご紹介した「月額固定費用型」のSEOコンサルティングで紹介した下記の作業が含まれていない場合がほとんどなので注意が必要です。
コンテンツ作成支援
- キーワード選定
- 競合調査
- 記事構成作成
ライティング支援
作業 |
内容 |
料金の目安 |
構成作成 |
タイトルや見出しなど 記事の企画や構成案を考える |
5,000円〜10,000円 |
執筆(ライティング) |
構成案に基づいて 原稿を作成する |
5,000円〜ピンキリ |
編集 |
ライターが書いた原稿を 読みやすく修正する |
5,000円〜10,000円 |
イラスト作成 |
オリジナルの図を作る |
500円〜5,000円/枚 |
入稿 |
CMSでの入力 |
1,500円〜3,000円 |
監修 |
専門家に記事をチェックしてもらう |
10,000円〜 |
撮影 |
プロのカメラマンに写真撮影を依頼 |
30,000円〜50,000円 |
記事作成を依頼する場合の費用の目安は、1記事50,000円前後が相場です。記事を専門家に監修してもらう場合はプラスで10,000円、写真撮影をプロカメラマンに依頼する場合はプラス50,000円前後かかります。取材が発生する場合は、ライターの交通費などもプラスされます。
記事作成の費用の幅が大きくなるいちばんの要因はライターによる執筆(ライティング)。1文字0.5円など、文字単価で設定する代行会社が多く、記事の文字数やライターのレベルによって単価が異なるため、一概に1記事〇〇円かかるとは言い切れません。1記事50,000円前後は、あくまで目安と考えてください。
「調査・分析・企画」ができていることは前提とし、記事のみが納品されます。
記事の内容によっては、専門性が高い場合やSEOに習熟したライターになればなるほど1本あたりの単価が上がります。
(インタビュー記事や医療・健康領域・士業などの専門家監修記事になると1本数万円〜10万円になります)
「コンテンツSEO」にはクラウドソーシングを活用して安価にコンテンツ作成をすることもできますがあまりオススメしません。なぜなら、コンテンツ(記事)の質が低いと成果に繋がらないことが多いからです。
さらに、そもそもコンテンツ作成の指示が適切でない場合や、正しいタグの使い方ができていない場合は、良いコンテンツであったとしても成果が上がりません。
心配な場合はコンサルティングもお願いすると良いでしょう。
コンテンツSEOに関しては以下の記事で中身を確認してください。
関連記事:コンテンツSEOで検索上位を狙う手法・メリットを詳しく解説【初心者向け】
コンテンツマーケティングの相場はこちら!
コンテンツSEOを中心とした「コンテンツマーケティング」の相場について詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください!
コンテンツマーケティングの費用と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】
内部SEO対策
費用の相場:10万円〜20万円
内部SEO対策とは、サイト内の構造の見直しなどを行うSEO対策です。サイト内の設計がしっかりしていないと、コンテンツが良質でも本来の価値を発揮できません。
逆にコンテンツの追加をせずに、内部SEO対策を行っただけで検索からのアクセス数が伸びたという話はよく聞きます。基本的なことはできているつもりでも、意外と正しい対策ができていないことが多いようで、成果も上がりやすく需要も高いです。
内部対策の具体的な対策内容は、下記のようなものです。
- サイトマップ送信
- サイト構造最適化
- パンくずリストの設置
- 重複ページ解消
- 内部リンク改善
- 見出しタグの最適化
- 画像の利用の最適化
上記の対策内容についてもう少し具体的に知りたい方は、下記の記事を参考にしていただけるといいでしょう。
関連記事:SEOの内部対策ガイドと15のチェックリスト
外部SEO対策
費用の相場:1〜15万円/月(月額固定費用型)、1〜100万円以上/月(成功報酬型)
最後にご紹介するのは外部SEO対策です。上の画像の被リンクとは、外部サイト(異なるドメインのサイト)から自サイトに向けたリンクのこと。
この被リンクは、ホームページの人気度を示す指標であり、Googleがサイトを評価するために用いる最も重要な要素となります。被リンクについてGoogleは下記のように言っています。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
しかし、被リンクを購入することはGoogleも禁止しておりおすすめできる方法ではありません。
外部対策は、成功報酬型も場合もあります。こちらはクライアントが指定するキーワードに対して外部SEO対策を行い、一定の基準の順位(10位以内や5位以内)にランクインした段階で日毎に成功報酬を支払うタイプのSEO対策です。
上記の図のようなイメージで、基準をクリアすると課金になります。
これはいわゆる被リンクによるSEO対策で、数年前までは一般的なSEO対策でした。しかし、2018年12月現在ではこの形のSEO対策プランを見かけることはほとんどなくなっています。
その理由は先ほどもお伝えした通り、被リンクを買うことが禁止されているからです。
被リンクの詳しい意味や正しい増やし方などについては、以下の記事をご覧ください。
関連記事:被リンクとは?SEOへの効果、増やす方法まで初心者向けに解説
(参考)Web幹事のSEO対策の月額費用例
◎Web幹事のSEO対策の月額費用
費用・料金 | 内容 | |
記事制作費用 |
100万円 |
新規記事の制作費用(50,000円×20本) |
エンジニアの人件費 | 50万円 |
Webサイトのバグがないかの監視・修正 新しい情報に更新するメンテナンス費 |
広報担当 | 40万円 |
被リンクなどのやり取りなど外部SEO対策 |
アルバイトの人件費 |
10万円 |
内部リンク、画像の追加や修正など内部対策 |
有料の分析ツール |
5万円 |
ヒートマップなど有料の分析ツール |
SEOコンサルティング |
3万円 |
SEOコンサルに支払うアドバイザー料金 |
当サイト・Web幹事の場合は月に20本ほど新しい記事をリリースしていました。それだけで費用は40本×5万円で100万円です。その他、Webサイトのバグがないか、新しい情報に更新するエンジニアに給料も支払っているため、全部合わせると200万円以上かかっています。
ただし、単純に自社のホームページを指名検索で1位にしたいのか(Web幹事で検索した場合、このサイトが最上位に来るか)、記事を作って特定のキーワードで上位表示させたいのか(ホームページ制作など)によっても異なります。筆者の前職は月に記事を50本前後つくっていたので、もっと費用がかかっていました。
逆に個人のホームページやブログなどであれば、かかる費用は自身の人件費。会社の給料に当てはめると月額20万円〜50万円ほどでしょうか。本気でSEO対策をやるなら片手間ではなく、全リソースを集中し、本気で取り組む必要があります。また、ノウハウも知っておかないと無駄な労力だけ発生してしまうので、SEO対策の知識も必要です。
関連記事:SEO対策の学習におすすめの本8冊を目的別に紹介【2022年度保存版】
SEO対策の費用体系
画像引用:株式会社アドインテ
SEO対策を代行する会社は世の中にたくさんあります。そしてその料金体系も各社様々。SEO対策を外注する際、大きく「月額固定費用型」と「成功報酬型」の2種類に分かれます。
月額固定型は成果に関わらず、作業代として月〇〇万円と払うシステム。サブスクのようなものです。多いのは月額固定型ですが、聞き慣れないのは成果報酬型でしょう。
成功報酬型のSEO対策
成果報酬型SEOは、事前に取り決めをした目標が達成された場合に費用が発生するシステムです。
多くの場合、依頼したキーワードが10位以内にランクインした日数から費用を算出します。
10位以内を獲得した場合の料金は固定ではなく、順位によって金額が異なるのが一般的。
例えば、6位〜10位までの費用より1位〜5位は高いという価格グレードの設定が挙げられます。1位に特に高い料金を設定しているケースもあるなど、SEO業者によって料金発生時のコスト体系は異なります。
- 成果報酬の他に初期費用が必要なケースも多い
- 最低契約期間があり継続的な費用発生がある
成功報酬型SEOのメリット・デメリット
画像引用:スリーカウント株式会社
成功報酬型のメリットは成果が出なければ費用を払わなくていいことです。逆に、成果が出た場合は月額固定型よりも多くの費用を払う可能性があり、SEO対策の予算が計算しにくいことがデメリットです。成果報酬型で考えている方は依頼前に下記の記事をご覧ください。
関連記事:成果報酬型SEOのメリット・デメリット。格安SEO業者のリスクと注意点
月額固定費用型のSEO対策
画像引用:SEO PACK
月額固定型のSEO対策は、Google検索の順位が上がる上がらないに関わらず固定で費用を払うシステムです。
必ずしも成果報酬型が悪いわけではありませんが、SEOで成果が出るには数ヶ月から1年以上は時間がかかります。その間に費用が発生しないのは健全ではないと考えているので、月額固定型をおすすめしています。
月額固定費用型SEOのメリット・デメリット
月額固定型のメリットは成果が出ても費用が変わらない点から、SEO対策の予算が立てやすいことです。逆に成果が出なかった場合でも費用を払わなければいけないため、その間、費用がかかり続けてしまうことがデメリットです。
当サイトWeb幹事から紹介させていただくSEO対策の会社は月額費用型が基本になります。
SEO対策の費用対効果
SEO対策の費用対効果
SEO対策に投資するか気になるのは費用対効果だと思います。SEO対策は成功すれば費用対効果の高いマーケティング施策です。上の画像は、当サイトWeb幹事の姉妹サイトである「システム幹事」のデータ。検索エンジンからの流入(オーガニックトラフィック)と検索エンジンでの順位(オーガニックキーワード)の1年間の推移を表しています。
ご覧の通り、作成したコンテンツの検索キーワードの順位が上がるにつれて(下のグラフ)、サイトへの流入数が右肩上がりで増えていることがわかります(上のグラフ)。
SEO対策に成功して狙ったキーワードが上位表示できれば、コンテンツ作成における人件費だけで集客ができる事例です(適切なキーワードを選ぶ力も必要です)。
ネット広告やSNSとの比較表
SEO対策に費用対効果はリスティング広告やディスプレイ広告(SNS広告)と比較するとわかりやすいです。SEO対策においては、継続的な費用が発生しない点もメリット。TwitterやInstagramなどのSNSと比べても、長期的に見たときの費用対効果は高いといえるでしょう。
項目 |
SEO対策 |
ネット広告 |
SNS |
即効性 |
✖ |
〇 |
△ |
費用 |
〇 |
△ 広告費と人件費が発生 |
〇 |
労力 |
〇 |
△ |
△ |
はじめに労力をかける必要はありますが、後述するGoogleアップデートなどで大きな変動がない限り、構築したサイトは資産になって動き続けてくれるのです。
SEO対策会社の料金・費用の事例
ここからはSEO対策会社の具体的な事例として、下記の4社を紹介していきます。
- 株式会社ウィルゲート
- 株式会社PLAN-B
- 株式会社バリューエージェント
- 株式会社アドインテ(SEO Hopper)
株式会社ウィルゲート
株式会社ウィルゲートは東京都港区にオフィスを構えるSEO対策会社です。
コンテンツマーケティング支援として、SEO分析ツール「TACT SEO」、コンテンツ作成サービス「エディトル」、SEOコンサルティング、の3サービスを提供しています。
ウィルゲートのSEOコンサルティングは、7,200社以上(2023年1月時点)の支援実績に裏付けられたSEO研究データと、最新の検索結果トレンドに沿った対策が特徴です。
また、自社で独自開発したSEOツール「TACT SEO」を用いて、SEOの課題をスピーディかつ効率的に分析可能。TACT SEOを活用し、自社でSEO対策ができるよう、インハウスSEO支援も行っています。
さらに、コンテンツ作成サービス「エディトル」によってSEOの企画・分析から実行まで一貫サポート。お客様だけのオンライン編集チームが構築できるので、社内にライター・編集者のリソースが不足している場合でも、高品質なコンテンツ作成が実現できます。
株式会社ウィルゲートのコンテンツマーケティング支援を詳しく見る
株式会社PLAN-B
株式会社PLAN-Bは大阪・東京に本社を構えるSEO対策会社です。SEO事業の他、インターネット広告事業、Webサイト構築事業などを手掛けています。
同社が主力としているサービスは「SEOコンサルティングサービス」で、費用はSEOの戦略設計・分析を含めて月額50万円〜です。
またSEOコンサルティング以外にコンテンツ(記事)制作も依頼する場合、別料金として1記事あたり2万円〜の費用が発生します。記事の専門性・制作難易度・種類などによって1記事10万円以上となる場合もあります。
株式会社バリューエージェント
株式会社バリューエージェントは大阪に本社を構えるWebマーケティング会社です。SEO対策を軸としながら、ホームページ制作・リスティグ広告・サイト改善・運用まで対応しています。
同社には下表のように様々なSEO対策プランがあり、費用も施策内容によって異なります。
初期費用 | 月額費用 | 内容 | |
内部SEO対策 | 100,000円〜 | なし | 現在のサイトの内部対策指示書を作成 |
SEO設計 | 500,000円〜 |
なし |
サイト制作時のSEOキーワード設計 |
事例・実績型コンテンツ SEO対策 |
100,000円〜 | 56,000円〜 |
月間4記事の実績、事例ページの作成 |
SEOコンサルティング | なし | 150,000円〜 |
具体的な指示書を作成し、 SEOの効果を最大に高めるアドバイス |
コラム型コンテンツSEO対策 (コンテンツマーケティング) |
150,000円〜 | 160,000円〜 |
月間4記事のコラム、 ノウハウ型コンテンツの作成 |
オウンドメディア運用支援 | 200,000円〜 | 50,000円〜 |
研修を実施、書いたコンテンツに 毎月フィードバックを実施 |
月額費用が発生するプランでは、SEOに強いサイトの構築・運用サポートを行っており、長期的に成果を出すための提案が強みです。
また同社では単に上位表示を目指すのではなく、新規顧客の獲得・売上向上・セッション数の増加など、クライアントの目線に合わせた施策の提案も行っています。
株式会社アドインテ(SEO Hopper)
株式会社アドインテ(SEO Hopper)は京都に本社を構えるWebマーケティング会社です。手掛けている事業は下記のとおりです。
- SEO対策
- Web制作
- 広告代理店
- ネット通販
同社は1,500を超える企業と取り引きしており、難易度の高いキーワードで1位を獲得した豊富な実績が強み。内部対策と外部対策の両方を組み合わせ、短期間でのランキング向上を実現してきました。
料金は対策キーワードの難易度によって異なり、上位表示が簡単なキーワードだと1日800円、最も難易度が高いキーワードだと1日6,000円となります。
その他詳しい料金体系を知りたい場合は、公式サイトへの問い合わせが必要です。
株式会社アドインテ(SEO Hopper)の料金プランを詳しく見る
関連記事:全国のおすすめSEO会社を徹底比較!依頼してはいけない会社の特徴も紹介
SEO対策を外部に依頼するかの判断基準は?
予算・人材・時間との兼ね合い
SEO対策を外部に依頼するかの判断において、予算・人材・時間との兼ね合いは重要です。まず、予算の設定はビジネスの現状と目標に合わせて行うべきです。また、人材や時間の面でも自社内でのリソースが十分に確保できない場合、無理に時間を割くことで他の業務に影響が出る可能性もあります。
その点、外部の専門家に依頼する場合、効果的な戦略と高い専門知識が得られ、プロの手に任せることで自社の人材を有効活用できる利点があります。ただし、SEO対策は結果が短期間で出るものではありません。結果が出るまで半年から1年と考えておいた方が良いでしょう。その間、費用がかかり続けます。
結果の出る可能性が高いのは外部委託ですが、長期的な視点で予算と目標に合わせて自社でやるべきところ、外部に委託すべきところを見極め、最適な選択を行うことが大切です。
サイトの現状に不満や不安があるか
サイトの現状に不満や不安がある場合にSEO対策の外部委託を検討するのはとても重要です。
サイトが検索エンジンでの表示やアクセス数に課題を抱えている場合、専門家の助力を得ることで改善が期待されます。また、サイトのコンテンツが競合に埋もれてしまっている、ユーザーからの反応が少ないといった状況も注目すべき点です。これらの問題を放置すると、ビジネスの成長に影響を及ぼす可能性があります。
外部の専門家に依頼することで、これらの課題を的確に解決し、サイトの見直しや改善が行われるでしょう。状況を客観的に評価し、不満や不安があって改善したいと考える場合、プロのアドバイスを受けて問題を解決する方針を検討することが賢明です。
SEO対策が向いているか
SEO対策が向いているかは、ビジネスの性質次第。向いているビジネスの一例として、ウェブ上での存在を強化し、検索エンジン経由で顧客を獲得したい場合に適しています。特に情報提供や商品・サービスの販売がウェブで行われる業界に向いています。さらに需要が高く競合が少ないニッチな分野では、上位表示を目指すことで効果的な集客が期待できます。
しかし、即効性を求める場合や、ビジネスの性質上、オフラインの活動が主体である場合には、他のマーケティング戦略も検討すべきです。また、特定のキーワードでの競争が激しい業界では、上位表示を獲得するのが難しい場合もあります。
SEOは長期的な投資であり、成果を出すには努力と時間が必要であり、業界ごとの特性や競争状況を分析し、SEO対策がその業界に適しているかを判断することが重要です。逆に言えば、着実なオーガニックな成果を追求する姿勢があれば、多くの業界でSEO対策が有効だといえます。
SEO対策会社の選び方
SEO対策会社を選ぶ際は、まず自社と同じ業界の実績があるかを確認するのが大切です。特にYMYL(Your Money or Your Life)に関する実績があれば、高度な知識を有している場合が多く、信頼できる会社だといえます。
ちなみにYMYLの代表的なジャンルとして、下記の例が挙げられます。
- 医療、ヘルスケア
- 金融
- 法律
またSEOだけでなく、Webマーケティングにも精通している会社を選ぶことも重要です。自社の状況に応じて必要な施策・作業内容は異なりますが、マーケティング全般に対応できる会社であれば安心して依頼できます。
その他、SEO対策会社の選び方は下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:プロに聞いたSEO対策会社の選び方4ポイント【失敗したくない方へ】
SEO対策会社を選ぶ際の注意点
最後に、SEO対策会社の作業内容と選び方に失敗しないためのポイントをお伝えします。誤った会社に依頼しないよう「付き合ってはいけない業者」「依頼する順番」のポイントを理解しましょう。SEO対策会社の選び方は以下の記事が詳しいので、あわせて参考にしてください。
関連記事:プロに聞いたSEO対策会社の選び方4ポイント【失敗したくない方へ】
「すぐ上がる」「必ず上がる」と謳う会社は注意
SEO対策会社の宣伝文句で「すぐに効果が上がります!」「成果を保証します!」と謳っている場合は注意。なぜならSEO対策は成果が出るまで数ヶ月〜1年はかかる長距離走。Googleは毎日何億を超えるページを探索しており、いくら検索エンジンが高性能でも、ページをランキングするには時間を要します。
また、「これをやれば必ず上位表示される」という方法もGooglegは公表していません。良いSEO対策会社ほど事前に「検索順位が上がるかどうかは保証しません」と言ってくれるはずです。甘い営業トークの会社には注意してください。
被リンクで順位アップを狙う会社は要注意
SEO対策における重要施策の一つ「被リンク」ですが、Googleから評価される被リンクは「自然に獲得した」ものであり、コントロールすべき対策ではありません。
対策会社が「被リンクによる順位アップを狙う」と提案してきた場合は注意。自作自演のリンクを作成して被リンクする可能性があり、ガイドラインに反した「ルール違反」に当たります。ペナルティを受ける危険性が高いので要注意です。
契約書が曖昧な会社は注意
- 料金は安いが契約期間が異常に長い
- 契約期間が明確に設定されていない
- 途中解約の定めがない
SEO対策会社の提案書や契約書が上のような状態であれば注意が必要です。SEO対策で十分な成果が出て自社で運用したい場合、成果が出なくて「コンサル会社を変える」「契約を打ち切る」といった際に揉めることになります。契約期間が明確になっているかは必ずチェックしましょう。
注意
営業マン自身が、実際にコンサルティング等を行わないケースが多いので、注意が必要です。
「営業担当とコンサルタントで言っていることが違う」ということも往々にしてあります。できれば契約時や契約前にコンサルタントとも顔を合わすのが理想です。
また、会社としての仕組み化はされていても作業内容はどうしても属人化しやすく質が安定しにくいという特徴もあります。会社としての実績があっても、担当の営業マン・コンサルタントの力の見極めが必要ですのでその点も注意して見ましょう。
作業内容・サービス等の対応範囲を確認する
個人事業主のSEO対策会社は費用を抑えられることが多いですが、失敗しないためには安いだけで決めるのではなく、いくつかのポイントを注意深く検討する必要があります。
一番気をつけるべき点は、対応範囲です。個人で行う場合、時間や人手が足りない分、要点を絞った対策になりやすいです。そのため、どこまで対応してもらえて、何は対応してもらえないのかを作業内容とサービスの範囲を確認することが大切でしょう。
この点をしっかり確認しないと費用をかけたのに、全然動いてもらえない・成果があがらないということになりやすいです。
コミュニケーション能力や相性の良さ
コミュニケーション能力や相性の良さを確認しましょう。きちんと要望をヒアリングし、進捗報告や相談が円滑に行えるかが大切です。
個人でやっているので相手の方が担当者になります。信頼できるだけでなく、意思疎通がしやすく、共通の目標を共有できる会社を選ぶことで、より良い協力が期待できます。
あとは、個人の場合に限った話ではありませんが、実績や経験等も同様に確認することが大切です。
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SEO対策会社の費用・料金相場まとめ
いかがでしたでしょうか。今回、SEO対策の料金・費用について徹底調査・解説をしてきました。
まず、SEO対策の費用・料金の相場の全体像は下記のようなものでした。
SEO対策内容 | タイプ | 費用・料金 | 目的 | 対策概要 |
SEOコンサルティング (総合的コンサル) |
月額固定費用型 |
10〜50万円/月 100万円を超えることも) |
サイト企画から 全てを見てもらう |
調査・分析・企画 コンテンツの作成指示 ライティング指示・指導 |
SEOサイト設計 コンサルティング |
一括支払い型 | 10万円〜100万円以上 | SEO効果を狙ったサイト をスムーズに 立ち上げたい |
調査・分析・企画 |
コンテンツSEO |
一括支払い型 月額固定費用型 |
10~50万円/月 ※記事本数×記事単価 (@数千円〜10万円) |
記事の作成による アクセスアップ |
コンテンツ(記事) の作成 |
内部SEO対策 | 一括支払い | 10万円〜20万円 | 手っ取り早く順位 を上げたい (リスクなし) |
タグや内部リンク システム面の調査・修正 |
外部SEO対策 |
月額費用固定型 |
1〜15万円/月
|
手っ取り早く順位 を上げたい (リスクあり) |
被リンクによる SEO対策 |
SEO対策の費用・料金体系は大きく分けると、下記の3つのタイプに大別されます。
- 月額固定費用型SEO対策
- 一括支払い型SEO対策
- 成功報酬型SEO対策
そして作業範囲として注意すべきポイントも3つ。
- 調査・分析・企画
- コンテンツの作成指示
- ライティング指示・指導
本記事でご紹介したことを参考にして頂くことで業者と正しく対等なやり取りができ、結果として担当者として正しい発注ができることに繋がるはずです。
本記事で得た知識でスムーズにSEO対策会社と契約し、成果に結びつけて頂ければと思います。
SEOに関連したホームページの相場を知りたい方へ
SEO対策を行う場合には、別途ホームページやオウンドメディアを用意する必要がある場合も。「オウンドメディア制作の相場」は以下の関連記事でご紹介しています。
オウンドメディア構築の費用と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】
【目的別】ホームページ制作の料金相場まとめはこちら
・目的別ホームページ制作の費用相場
・ホームページ制作の重要ポイント
をプロが丁寧にわかりやすく解説。
相場とポイントをおさえることで失敗は減ります。ぜひ参考にしてみてください。
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Q. SEO対策の費用相場は?
SEO対策の費用相場は施策内容によって異なります。一般的なSEOコンサルティングだと10万~50万円程度、コンテンツSEO対策だと5万~30万円程度、内部SEO対策は10万~100万円程度、外部SEO対策だと1万~15万円程度です。
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この記事を書いた人

松田 光正
専門分野: SEO,ライティング
スポーツ新聞社での校正・校閲を2年経験し、髪の毛の情報サイト「ヘアラボ(旧ハゲラボ)」にて2年半のライター経験を積む。自身がアナログ人間のため、Webの知識を学びつつ、圧倒的な初心者目線のコンテンツをお届けします!
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