コンテンツSEOとは?検索上位を狙うコツ・メリットを詳しく解説【初心者向け】

コンテンツSEOとは?検索上位を狙う方法・メリットを詳しく解説【初心者向け】

「コンテンツSEOってどんな意味?」
「コンテンツSEOは具体的に何をすればいい?」
「コンテンツSEOのメリットは?」

方法なのか、概念なのか正体が分かりにくい「コンテンツSEO」。
Googleの公式ガイドラインに載っている言葉ではなく、明確な定義がないままコンテンツマーケティングの業界で波及した言葉です。

そこで本記事では、コンテンツSEOの定義、事例、戦略を徹底解説。最後まで読めば、高品質のコンテンツを作る方法が理解できます。

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目次
  1. 1. コンテンツSEOとは?
    1. 1-1. コンテンツSEOはユーザーの悩みに応えること
    2. 1-2. コンテンツSEOが重視される背景
  2. 2. コンテンツSEOのコツ
    1. 2-1. コンテンツSEOに文章力は必要ない
    2. 2-2. どんな人のどんな悩みを解決するのか?
    3. 2-3. 読者が記事を読むゴールを考える
    4. 2-4. 検索意図に応えないコンテンツは高品質でも意味なし
  3. 3. コンテンツSEOの手順
    1. 3-1. 上位表示させたいキーワードをリストアップする
    2. 3-2. 検索の背景にある意図を分析
    3. 3-3. 検索上位に表示する競合サイトの研究
    4. 3-4. オリジナリティを加えて価値を高める
    5. 3-5. メンテナンスで情報の正確性と鮮度を保つ
  4. 4. コンテンツSEOの成功事例3選
    1. 4-1. 動画幹事
    2. 4-2. 経営ハッカー
    3. 4-3. サイボウズ式
  5. 5. コンテンツSEOのメリット
    1. 5-1. 長期的に高いコストパフォーマンスを発揮する
    2. 5-2. 潜在顧客へのリーチが可能になる
    3. 5-3. メルマガ・営業・SNS・展示会で二次利用できる
    4. 5-4. 被リンク獲得につながる
  6. 6. コンテンツSEOの費用
    1. 6-1. コンテンツSEOの費用・相場
  7. 7. コンテンツSEOにおすすめのツール
    1. 7-1. 【無料】Google Search Console
    2. 7-2. 【有料】Ahrefs
  8. 8. コンテンツSEOに取り組む前に覚えておくこと
    1. 8-1. 作成や結果が出るまでに時間がかかる
    2. 8-2. 独自ノウハウが必要になる
  9. 9. コンテンツSEOまとめ
    1. 9-1. SEO対策をプロに任せたい方へ

コンテンツSEOとは?

コンテンツSEOはユーザーの悩みに応えること

コンテンツSEOとは

コンテンツSEOとは「検索結果で上位表示されるためのコンテンツを作る方法」です。検索するユーザーは何らかの悩み・課題を抱え、それを入力します。そしてGoogleやYahoo!などの検索エンジンはユーザーの悩みに的確に応えるコンテンツを上位表示します。

つまり、上位表示されるためには、困っているのび太くん(ユーザー)に最適な答え(コンテンツ)を提供すること。コンテンツSEOは「ユーザーに最適なドラえもんのひみつ道具を作ること」だと言えるのです。

『現場のプロから学ぶSEO技術バイブル』(西山 悠太朗・小林 睦著、株式会社マイナビ出版、2018年)では次のように定義されています。

コンテンツSEOとは、ユーザーニーズに応じて新規コンテンツを作成し既存コンテンツを修正すること

コンテンツSEOを行うコツは、「ユーザーにとって良いコンテンツを作ること」。
繰り返しますが、検索エンジンは困っているのび太くん(ユーザー)に適切な道具を提供するドラえもんのような存在。常にユーザーの役に立つ良い道具(コンテンツ)を欲しがっています。

つまり、高品質なコンテンツを作ることが上位表示への近道。Google社のJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏も「少しの情報しかない低品質のページをいくつも作るのではなく、数を絞り込んで品質がより高いページを作ろう」と述べています。

検索結果に上位表示されることで閲覧数が増え、自サイトへの集客につながります。良いコンテンツを作ることで、他のサイトから評価され被リンクをもらえる場合もあります。被リンク獲得は良いコンテンツ、信頼されているコンテンツの証であるため、SEO評価にもプラス。

まずは良いコンテンツを作ることが全ての基盤となるのです。

コンテンツSEOは3つのSEO対策の中のひとつ

SEO対策の種類

SEO対策は大きく3つに分類でき、コンテンツSEOは「内部対策」「外部対策」と並ぶSEOの手法のひとつ。それぞれの違いは下記の記事を参考にしてください。

関連記事SEOの外部対策とは?内部対策との違いや被リンク獲得方法を紹介
            :SEOの内部対策の基本と15のチェックリスト!外部対策との違いも解説

コンテンツSEOが重視される背景

GoogleのSEOの変化

近年、コンテンツSEOが見直されてきた背景にはGoogleの分析の精度が上がってきたことがあります。現在ほど検索エンジンの精度が高くなかった2000年代は、サイトの善し悪しを正確に判断することが困難でした。

そのため、検索キーワードを多く詰め込んだコンテンツや、他のサイトからの被リンクが多いコンテンツが評価されやすい傾向にあったのです。

結果、中身が薄いキーワードを詰め込んだだけのサイトや、被リンクを購入して良いサイトに見せかけるような小手先のサイトが検索結果で上位表示されました。悲しいかな、ユーザーが満足する情報にたどり着きにくいのが現実だったのです。

しかし、徐々にGoogleの精度が高まり、テキストや画像の理解度、ユーザー行動の分析が進み、評価基準もアップデートされたことでサイトの善し悪しを判別できるようになってきました。そのような進化を経て、2010年代の後半からは小手先のSEO対策が通用せず、ユーザーの信頼に足るサイトが評価されるようになったのです。

現在でも一部、残っているブラックハットSEOと呼ばれるドーピング対策と、Googleが評価するホワイトハットSEOの違いは以下を参考にしてください。

関連記事【初心者向け】ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの違いとは?

コンテンツSEOのコツ

コンテンツSEOに文章力は必要ない

コンテンツSEOで多い誤解が「文章力が大事」という考え。読みやすい文章は読者の理解を助け、途中の離脱を防ぐ意味で大切ですが、コンテンツSEOの本質とは異なります。

そもそも文章力は読む人によって感じ方が違うもの。この記事も文章が下手と感じる人もいれば、読みやすいと感じる方もいます。

一つ意識するといいのは、余計な接続詞や冗長表現、何度も繰り返すダブり語を減らし、「情報量(筋肉)は多く、文字数(脂肪)は少ないマッチョな記事」にすること。

いまだ文字数は1万文字以上が必要という誤った考えが残っていますが、文字数は少ないほうが読み疲れしないので、読者ファーストです。必要なのは「情報」であって、「文字数」ではありません

どんな人のどんな悩みを解決するのか?

コンテンツSEOを一言で表せば「Q&A」です。読者が疑問に思っていることに回答を示せばいいのです。文章力が本質ではないのも、要はQ&Aだからです。

実際に、コンテンツを作るときに考えるべき一つが「どんな人のどんな悩みを解決するのか?」。ここを無視して、他の上位記事などを見て真似する人がほとんど。いつまで経っても、読者に最適解は届けられません。

「カルボナーラ 作り方」の場合

例えば、「カルボナーラ 作り方」のキーワードで狙って記事を書く場合、どんな人がどんな悩みを持っているでしょうか?

パッと思いつくだけでも、以下の3つがあります。

  1. 料理をしない初心者でも簡単に作れるカルボナーラのレシピを知りたい
  2. お店をオープンする際のカルボナーラのレシピを知りたい
  3. 世界で一番美味しいカルボナーラのレシピを知りたい

もし「カルボナーラ 作り方」で検索する人の大半が初心者の場合、世界一美味しいカルボナーラの作り方を教えても意味がありません。

材料も料理道具も違い、ましてや初心者には難しすぎる技術を教えることになるでしょう。

このように、検討はずれのコンテンツを作らないためにも、誰のどんな悩みを解決するのか?を何より考える必要があるのです。

少ないヒントから読者を想像する点では、コンテンツSEOは名探偵コナンの仕事に近いと言えるかもしれません。

読者が記事を読むゴールを考える

コンテンツSEOのもう一つのコツが「読者が記事を読むゴールを考える」こと。究極、「どんな人のどんな悩みを解決するのか?」との2つを考えれば、コンテンツSEOは成功します。

「カルボナーラ 材料」の場合

例えば、「カルボナーラ 材料」で検索する読者のゴールはなんでしょうか?

カルボナーラを作る材料を知ることがゴールではありません。必要な材料を知った上で次のアクションがあるはずです。

  1. 材料を知った上で、簡単なカルボナーラを作りたい
  2. アレルギーを持っている方が、どんな成分が入っているか知りたい

記事を読むゴールが前者の場合、材料を紹介したあと、レシピを紹介してあげるといいでしょう。後者の場合(牛乳アレルギーの方)は、例えば「牛乳を使わないカルボナーラの作り方」「牛乳を使っていないカルボナーラを提供するお店リスト」など良いかもしれません。

このように、記事を読むゴールによっても、どんな内容にするか、コンテンツの設計は大きく変わってくるのです。

主語が「読者」「ユーザー」になっているか 筆者がコンテンツを作るときに最も意識していることが、主語が「読者」になっているか。よく「SEO的に〜」「SEOの観点で〜したほうがいい」と主語がSEOになっている人がいますが、これはSEOの本質から外れています。SEOは読者に最適なコンテンツを提供するための手法。あくまで読者が主役であり、読者に最適なものを届けるのが第一優先です。主語が「読者」「ユーザー」になっているか常に意識してコンテンツを作ってください。

検索意図に応えないコンテンツは高品質でも意味なし

コンテンツSEOで結果の出ない人が口を揃えていうセリフが、記事質が高いはずなのに、上位表示されないのか?

入念にリサーチして丁寧に文章を書き、画像はプロのカメラマンに撮ってもらっているからクオリティが高い....なのに上位表示されないといった声です。

検索意図に応えることがスタート

原因はズバリ読者の検索意図に応えていないから。

コンテンツSEOの具体的なノウハウを紹介しましたが、目まぐるしく変化する検索エンジンの評価に対応するにはGoogleの理念を理解しておくことが大切です。

Googleは、「コンテンツの専門性、権威性、信頼性」など200を超えるアルゴリズム(基準)から品質を判定します。

2018 年には、熟練した外部の検索評価者によるテストやライブテストなど、654,680件以上のテストを実施しそのデータをもとに評価基準もアップデートしました。現在では200を超えるGoogleのアルゴリズム(採点基準)の一部が『検索アルゴリズムの仕組み』の中で紹介されています。

  • 検索意図の把握
  • Webページの関連性
  • コンテンツの品質
  • ユーザビリティ
  • 文脈の考慮

一番最初に「検索意図の把握」が来ています。いくら高品質なコンテンツを作っても、検索意図に寄り添っていないコンテンツは評価されません。

Googleの公式文書である『Googleが掲げる10の事実』の冒頭にも明記されています。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
出典:Googleが掲げる10の事実

今やSEOは「検索エンジン最適化」よりも「検索体験最適化」が重要視されています。

良いコンテンツを作るためには、ユーザーの検索意図を考えることから始まります。ユーザーファーストを常に意識してコンテンツ作成に挑んでください。

なお、上に箇条書きしたGoogleのアルゴリズムを詳しく解説した記事は以下を参照してください。

関連記事【SEO対策入門】Google検索エンジンの仕組みと上位表示される要素を解説!

コンテンツSEOの手順

コンテンツSEOの手順と方法

  1. 上位表示させたいキーワードをリストアップ
  2. 検索の背景にある意図を分析
  3. 検索上位に表示する競合記事の研究
  4. オリジナリティを加えて価値を高める
  5. メンテナンスで情報の正確性と鮮度を保つ

ここからコンテンツSEOの5つのステップを詳しく解説していきます。この章で重点的に見てほしいのは4番目の「独自性の追加」と5番目の「メンテナンス」。コンテンツの作成にあたる部分です。

1、2、3は構成案を作るまでの流れの説明です。本記事では要点を押さえ、詳しい関連記事を章の中に置きますので参考にしてください。

また、現在では検索エンジンが画像の善し悪しを判断する技術も向上しており、SEOに影響します。下記の記事を参考に適切な画像の使い方をマスターしてください。

関連記事【入門版】SEO対策における画像やaltタグの使い方を1から丁寧に解説します!

上位表示させたいキーワードをリストアップする

コンテンツSEOの最初のステップは、狙うキーワードをリストアップすることです。その際、大事なポイントは次の2つ。

  • ターゲットを決める
  • ターゲットのゴールを明確にする

つまり「誰の何を解決するのか?」を明確にすることです。どんなコンテンツを作るにしても、目的なくキーワードを決めても自社にメリットは生まれません。

知名度を高めてブランディングしたいのか?それとも具体的なアクションを起こさせたいのか?そのためにはターゲットを決め、ターゲットのゴールを明確にする必要があります。

検索ボリューム(数)が少なく、PV(閲覧数)を稼げなくても、自社サイトにメリットがあるなら狙う価値あり。競合コンテンツが少ないと理論上は上位表示させやすく、閲覧してもらうことでブランディングができます。

また、読了後に購入などの具体的なアクションが起こせそうであれば、検索ボリュームが少なくても良いキーワードと言えます。

キーワードを選定する時は、サイトの目的から逆算しターゲットとゴールを明確にしてください。

関連記事:SEOの基本「キーワード選定のコツ」をプロが徹底解説!【初心者向け】

検索の背景にある意図を分析

キーワードを決めたら次にタイトルと目次(構成案)を考えます。その際に重要なことが検索の背景にある意図(インテント)を分析すること。

検索意図とは、ユーザーが検索エンジンにキーワードを入力した目的です。例えば「Mac 値段」で検索したユーザーは、Macの値段を知りたくて検索します。これが検索意図。

せっかく苦労してコンテンツを作っても、検索意図に応えていないタイトルではクリックされません。クリックされても目次に欲しい情報が載っていなければ、読まれずにページから離脱されます。

とはいえ、検索意図が読みづらいキーワードが多いことも事実。
例えば「テニス 初心者」はどうでしょう。連想されるニーズには、

  • 初心者が買うべき道具
  • 最低限、知っておくべきルール
  • 初心者におすすめのテニススクール
  • 初心者が上手くなるための練習方法

少なくとも4つ以上は考えられます。この中でどれが最もユーザーが欲している情報なのか?検索意図にある背景を考え抜きます。

検索エンジンはユーザーの行動を細かく分析した上で、ユーザーニーズにあったコンテンツを上位表示します。つまり、検索意図の背景を分析することが上位表示のキーポイントなのです。

関連記事上位表示されるコンテンツ設計とは?検索意図に応える方法を解説

検索上位に表示する競合サイトの研究

検索上位に表示する競合サイトの研究

ユーザーの検索意図とその背景を考えたら、狙っているキーワードで実際に検索してみましょう。上位表示された競合サイトを見て検索意図を把握します。

検索順位は他のWebサイトとの相対評価で決まるため、競合分析はコンテンツSEOを行う上で必須です。

1ページ目(上位10サイト)に上位表示されているものは、ユーザーの検索意図を満たしているとGoogleが判断したもの。先ほどの「テニス 初心者」であれば上の画像のような結果になります。つまり、ユーザーが最も知りたい情報が「練習方法」であることが分かります

検索意図を把握したあとは、競合に不足している情報や、ユーザーの助けになる情報を洗い出し、さらに良いコンテンツを作りましょう。

勝てない勝負には挑まないのがSEOの鉄則 競合調査をした際、上位に強すぎる競合がいる場合は勝負せず、別のキーワードで狙うことも検討してください。その分野で権威を持っているサイトや国や公的機関などのホームページが上位にいる場合、検索順位で上に来るのは難しいでしょう。特に医療や法律など「個人の将来の幸福、健康、経済、または安全性に影響を及ぼす可能性があるページ」すなわちYMYLの領域は厳しい戦いになります。YMYLに関しては以下のページを参照してください。
関連記事YMYLとは?Googleの意図と背景&SEO対策で知っておくべき基礎知識

オリジナリティを加えて価値を高める

競合サイトの分析が終わればいよいよコンテンツ作成に入ります。その際、大切なことはオリジナリティを加えて価値を高めること。すでに競合にある情報と同じではユーザーにとって有益なコンテンツにならず、Googleからも評価されません。

次の4つを意識してコンテンツを作成しましょう。

  1. ペルソナを設定する
  2. 検索意図の関連情報を網羅
  3. 検索意図のゴールから逆算
  4. E-A-Tの3つを高める

1.ペルソナを設定する

記事を書くときはペルソナ(人物像)を設定しましょう。PCに向かって書くのではなく、リアルな人物像を想像し、読者に語りかけるように書くことがポイントです。

ペルソナは性別、年齢、職業、年収、住んでいる地域、家族構成、趣味など6項目まで考えられればGOOD。難しければもっと少なくて構いません。人物像がクリアであるほど、悩みやその解決方法も提案しやすくなります。

逆にペルソナをまったく設定せずに書くと、的外れな内容になる危険性があります。例えば新入社員の若年層とベテランの管理職に向けて書くのは内容が異なるでしょう。ペルソナの設定はコンテンツSEOの第一ステップです。

ペルソナを考えるヒント ペルソナを考えても浮かばなければ、書籍のレビューを参考にする方法もあります。例えば「コンテンツSEO」とAmazonの本コーナーで検索して関連する書籍のレビューを見ます。そこには、どんな人がどんな悩みで本を読んだのかが載っています。さらに、どんな提案で悩みが解決したのかもあるので一石二鳥です。まず自分の頭でペルソナを思い浮かべ、考え付かなれば本のレビューを参考にするのもオススメです。

2.検索意図の関連情報を網羅

「テニス 初心者」で検索するユーザーの検索意図は「練習方法」でした。

ですが練習方法は最も知りたい情報であって、他にもテニスの初心者が知りたい情報はあります。自分で検索意図を考えたときに出てきた「初心者におすすめの道具」「初心者が覚えておきたいルール」などもその一つ。

コンテンツではテニスの練習方法にフォーカスしながらも、別の記事を作って内部リンク(関連記事)として張り付けると他の競合サイトにない部分を補え、ユーザーに有益なサイトが構築することができます。

先に自分で検索意図の背景を分析し、そのあと競合サイトを見るの順番にしたのはこのためです。はじめから見てしまっては、競合にないユーザーの検索意図は抽出できません。キーワードからユーザーの検索意図を考え、有益な情報を入れていきましょう。

3.検索意図のゴールから逆算する

コンテンツSEOでは、ユーザーが知りたい検索意図にダイレクトに応えることが最重要ですが、ゴールから逆算することも大切です。

例えば「テニス 初心者」で検索したユーザーは練習方法を知ることがゴールではなく「テニスが上手くなりたい」という目標を持っています。練習方法はそのための手段にすぎません

テニスが上手くなるためには練習を続ける必要があります。ならば、ユーザーのネクストアクションを考え、練習を続けるための「おすすめのテニススクールの特徴」「練習を楽しく続けるためのコツ」「初心者が挫折してしまう典型的な原因と対策」など、ゴールにたどり着くために必要な要素を抽出すると、オリジナリティあるサイトに進化します

4.E-A-Tを意識する

オリジナリティを加える方法の最後はE-A-Tを高めること。聞きなれない英語で初めて耳にする方もいると思いますが、E-A-Tとは次の3つを指します。

  1. Expertise(専門性)
  2. Authoritativeness(権威性)
  3. Trustworthiness(信頼性)

この3つは、Googleがコンテンツの品質評価で最重視している項目です。
E-A-Tを高めてオリジナリティを出すには著者名、運営者名を明記すること。世界に一つだけのオリジナルであり、どんな人が情報を発信しているのかを明かすことは信頼性の向上にも繋がります。

また、テニスの初心者に練習方法を紹介する場合にも専門性・権威性を上げる方法があります。プロの指導者にインタビューをすることです。素人の意見よりもテニスに関する専門知識が豊富な指導者からの情報は、専門性や権威性が高いと判断されます。

対面、電話、メールなどの取材ができない場合は、プロの指導者が書いた著書を読んで、参考文献として引用することも工夫の一つ。自分が専門家にならなくても、専門性、権威性、信頼性を高め、ユーザーに有益なサイトを構築する工夫は可能です。

E-A-Tを高める方法に関しては、さらに詳しい解説記事がありますので参考にしてください。

関連記事SEO対策に最重要のE-A-Tとは?3つを高める対策も紹介

メンテナンスで情報の正確性と鮮度を保つ

コンテンツSEOは作成して終わりではありません。ユーザーの検索意図やGoogleのアルゴリズム(評価基準)は日々刻々と変化します。

コンテンツ作成は瞬発力ではなく持久力の勝負。ユーザーに有益なコンテンツを作ったとしても、情報の鮮度は時間とともに落ちていき、新しい情報が世の中で発信されます。

フレッシュアルゴリズム

情報の鮮度の重要性は「フレッシュアルゴリズム」という言葉があるほどです。フレッシュアルゴリズムは記載されている情報が他のサイトに比べて新しいものであるかを評価するもの。ニュースや話題などの時事性に関係なく、ユーザーに有益な情報であるかで判断されます。

コンテンツSEOで意識することは、独自性×正確性×信頼性
先ほど紹介したテニスの初心者におすすめの練習方法も、どんどん更新されるかもしれません。その場合はいち早く正確な情報に修正することで、正確性と鮮度を保つことができます。

コンテンツSEOの成功事例3選

コンテンツSEOの手順とコツを紹介したところで、次に実際にコンテンツSEOで成功した例を3つ紹介します。

動画幹事

動画幹事

画像出典:動画幹事

動画幹事は動画制作会社を紹介するポータルサイト。本記事、Web幹事の姉妹サイトです。電話帳のように全国の動画制作会社の情報が掲載され、「YouTubeに強い会社」「アニメ動画に強い会社」など目的別にも制作会社を検索できます。

動画制作の相場情報や、動画の作り方、おすすめの制作会社を紹介する記事コンテンツも充実しており、流入の90%以上が検索エンジンから。コンテンツSEOだけで集客できている事例です。

■ターゲット
動画制作の依頼をプロに依頼しようと検討している企業・個人事業主

■内容
おすすめの動画制作会社の紹介記事、動画制作の料金相場記事、動画制作のノウハウ記事など

経営ハッカー

経営ハッカー

画像出典:https://keiei.freee.co.jp/

経営ハッカーは、クラウド会計ソフトを手がけるFreee株式会社が運営するオウンドメディアです。
freeeは個人事業主や中小企業向けのツールで、2013年3月にリリースされ、現在までに100万事業所が導入しています。

また、会計ソフト以外にも「人事労務freee」や会社設立の手続きの手間を最小限に抑える「会社設立freee」など、ビジネスの成長をサポートするソリューションを提供しています。

■ターゲット
ビジネスを立ち上げ、事業継続に奮闘する多忙な経営者や個人事業主がターゲットです。

■内容
コンテンツテーマは幅広く、「会計、経理、人事労務、税務、確定申告、給与計算、起業、会社設立」など経営のバックオフィスに役立つ情報を発信しています。

サイボウズ式

サイボウズ式

画像出典:https://cybozushiki.cybozu.co.jp/

サイボウズ式はグループウェア市場No.1のサイボウズ株式会社が運営するオウンドメディアです。
2012年5月に「グループウェア会社を知らない人に、サイボウズを知ってもらう」ことを目的にリリースされました。

■ターゲット
次のリーダーになるような、20代〜30代のビジネスパーソンや働き方に悩んでいて何か解決策を探しているビジネスパーソンをターゲットにしています。

■内容
これからの新しい「家族と仕事の関係性」をコンセプトに、コラム・インタビュー・イベントレポが中心のコンテンツ構成です。

※Web幹事ではその他にもコンテンツSEOやコンテンツマーケティングで成功した事例を特集しています。詳しくは以下の記事を参照ください。

関連記事【現役マーケターが厳選】本当に参考になるコンテンツマーケティングの成功事例

コンテンツSEOのメリット

コンテンツSEOの4つのメリット

コンテンツSEOのコツがわかったところで、4つのメリットを紹介します。コンテンツSEOの長所を知っておくことで、どんなコンテンツを作れば良いかが、さらにクリアになります。

また、社内の上司にプレゼンする際に使ってください。

長期的に高いコストパフォーマンスを発揮する

コンテンツSEOのメリットは集客力とコストパフォーマンスの高さです。良いコンテンツを作って上位表示されることで、24時間、自サイトを宣伝してくれる営業マンとなってくれます。

TVCMや街や駅に貼られるポスターなどは、その時間その場所に居る必要がありますがネットでの検索は時間・場所を問いません。また、莫大な広告費用もかからず、基本的にはコンテンツ作成における人件費だけで実現します。コストパフォーマンスの点でも高い効果を発揮するのです。

潜在顧客へのリーチが可能になる

「認知」や「理解」が目的で検索した潜在顧客(検索ワードには表れない目的を持ったユーザー)に対しても、次のアクションに誘導することが可能です。

例えば「Mac 値段」で検索したユーザーの場合、Macの値段を知ることが目的で、まだ購入するかどうかは検討段階です。

しかし、コンテンツでMacを買うメリットを訴求し「この金額なら買う価値あり」と思ってもらえたら、購入アクションに誘導することも可能です。そもそも購入の意思がなく、情報収集が目的でサイトを訪れても、コンテンツの質によっては次のアクションに進ませることもできるのです。

逆に、Mac以外のパソコンをお勧めすることで、他のPCを買ってもらえるかもしれません。

メルマガ・営業・SNS・展示会で二次利用できる

コンテンツは二次利用も可能です。

  • メールマガジンで発信する
  • 営業資料にできる
  • SNSでシェアして認知拡大につなげる
  • 記事の写真や動画コンテンツを展示会で披露する
  • カスタマーサポートのお問い合わせやFAQコンテンツとして活用する

検索エンジンで上位に表示されたコンテンツなら、ユーザーの悩みに応えられている目安となります。その優良コンテンツを二次利用することで情報を潜在ユーザーや既存顧客に届けられます。そしてSNSで他者から個人名、企業名、店舗名、サイト名などを言及されると自社サイトの認知拡大につながり、サイテーションと呼ばれるSEO対策にもなります。

関連記事サイテーションのSEO効果と影響!SEO対策に知っておきたい最新情報

被リンク獲得につながる

高品質でユーザーに有益な情報は他人にシェアしたくなるもの。サイトを訪れて満足したユーザーが今度は、「〇〇のサイトは役に立つよ」とリンクを張ってくれる場合があります。

被リンクが増えることで、Googleも「このサイトの情報は有益だ」と判断するため、E-A-Tで紹介した信頼性の向上につながります。

関連記事SEO外部対策とは?内部対策との違いと被リンクチェックのツールまとめ

コンテンツSEOの費用

コンテンツSEOのコツや成功事例が分かったので、実際どれくらい費用がかかるのか?を見ていきましょう。

コンテンツSEOの費用・相場

相場

月額10万円以下

月額10万円~30万円

月額30万円~50万円

月額50万円以上

サービス

記事制作のみ

CMS設置
記事制作
アクセス解析

戦略設計
CMS設置
記事制作
アクセス解析

戦略設計
CMS設置
記事制作
アクセス解析
改善支援
コンサルテイング

目的

とりあえず記事制作
を依頼したい

記事制作・アクセス解析
など基本的なメニューを
依頼したい

コンテンツマーケティング
の戦略部分から依頼したい

メディア運営を丸ごと
依頼したい

発注先

記事制作会社

制作会社
CMSベンダー

CMSベンダー
Webマーケティング会社

Webマーケティング会社

上の表はコンテンツSEO(コンテンツマーケティング)を外注した場合の料金相場です。

相場は「提供される作業の範囲」で変わります。記事制作のみなら月額10万円程度、本格的な戦略設計から依頼すると月額50万円以上になることもあります。会社のノウハウのレベルによっても費用が変わります。

自社で行う場合は、月何本ほど制作するのか?や人員によって変動します。当サイトWeb幹事では、コンテンツを公開するまでに構成、ライター、編集者、入稿の担当があり、それぞれ人件費がかかります。取材が発生する場合もあるので、1記事につき、数万円〜十数万円の費用がかかると考えてください。

関連記事コンテンツマーケティングの費用と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

コンテンツSEOにおすすめのツール

続いて、自社でコンテンツSEOに取り組む方に、おすすめのツールを紹介します。

【無料】Google Search Console

Google Search Console

上位表示され、クリックされるにはコンテンツの分析が必要です。上位表示されるには何が足りないのか?を考え、試行錯誤しながら改善を重ねていきます。

◎検索順位が上がらない場合

  • タイトル
  • ディスクリプション(紹介文)
  • 構成(大見出し)

◎順位は上がったけどクリック率が悪い

  • タイトル
  • ディスクリプション

以上のような点を改良していきましょう。コンテンツSEOは「作り終えてからが始まり」と覚えてください。コンテンツを分析する無料ツールは「Google Search Console」がおすすめです。

サーチコンソールはWebサイトの表示回数やクリック数などの数値を計測し、「コンテンツの何を改善すれば順位が上がるか?集客できるか?」を分析できます。

もう少し詳しい使い方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:【入門版】Google Search Consoleの登録・設定方法&使い方【スタートアップガイド】

【有料】Ahrefs

Ahrefs(有料)

Ahrefs(エイチレフス)は世界で60万人が導入しているSEO分析ツールです。特徴は、競合サイトの流入数や流入キーワードの分析が可能で、Web幹事でも活用しています。

値段は月額99ドルですが、ぜひ導入をお勧めします。

どのキーワードで順位が下がったのか、どれくらいの影響が出たのか?などが調査できる上に、自社だけでなく、競合のサイトについても調べられます。

さらにエクセルにダウンロードして、流入数や順位、検索順位などでソートやフィルターをかけられる点も便利。ライバルサイトを分析することで、今まで気付かなかった新たなキーワードの発掘に役立ちます。

コンテンツSEOに取り組む前に覚えておくこと

最後に、これからコンテンツSEOに取り組む方へ、取り組む前に覚えておくことをお伝えします。メリットがあるものにはデメリットもあります。良いことだらけに感じるコンテンツSEOも例外ではありません。以下の2つを覚えておきましょう。

  • 作成や結果が出るまでに時間がかかる
  • 独自ノウハウが必要になる

作成や結果が出るまでに時間がかかる

高品質のコンテンツを作るためには考案やリサーチ、作成など全てにおいて手間暇がかかります。また、検索結果で上位表示されるにはGoogleがサイトをクロール(探索)→サイトをインデックス(登録)→他サイトと比較して順位を決定という流れのため、結果が出るまで時間が必要です。

検索のボリュームや難易度にも左右されますが、1ページ目に表示されるには数ヶ月〜半年はかかることもザラです。また、コンテンツを作成したあとも情報の更新やサイトの分析なども発生するため、根気が必要となります。コンテンツSEOは短距離走ではなくマラソンであると覚えておいてください。

関連記事SEO対策とは?検索上位表示のための基本知識とノウハウを徹底解説

独自ノウハウが必要になる

コンテンツの質を担保しようと思えば、優秀な作り手が必要となります。毎回、外部の作り手に依頼すれば人件費は膨れ上がるため、社内の編集部体制の構築が必須です。

安定して高品質なコンテンツを制作するためには、執筆マニュアルや、新人の育成など独自ノウハウも必要となります。「千里も道も一歩から」と言うようにコンテンツSEOも一歩一歩の積み重ねなのです。

ただし、SEOのノウハウがない場合は最初はSEOコンサルに頼むのがおすすめです。
コンサル選びに失敗しないために、相談無料のWeb幹事にお問い合わせください。

関連記事コンテンツマーケティングに強い会社をプロが厳選!目的別におすすめします

コンテンツSEOまとめ

以上、コンテンツSEOについて解説してきました。もう一度ポイントをおさらいします。

◎コンテンツSEOとは?

ユーザーやGoogleにとって良いコンテンツを作る方法

◎コンテンツSEOで意識するべきこと

  • ユーザーの検索意図を把握する
  • 競合サイトを分析し、独自のスパイスを加える
  • サイト全体のコンテンツ量より「質」を優先する

◎コンテンツSEOの5つの手順

  1. 上位表示させたいキーワードをリストアップ
  2. 検索の背景にある意図を分析
  3. 検索上位に表示する競合記事の研究
  4. オリジナリティを加えて価値を高める
  5. メンテナンスで情報の正確性と鮮度を保つ

ご存知の通り、コンテンツSEOは時間のかかる根気勝負。逆にいえば地味&地道な作業を続けていけば結果はともないます。SEOは検索エンジンの評価という外的要因に目が行きがちですが、要は自分次第なのです。

粗悪なコンテンツを大量生産するのではなく、ユーザーにとって役に立つコンテンツを果敢に作っていきましょう。

コンテンツSEOに役立つツールも紹介した記事がありますので参考にしてください。

関連記事【厳選3選】コンテンツマーケティングツールを目的別に比較

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