10分で分かるホームページ制作の流れ・期間(元Webディレクターが丁寧に解説)【2024年最新版】

ホームページ制作の流れ・期間

ホームページ制作ってどれくらいの期間で・どういう風にできていくか、ご存知ですか?

仮にプロのホームページ制作会社に発注したとしても、「発注後の流れ」や「制作過程で発注者がやるべきこと」がわからないと不安ですよね?

本記事では、 ホームページ制作における全体の流れや期間を実際にWeb制作に携わってきたWebディレクターが解説します。

・ホームページができるまでにどれくらいの期間がかかるの?
・その間に、発注者(クライアント)がやらないといけないことってあるの?
・制作会社とは、どういうやり取りが行われるの?
という疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。

なお、本記事で紹介するホームページ制作の流れは、ホームページを自作したい方にとっても同様に重要なポイントとなります。ホームページを自作することを検討している方もぜひ参考にしてみてください。

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ホームページ制作に役立つ記事もご覧ください ホームページとは?種類ごとの目的や無料ツール・初心者でもできる作り方も紹介

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目次
  1. 1. ホームページ制作の流れ・期間
  2. 2. ホームページ制作の流れ:見積もり・発注フェーズ
    1. 2-1. 制作会社への見積もり依頼準備
    2. 2-2. 面談・ヒアリング
    3. 2-3. 見積もり・提案
    4. 2-4. 見積もり・発注フェーズのまとめ
  3. 3. ホームページ制作の流れ:制作フェーズ
    1. 3-1. 定例ミーティング
    2. 3-2. サイト設計
    3. 3-3. デザイン
    4. 3-4. 開発
    5. 3-5. テスト・チェック
    6. 3-6. 制作フェーズまとめ
  4. 4. ホームページ公開後のことも一連の流れで考えておくとGood
    1. 4-1. ホームページの運用
    2. 4-2. ホームページの分析
    3. 4-3. 集客力を高めるマーケティング施策
  5. 5. ホームページ制作の費用相場
    1. 5-1. ホームページ制作の費用がわかる料金シミュレーター
  6. 6. ホームページ制作を成功させるために必要な要素
    1. 6-1. ホームページ制作の技術力
    2. 6-2. マーケティング・戦略立案
    3. 6-3. 適切な制作会社選び
  7. 7. ホームページ制作を依頼する会社の選び方
    1. 7-1. オンライン・オフラインの対応状況
    2. 7-2. 過去の実績
    3. 7-3. 制作体制が整っているか
  8. 8. ホームページ制作会社へ依頼する際の成功ポイント
    1. 8-1. ホームページを作る目的・予算・納期を明確にしておく
    2. 8-2. 完成形のイメージに近いWebサイト事例をいくつか見つけておく
    3. 8-3. RFP(提案依頼書)を作成し、提案してもらう
    4. 8-4. RFPをもとに同条件のもとで複数のホームページ制作会社から提案・見積をもらう
  9. 9. ホームページ制作の流れで起きやすい失敗事例
    1. 9-1. 制作会社に丸投げしてイメージと違うサイトが納品
    2. 9-2. デザインにこだわりすぎて公開が遅れる
    3. 9-3. 契約書の確認を怠り修正で揉める
  10. 10. ホームページ制作の流れ・期間 まとめ
    1. 10-1. ホームページ制作の流れは分かったけど、まだ不安・・・そんな方に

ホームページ制作の流れ・期間

  1. 依頼準備
  2. 面談・ヒアリング
  3. 見積もり・提案
  4. 定例ミーティング
  5. サイト設計
  6. デザイン
  7. 開発
  8. テスト・チェック
  9. Webサイト公開

上記がホームページ制作の工程です。本記事では下記のようなホームページ制作を解説します。

■ホームページの種類
・古くなった企業サイトのリニューアルプロジェクト
・ページ数は30ページ程度の小規模なホームページ

■制作方法
・ホームページ制作会社に外注
・複数のホームページ制作会社に見積もり依頼(相見積もりをする)

イメージとしては、
「取り敢えず作っただけのホームページ」からは卒業。
これからしっかりホームページを運用して集客を行っていきたい!
という方向けの規模・用途です。

注意 制作するホームページの種類で期間や工数が変動になります。
あくまで1つの目安として参考にしてください!

まずは全体の流れを見ていただきます。

ホームページ制作の流れ全体像

ホームページの制作には、大きく分けて2フェーズあります。

  1. 発注フェーズ
  2. 制作フェーズ

また、各フェーズに必要な期間は下記の通りです。

  1. 発注フェーズ :約2〜3週間
  2. 制作フェーズ :約1.5ヶ月〜2ヶ月

上記のように、 準備を開始してからホームページを公開するまでには2~3ヶ月の期間が必要です。
余裕を持って3ヶ月程度を想定しておくと、しっかりしたホームページが作成可能かと思います。

各フェーズが「2~3週間」等と幅になっているのは、発注者(クライアント)が行うべき作業によって多少の変動が出るためです。

以降では「各フェーズで、発注者(クライアント)は何を対応しなければならないのか」をご説明していきます。

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ホームページ制作の流れ:見積もり・発注フェーズ

発注フェーズとは 「ホームページを制作することが決まってから、実際に制作会社に発注するまで」を言います。ここでは下記のような対応が必要になります。

ホームページ制作の流れ:発注フェーズ

制作会社への見積もり依頼準備

目的_納期_予算

所要期間:1週間〜2週間
実働時間:1日〜2日
行うこと:制作会社会社に依頼する内容の取りまとめ・制作会社へ提供する資料の準備

ホームページ制作会社に見積もり依頼をする前に、

  • なぜホームページをリニューアルするのか?
  • どれくらいの予算でホームページを作りたいのか?
  • いつまでにホームページを作りたいのか?
  • どんなホームページにしたいのか?

などの「条件面」を準備する必要があります。少なくとも、目的(なぜ作るか)、納期(いつまでに作るか)、予算(いくらで作るか)の3つは明確にしましょう。

この準備によって制作会社の見積もりや提案の質が大きく変わってしまいます!
多少時間をかけてもしっかり行いましょう。
他の業務を行いながらでも 1週間〜2週間あれば行えると思います。

■時間をかけてしっかり準備できる余裕のある方はこちらをご覧ください!
関連記事:見積もりが安くなる!?絶対に行うべきホームページ制作発注の事前準備9点セット

面談・ヒアリング

所要期間:1週間〜2週間
実働時間:1回あたり1〜1.5時間(依頼した社数により回数が変わる)
行うこと:問い合わせ・依頼を行った制作会社との面談(ヒアリング)

準備ができたら、実際にホームページ制作会社に連絡して会ってみましょう。
準備がしっかり出来ていれば、あとは制作会社がヒアリングを行ってくれます。

相見積もりを行う場合であれば、その社数分時間がかかってしまいます。
5社も6社も見積もり依頼をしてしまうと会うだけでも大変。
相見積もりは3社程度に絞って行うのが良いでしょう。

一口メモ! ほとんどの制作会社の場合、提案までに実際に面談を行うのは1回か2回です。
少ない時間で制作会社を選ぶ必要がありますので、面談時に制作会社を見決める必要があります。ポイントは
・制作会社の特徴(制作会社の強み・これまでの実績)
・担当者との相性(親身になってヒアリングしてくれるか・一緒に仕事したいと思えるか)
などをしっかり聞いておくようにしましょう。

見積もり・提案

所要期間:1週間〜2週間
実働時間:1回あたり1時間程度
行うこと:実際に制作会社から提案を受ける・見積もりをもらう
発注する制作会社の決定

制作会社からの見積もり・提案を受けます。

ここでは特段準備するものはありません。
制作会社からの提案を聞いて、実際に発注する制作会社を選びましょう。

制作会社と言っても実際に作業するのは人です。
どんなに実績のある制作会社でも、やる気がなければ思うように成果がでないのも事実です。

単純に価格だけで発注を決めてしまうのではなく、総合的に評価・選定するようにしましょう!

ホームページ制作会社選びに迷ったら以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:プロが教えるホームページ制作会社の選び方

見積もり・発注フェーズのまとめ

ここでは実際に制作会社に発注をおこなまでの流れとそのポイントをお伝えしました。

期間にして約2〜3週間程度で進められるとGoodです。
多忙な担当者は、制作会社との面談日程がなかなか合わない等の理由で時間がかかることもあるかと思います。

しかし、 発注フェーズがホームページ制作の外注において一番重要なフェーズです。
時間が掛かってもしっかり準備・制作会社の選定を行うだけの時間の余裕を持っておきましょう。

一口メモ! 仮に、諸々の事情で、実際に発注する制作会社を選定にするのに時間が掛かっている場合。
待たせてしまっている制作会社に連絡を入れてあげるとGoodです。
人気のある制作会社ほど、待たされている間に他の会社の受注が決まったり、案件の優先順位が下がってしまったりします。軽くフォローするだけで心証が全く違います!

ホームページ制作会社選びにお困りの方へ ホームページ制作会社を選べない、見積が妥当かわからないなど不安な方はWeb幹事にご相談ください。
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ホームページ制作の流れ:制作フェーズ

実際に発注する制作会社が決まったら、キックオフミーティングを行いプロジェクト開始です。
制作フェーズは 「制作会社への発注が決まってから、ホームページが公開されるまで」です

プロジェクト中はデザインや開発など、複数の工程が動き、目まぐるしく感じるかもしれません。
しかし、基本的には制作会社からの依頼に丁寧に応える。ということを心がけていただければ大丈夫です。

特に サイトの全体像(サイトマップ)やデザインはできるだけ早めに確認し、大きな認識の差異が生まれないようにすることが重要です。

ホームページ制作の流れ:制作フェーズ

定例ミーティング

所要期間:1.5ヶ月〜2ヶ月
実働時間:1回あたり1~1.5時間
行うこと:制作過程で出てくる課題や確認事項のチェックを行う。

冒頭のフロー図では省略したのですが、制作会社によって案件を進めるにあたって定例ミーティングを設置する場合があります。
その場合、週に1回・1時間など制作会社と打ち合わせを行う工数が取られます。

ここでは、下記のような事項を確認します。

  • 案件の進捗
  • お互いの必要作業(画像素材や原稿の準備など)
  • デザイン案

※定例ミーティングを設置している場合は、以下の「デザイン」や「開発」などの工程の確認作業は基本的にミーティング中に行うことがほとんどです。
「サイト設計」と「テスト・チェック」の部分のみお読みいただければ大丈夫です。

サイト設計

所要期間:2週間〜1ヶ月
実働時間:2~3日
行うこと:ホームページの全体像(サイトマップ)の確認 & ホームページの機能要件(要件定義表・ワイヤーフレーム)の確認

制作フェーズで一番重要なのが、この「サイト設計」です。

  • ホームページにどんなページが必要なのか?
  • どういう風に顧客を集客していきたいのか?
  • そのためにはホームページにどんな機能が必要なのか?

など、ホームページ制作を始めるにあたってサイトの全体像や要件を定めていきます。
ここで制作会社と認識がずれていると、後でやり直しが必要になったり「ロス」が生じます。
特にサイトマップと機能要件の確認はしっかり行うのがGoodです!

サイトマップ・ワイヤーフレーム・要件定義表など、馴染みのないものが制作会社から提出されるかもしれませんが、しっかりチェックしておく必要があります!

実際にどんな資料が作られるのが知りたい方はこちら ホームページにはサイトマップやワイヤーフレームといった「仕様書」が必須になります。
制作を業者に依頼する場合、制作会社が作成しますが、気になる方はこちらをご覧下さい。
ホームページ制作の仕様書の作り方とポイントをプロが解説!

デザイン

所要期間:2週間〜1ヶ月
実働時間:1~2日
行うこと:制作会社から提出されるデザイン案の確認

お待ちかね、デザイン案の登場です。
サイト設計で定めた要件をしっかり反映させたデザインを行う工程です。

このフェーズはイメージが付きやすく、しっかり確認される方も多いので割愛します。

開発

所要期間:2週間〜1ヶ月
実働時間:0.5~1日
行うこと:制作会社から来る質問の返答

デザインが終わると、実際に終わったページから開発が始まります。
この工程は基本的には制作会社が開発するため、 発注者側で必要な作業は基本的にはありません。

しかし、下記のような細かな質問が制作会社から都度上がって来やすいのがこのフェーズです。

  • サイトのお問い合わせページに掲載する電話番号を教えてください。
  • お願いしていたホームページの用の原稿を提出してください。
  • サイトをアップするサーバーとドメインの情報を教えてください。

特に ドメインとサーバーの情報はこの工程で必ず必要になります。
事前に準備しておくと良いでしょう!

テスト・チェック

所要期間:1週間程度
実働時間:1~2日
行うこと:完成したホームページの最終チェック

ホームページの開発が終わったら最終チェックです。
納品物のチェック(検収作業)は必ず行わなければなりません。

  • ホームページに誤字・脱字がないか?
  • 正しい情報が、正しいページに掲載されているか?
  • スマホで閲覧しても表記が崩れていないか?
  • お問い合わせの機能は正しく動作しているか?

など、ホームページに欠陥がないかチェックしましょう。

制作フェーズまとめ

ここではホームページの制作フェーズの流れとポイントをご紹介しました。

ポイントは、下記の通り

  • 一番重要なのは「サイト設計」の工程!
  • 制作会社の依頼に素早く丁寧に応えていればOK!

注意が必要なのは、「デザイン」や「開発」などの各工程が並行して進むことが多い点です。
1つ1つの工程で発注者(クライアント)が行うことは少ないです。

しかし、 各工程が並行して進んでいる場合、意外と対応しなければならないことが多くなったりする可能性があるので注意が必要です。

無理に専門知識を勉強するよりも、制作会社の依頼に丁寧に答えるのが吉です。
都度都度、対応しなければならず 上手く行かない場合は「定例ミーティング」の設置を制作会社にお願いしてみましょう!

ホームページ制作でお困りの方へ ホームページ制作会社を選べない、うまく進められるか心配など不安な方はWeb幹事にご相談ください。
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ホームページ公開後のことも一連の流れで考えておくとGood

制作フェーズが終わるとホームページが公開。これでプロジェクトは無事終了!では、ありません。

ホームページには「隠された第3のフェーズ」があります。それは 運用フェーズです。

ホームページの運用

ホームページの運用では以下の業務が必要になります。

  • サーバー、ドメイン、SSL等の管理
  • コンテンツ更新
  • サイトの監視・障害対応
  • CMSなどの更新・メンテナンス
  • アクセス解析・レポート
  • 問い合わせなどお客様対応
  • SEO、ウェブ広告などの集客

運用業務では、ホームページの改善を行い集客を促す「コンテンツ更新」業務や、正常にホームページを運営行うための「保守メンテナンス」業務等があります。

運用業務に関しては、制作会社にお願いすることも可能ですが、上記全て対応してもらえるかは制作会社次第。
費用についても制作会社によって異なりますが、例えば、「コンテンツ更新」業務であれば、

  • 1コンテンツ追加につき〇〇円
  • 修正箇所1箇所につき〇〇円

のように都度払いプランの場合が多いです。また、「保守メンテナンス」業務だと月額払いの定額制プランの場合が多くなります。

制作会社にて対応してもらえない業務は、自社で対応する必要がありますので、人員を確保しておくことが重要です。

運用業務についての詳細や、費用については、下記の記事をご参考にしてください。

関連記事:ホームページ運用業務とは?基礎から外注時の注意点までわかりやすく解説

関連記事:【かんたん解説】ホームページ管理費・保守費用の内訳と相場

ホームページの運用業務を依頼する上でのポイント

制作会社に運用業務の見積りを依頼する際は、下記のようなポイントを確認しておきましょう。

・ホームページ公開の運用は対応してもらえるのか?
・集客のための改善まで対応してもらえるのか?
・運用にはどれくらいの費用がかかるのか?

ホームページの流れを考える際、 どうしても発注と制作だけに目が行きがちですが、運用も見据えて制作会社を選んだり、要件定義(事前に依頼したい内容の整理)を行うということが非常に重要になります。

一口メモ! ホームページを集客の武器に成長させるための改善にはSEO対策・コンテンツマーケティング・EFOなど 様々な専門知識が必要になります
これらはWebマーケティングと言われ、ホームページ制作とは別の知識・ノウハウになります。
もちろんWebマーケティングのノウハウを持った制作会社も多く存在しますが、事前に「Webマーケティングの実績はありますか?」と確認しておくのが良いでしょう。

ホームページの分析

ホームページをビジネスで活用するうえでは、分析結果を通じて、どのページに集客力があるのか、売上につながっているのかを把握することが大切です。

一例ですが、具体例として、以下の内容等について、確認します。

  • 訪問者どのページにアクセスしているか
  • どの程度滞在しているか
  • どのようなアクションを起こしているか

これらを分析するにあたり、よく使われるツールが以下の2つのツールです。

  • Google Search Console(サーチコンソール)
  • Googleアナリティクス

GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスの関係は以下の図ようになっています。

サーチコンソール Googleアナリティクス

Google Search Console(サーチコンソール)

Google Search Consoleは、Google検索エンジン上でのユーザーの行動(検索キーワード、クリック数、表示回数、順位など)を確認することができるツールです。

ホームページで公開している記事は検索結果で上位に表示されているか、ユーザーがどのような検索キーワードでページにアクセスしてくれたのかなど、検索エンジン上でのパフォーマンスを確認できます。

Google Search Consoleについての設定方法や詳細は、下記の記事をご参考にしてください。

関連記事:【入門版】Google Search Consoleの登録・設定方法&使い方

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、ウェブサイトに訪れたユーザーの行動(ページ遷移、滞在時間、サイト内でのアクションなど)を分析するツールです。

年代や性別などのユーザー属性や、ユーザーがどんなコンテンツに興味を持っていてどのページを閲覧・移動するのかを分析できます。

Googleアナリティクスについての設定方法や詳細は、下記の記事をご参考にしてください。

関連記事:【入門版】Googleアナリティクスの設定方法&使い方【スタートアップガイド】

他にもいろんな分析ツールはありますが、上記2つはホームページを改善する必須ツールとなります。

Googleが公式に提供している無料ツールですので、必ず導入し、ホームページの分析と改善を図り目的である売上アップにつなげましょう。

集客力を高めるマーケティング施策

マーケティング施策とは、分析した結果をもとに、対策を講じるための手段です。

マーケティング施策と一言で言っても幅広く、たとえば以下のようなものを挙げることができます。

  • 広告マーケティング
  • SNSマーケティング
  • SEOマーケティング
  • メルマガ、セミナー

あくまで手段であり、サイト・商品・サービスについて認知してもらい、さらに興味をもってもらうことで集客力を高めることが目的となります。

よくある失敗として、各施策をすることが目的化して集客や売上につながらないことがあります。手段が目的化しないよう十分気を付けましょう。

今のホームページを改善したい方へ なかなか売上が増えない、見込み客が集客できないとお悩みの方はWeb幹事にご相談ください。
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ホームページ制作の費用相場

ホームページ種類

小規模

中規模

大規模

ランディングページ

~30万円

30~60万円

60万円~

企業サイト

~50万円

50~300万円

300万円~

ECサイト

~100万円

100~500万円

500万円~

オウンドメディア

~100万円

100~300万円

300万円~

採用サイト

~50万円

50~150万円

150万円~

続いては、ホームページの費用相場をお伝えします。料金の目安を把握しておくと、見積もりの際に適正なのか判断しやすくなります

ホームページ制作の外注費用は種類とサイトの規模によって変動します規模とは「ページ数」や「コンテンツ(文章や画像)」「デザインの質」の3つのことです。費用に関する情報は下記の記事に詳しく記載しています。また、料金シミュレーターもありますので、ご利用ください。

関連記事プロが教えるホームページ制作の費用・料金相場

ホームページ制作の費用がわかる料金シミュレーター

ホームページ料金シミュレーター

作りたいホームページをプロに依頼した場合、いくら費用がかかるのか? 

そんな悩みに応えるべく、Web幹事で料金シミュレーターを用意しました。

  • サイトの用途(採用サイトなど)
  • ページ数
  • デザイン
  • 機能

ホームページの制作に関する8問に選択するだけで、たった60秒で制作料金が分かります。無料なのでぜひご利用ください。

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ホームページ制作を成功させるために必要な要素

ホームページ制作を成功させるには、以下3つの要素が必要となります。

  1. ホームページ制作の技術力
  2. マーケティング・戦略立案
  3. 適切な制作会社選び

ホームページ制作の技術力

ホームページ制作の技術力がなければ、クオリティの高いホームページは作れません。ホームページは、以下のような要素で構成されています。

  • フロンドエンド要素:デザインや画像、テキストなどユーザーの目に見えるもの
  • バックエンド要素:システムやサイト構造といったユーザーの目に見えないもの

ホームページの企画だけ良くても、ユーザーにとって価値のあるホームページは作れません。

ユーザーに分かりやすく訴求力の高いホームページを作るには、上記両方を構成できる技術力が求められます。

マーケティング・戦略立案

ホームページ制作成功のためには、マーケティング・戦略立案が不可欠です。

特定のターゲットに対し情報を届けることが目的のため、マーケティング・戦略が不十分では成果につながりません。

まずはマーケティングリサーチを通し「どのような人をターゲットにするか」「ターゲットにどのような価値提供を行なっていくか」を決めましょう。

KGI(重要目標達成指標)やKPI(重要業績評価指標)といった数値目標を定め、達成に向けた道筋を立てることも重要です。

適切な制作会社選び

どの制作会社に依頼するかによっても、ホームページ制作が成功するかが左右されます。

制作会社によって技術力や得意分野は異なり、自社に合う制作会社へ依頼しなければ満足のいくホームページは作れません。

過去の実績や得意分野、制作費用などを比較し、依頼する制作会社を決めましょう。

とはいえ、制作会社をどう選べば良いのか、迷う方も多いかと思います。

そこで次は、ホームページを依頼する会社の選び方について解説します。

ホームページ制作を依頼する会社の選び方

ホームページ制作を依頼する会社は以下の基準で選ぶと、自社に適した会社を見つけやすくなります。

  1. オンライン・オフラインの対応
  2. 過去の実績
  3. 制作体制が整っているか

オンライン・オフラインの対応状況

ホームページ制作についての相談に関する、オンライン・オフラインでの対応可否を確認しましょう。

オンライン・オフライン両方に対応していた方が、打ち合わせや相談をスムーズに行えるためです。

もしオフラインでしか対応してもらえない場合、打ち合わせや相談は対面に限定されます。

対面のみでは対応時間も限られますし、早急に相談したい場合に支障が出るでしょう。

また、オンラインのみ対応では、複雑な議論をする際に意見や気持ちが伝わりにくい面があります。

必須ではありませんが、出来る限りオンライン・オフライン両方に対応している制作会社を選ぶと良いでしょう。

過去の実績

制作会社にどのような実績があるのか確認しましょう。過去の実績を見ることで、制作会社にどのくらいの技術力があるのか、自社が希望する制作とマッチするかを把握できます。

同業他社での制作実績があるなら、業界に関する説明をする必要がなくやり取りがスムーズに進みます。

過去の実績から十分な技術力があると判断できれば、安心してホームページ制作を依頼できるでしょう。

ただ、制作実績が豊富でも自社が希望に対応できないようなら、満足のいくホームページは作れません。

過去の実績を比較した上で、技術力があり自社の希望とマッチする制作会社に依頼しましょう。

制作体制が整っているか

どのような制作体制で業務に当たっているかも、重要なポイントです。

制作会社は数多くの依頼を同時進行で進めており、制作体制が整っていなければ滞りなく納品できないためです。

具体的にはシステムエンジニアやプロデューサーなど、各工程の指揮系統がしっかり組まれた制作体制が適しています。

業務が円滑に進む流れができており、スケジュールに沿った品質の高いホームページ制作が期待できます。

また、新人よりもベテランのエンジニア・デザイナーが多く在籍している方が、品質が高い傾向です。

制作体制の充実度は「制作は自社のメンバーなのか一部外注か」「エンジニアやデザイナーは新人かベテランか」などから判断できます。

制作体制の充実度も比較し、依頼する制作会社を選びましょう。

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ホームページ制作会社へ依頼する際の成功ポイント

ホームページを作る目的・予算・納期を明確にしておく

こちらは、先に解説したとおりですが、改めて重要なポイントとして挙げさせていただきます。

ホームページを制作する上で、目的・予算・納期が明確に決まっていない場合、制作会社側が適切な提案を行うことは困難です。また、自己制作の場合でも、こうした要件を明確に定めておかないと、成果物の方向性があいまいになり、最終的には質の高いホームページを作ることができなくなってしまいます。

より良い提案を受けるためにも、特に予算と納期については仮でもいいので明確に定めておきましょう。

完成形のイメージに近いWebサイト事例をいくつか見つけておく

Webサイト制作会社に依頼する場合、「こんなイメージのホームページを作りたい」のように完成形のイメージに近い事例を複数見つけておくことが重要です。

デザインや機能など、共通のサンプルがある場合とない場合では、進行状況や互いの理解度に大きな差が生じます。

イメージがすぐに湧かない場合には、以下のようなWebサイト事例集を参考にすることもおすすめです。

関連記事:【2023年最新版】おしゃれでかっこいいホームページ・サイト制作の参考にしたいギャラリーサイトまとめ

RFP(提案依頼書)を作成し、提案してもらう

完成形のイメージを参考にすることは重要ですが、それ以外にも決めておくべきことがあり、これらをまとめてRFP(提案依頼書)を作成することが望ましいです。

RFP(提案依頼書)とは、発注者から開発者に対して、目的や現状の課題、要望等をまとめた文章のことを指します。

簡単に言うと「こんな条件のホームページを作りたいので、よい提案と見積をください」という依頼書のことです。

RFPを作成することによるメリットは、以下の通りです。

  • 制作会社の提案の質が向上する
  • 発注後のトラブルを防止できる

ホームページ制作において、制作会社に全てを任せてしまうことは望ましくありません。RFPを作成することで、制作会社側もより具体的なイメージを把握し、認識のズレを防ぎ、より高品質な提案が期待できます。

RFPについて詳しく知りたい、書き方を知りたいという場合は、下記の記事をご参考にしてください。

関連記事:【事例&サンプル付き】ホームページ制作のRFP(提案依頼書)の書き方完全マニュアル

RFPをもとに同条件のもとで複数のホームページ制作会社から提案・見積をもらう

RFPを作成したら、複数のホームページ制作会社から提案・見積をもらいましょう。同じ条件でも制作会社によって得意不得意や制作会社側の担当者との相性があり、提案内容や見積内容も変わってくるためです。

複数の制作会社から提案を受け取った後は、それぞれの提案を詳しく検討し、比較検討表を作成してみるのも良いでしょう。見積もりだけでなく、提案書やポートフォリオをもとに、提案内容やデザイン、機能、納期などを比較することで、より適した制作会社を選ぶことができます。

複数の制作会社から提案を受け取ることで、より多角的な視点でホームページ制作に取り組むことができます。比較検討をしっかりと行い、適切な制作会社を選ぶことが、より良いホームページを作るためには欠かせません。

もし見積もりを出してもらっても、違いや妥当性がわからない場合は、ぜひWeb幹事までご相談ください。

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ホームページ制作の流れで起きやすい失敗事例

  • 制作会社に丸投げしてイメージと違うサイトが納品
  • デザインにこだわりすぎて公開が遅れる
  • 契約書の確認を怠り修正で揉める

続いてはホームページ制作において起きやすい失敗を3つ紹介します。政策の流れとともに事前に把握して対策をしましょう。

制作会社に丸投げしてイメージと違うサイトが納品

失敗あるあるのひとつが、ホームページ制作を制作会社に丸投げして、いざ完成品が納品されたらイメージと違ったという事例。原因としては「要件定義を綿密に行わなかった」「定例ミーティングを実施せず途中のチェックを怠った」ことが挙げられます。

ホームページ制作の成否は「発注側がどれだけ積極的に関わるか」にかかっています。相手は制作のプロと言っても丸投げはNG。要件定義でしっかり方針を固め、プロジェクトの進捗確認、途中の成果物のチェックはこまめに行うようにしましょう。

デザインにこだわりすぎて公開が遅れる

制作会社への丸投げはNGと言いましたが、逆にこだわりすぎて口を出しすぎるのもNGです。仮に修正回数の上限がないとしても、何度も修正を求めると制作会社側もモチベーションが下がります。場合によっては予定していた納期が遅れる可能性もあるでしょう

特に多いトラブルがデザイン面。文字のフォントを何パターンも作らせたり、ボタンの位置などミリ単位でこだわるなど、訪問者でも気づかないような細かいこだわりなどを修正すると、どんどん制作が遅れます。ホームページ公開後に直せばいいものなどは後回しにしましょう

制作過程では違和感があったものでも、完成して見ると気にならないものもあります。制作会社の担当も人間です。モチベーションをいかに上げつつ、良いホームページにするかを考えましょう。

契約書の確認を怠り修正で揉める

ホームページの契約書は分量が多く、難しい用語も並ぶためチェックを怠りがちです。発注者の70%くらいが契約書をきちんと確認していないとも言われます。

契約書の未確認で起こりやすいトラブルが修正回数。「どの時点で何回まで修正が可能」など記載してあるので、きちんと確認しましょう。イメージと違うホームページが納品されても、修正の上限を過ぎてしまい、納得いかないまま公開することも珍しくありません。ホームページ制作の契約書に関しては下記の記事も参考にしてください。

関連記事ホームページ制作の業務委託契約書チェックポイント

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ホームページ制作の流れ・期間 まとめ

  1. 見積もり・発注フェーズ
    1. 制作会社への見積もり依頼準備
    2. 面談・ヒアリング
    3. 見積もり・提案
    4. 見積もり・発注フェーズのまとめ
  2. 制作フェーズ
    1. 定例ミーティング
    2. サイト設計
    3. デザイン
    4. 開発
    5. テスト・チェック

いかがでしたでしょうか? ホームページ制作は、プロの制作会社に発注してもそれなりの期間と対応工数がかかることがお分りいただけたかと思います。

ホームページ制作の流れ全体像

ポイントは下記の通りです

  • 各工程で、必要な作業を確認しておく
  • ホームページは公開するまでに2~3ヶ月を想定しておく
  • 運用面もホームページ制作の流れの一部として考えておく

制作会社に「丸投げ」では、なかなか成果の出るサイトは作れません。
逆に、制作会社と協力してプロジェクトを進めていけば、成果がでる確率はぐっと高まります。

ホームページ制作の流れを理解して、良いプロジェクトになる参考になれば幸いです。

ホームページ制作の流れは分かったけど、まだ不安・・・そんな方に

  • 流れはわかったけど、ちゃんと制作会社を選定できるか不安
  • そもそも、どういう制作会社に見積もり依頼していいか分からない

という方は Web幹事が貴社のホームページ制作発注を徹底的にサポートします。

発注フェーズにおける事前準備の支援から、実際に見積もり依頼を行う制作会社の選定まで、全て無料でサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。

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ホームページ制作に役立つ記事もご覧ください ホームページとは?種類ごとの目的や無料ツール・初心者でもできる作り方も紹介

Q. ホームページ制作の作業工程は?

ホームページ制作における作業工程として、主に「?ヒアリング」「?企画・見積り」「?サイト設計」「?TOP・下層ページデザインの作成」「?ページコーディング」「?お客様レビューの作成」「?公開準備」が挙げられます。

Q. ホームページ制作にはどれくらいの期間がかかるのですか?

ホームページ制作には約2~3ヶ月の期間がかかります。準備から公開までには時間の余裕を持つことが重要です。