Web制作コンペの注意点や評価方法を解説|評価シート付き【2024年最新版】

ホームページ制作会社の選び方

ホームページ制作会社からの提案を受けていざ選定!
でもどうやって発注先を選んでいいか分からないという方へ。

制作会社からの提案は各社の特徴や強みが最も出るところ。
三者三様の提案を受けて、最後の1社に絞るのは非常に悩ましい決断かと思います。

また、発注先の選定は「価格」で決まりがち。安い業者に頼んであとで後悔することも。
そこで本記事では、ホームページ制作会社からの提案を受けて、合理的に発注先を選ぶ方法を解説します。

・上司が好みで決めてしまった経験がある
・価格以外にどこを評価すれば良いか分からない

そのような方は下記のような評価シートを使って選定をしてみましょう。
評価シートは無料でプレゼントしております。詳細は記事の最後をお読みください。

ホームページ制作会社の選び方_評価シート

【無料】ホームページ制作のコンペについて相談する

目次
  1. 1. コンペとは
  2. 2. ホームページ制作でコンペをするメリット
    1. 2-1. 提案書から相見積もりを取ることができる
    2. 2-2. 優れたデザインやアイデアを見ることができる
  3. 3. ホームページ制作のコンペをするうえで知っておくべき点(デメリット・注意点)
    1. 3-1. 作品のクオリティやスキルがわかりにくく、結局金額で選んでしまうことが多い(依頼主)
    2. 3-2. 優良なホームページ制作会社はコンペに参加しないこともある(ホームページ制作会社)
    3. 3-3. コンペの準備や精査に時間とコストとリスクがかかる(ホームページ制作会社)
  4. 4. ホームページ制作でコンペを開催【する】方がよい場合
    1. 4-1. 新しいブランドや製品ロゴのデザイン、別視点でのアイデアが必要な時
    2. 4-2. 決まった予算や時間の中で決めないといけない時
    3. 4-3. イベントやプロモーションを促進したい時
  5. 5. ホームページ制作でコンペを開催【しない】方がよい場合
    1. 5-1. 信頼できるデザイナーと長期的にパートナーシップを築きたい時
    2. 5-2. 既に企業ブランドイメージやデザインが確立されている時
    3. 5-3. プロジェクトの機密性や制約がある時
  6. 6. ホームページ制作会社のコンペの評価方法
    1. 6-1. 提案についての評価
    2. 6-2. 制作会社についての評価
    3. 6-3. 担当者についての評価
  7. 7. ホームページ制作会社を評価するのに重要なポイント
    1. 7-1. コンペを依頼するなら3社程度を目安に
    2. 7-2. コンペ依頼先は、大手・中小・フリーランスなど規模をバラバラにする必要はない
    3. 7-3. 見積金額(価格)だけで判断するのは危険
    4. 7-4. サイト公開後の「運用」についてしっかり決めておくこと
  8. 8. 優良な制作会社に発注するための3ステップ
  9. 9. ホームページ制作会社のコンペ・評価方法まとめ
    1. 9-1. 制作会社の評価シートを無料でダウンロード

コンペとは

コンペとは、競争や競技会を意味する「コンペティション」の略称です。ビジネスの文脈では、複数の候補者が参加し、その中から最も優れた成績や作品を選ぶ方式として使用されます。ホームページ制作におけるコンペの場合は、主に「複数のホームページ制作会社の中から、自社に最適な作品を提供できる優れたホームページ制作会社を選ぶ」という目的になります。

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ホームページ制作でコンペをするメリット

コンペを行うメリットについて、大きく分けて以下の2つに絞り紹介します。

  • 提案書から相見積もりを取ることができる
  • 優れたデザインやアイデアを見ることができる

提案書から相見積もりを取ることができる

コンペをする大きなメリットとして、提出いただいた提案書から相見積もりを取ることができる点が挙げられます。

ホームページ制作について調査を行い、あなたなりの相場や価格感を持っているかもしれませんが、適切に調査していないと意図せず実際の価格・相場と乖離が生まれてしまうこともあります。
その際にコンペという形で相見積もりを取ることができるのは、依頼主の立場からすると非常に効率的な手段です。自分の要求に適した価格を見極めるために、複数の提案を比較することができます。

優れたデザインやアイデアを見ることができる

コンペを通じて、複数の提案書や制作物を受け取ることで、自社では思いつかなかった優れたデザインやアイデアを発見することができます。

ホームページ制作会社には得意分野や制作の方向性に個性があります。これにより、新たな視点や斬新な発想を持ったデザインやアイデアに出会うことができます。制作会社の個性や強みが生かされた提案を通じて、依頼主として自社のイメージや要求事項を再確認し、さらなる改善や調整を行うことができるのも、コンペのメリットの1つです。

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ホームページ制作のコンペをするうえで知っておくべき点(デメリット・注意点)

コンペをする上で、コンペの主催者側である依頼主が注意すべき内容とコンペに参加するホームページ制作会社の立場に立って考えた時に起こり得る内容について、紹介します。

これらを知ってコンペを開催するのとしないのでは、結果が大きく変わるでしょう。

作品のクオリティやスキルがわかりにくく、結局金額で選んでしまうことが多い(依頼主)

コンペする依頼主は必ずしもホームページ制作の専門家であるとは限りません。むしろ、専門知識に疎い場合も多いでしょう。

もちろん専門のアドバイザーがいれば理想的ですが、そうでない場合は提出された作品を見ても判断が曖昧になりがちです。さらに、コンペの結果からよさそうなホームページ制作会社に依頼したら、予想以上に時間と手間がかかり、予算を超えてしまうということもあります。

そのため、何で判断をするかと考えた時に安価なオファーについてしまい、結局は価格で選ぶことが多くなる傾向があります。

コンペを行う場合には、どのような点を重視して評価するか、判断基準を明確にしておきましょう。

優良なホームページ制作会社はコンペに参加しないこともある(ホームページ制作会社)

依頼主としてホームページ制作を依頼するためのコンペを開催するにあたり、優良なホームページ制作会社にお願いしたいので、そのような制作会社さんには1社でも多くコンペに参加してほしいと思うものです。

しかし、実際には優良なホームページ制作会社ほど、コンペに参加しないこともあります。参加しない理由はいくつかありますが、大きな理由の1つとして「仕事に困っていないから」ということが挙げられます。

優れたホームページ制作会社ほど、既存の優良顧客やクライアント企業との継続的なコミュニケーションを通じて依頼を受け続けており、仕事に困ることが少ないのです。

コンペの準備や精査に時間とコストとリスクがかかる(ホームページ制作会社)

ホームページ制作会社がコンペに参加する場合、案件の目的から提案内容の作成、コンペに提出する制作物の作成、見積もり金額の検討、提案書の作成など、さまざまな準備が必要です。これらの準備には人的、金銭的、時間的なリソースが必要となります。

また、コンペに参加した結果、勝利すればよいですが、勝利できなかった場合はこれまでの準備が無駄になってしまいます。さらに、制作物のアイデアだけを利用される可能性もあります。

このように、コンペにかかる準備やコスト、リスクを考慮し、ホームページ制作会社は参加の可否を判断することになります。

ただし、優れたホームページ制作会社は必ずしもすべてのコンペに参加しないわけではありません。コンペに参加してもらいやすい理由として、

  • この仕事をしたいという思いがあるため、コストやリスクがマイナスになる可能性があっても参加する意欲がある
  • 仕事が決まった場合の規模や利益が大きい

などが挙げられます。これらの要素を考慮し、コンペを開催することで、より多くの優れたホームページ制作会社が参加しやすくなるでしょう。

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ホームページ制作でコンペを開催【する】方がよい場合

ここまでコンペのメリットや注意点等について、紹介してきましたが、それではコンペを開催した方が良い場合とはどんな時でしょうか。以下の3つを紹介したいと思います。

  • 新しいブランドや製品ロゴのデザイン、別視点でのアイデアが必要な時
  • 限られた予算や時間の中で決めないといけない時
  • イベントやプロモーションを促進したい時

新しいブランドや製品ロゴのデザイン、別視点でのアイデアが必要な時

先にメリットとして紹介しましたが、コンペを行うことで幅広いデザイナーの発想を取り入れることができます。また、これまで考えていなかったデザインや異なる視点からのアイデアにも触れることができます。

特に新しいブランドや製品のロゴを、これまでとは異なる形に刷新したい時こそ、コンペを通じて最も適したデザインを選ぶのがよいでしょう。

決まった予算や時間の中で決めないといけない時

予算や時間が既に設定されている場合でも、コンペを行うことは有益です。

予算や時間が既に決まっている場合はコンペを開催する際に、予算と時間枠をあらかじめ提示しておきます。これにより、その条件で作業可能な方々が応募してくれるため、自ら探す手間を省くことができます。さらに、応募者の中から最適なデザインを選ぶことができるため、一石二鳥といえるでしょう。

イベントやプロモーションを促進したい時

新しいイベントやプロモーションを促進したい場合にも、コンペは適しています。

通常のコンペを行うだけでなく、コンペの結果や成果物を公開することで、企業やブランドの宣伝やプロモーション効果を得ることができます。実際に、コンペ形式で参加者を募り、大規模なイベントにする試みが多く行われています。

ホームページ制作ではないのですが、例えば、以下のような事例があります。

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ホームページ制作でコンペを開催【しない】方がよい場合

逆にコンペを開催しない方がよい場合とは、どんな時でしょうか。以下の3つについて紹介します。

  • 信頼できるデザイナーと長期的にパートナーシップを築きたい時
  • 既に企業ブランドイメージやデザインが確立されている時
  • プロジェクトの機密性や制約がある時

信頼できるデザイナーと長期的にパートナーシップを築きたい時

コンペは多くのデザイナーを募り、新規で短期的な協力関係を築く手段です。一方で、自社に適したデザイナーとの長期的な協力や信頼関係を築きたい場合は、コンペではなく直接の依頼や契約を通じて進めることが適切です。

既に企業ブランドイメージやデザインが確立されている時

コンペは、新しいデザインや異なる視点からのアイデアを得たいときに有用ですが、既に企業のブランドイメージやデザインが確立されている場合は、わざわざコンペを実施する必要はありません。代わりに、すでに理解のあるデザイナーさんに直接お願いして継続的に仕事を依頼する方が効果的です。

プロジェクトの機密性や制約がある時

コンペでは、多くの人々とプロジェクトの情報を共有する必要があります。しかし、極秘のプロジェクトや情報漏洩を避けなければならない場合は、コンペという形は適していません。情報が漏れてしまう可能性があるからです。

信頼できるデザイナーに直接依頼する方が、情報漏洩の可能性も低く注意して仕事を行なってもらえるでしょう。

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ホームページ制作会社のコンペの評価方法

制作会社からの提案を評価するためには、「明確な評価軸を決めておく」ことが重要になります。

評価軸は大きく分けて3つ軸があります

  1. 提案について
  2. 制作会社について
  3. 担当者について

この3軸の各項目について評価をして、発注先を選定していきます。
評価は点数で行っても良いですが、知識ノウハウがない場合は「◯、△、×」で大丈夫です。
(今回は「◯、△、×」で評価シートを作成しました。)

提案についての評価

ホームページ制作会社の選び方_提案の評価

提案内容(重要)

当たり前ですが、制作会社からの提案は、提案依頼をした際に伝えた課題をくみ取ったものである必要があります。

  • 課題に対して現実的なソリューションを提案してくれているか
  • ホームページだけでなく、事業上の課題を理解してくれているか
  • 自社の事業をしっかり理解していくれているか

の軸で評価を行いましょう。

見積もり金額・費用

予算に対して、どの程度の見積もり金額を提案してきているのか。を判断します。

正しく提案依頼できていれば、初期費用だけでなく運用費用についても提案がされているはず。
初期費用と運用費用、両方を判断して総合的に評価することが必要です。

「初期費用は安いけど、運用を含めて総合的に判断すると高い。」ということも良くありますので、要注意。

高いのか安いのか判断できない!という方は下記の相場情報をご覧下さい。
プロが教える ホームページ制作の費用・料金相場

納期・スケジュール

希望のホームページ公開日に間に合うか。を判断します。

こちらも正しく提案依頼できていれば、単純な納期だけでなく「プロジェクト全体のスケジュール」が制作会社から提案されているはずです。
各工程において無理のないスケジュールになっているかチェックしましょう。

※スケジュールのチェックの方法が分からないという方は、制作の流れを知ることが重要です。
10分で分かるホームページ制作の流れ(元Webディレクターが解説)の記事を参考にして下さい。

制作会社についての評価

制作会社の実力を評価する部分です。
過去の実績や提案などを通して、「何が得意な制作会社か」を判断するようにしましょう。

※ただし
・ホームページで集客をしたい:「マーケティング」部分の評価項目を増やす
・ブランディングをしたい:カテゴリに「ブランディング」を追加
など、プロジェクトの目的や性質において柔軟に変更してください。

ホームページ制作会社の選び方_制作会社の評価

企画・設計

制作会社の企画力・設計力を評価します。

  • コンセプトやコンテンツ案など、企画を一緒に行ってくれる制作会社か
  • 要件定義を一緒に行ってくれる制作会社か

などから判断しましょう。
企画や要件定義、ホームページのパフォーマンスに関わる重要部分です。
もし企画・設計から制作会社にお願いする場合は、この項目を重要視する必要があります。

デザイン

文字通り、制作会社のデザイン力を評価します。
提案時点では、デザイン案などが出てこないケースも多いので、その場合は過去の実績から評価するようにしましょう。

マーケティング

ホームページで集客を行いたい場合、この項目を設定します。

  • 集客の戦略を考えてくれる制作会社か
  • 過去に同じような業界で、集客の実績があるか
  • 制作体制にマーケティング担当がいるのか

などから判断しましょう。

開発

CMSの開発やECサイトなどの場合、開発力も問われます。

  • 要望通りの機能を開発できるか
  • これまでに、同じような機能を開発した実績があるか

などに注意して判断しましょう。
ただし複雑な機能を要しないランディングページ・採用サイトなどの場合はこの項目は不要です。

保守・運用

ホームページ公開後のアフターフォローの充実度を評価します。

  • そもそもホームページ公開後の運用に対応しているか
  • メール対応・電話対応・訪問対応などのフォロー体制は充実しているか
  • 目標達成のためにフォローをしてくれるか

などの観点から判断しましょう。

担当者についての評価

筆者が一番重要だと考えるのが、「この担当者について」の項目です。
いくら有名で実績のある制作会社でも、担当者との相性が悪い・担当者がやる気がない状態であれば、成果の出るプロジェクトにならないからです。

初回面談や提案時点など、担当者の動きをしっかり見ておきましょう。

ホームページ制作会社の選び方_担当者の評価

相性

担当者のコミュニケーション力や自社担当者との相性を評価します。

コミュニケーション力には「聞く力」と「伝える力」2種類ありますが、重要なのは「聞く力」。営業時点では、話も上手で期待できそうな担当者だったのに、プロジェクトが開始したら「あれ?こんなはずじゃなかった・・・」となることがあります。

それは、担当者に「聞く力」がないから。

聞く力がある担当者は「営業トーク」はできなくても、「クライアントに合わせた魅力的な提案」をすることが可能です。聞く力は提案時より、提案前の面談・ヒアリングなどの方がわかりやすいので注意して見てみましょう。

熱意・モチベーション(重要)

全ての項目の中で最も重要なのがこちらです。
企業間の取引といえど、結局は「人 対 人」。その担当者の熱量が重要です。
熱量は「提案の数」に表れます。モチベーションの高い担当者は発注後も「提案」が尽きません。

モチベーションの高い担当者を選ぶことは、発注後の制作進行にも好影響を与えます。

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ホームページ制作会社を評価するのに重要なポイント

  1. コンペを依頼するなら3社程度を目安に
  2. 会社の規模によって依頼を変えない
  3. サイト公開後の「運用」を決めておく

続いてはホームページ制作会社を評価する際のポイントを3つ解説します。
この3つは最低限、覚えておきましょう。

コンペを依頼するなら3社程度を目安に

上記のように提案を細かく評価していくためには、1社1社からしっかりと提案を受ける。ことが重要になります。

そのため、10社など数多く提案依頼をしてしまうと、提案を受けるだけで時間がかかり上手く「相対評価」できなくなる可能性があります。

コンペ(提案)を依頼するのは3社程度にしておくのが良いでしょう。

そのためには、最初に提案依頼をする制作会社を厳選しておくのが大事です。
優良な制作会社の候補の探し方はこちらをご覧ください。
30分あれば十分!効率的な優良ホームページ制作会社の探し方教えます。

コンペ依頼先は、大手・中小・フリーランスなど規模をバラバラにする必要はない

コンペを依頼する場合、「大手制作会社・中小の制作会社・フリーランスのデザイナー」など規模をバラバラにするやり方が散見されますが、筆者は必要ないと考えます。

コンペ依頼の際に、予算と納期をしっかり制作会社に伝えておけば、「その条件内で最大限できること」を提案してくれるからです。

※予算100万円のサイトに500万円の見積・提案をしてくる制作会社はまずいません。
(予算が制作会社の料金と合わない場合、提案依頼時に制作会社の方から断りを入れてきます)

逆に予算や納期を伝えず、「大手・中小・フリーランス」とバラバラに提案依頼をすると、提案もバラバラになってしまい判断が難しいといった状態にもなりかねません。

コンペ先を工夫するより、事前準備をしっかり行った方が提案の質は格段に上がります

見積金額(価格)だけで判断するのは危険

ホームページ制作会社を選ぶ際にありがちな失敗は「価格だけで発注先を選んでしまう」こと。
特に役員や上司など「意思決定権者」に知識がない場合、分かりやすい価格で選んでしまいがち。

格安の制作会社には「格安」の理由があります。
格安ホームページ制作のカラクリや手口についてはこちらをご覧ください。
格安ホームページ制作の裏側暴露! 制作会社がこっそり教えます。

安易に格安の制作会社を選んでしまうと

  • 全く成果のでないホームページが出来てしまった
  • 成果物をコントロールするのに時間が取られ、時間が取られてしまった
  • 運用時点の要望に答えてもらえず、改善ができなくなってしまった

ということがあります。注意してください。

サイト公開後の「運用」についてしっかり決めておくこと

制作会社の選定段階で、運用フェーズについて

  • ホームページ公開の運用は対応してもらえるのか?
  • 集客のための改善まで対応してもらえるのか?
  • 運用にはどれくらいの費用がかかるのか?

など運用に関する事項はしっかり確認しておくべきです。
いざ運用をお願いしようとすると、「月額の運用費が非常に高い」「そもそも運用に対応していない」事実が納品直前に発覚した。という問題は意外と散見されます。

そうすると、運用できる制作会社を選び直さないといけなくなり、時間も費用もかさんでしまいます。必ずチェックしておきましょう。

関連記事:運用費用の相場に関する情報はこちら ホームページの管理・運用に関する料金の情報をまとめました。ぜひご覧下さい。
ホームページ管理費の内訳と相場を徹底解説!

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優良な制作会社に発注するための3ステップ

優良なホームページ制作会社に発注するためには

  1. 「良さそうな」制作会社候補リストを作る
  2. 「良い」提案依頼をする
  3. 提案を受けて、「良い」制作会社を見極める

という3ステップを進めることが重要です。

本記事では、「3提案を受けて、「良い」制作会社を見極める」を解説しました。
しかし提案を受けて制作会社を選ぶ前段階の2点が、しっかり出来ていることも大事です。

優良なホームページ制作会社に発注するための3ステップ

・「良さそうな」制作会社候補リストを作るにはこちらをご覧ください
30分あれば十分!効率的な優良ホームページ制作会社の探し方教えます。

・「良い」提案依頼をするためにはこちらをご覧ください
見積もりが安くなる!?絶対に行うべきホームページ制作発注の事前準備9点セット

・良い制作会社を「選ぶ」方法はこちらをご覧ください
プロが教えるホームページ制作会社の選び方5ポイント【失敗したくないかたへ】

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ホームページ制作会社のコンペ・評価方法まとめ

ホームページに関する知識やノウハウもない状態で発注先を選ぼうとすると、どうしても主観や好みに左右されがちです。

そういう時は、本記事で使用した評価シートを活用してください
あまり項目などに細かくこだわりすぎる必要はありません。
制作会社を選ぶのに必要な要素を取り出して、1つずつ評価していくのが重要です。

そして一番見るべきは担当者の熱意!「一緒に仕事をしたい!」と思えるかどうかを良く考えてみてください。

ホームページ制作会社の選び方_評価シート

その際、下記の点もお忘れなく。。。

  • コンペを依頼するなら3社程度を目安に
  • コンペ先制作会社の規模をバラバラにする必要はない
  • 見積金額(価格)だけで判断するのは危険
  • サイト公開後の「運用」についてしっかり決めておくこと

制作会社をしっかり選んで良質なプロジェクトにするために、ぜひ実践してみてください。

制作会社の評価シートを無料でダウンロード

本記事で使用した評価シートのサンプルを、Excelファイル形式でご提供しております。
下記のページから無料で資料ダウンロードが可能です。Excel形式ですぐに編集・修正が可能です。
ぜひご活用ください。

HP制作会社 評価シート(Excel形式)のサムネイル HP制作会社 評価シート(Excel形式) ホームページ制作会社からの提案を社内で評価するための評価シートです。Excel形式ですぐに編集・集積できます。社内で依頼先を決定する際にご活用ください。 無料でダウンロードする

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Q. Web制作におけるコンペとは?

Web制作におけるコンペとは、クライアントが複数の会社に対してプロジェクトの目的・要望・条件などを提示し、それに対して各会社から企画案・見積を提案してもらう発注形態のことです。

Q. ホームページ制作会社の選び方として、会社規模は重要ですか?

制作会社の規模は重要な要素の1つです。 大手企業は信頼性・安定感がありますが、個別のニーズには対応しづらい場合もあります。 中小企業やフリーランスは柔軟性がありますが、安定性に欠ける場合もあります。