Shopifyとmakeshopを徹底比較|メリット・費用・機能の違いと選び方を解説
ECサイトを新規に構築、あるいは既存のシステムから刷新するにあたり、「Shopify(ショッピファイ)」と、「makeshop(メイクショップ)」のどちらを選ぶべきか、頭を悩ませていませんか。
どちらも人気のあるシステムですが、得意領域や費用体系は大きく異なります。
自社に合わないカートを選ぶと、将来的な乗り換えで多大な時間とコストがかかるため、慎重な選定が欠かせません。
この記事では、両者の違いがわかる5つのポイントをわかりやすく比較し、自社のフェーズや目的にマッチするカートの選び方を解説します。
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ECサイト比較に役立つ記事もご覧ください ECサイト構築にお悩みならこちら。ASPカートを徹底比較
Shopifyとmakeshop、自社にマッチする選び方
まずは、自社のビジネスモデルや今後の展開に照らし合わせて、どちらのカートが向いているかを確認しましょう。
拡張性と本格的なグローバル展開重視なら「Shopify」
Shopifyは、世界175カ国以上で利用されているグローバルなECプラットフォームです。
特徴は、8,000種類以上におよぶ専用アプリによる機能の拡張性の高さにあります。
【Shopifyのメリット】
- 海外販売(越境EC)を現地の言語や通貨で本格的に展開できる
- SNS連携やマーケティングツールを柔軟に取り入れられる
- 自社独自の細かなデザインや機能カスタマイズに対応できる
このような、事業の成長に合わせてシステムを柔軟に進化・拡張させていきたい企業には、Shopifyが向いています。
豊富な標準機能・BtoB対応・手厚いサポート重視なら「makeshop」
makeshopは、日本の商習慣に特化した豊富な導入実績を持つカートです。
魅力は、業界トップクラスの標準機能の多さと電話を含む手厚いサポートにあります。
【makeshopのメリット】
- BtoB(企業間取引)や会員制ショップの機能を標準で利用できる
- 国内の主要ECモール(Yahoo!ショッピング、Amazonなど)と一元管理できる
- トラブル時や設定に迷った際、電話で直接サポートを受けられる
このように、充実した機能(必要に応じたアプリ拡張も可能)で安定したショップ運営を行いつつ、いざというときに手厚いサポートを受けたい企業には、makeshopが向いています。
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Shopifyとmakeshopの4つの共通点
両者を詳しく比較する前に、まずはどちらのプラットフォームにも共通している選ばれる理由を押さえておきましょう。
事業拡大に対応できるシステム基盤
小規模なスタートアップから、月商数千万円を超える本格的な運用まで柔軟に対応できるインフラを備えています。
急激なアクセス増や大量の注文処理が発生してもシステムが安定して稼働するよう設計されており、事業のフェーズが上がってもシステムを乗り換える必要がありません。
将来的なビジネス拡大を見据えて、長く使い続けられる安心感が両者にはあります。
デザインの高いカスタマイズ性
豊富なテンプレートをベースに、HTML/CSSを用いた高度なカスタマイズが可能です。
Shopifyは専用言語「Liquid」を駆使することで自由度の高いショップ構築ができ、makeshopもHTML編集機能を通じてブランドの世界観を細部まで表現できます。
初心者には使いやすい編集ツールを、専門家には深い改修環境を提供しており、両者ともに妥協のないデザイン構築が可能です。
導入前の無料体験(トライアル)
契約前に管理画面や主要機能を確認できる無料トライアル期間が用意されています。
ECサイト構築で失敗しやすい使い勝手が自社の業務フローと合わないような課題を、事前に管理画面を操作して検証できるため、導入後のミスマッチを最小限に抑えることが可能です。
まずは触れてみることで、自社の運営体制において機能が過不足なく活用できるかを正確に判断できます。
1万円台から始まる固定費
両者とも一般的な法人プランは月額1万円台で利用を開始できます。ECプラットフォームとしての固定費のベースラインが近いため、月額料金だけで判断するのは危険です。
コストを検討する際は、決済手数料やアプリ維持費など、長期的な運用コスト全体を俯瞰して算出しましょう。
トータルでのランニングコストを把握することが、経営判断において非常に重要となります。
※これからECサイト構築を検討されている方や、現在ECサイト運用にお悩みの方はこちらもご活用ください。
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Shopify・makeshopの料金プラン一覧
ECサイト構築方法を比較検討する際には、月額固定費の目安を把握しておくことが大切です。
両者のプラン体系は以下のとおりです。
Shopifyの料金プラン(月額目安)
|
プラン名 |
月額費用(税込) |
主なターゲット |
|
Basic |
4,850円 |
スモールスタート、個人・小規模向け |
|
Grow |
13,500円 |
成長フェーズ、中規模向け |
|
Advanced |
44,000円 |
大規模、詳細な分析が必要な企業 |
|
Plus |
368,000円〜 |
大企業、カスタマイズ性が極めて高い企業 |
Shopifyのプランは、事業規模に合わせて柔軟にステップアップできるのが特徴です。固定費を抑えてスモールスタートし、売上が伸びたタイミングで上位プランへ切り替えることで、決済手数料の負担を抑えて運用できます。
ただし、Shopifyの月額費用はベースのプラットフォーム利用料です。実際には、機能を追加するたびにアプリの月額利用料が加算される仕組みです。月額固定費だけでなく将来的に追加するアプリのコストを含めた中長期的なシミュレーションを行うことが、賢い選び方です。
makeshopの料金プラン(月額目安)
|
プラン名 |
月額費用(税込) |
主なターゲット |
|
プレミアム |
13,750円 |
標準〜中規模ショップ全般 |
|
エンタープライズ |
55,000円〜 |
大規模、本格的な運用向け |
makeshopは、EC運営に必要な機能をあらかじめパッケージとして提供するオールインワン型の料金設計です。
プランを選ぶだけで主要な機能がすべて揃うため、運営を開始したあとに機能を追加するたびにアプリ費用がかさむなどのコスト変動が起きにくいのが強みです。
月々の予算を固定し、管理をシンプルに保ちたい運営者に適しています。機能追加によるコスト変動の心配がなく、予算内で安定したショップ運営ができる費用対効果の高いプランです。
makeshopの料金プランまとめ|初期費用や他社サービスとの比較も【2026年最新版】 | Web幹事
Shopifyとmakeshopの違いがわかる5つの比較ポイント
ここからは、導入時や運用時に差が出やすい5つの項目に絞って、両者の違いを比較していきます。
1.初期費用と各種決済手数料の差
月額料金は近い両者ですが、初期費用や決済手数料の構造には明確な差があります。
|
比較項目 |
Shopify(Growプラン相当) |
makeshop(プレミアム) |
|
初期費用 |
無料 |
11,000円(税込) |
|
クレカ決済手数料 |
3.4%〜(条件による) |
3.19%〜(条件による) |
決済手数料は、makeshopの方が抑えられる傾向にあります。月商が伸びるほど手数料の差がランニングコストに大きく影響するため、事前のシミュレーションが不可欠です。
また、Shopifyで外部決済を利用する際はプランに応じて別途取引手数料が発生する可能性があるため、決済周りのコスト構造を詳しく算出しておくことが賢明です。
2.標準機能の充実度とアプリ拡張性
はじめから機能が備わっているか、自分であとから組み合わせていくか。
この違いは、ショップ運営の方針を大きく左右します。
|
比較項目 |
Shopify |
makeshop |
|
ポイント機能 |
必要な機能を自分で追加 |
日本の商習慣に対応した機能が豊富 |
|
拡張方法 |
8,000種以上のアプリを追加 |
アプリまたはプランのアップグレード |
makeshopは、ポイント機能や会員ランク別優待など、日本のEC運営で必須の機能を最初から標準搭載しています。導入直後から追加コストを気にせず、スムーズに運用を始めたい方におすすめの選択肢です。
対照的に、Shopifyは必要最小限の状態から必要な機能だけを足していく拡張性を重視しています。独自性の高いストアをゼロから作り上げたい場合はよいですが、アプリが増えるごとの維持費や、アプリ同士の干渉リスクを管理する手間には留意が必要です。
3.サポート体制と運営の安心感
ショップ運営にトラブルはつきものです。特にシステム不具合が発生した際、運営担当者の心強さを左右するのがサポート体制の手厚さです。
|
比較項目 |
Shopify |
makeshop |
|
相談窓口 |
メール・チャット(日本語可) |
電話・メール・専任アドバイザー |
|
解決策 |
マニュアル・コミュニティ・パートナー |
専用サポート窓口・運営代行 |
4.越境EC(海外販売)への対応力
日本国内だけでなく、海外の顧客へ商品を届けたいというニーズは年々高まっています。国境を越えた販売を視野に入れるのであれば、越境EC機能の充実度はプラットフォーム選定の決定打になります。
|
比較項目 |
Shopify |
makeshop |
|
海外販売 |
標準機能(越境対応) |
代理購入サービス連携 |
|
多言語・多通貨 |
対応可能 |
ほぼ不可(※要カスタマイズ) |
Shopifyは、世界各国での利用を前提に設計されています。言語や通貨の自動切り替え、海外配送設定などが標準機能で完結するため、特別な準備なしでグローバル展開が可能です。
対するmakeshopは、国内市場での安定運用に特化した設計です。海外販売を行う際は、代理購入サービス(Buyeeなど)を別途導入するのが一般的であり、Shopifyのようなシームレスな環境を構築するのはハードルが高くなります。
5.商品登録数などの制限事項
ショップが成長し、取り扱うアイテム数が増えた際、システム側の制限が足かせにならないか。
ここも長期的には見落とせないチェックポイントです。
|
比較項目 |
Shopify |
makeshop |
|
商品登録数 |
無制限 |
プランごとに上限あり |
|
管理コスト |
大量登録も考慮した設計 |
プランアップが必要な場合あり |
Shopifyには、プランによる商品登録数の上限という概念がありません。在庫数が大規模なストアであっても、システム制限を気にすることなく、思いのままに商品展開が可能です。
makeshopは、契約するプランによって商品登録数に上限が設定されています。もちろん上位プランへの変更で制限は解除できますが、あらかじめ将来の規模拡大を見据えたプラン設計が必要です。
ECシステムを乗り換える際の移行手順と注意点
ECサイトの移行は、システムの切り替え以上に業務フローの再構築の側面が強いプロジェクトです。
技術的な作業に没頭して全体像を見失うと、コストが膨れ上がり、リリース直後に現場が混乱するリスクがあります。移行プロジェクトの基本プロセスを整理します。
- 要件定義(KPI設定):コスト削減か売上拡大か。移行の目的を定量的(%単位)にKPI化する
- 現状資産の棚卸し:移行すべきデータ(顧客・商品・注文履歴)と、捨てるべき機能(使われていないアプリや古い業務ルール)を切り分ける
- URL構造の設計:SEO評価を維持するため、旧サイトのディレクトリ構造と新サイトの対応表(リダイレクトマップ)を作成
- テスト環境での検証:構築後の動作だけでなく、データインポート後の検索・フィルタ・決済の挙動を、本番想定のデータ量でテスト
- 移行リハーサル: 本番切替の手順をタイムテーブル化し、システム担当者と運営担当者の動きを同期
これらのプロセスを順に進めると、移行作業をより円滑に進められます。
Shopifyからmakeshopへの移行方法
Shopifyの「アプリ拡張型」からmakeshopの「標準機能型」へ移行する際は、以下の視点での設計が求められます。
- Shopifyでアプリを使って実現していた機能を、makeshopの標準機能へマッピングする
- 独自の業務フローや運用ルールを、makeshopの仕様に合わせて再設計する
- Shopify独自の商品データを、makeshopのインポート形式に合わせて正規化する
プラットフォームごとの特性を踏まえ、現行の運用を整理しておくとスムーズです。
makeshopからShopifyへの移行方法
makeshopの手厚い標準機能からShopifyへ移行する際は、機能の再現性と運用のシンプルさを両立させる設計が必要です。
- makeshopの標準機能と、Shopifyで導入すべきアプリの要件を精査する
- 維持費の増大を防ぐため、不要なアプリを排除し最小限の構成で設計する
- makeshop特有の複雑なカテゴリ構造やデータを、Shopifyの仕様に合わせて変換する
必要な機能を厳選することで、Shopifyの拡張性を活かしたスマートなEC構築につながります。
カート移行時のデメリットと失敗を防ぐための注意点
カート移行には特有のリスクが存在します。計画段階でこれらを認識しておくと、不要なトラブルを避けられます。
SEO評価の維持
まず留意すべきは、SEO評価の変動です。サイトのURL構造が変わる際に適切なリダイレクト設定を網羅できないと、検索順位が急落する恐れがあります。
すべての旧URLから新URLへの301リダイレクト設定を準備しておくことで、検索順位の維持につながります。
顧客情報の引き継ぎ制限
顧客情報の取り扱いも慎重に進める必要があります。セキュリティ上の制約から、既存のパスワードなどは新しいシステムへ引き継ぎできません。
そのままリリースすると、会員がログインできずに離脱してしまうケースが想定されるため、
事前に再設定キャンペーンなどの代替策を打ち出すことで、既存会員の混乱を抑えられます。
移行のタイミング
移行作業のタイミングにも注意が必要です。新旧サイトの二重稼働が長引くと、在庫連携の不整合や受注管理のコストが発生します。
アクセスが少ない平日の深夜や早朝に本番切替を行うことで、業務への影響を抑え、スムーズな移行を実現できます。
Shopify/makeshop比較まとめ
ECサイトの移行は、システムそのものの入れ替え以上に、日々の業務フローを棚卸しし、磨き上げる貴重な機会です。
記事内で整理した移行のプロセスや、SEO・顧客データといった注意点を踏まえることで、リリース直後の混乱を抑え、移行後の運用をスムーズに軌道に乗せられます。
Shopifyとmakeshopのどちらが自社に適しているか検討する際は、事業の目的を改めて見つめ直すことが効果的です。
拡張性を重視して最小限の構成からスタートしたい場合はShopify、標準機能の充実やB2B対応を優先したい場合はmakeshopなどのように、それぞれの強みと自社の運用リソースを照らし合わせてみてください。
ECサイト制作をプロに任せたい方へ
これからECサイトを構築するけど制作会社をなかなか探す時間がないという方は、ぜひWeb幹事にご相談ください。
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Q. makeshopからShopifyに会員データを移行するには?
makeshopに登録されている会員データをエクスポートし、Shopifyにインポートすれば既存会員のデータをそのまま引き継げます。