- 更新日 2020.11.19
- カテゴリー Shopify
Shopifyとは?メリット・デメリットを徹底解説!ブレーク必至のECプラットフォーム
2017年より日本でも本格展開を開始した世界No1ECサイト作成サービス「Shopify」。
日本では、普及途上のため「名前は聞いたことあるけど・・・」という方も多いのではないでしょうか?
本記事では
- Shopifyって何?
- 結局Shopifyで何ができるの?
- Shopifyのメリット・デメリットは?
といった基本的なポイントを徹底解説!
導入検討や情報収集している方の目線で疑問にお答えしていきます!
この記事を読むと・・・
- Shopifyのメリット・デメリットが理解できます
- 自分のビジネスがShopifyに適しているかが分かります
- Shopifyの基礎知識が身につきます
それでは、あなたの目的に合わせて本記事をお読みいただき、ビジネスを前進させましょう。
関連記事:まだ日本では数少ない「Shopify」に強い開発会社7社、完全ガイド!
Shopify(ショッピファイ)とは?
Shopifyは2004年にカナダで創業されたECサイト作成サービスです。
世界ではシェアNo.1を誇り、世界175ヶ国で利用されています。
開設ショップ数60万サイト、アクティブユーザー100万人、Shopify上で購入された総額はなんと7兆円以上と驚異的な数字を誇る「Shopify」。(2018年6月時点)
日本法人が設立され、Shopifyが本格的に日本に参入したのは2017年。
日本ではまだ知名度は低く、そのため開発を担当している制作会社も少ないのが現状です。
Shopify導入のメリット・デメリット
ここからはShopifyについて理解を深めていくためにメリット・デメリットについて解説していきます。
Shopify導入のメリット
まずはShopify導入のメリットからお伝えします。
2019年1月現在、日本へのローカライズが進み非常に導入しやすくなったShopify。
その導入メリットは実に多くあります。
まずはざっと下記に導入のメリットを列挙します。
- 導入コストが低い
- 世界中の決済方法や言語をカバー、越境ECにチャレンジしやすい
- 在庫マネジメント、配送面の対応も強い
- 高いカスタマイズ性
- SEOやSNS連携対応!Shopifyは集客にも強い
一つ一つ解説していきましょう。
導入コストが低い
Shopifyのメリットの1つ目は、導入コストの低さです。
Shopifyはベーシックプランで29USドル、スタンダードプランで79USドルと、全世界対応のECサイトが作成できるサービスとしては非常に安価です。(Shopifyの利用料金はこちら)
さらにShopifyではHTMLなどの知識やスキルがなくても簡単にECサイトを開設できます。
デザイン性が高く、スマホやタブレットにも対応したテンプレートが100種類以上用意されています。さらにサーバーも用意されているのでECサイト開設がカンタンに始められます。
詳しいShopifyの料金はこちらをご覧ください
Shopifyの料金を総まとめ!制作会社に依頼する際の相場もまとめました。
Shopifyの料金について徹底解説!制作会社に外注する際の相場もご紹介します
世界中の決済方法や言語をカバー、越境ECにチャレンジしやすい
Shopifyのメリットの2つ目は、越境ECにチャレンジしやすいことです。
Shopifyは、世界175ヶ国以上で利用されているため、世界中の決済方法や言語をカバーし、さらに各国の税率への対応などもしています。
世界には日本ではあまり聞きなれないような様々な決済方法がありますが、Shopifyは幅広く対応しているため、越境ECにチャレンジがしやすいといえます。
そしてもちろん日本での決済方法にもしっかり対応しています。
クレジットカード決済やコンビニ決済、さらに代引きまで。
また「Pay Pal(ペイパル)」や「Amazon Payments」などのネット決済方法も網羅しています。
在庫マネジメント、配送面の対応も強い
Shopifyのメリットの3つ目は、在庫マネジメントや配送面の対応に強いことです。
Shopifyは日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便と提携。
さらに世界ではFedEx、UPS、DHLなどの世界3大配送会社と提携しています。
配送面の対応がしっかりしているので、Shopifyを活用すれば簡単に世界中に商品を販売することが可能です。
また、ECの売上や在庫もスマホなどから簡単に管理でき、「在庫マネジメント」がしやすいこともShopifyの特徴といえるでしょう。
モバイル用のアプリもあり、注文状況やアクセス状況を、アプリで簡単に確認することもできます。管理画面のUIも直感的で操作性も高いです。
高いカスタマイズ性
Shopifyのメリットの4つ目は、高いカスタマイズ性です。
Shopifyには2,200種類以上の豊富なアプリがあります。
「Shopifyアプリストア」でECサイトをカスタマイズ、機能拡張するための便利なアプリを購入、インストールすることができます。
APIも非常に充実しており、機能の拡張がしやすい仕組みにもなっています。
会計処理、顧客サポート対応などのサービスの組み合わせで、ビジネスが加速します。
SEOやSNS連携対応!Shopifyは集客にも強い
Shopifyのメリットの5つ目は、集客の強さです。
ECサイト運営において、最も難しくそして最も重要なことのひとつが「Webマーケティング」。
ShopifyはSEOにもしっかり対応。ページごとにメタタグの設定などが自由にできます。
さらに、Shopifyの強みはなんといってもSNSとの連携力です。
特にFacebook・Instagramとの連携が充実しています。
Facebookメッセンジャーを利用したチャット対応、そしてショッピングカードへの誘導などの機能があります。
世界標準ならではのECサイトとしての機能が多く搭載されています。
Shopify導入のデメリット
ここまでShopify導入のメリットを見てきました。
ここではShopify導入のデメリットについて見ていきます。
メリットの方が多いShopifyですが、強いて挙げるなら下記がデメリットといえます。
- まだ英語が残されている部分がある
- サポート体制がまだ弱い
- 便利なアプリの追加しすぎに注意
- HTMLの知識が必要になる場面も
まだ英語が残されている部分がある
Shopifyのデメリットの1つ目は、まだ一部「英語」が残されているということです。
2019年1月現在、日本語対応が概ね進んできたため、Shopify自体で不便な思いをすることはほとんどありません。
ですが、サードパーティが提供するテーマ(サイトデザイン)やアプリ(拡張機能)については
日本語対応しておらず、そこがデメリットといえるかもしれません。
サポート体制がまだ弱い
Shopifyのデメリットの2つ目は、サポートの弱さです。
ヘルプセンターやサポートセンター、コミュニティフォーラムなどサポートも充実してきているようですが、質問への回答が3日以上になることもあるそう。
特にサードパーティ関連のものが絡むと、Shopify・サードパーティ間でのやり取りが発生するため、かなり対応が遅くなるということもあるということです。
カスタマーサポートは24時間365日稼働しており、今後サポート体制はどんどん強化されるはずですが、まだまだ十分でないことは考慮すべきでしょう。
便利なアプリの追加しすぎに注意
Shopifyのデメリットの3つ目は、月額課金制のアプリについて。
Shopify自体も月額課金ですが、アプリ等もほとんどが月額課金。
便利なアプリを追加しすぎるとランニングコストが高くなってしまいますので注意が必要です。
HTMLの知識が必要になる場面も
Shopifyのデメリットの4つ目は、HTMLの知識が必要になる場面もあるということ。
Shopifyは基本的にはHTMLの知識がなくても大丈夫なようになっています。
しかし、ECサイトをより良く、売れやすくするためにはHTMLの知識が必要になる場面も出てきます。売りたい商品の写真を目立たせたい、配置を変えたい、文字の大きさ・色を変えたいなど。
こういった改善改良をするには、やはりHTMLの知識が必要である、ということは知っておいた方がよいでしょう。
ShopifyのECサイト制作事例
ではここからはShopifyのECサイト制作事例について見ていきます。
誰もが知っている海外の企業のECサイトから日本の企業のECサイトまで。
詳しくは、別記事にまとめていますので、代表的なサイトを3つほどご紹介します。
関連記事:Shopifyの導入事例を総まとめ!国内・海外合わせてご紹介!
レッドブル
参照:Red Bull SHOP
みなさんご存知、エナジードリンクで有名なレッドブル。
同社が運営するファッション商品を販売するECサイトはShopifyで作られています。
Shopifyは会社の規模を問わず、世界中の多くの企業で導入されています。
ゴーゴーカレー
参照:ゴーゴーカレー公式通販サイト
日本中に金沢カレーブームを巻き起こしたゴーゴーカレー。
Shopify公式サイトの「成功事例」にも書かれている通り、同社は世界で活躍することを目指しています。
その上で、本ECサイトは重要な役割を担っているのでしょう。
シンプルで商品の購入が行ないやすい。そして、PayPalやGoogle Payといった幅広い支払い方法にも対応しているのはShopifyならではといえます。
A Bathing Ape
参照:bape online.com
日本国内で人気のアパレルブランド「A Bathing Ape」。
同ブランドのECサイトはShopifyで作られています。
同ブランドは海外でも人気が高く、ECサイト上の「Pick a currency(通貨選択)」では日本円、USドル、ユーロなど26種類もの通貨に対応しています。
こんな方はShopify向き!Shopifyが威力を発揮する店舗とは?
ここまで記事をご覧になり「既にShopifyの導入を検討されている方」から
「Shopifyを導入してみようかなと思い始めた方」と様々いらっしゃると思います。
このセクションでは「こんな方はShopify向き」と題しまして
「Shopifyを検討した方が良いのはこんな方だ」というのをお伝えします。
我々は、こんな方がShopify向きだと考えます。
- 越境ECをお考えの方
- 可能な限りコストを抑えたい方
- これからECサイトを作る方
越境ECをお考えの方
先ほどメリットでもご紹介しましたが、Shopifyは、世界175ヶ国以上で利用されており、世界中の決済方法や言語をカバーしています。
日本ではあまり聞きなれないような様々な決済方法にも対応しているため、
越境ECをお考えの方にはオススメできるECサイト作成サービスだといえます。
可能な限りコストを抑えたい方
導入コストについても、メリットのところで触れたように、Shopifyはベーシックプランで29USドル、スタンダードプランで79USドルとなっています。
全世界対応のECサイトが作成できるサービスとしては非常に安価です。(Shopifyの利用料金はこちら)
デメリットでお伝えした、アプリ等の追加に気をつければ月額コストは1万円以下で運用ができるので、可能な限りコストを抑えたいという方にはオススメです。
これからECサイトを作る方
これからECサイトを作る方にはShopifyがオススメできます。
世界シェアNo.1、世界175ヶ国で利用されているという事実もそうですが、これまで見た通りShopifyにはたくさんのメリットがあります。
特に、豊富な決済方法と、グローバルへの対応。
国内の市場だけで考えても、Shopifyはオススメできます。
そしてもちろん海外での販売も考えるということであれば、今からShopifyでのECサイト作成がオススメだといえます。
結論、これからECサイトを作成される方にはShopifyはとてもオススメです。
Shopifyの気になる費用と基本性能は?
それでは、Shopifyの気になるお値段と基本性能について見ていきます。
料金体系
Shopifyの料金体系は下記の通り、ベーシックプランとスタンダードプラン、プレミアムプランの3つがあります。
目的に合わせて選べる料金プランとなっています。
訪問者数や商品登録数に制限はないため、ビジネス拡張にともなう乗り換えの必要はありません。
詳細を知りたい方は、Shopify公式ページの料金表をご覧ください。
基本機能(Shopifyでできること一覧)
Shopifyの全プラン標準の基本性能は下記の通り。
いずれのプランでも、月額費用内でネットショップ運用に必要なすべての機能が使えます。
導入方法
Shopifyの導入方法は簡単です。
下記のShopifyのページで、すぐに簡単にスタートできます。
メールアドレス、パスワードなどの項目を入力した後に遷移するいくつかのページでアンケートや個人情報を打ち込むとすぐに利用できます。(14日間は無料で利用できます)
参照:Shopify公式サイト
Shopify導入を外注したい方へ
最後に、Shopify導入を検討する方へ。
本記事でもお伝えした通りShopifyの導入はご自身でも簡単に行うことができます。
しかし、企業として本格的にECサイトを立ち上げる、または既存のECサイトのリプレイスを自分で行うのは不安ですよね?
「Web幹事」では「Shopifyの制作に精通したHP制作会社」を検索できます。
ここでいくつかの制作会社を紹介したいと思います。
Shopify対応の制作会社を紹介してほしい!という方は
フラッグシップ合同会社
フラッグシップは越境ECとShopifyに特化した開発会社。
国内ではShopify黎明期にも関わらず、既にShopifyに特化した展開を行なっており、日本初のShopify Experts及び日本唯一のShopify Plus Partners(2018年6月段階)と、国内Shopify市場のリーディングカンパニーです。
※Shopify Plusとは:Shopifyの最上位プランで、販売量の多い事業者向けプランです。
このような方にオススメ!
- Shopifyで越境ECを作りたい方
- EC担当がおらず、サイト運用も任せたい方
- 物流と連携させたECサイトを作りたい方
フラッグシップ合同会社の概要
URL | https://flagship.cc/ |
---|---|
会社所在地 | 〒153-0063 東京都目黒区目黒2-11-3 |
実績ページ |
https://experts.shopify.com/flagship |
実績詳細 |
ファッションブランド「各(NA)」ECサイト 日本の生活用品やお菓子を販売する越境EC「Japan Haul」 |
設立年 | 2012年7月4日 |
コマースメディア株式会社
参照:コマースメディア株式会社HP
コマースメディアはECサイトの構築・運営に特化した制作会社。
先ほどご紹介した制作事例の「ゴーゴーカレー」のECサイトを制作したのは同社です。
日本で3番目のShopify公認パートナー「Shopify Experts」にも認定。
同社は国内のECサイト作成サービス全てのノウハウを持つ、経験豊富なメンバーが揃っているため、あらゆる目的な用途に応じて最適なプラットフォームを選定することが可能です。
このような方にオススメ!
- ECサイト全体のコンサルティングをお願いしたい方
- EC担当がおらず、サイト運用も任せたい方
- 物流と連携させたECサイトを作りたい方
コマースメディア株式会社の概要
URL | https://commerce-media.info/ |
---|---|
会社所在地 | 〒110-0008 東京都台東区池之端1丁目1番1号 |
設立年 | 2016年5月 |
実績ページ | https://commerce-media.info/ |
実績詳細 |
「ゴーゴーカレー」公式ショップ 自転車販売の「ゴーゴーサイクリング」 |
まとめ
本記事ではShopifyのメリット・デメリットを中心に徹底解説してきました。
すでに世界シェアNo.1のECサイト作成サービスですが、今後日本でもブレーク必至です。
まだまだこれから検討材料を集める方も、既に本格的にECサイト制作・リプレイスを検討している方もぜひご参考くださいませ。
Shopifyの導入を検討されている方へ
Shopifyの導入を検討されている方は是非、Web幹事にご相談ください。
貴社の要件を、専門のコンサルタントが丁寧にヒアリング。
Shopifyに精通した制作会社をご紹介いたします。
- Shopifyの導入メリットについて教えて欲しい
- 業者の相場について知りたい
など基本的な情報も丁寧にお伝えします。
相談料・紹介料は「完全無料」。お気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人

中村 天大
専門分野: Webマーケティング,SEO
新卒で教育系の上場企業へ入社。その後ベンチャー企業へ転職し、マーケティング責任者を経験。現在フリーで広告運用やライティング、コンサルなど、幅広く活動。
企業在籍時に、ホームページ制作・発注で頭を抱えていたため、Web幹事のビジョンに共感し、ジョイン。